2015/07/31 のログ
ご案内:「商店街」に四十万 静歌さんが現れました。
四十万 静歌 > ――ちらりと、スマホの時間を見る。
時刻はいまだ約束の時間より速い。
相変わらず時間に間に合わせようとはりきって、
早く来る癖はぬけないらしい。

「――」

とりあえず、後は待てばいいだけかな?
なんて、スマホをしまって、
後ろで手を組んでゆったりと待つ。

ご案内:「商店街」に紅葉 椛さんが現れました。
紅葉 椛 > 約束の時間にはまだ少し早いが、待たせてはいけないと待ち合わせ場所へ。
そこには既に待ち合わせていた相手が立っていた。

「や、早いね。
 待たせちゃったかな?」

右手を挙げて軽くあいさつ。
黄色いパーカーはいつも通りだが、ホットパンツではなくフレアスカートを履いた少女が、そこには立っていた。

四十万 静歌 > 「いえ、全然まってないですよ。」

なんて、にっこり笑って小首をかしげる。

「あ……」

いつもと違って、フレアスカートを見て、

「スカート姿もお綺麗ですね。」

なんて、眼を真っ直ぐ見ていうだろう。

紅葉 椛 > 「そう?
 それならいいんだけど」

常套句なだけに本当に待たせていないのかはわからない。
しかし、待ってないと言うのなら待たせていないと思っておく。

「ほんと?
 嬉しいな。
 恥ずかしくてあんまり履かないんだけどね」

照れくさそうに頭を掻く。
褒められたのが嬉しいのか、少し頬が緩んだ。

四十万 静歌 > 「寧ろ、待ち合わせよりも速いくらいですし。」

なんてくすっと悪戯っぽく笑って、

「それじゃあ、早速いきましょうか。
 良い服見つかるといいんですけどね。」

なんて、いいながら、

「――恥ずかしいなんてもったいないくらい、
 お綺麗で素敵ですよ。」

だから自信持ってくださいといわんばかりに、
ぐっと拳を握って伝えるのである。

紅葉 椛 > 「静歌なら待ち合わせの1時間前に来ててもおかしくないと思ってね」

からかうように、楽しげに笑う。

「そだね、外は暑いから涼みたいし」

などと言うが、汗一つかいていない。
素敵と言われると顔を赤くし、

「そ、そんなこと……あ、ありがと……」

目を逸らして静歌についていく。

四十万 静歌 > 「な、なななななな!
 なんでそれを――」

知っているんですかといおうとして、
口を押さえる。

「そうです、暑いから速く中に。」

少し赤くなりつつ誤魔化すように移動するだろう。
ありがとは聞こえたが、眼を逸らしたのには、
残念ながら気づかなかった。
ともあれ、
少し歩くと、大型の服飾店があり、
女性物の様々な服が売られている。

