2015/06/18 のログ
ご案内:「商店街」にアリストロメリアさんが現れました。
アリストロメリア > ……ふぅ、期末テストが近いですから少し日々のお勉強で疲れてしまいますわね
(学校から帰宅する途中、紅茶専門店へと足を運べば
ゆっくりと寛ぎながら勉強疲れの自分を癒しながらソファに腰掛ける)

(この紅茶専門店は、こじんまりとしたお店ではあるが
内装が清潔感があり、シンプルに飾られていて
ゆったりと落ち着きやすく居心地の良いお店だった)

アリストロメリア > (紅茶専門店だけあり、いい茶葉を使用しているのだろう
ふわりと店内の中を漂う紅茶と
手作りのスコーンやケーキの甘い香りが誘惑を奏でる

身体も頭脳も疲れた所に、その誘いには抵抗し難く
荷物を席におけば、どんなスコーンやケーキが置いてあるのかを確認しに行く)

アリストロメリア > (本日のスコーンは、プレーン、チョコチップ、ごま、抹茶、クランベリー
本日のケーキは、アップルパイ、シフォンケーキ、ヴィクトリアンケーキ、マンゴータルト
本日の焼き菓子は、クッキー、フィナンシェ)

(紅茶専門店だけあり、お茶受けも紅茶に合いそうなものばかり)
流石にスコーンの種類が豊富ですわね……

アリストロメリア > (今日はどのお菓子を選ぼうか?
先日、八夜衣嬢とのお茶会で抹茶がとても気に入ったので、抹茶のスコーンと
ケーキはヴィクトリアンケーキか、マンゴータルトを選びたい所だけれど
アップルパイも捨てがたい……紅茶を選んでから、今日はケーキを決めようか
等と思いながら席に戻り、メニューを見る)

アリストロメリア > (さて――……紅茶専門店だけあり、紅茶の種類もとりわけ豊富で悩んでしまう
基本的な紅茶の種類
ダージリン、セイロン、アッサム、ディンブラー、アールグレイ、ヌワラエリヤ、ルフナ等に加え
特に人気であろうダージリンはマーガレーツホープやキャッスルトン等の茶園の種類も幾つかある
勿論、良い茶園はその分とってもお高いのだけれど

フレーバーティーも数多く存在し、全ての名前を挙げきらない程
その上、オリジナルのセパレートティー等、お店特有のアレンジもあり
紅茶のカクテルまで置いてあるくらい、幅広い)

アリストロメリア > (普通の紅茶も良いけれど、こういう所でしか飲めないオリジナルアラカルトが今日は気になって
『フルーツティーパンチ』を注文する
分かりやすく言えば、フルーツポンチの紅茶版で
ニルギリのアイスティーに、キウイやパイナップル、林檎等の果物と
ほんの少し香りづけ程度に洋酒が入っている、少し大人っぽい
かつ、夏らしい爽やかな紅茶だった)

アリストロメリア > (ポットでは無く、ワイングラスに注がれ、フルーツが入っている
見た目も可愛らしくお洒落だった)

(先ずは少し、フォークで中の果物を刺して口に運ぶ
ひんやりとして、紅茶漬けにされている果物が舌と
勉強で凝った心を癒してくれる)

アリストロメリア > (少し果物が減り、紅茶も飲みやすくなればグラスを持ち、口へ運ぶ
冷たくフルーツの果汁のミックスされた紅茶は
フレッシュな甘さと酸味が加わり、実に美味しかった)

アリストロメリア > (次に、頼んだ抹茶スコーンが運ばれてくる
今日のジャムは苺だった)

(一つ、スコーンを手に取れば『狼の口』にナイフで切れ込みを入れ
二つに分けてクロテッドクリームとジャムを付けて口に運ぶ
抹茶の緑色の生地ほど、抹茶の苦味は無いけれど
仄かに感じる苦味が甘さを引き立ててくれてとても美味しい)

アリストロメリア > (スコーンと、紅茶をそれぞれ少しづつ楽しんで
一息ついた所で落ち着けば)
……少しだけ勉強して、それから今日は帰りましょう
(と言って、教科書を開いて軽く目を通す)


(お店に迷惑にならない程度に、一度教科書を読んで目を通して
それから残っていたスコーンと紅茶を飲みほし食べ終えると
お店を後にして、女子寮の自室へとまっすぐ帰って行った)

ご案内:「商店街」からアリストロメリアさんが去りました。
ご案内:「商店街」にテネス・アルキメスさんが現れました。
テネス・アルキメス > 別段、朝が苦手と言う訳でもない。
テネス・アルキメスは先ほどまで惰眠を貪っていた。

することもない訳ではないが、それは別に起きていなくてもやれる事でもある。その身は既に人に非ず、常識を超えた手法により睡眠とやるべきことを同時に熟すくらいは可能である。
教員ならば、既に学園へと赴き職員会議やら朝の通達を受けるべきなのだろうがこの幼女の身体をした存在にそれは今別段必要に感じていなかったので寝ていた。