「ここなら、多分、色々あると思うんですよね。」

なんていいながら、
怖じることなく入店していく――

「あ、どんな服がいいとか、
 考えてたりします?」

紅葉 椛 > 「ほんとに来てたんだ……」

呆れ半分の表情で静歌を見る。
まさか本当に来ていたとは思わなかった。

少し歩いた先の大型服飾店。
冷房が十分に効いていて心地いい。
服もたくさんあるようで、ここならば困ることはなさそうだ。

「どんな服がいいか……
 特に決めてないかな」

図書館で借りたファッション誌を読んだりもしたが、どのようなものがいいのかはいまいちわからなかった。
店で決めればいいか、という安易な発想でついてきたのである。

四十万 静歌 > 「うう、待ち合わせに遅れちゃいけないって思うと、
 自然と足が……」

なんて、顔をみずに、照れくさそうに頭をかいて答える。
正面をみたら、真っ赤になってたりするが、
些細な話である。

「ともあれですね。
 決まってないなら、
 どんな服がいいかお互い見て、
 色々着ながら決める感じでどうでしょう?
 ――なるべく安めのものがいいでしょうか。」

なんて、んー……と、顎にひとさし指をあてて考える

紅葉 椛 > 「だからって1時間前は……15分前とかでよかったんじゃない?」

予想以上に生真面目な少女をじっと見つめる。
顔を赤くしている様子が可愛らしい。

「うーん、そんな感じがよさそうだね。
 予算はそれなりに準備してるから気にしないで大丈夫」

食費や娯楽の費用を削って捻出した諭吉10人。
これだけあれば服はなんとかなる……はずだ。

四十万 静歌 > 「そうですね。次は30分前くらいにしておきます。」

なんてぐっと気合をいれつつ、

「そうですか。
 では、色々選んで、
 その中で良さそうなのから予算内で選ぶ形ですね。
 分かりました。」

どれにしようかな、
なんて悩みつつ、
早速手にとって見て、
2,3着ほどを確保するだろう。

紅葉 椛 > 「さ、30分って……よくそんなに待てるね……」

呆れ半分、感心半分でそう零す。

「うん、そうなるね。
 適当な服探して来なくちゃ」

静歌から少し離れ、服を探す。
よさげな服を数着確保し、静歌の許へ。

四十万 静歌 > 「これも、これも、いいですよね。」

なんて、気がついたら結構な量になっているかもしれない。
戻ってきたら、にっこり笑って、

「あ、良い服ありました?
 早速着て見て下さい。」

なんていいながら、
まずは、と最初の一着を差し出すだろう。

ネイビーブルーのドットシフォンフリルブラウスに、
白いふんわりとしたスカートを。

「着こなしが楽しみですね」

なんて、受け取ったら両手あわせて右頬にあて右に身体を傾けながら微笑んで

紅葉 椛 > 「結構持ってるね……」

静歌も年頃の女の子だからか、服を選ぶのが好きなのかもしれない。
そんなことを思いながら持っていた服をカゴの中へ。

「それなりによさげなのは?
 あ、ありがと。早速着てくるよ」

そう言って受け取り、試着室へと。

数分後、試着室から声が聞こえてくる。

「えっと、これでいいのかな……」

そう言って、試着室のカーテンを開く。
恥ずかしそうにもじもじとした少女がそこに立っていた。
瑞々しい肢体。
服から伸びた手足は、健康的な色気を醸し出していた。

四十万 静歌 > 「あはは、なんていうか、思わず。」

なんて、少し照れて頬をかき、
にっこりと着替えを待つ。
出てきた姿は、やっぱり素敵なプロポーションと、
素敵に可愛らしく着こなす姿。

――やっぱり引き締まった身体の人は綺麗ですね、
なんて思いながら……
サムズアップして満面の笑顔で私はこう答えるべきだろう。

「凄く素敵ですよ!良く似合ってます。
 着てもらえてよかったな、なんて」

と。

紅葉 椛 > 素敵と言われ、頬を染める。
背が高くなければ似合わないだろうと思っていたため、褒められたことがとても嬉しい。

「えと、恥ずかしいけど嬉しいよ。
 ありがとね。
 他には何があるかな? 次は私が選んだのを着た方がいい?」

恥ずかしさを誤魔化すため、そんな提案。

四十万 静歌 > 「そうですね。私のばっかりでもつまらないですし――」

なんて考えて、

「是非椛さんの選んだ服がみたいです!」

なんて
きらきらした眼で真っ直ぐ見つめながらいうだろう。
凄く楽しみにしてる顔だこれぇ!

紅葉 椛 > 「うーん、お洒落じゃないけど許してね……」

そう言って再び試着室のカーテンを閉める。
自分が選んだのはスキニージーンズに白いシャツ、それに薄手のカーディガンだ。
ゆっくりと先程まで着ていた服を脱ぎ、丁寧に畳む。
すぐに選んでいた服を着て、カーテンを開けた。

「えっと、こんな感じ?」

露出が少なく、先程とは違った雰囲気の少女が現れる。
今度は堂々と立っているが、少し不安そうだ。

四十万 静歌 > 「大丈夫です、かっこいいですよ。」

なんてウィンクしつつ――

「でも、やっぱり、
 少しスタイリッシュな感じが椛さん好きなんですね。」

なんて少し考え込むようにいって――
そうですね。と一つ頷いて。

「ちょっとこんな服なんてどうでしょう?」

なんて、差し出したのはレザーのジャケットに、黒のスカートだ。

「きっと凄くカッコいいと思うんですよ」

なんて微笑んでいいつつ。

紅葉 椛 > 「そうかな? ありがと」

嬉しそうににこりと微笑む。

「好きというか恥ずかしくないし動きやすいし、かなぁ」

スカートは慣れていないため、少し動きにくい。
慣れればそうでもないのかもしれないが。

「うん、早速着てくるね」

また、試着室へ。
黒のジャケットを見て、夏には暑くないかなぁと小さく漏らす。
しかし、折角選んでもらったものだ。
文句を言ってはいけない。

試着が終わり、静歌に姿を見せる。
上下が黒く、それだけでは暗い印象になるかもしれないが、露になっている足とのコントラストでそれが映える。

四十万 静歌 > 「確かに動きやすさ重視なら、
 スカートは中々難しいかもしれませんね。」

なるほどなぁ、なんて、頷きつつ、
着替えて出てくると。拍手をして。

「おおおおおお……!
 流石、カッコいい……!」

なんて、自分では着こせないなと思いつつも、
それがなにやら嬉しい。

「流石に夏向けではないですけど、
 これから秋になって、冬になっていきますし、
 今のうちにというのも手だと思います。」

なんて笑っていうだろう。
そう。夏も後一月。
過ぎれば秋が来るのである。

紅葉 椛 > 「猫探しとかする時は困りそうだしね。
 その時はいつもの服を着ればいいだけなんだけど」

一番大きな理由である恥ずかしいという部分は、動きやすさというもっともらしい理由で誤魔化せたようだ。

「そうかな? 動き回るにはダメそうだけど冬ならいいかも。
 あと一月もしたら秋だもんね。
 時が経つのは早いなぁ」

心からの一言。
仕事や遊びで充実していたからか、今年は特に早く感じる。
この調子でこの学校を卒業するのだろうか。

「じゃあ次は私の番だね。
 えっと……」

ちらとカゴを見る。
自ら選んだ服のもう片方は、少し恥ずかしい。
やはりやめておこうかな、と今更ながら逡巡する。

四十万 静歌 > 「まぁ、オンオフで服を切り替えるとかもいいかもしれませんよ。
 ええ。仕事の時はやっぱり動きやすい服のほうがいいと思います。」

それで怪我する事もあるかもしれませんし、
なんて心配の気持ちも込めて。

「夏だからといって、
 涼しい服ばかりかったら、
 いざ秋や冬になってくると大変ですからね。
 少しぱかっておくと便利です。」

なんてひとさし指を立ててウィンク。

「――心配しないでも大丈夫ですよ?」

そして、逡巡する様子をみて、
折角だからどんな服でも着てみないと、
なんて、微笑みかけるだろう。

紅葉 椛 > 「うーん、そうだよね。
 プライベートは別物だからスカートもいい、のかな……」

しかしスカートはなんとなく恥ずかしい。
今日着てくるのだって少し恥ずかしかった。

「備えあれば憂いなし、だしね。
 考えておかなきゃ。」

毎年ホットパンツで寒い思いをしていたのだから今年こそは。
そんな小さな決心。

「う、うーん、とりあえず着てみるね」

不安そうにカーテンを閉める。
試着室の中で、衣擦れの音がする。

数分後、試着室から声をかける。

「やっぱりこれはちょっと恥ずかしいかも……
 マネキンが着てるのは可愛いと思ったんだけど……」

四十万 静歌 > 「慣れたら大丈夫ですよ。」

私もスカートですし?
なんて。

「椛さんは十分素敵な女の子ですから、
 皆だってカッコいいとか可愛いとか思って、
 見られるくらいだと思いますよ。
 備えあれば憂いなしってほんと良い言葉ですよね。」