居候をしているこの肉屋は商店街にある【マサカド】と言うこの世界の歴史上の将軍の名前を借りたのだと店主は自慢気に語っていたのが懐かしい。
そんな店主は異邦人街の二号店の支度にでも行っているのかいないし、少女は特に仕入れや肉の選別だとか管理などに特別な目利きが出来る訳ではない。辛うじてこの世界での肉の部位の名称を把握し可愛らしいエプロンをつけて店に立ち、店員をするに至った。

「存外、客商売と言うものも奥が深い」

聞く人が聞けば、眉を顰めかねない台詞であるがアルバイト気分でまだ半年である彼女に客商売の抱える闇は分からない。

テネス・アルキメス > 「余としては、こう気安く下々の者たちに言葉を投げかけられるのも新鮮ではある」

かつて、英雄としていた世界ではどうしても権力者が出張って来てこの店で働いてる時にのように気軽に話しかけられることは稀であった。
流石に朝始まったばかりで客足はないが、肉の鮮度管理の為に八百屋や魚屋とは違い店内には冷房が効いているし、血肉の臭いが篭もらないようにと脱臭用に換気扇なども細々とある。
快適な空間といえる。

他の肉屋がどうなのかは知らないが【マサカド】は、そこまで大きな店ではないが繁盛していると言えた。

テネス・アルキメス > テネス・アルキメスとしても半年近くも客商売として店頭に立つと色々と慣れてくるがこの身の小ささにはやや不便を感じる。
踏み台がなければ顔よりも高いカウンターに会計をする時は回り込み手渡ししたほうが安全で早いだとか。
そんな姿を晒していれば商店街の肉屋に通う人たちに記憶されるのも仕方ないし、そもそもその容姿があまりにも目立つというのが非常に大きなところである。
かつては随分と厳つい二つ名を数々と所有した彼……いや、彼女であるが、今では親しみを込めて「マサカドの住み込み妖精」だとか言われている。

「さて、目標はこれからどうするか……働きながら見守らせていただこうではないか」

一瞬、どこか遠くを眺めてから不敵な笑みを浮かべて店内を暇そうに歩いた。

ご案内:「商店街」からテネス・アルキメスさんが去りました。
ご案内:「商店街」にテリメーラさんが現れました。
テリメーラ > ゆったり日も沈み始めた夕方くらいのこと。
商店街をとぼとぼと歩く少女の姿がある。

結局、買いたかったケータイは買えずじまい。
もう何日経ってるんだろう。
とはいえ、一人で買いに行く勇気もないので仕方なくとぼとぼと一人歩いているのだ。

「ふぁ・・・ふぅ。」
とあくびをしながら。

テリメーラ > お目当てのケータイショップが目の前に現れる。

が、当然の如く通り過ぎてゆく。

彼女の頭の中では
携帯電話=電話=黒電話
と完全な方程式が出来上がってしまっているのだ。

もう、そんな電話なんてそうそう売ってないはずだが、それを探してとぼとぼと歩きまわっているのだ。

(こんなに見つからないなんて聞いてないよ…もう疲れた…)
はぁ、と大きくため息をつく。

テリメーラ > そして次に現れたのは、自販機。

こんなところに突っ立って、何て危ない箱だろう、前々から怪しかったんだコレは。
携帯電話探しにも疲れてきたので、陰からじっと眺めることに。


傍から見ると、自販機をいぶかしそうな顔で電柱の陰から見守る少女。
なんだか悪戯でもしたんじゃないか、とでも疑いたくなる。

テリメーラ > 見続けること数分間。
道行く人は少女にも自販機にも興味は無いようで、忙しそうに通り過ぎていく。

(やっぱりあの箱動いたりしないし、皆何ごとも無いかのように通り過ぎていくぞ…?)
別段、何かをされた訳でもないのに、そこまでそれを疑ってどうするつもりなんだろうか。
自分自身ではそんな疑問を抱くことも無く、じとーっと自販機の観察を続ける。

テリメーラ > ぐぎゅるるる、とお腹が鳴る。

そういえば今日は夕方に起きて何も食べていなかった。
困った顔でお腹をさする。

でも今は自販機の調査中なのに…と、難しい二択を迫られて、一人考え込む。

テリメーラ > (ら、来週中には携帯電話も買って、あの箱の正体も知るぞ!)
何かを決意したような表情でこくこくと頷く。
問題を先延ばしにすることで脳内会議は落ち着いたらしい。


目先の問題が食事に切り替わった。
それにはまず、上空に行かねばならない。
もくもくっと綿雲を作りだすと、それに乗って夕焼け空に飛んで行った。

ご案内:「商店街」からテリメーラさんが去りました。