と笑って、
恥ずかしいといわれると――

「それじゃ、私がそちらにいきますね。」

なんて、試着室の中に入ろうとするだろう。
女の子同士なんだし問題ないって奴である。
そういえば、先輩づけがさんになっているが。
可愛いから仕方ないのだと思います。

紅葉 椛 > 「慣れられるように頑張ろ……」

何を頑張るのかはわからないが、頑張るのだろう。

「そんなことはないと思うけど……
 もしそうなら恥ずかしいけど少しだけ嬉しいな。
 うん、ほんとに。何にでも備えておかないとね」

常に備えているナイフを思い出してそう言う。
そちらに行くと言われると、慌てたように

「え、ちょ、本気? え?」

焦ったようにそう言うが、止めようとはしない。
恥ずかしさで止めるという思考ができていない。

試着室へ入ると、そこには今までの服装とは全く違った服装の椛が恥ずかしそうに立っている。
腰部がコルセット状になっているハイウェストのスカートに、白いフリルをあしらったブラウス。
その上に、薄い赤のカーディガンを羽織っている。
カーディガンで少しは隠されているが、スカートによって、決して小さくはない胸が強調されていた。

四十万 静歌 > 「そんな事ありますよ。
 そして、本気ですけど。」

なんて、いいながら、試着室に入って
ほうとため息をもらす。
女性らしい体躯が強調されて、
実に女性らしい装いの彼女がそこにいた。

それでいて本来もつ洗練されたスタイリッシュさを失わず、

まさしくカッコいい女性というのを強調している気がする。

「ふわぁ……
 素敵です……!」

なんて、ちょっと赤くなっていうだろう。

「とっても、素敵に着こなしてると思いますよ。
 恥ずかしいだなんてもったいない。」

なんて、右手を口元にあててにっこり微笑む

紅葉 椛 > 「いや、でも、恥ずかしい……」

恥ずかしさを誤魔化すかのように、自らの髪を弄る。
静歌の顔を見る余裕もなく、少し赤くなっていることには気付けない。

「うーん、それにしてもどれ買おうかな……
 どれも恥ずかしかったりで……」

その場で少し考え込む。
今の自分の格好を思考の外へ追い出して。

四十万 静歌 > 「じゃあ、その服は私からのプレゼントにしましょう。」

なんて、にっこり笑顔で恐ろしい宣告をする。

「恥ずかしいくらいの服のほうが、
 いっそいいと思いますけどね。
 女の子らしい服を買いにきたんですし?」

なんていいながら、眼を覗き込んで微笑みかけるだろう

紅葉 椛 > 「えっ……あ、いや、それは悪いから自分で買うよ」

まさかの宣言に驚き、爆弾発言をした気がする。

「それもそうだけど……
 一応目的には合ってるし……」

覗きこまれると、顔を赤くしてふいと目を逸らした。

四十万 静歌 > 「?」

にっこり微笑んで、

「それなら良いんですけどね。」

なんていって、小首をかしげて考えて。

「だとすると、あの服はハードルが高すぎましたでしょうか。」

などとぽつり、と。

紅葉 椛 > 「うん、いいんだよ、多分。
 ……いいんだよね?」

自信はないが、いいんだろう。
多分、きっと、恐らく。

「あの服、っていうと?」

どの服のことだろうと、首をかしげる。

四十万 静歌 > 「ええと、ちょっとまってくださいね。」

そういって外に出て一着の服をもって戻ってくる。

「これですけど。」

恐らく。有名な服だろう。
黒と赤の交じり合ったドレス。

一言で言うとゴスロリ。
ゴシックロリータドレスである。

紅葉 椛 > 「ご、ゴスロリ……」

表情が固まる。
これを着る未来があったと思うと少し冷や汗が出る。
流石にこれは恥ずかしすぎる。

「これも選んでたんだ……」

四十万 静歌 > 「選んでましたとも。」

だって、

「これはこれで良く似合いそうですし?」

と、自信をもってひとさし指を立てていうだろう

紅葉 椛 > 「う、うーん……難易度高いかな……」

赤と黒のゴスロリ衣装。
可愛いとは思うのだが、今の服よりも恥ずかしい。
両手を振って流石に、と拒否の意を示す。

「もっとこういう服に慣れたら買うかもしれないけど」

そう、小さく呟いた。

四十万 静歌 > 「そうですね。
 また、もう少しいろんなスカートの服をきて、
 なれてきたらまた考える形がいいと思います。」

なんて、笑って受け取り丁寧に戻すだろう。
だが、出て行くときに。

「まぁ、折角ですし、
 次の仕事まではその服でなんてどうでしょうか」

などといいつつ

紅葉 椛 > 「うん、色んな服を着て慣れてからね」

助かった。
顔には出さないが、心底ホッとしていた。
将来あんな服を着たくなる可能性がないとは言わないが、今は遠慮したい。

「う、うーん……折角だから、そうしようかな……」

された提案をそのまま受ける。
ゴスロリよりは……と考えているようだ。

「あ、そういえば水着持ってないから買わなきゃだった。
 適当なの後で選ばなきゃ」

四十万 静歌 > 「それなら、水着も一緒にかいにいきますか?」

なんて試着室の外から。

「水着は流石にこちらにはありませんけど、
 その服になれるには丁度良い遠出だと思いますし?」

なんていうだろう。

「――どんな水着にするかちょっと楽しみですね」

などと微笑んでいる

紅葉 椛 > 「流石にそこまでしてもらうのは悪いと思うんだけど……
 お願いしてもいいならお願いしようかな」

着替えて元の服で試着室から出る。
カゴから買わない服を取り出し、元の場所へ。

「適当でいいよ?
 そんなに海に行くわけじゃないだろうし」

そう言った後、レジへと向かった。

四十万 静歌 > 「駄目ですよ。
 私も最初はそう思ってたんですけど、
 本当に水着にも色々ありますから――」

レジへとついていきながら。

「――やっぱり素敵なの選びたいじゃないですか。
 なんて、私も水着を選んでもらった時に、
 思ったのですよ」

なんて、にこにこと告げるだろう。

紅葉 椛 > 「うーん。それならお言葉に甘えちゃおうかな。
 折角の好意なんだし」

ここまでしてもらったなら何かお返しをしなければ。
そんなことを考えながら会計を済ませる。
予想以上の値段だったが、予算は十分足りた。
店員に許可を得て、試着室で今買った服に着替える。

四十万 静歌 > やった、とにっこり笑って、
両手をあわせてぴょんととんで。

「――こうして一緒に買い物するってやっぱり楽しいです。」

なんて、着替えた椛さんの手を両手で優しくつつむように握ろうとしつつ、
眼を覗き込もうとするだろう。

紅葉 椛 > 水着はどんなのがあるんだろうなと考えつつ、

「ほんと、楽しいね。
 買い物する時は誰かを誘ってみようかな」

手を握られると、優しく握り返し、目を見つめ返す。
柔和な笑みを浮かべ、静歌の手に自らのもう片方の手を重ねた。

四十万 静歌 > 「ええ、それがいいと思いますよ。
 私でよかったらいつでも付き合いますしね。」

なんて小首をかしげて微笑む。

「――」

そして、両手を重ねられると、
なんとなく、ほんわかした気持ちになって、
少し頬が赤らむかもしれない。

紅葉 椛 > 「それならたまには連絡するよ。
 静歌もいつでも私を呼んでね」

嬉しそうに微笑む。
そして、悪戯っぽい表情を浮かべ、

「そういえばデートなんだし、手を繋いで次のお店まで行こっか」

そんなことを言う。
頬が赤らんでいるのを見て思い出した。
デートだと言っていたことを。

四十万 静歌 > 「はい。もちろんです。」

なんて、力強く頷いて、

「ふぁっ!?」

デートといわれて真っ赤になって視線を外し俯いて、
もじもじしながら――

「い、いいですよ……
 繋いでいきましょう。」

と恥ずかしそうに少し小さな声でいうだろう。

紅葉 椛 > 「なら、次は静歌の買い物を楽しみに待ってようかな」

服を選ぶのならば絶対にゴスロリに準ずる何かを選んでやる。
そう、心に強く刻み込んだ。

「うん、デートなんだし。
 それじゃ、行こっか」

手を繋ぎ、次の店へ。
やっぱりこうしてからかうのは楽しいな。
そんなことを考えながら歩いて行った。

四十万 静歌 > 「うう、何か嫌な予感がしますけども――」

でも、今は今を楽しむべきだ、と、
真っ赤になったままにっこり笑って。

「はい、行きましょう!」

と、椛について歩いていくだろう。

ご案内:「商店街」から紅葉 椛さんが去りました。
ご案内:「商店街」から四十万 静歌さんが去りました。
ご案内:「商店街」におこんさんが現れました。
おこん > しかしあっついのう… 水着で正解じゃなー。 こんな気温じゃと、マトモに授業もできんでのう。
(ぶらぶら。手にはアイススムージーを握りしめて、商店街をうろつく。 部屋の冷房が故障して、
 しょうがないからお外に出ては見たものの、別段外が涼しいわけではない。暑い。
 ビーチサンダルに水着という格好で商店街を歩いていると、世間的には
 「プールが待ちきれなくなった子供」みたいな感じのようだけれど、これでも教師なのだ。)

ご案内:「商店街」に周防 まなつさんが現れました。
周防 まなつ > 赤色おかっぱの少女……着ているのは学生服。ぐったりした感じでとぼとぼと商店街を歩きながら、きょろりと辺りを見回している。

「ううー… あっついなぁ…。 ヘンに汗かいてべとついちゃう前に何か冷たいものでも……」

買っちゃおうか、それともどこか冷房の効いたお店にでもお邪魔してみようか。
そんな風にぼんやり思っていたら……目の前。
商店街を歩いているのは、ちっちゃな……

「……水着っ!?」

びくっ、と思わず高い声を出してしまう。そういうのってアリだったんだ…!とか思いながら。

おこん > おう。 水着じゃぞー。 夏のがーるず着こなし…なんとか…かんとか…じゃぞ。
(自称数千歳の脳みそは熱でダメージを受けており、なんかテレビで言っていた、
 かっこよさげにファッションをアピールする文句を思い出せなかった。
 アイススムージーのパッケージを握りしめて口に注ぎ込む。
 アルコールがあまり強くないが、冷たくておいしい。 つめたいし。)

だいたい、なんでみんな水着着ないんじゃろうな。 ワシは常々不思議じゃ。
この格好なら、プールを見つけ次第すぐに飛び込むこともできようにのう。
(どういうことなんじゃろうな、と唸りながら、スムージーを握る。飲む。)

周防 まなつ > 「が、ガールズ……? そ、そうなんですかー。それなら仕方ないです…ねー?」

微妙に狼狽えながら頷く。そう、ドン引きではない。
何故ならば目の前の少女はとても可愛らしいからだ。それは水着になることで余計増幅されている。
よくわからないけど可愛いからいいかな……と思わせられるのは実際ズルい。自分では真似はできないけれど……

「ずっと水着だと泳いだあとべとついてめんどくさいからじゃないですかねー……と。
 ……暑いです?」

すっ、と。ちょうど鞄の中に入ってた下敷きを取り出して、ぱたぱたと扇いであげてみる。
こっちだって汗だくになりそうなくらい暑いけれど。それでもそうさせたくなる魅力があった。ズルい。

おこん > そうじゃぞー。 よいかー、ふぁっしょんは我慢なんじゃぞ。暑さも我慢じゃぞ。
ということはファッションは暑さということなんじゃよ……仕方ないじゃろー。
(狐耳がぴくぴくとよく動くのは、彼女の声に注目しているからではない。
 少しでも動かして、頭に風に送ろうとしているのだ。 徒労だが。)

暑いのう。 ワシは暑いのはダメじゃ。比較的冷たいほうが好きじゃ…おー、
これは涼しい涼しい……極楽じゃなー。 お主が生徒じゃったら、
これだけで単位を上げても良いぐらいじゃのう。
(下敷きで仰いでもらうと、あっというまに表情が緩む。
 でれーっと腑抜けた表情で満足気にして、ぬるくもありがたい風を堪能する。)

周防 まなつ > 「うんうん、これくらいで良ければいつだってしてあげますよー……
 ……単位っ!?」

のほほんと扇いでいた手がぴたりと止まる。…こ、この人、先生だったの!?とか。
そんな驚きとか葛藤とかが頭のなかで綯い交ぜになる。
単位。そこまで困っているわけでもないけれど…

「あ、あの、私、最近こっちにやってきたので! だから、その……
 もしかしたら私、あなたの生徒になるかもしれないので!」

ぱたぱたぱたっ!と扇ぎながら主張してみる。振っているのは下敷きか尻尾か。
……扇いでいるうちに自分の方の額にも汗が滲んできていて。あ、暑い……。

おこん > うむー、しかし単位は言い過ぎじゃなー。 真面目にやっとるやつらにさすがに申し訳ないでのう。
仰いでもらってサヨウナラというのもなんじゃし、ちょっと待っておれ。
(ふらふらと離れる。とりあえず近く自販機で冷たいお茶を買ってきて、
 彼女に手渡した。)

あおいでくれたお礼じゃ。 さて、ワシの授業についてじゃがのう。
こみゅにけーしょん学じゃ。 この世界に大きな”変革”が起こってから、
色々な存在が姿を表すようになった。 神仏、悪魔、しゃべる獣に異世界人、
機械生命体に未来人に宇宙生命体… そやつらと適切に関わるための方法を、
ワシは教えておる。 人間とは異なる存在との触れ合い方、じゃな。
かくいうワシも化け狐よ。 人ならざるものは、基本的に人間とは
歳の取り方が違うでな。
(狐耳と尻尾を指さしてアピール。 外見的に幼いのも人間じゃないせいだ、と示して。)

周防 まなつ > 「えーっ、単位ダメですか!? そんなぁ……」

がっくりと肩を落とす……けれど。冷たいお茶は素直に嬉しい。
手渡された瞬間、ひゃっ、と小さく冷たさに声を漏らしてしまうけれど。
汗だくになってしまう前に軽く一口。……うん、美味しい。
思わず、「はぁー……」っと幸せそうな表情で溜息をついてしまうくらい。

「コミュニケーション……なるほど。それだったら、学ぶ機会くらいはありそうですねー。
 覚えておきます。それなりに大事な科目のようですし……」

それにこの人の授業ならなんとなく緩そうだ。そんな気がする。
心のなかに刻みこみながら…… しかしそれを聞くと気になるところ。

「……実際のところ、何歳くらいなのか……とかは。聞いたらダメなポイントだったりします?」

膝を軽く曲げて、視点の高さを合わせながら。ちょっと子供に対する会話みたい。

おこん > ワシに風当てて単位もらえるなら、今頃ワシは全方位から突風を浴びた挙句、
かまいたちでズタズタに成っとるじゃろうからなー。
(なしなし、って冷静に答えたりしたい。 彼女の言葉にウム、と頷いた。)

丁度夏休みの前じゃからな。 夏期講習としてこみゅにけーしょん学を取れば、
次の学期には十分に間に合うじゃろう。 大事も大事じゃ…と、ワシは考えておる。
んん、ワシの年齢かー? そうじゃなー、聞いておぬしが信じるかどうかは別として…
数千歳をとうに超えておる。 はてさて、今のワシの言葉は真かの、それとも偽かのう。
(目を細め、イタズラっぽい表情で彼女に問いかける。 目の前でくるんと回ると、
 毛並みのいい9本の尻尾が露わになって。)

周防 まなつ > 「す、すうせん……!?」

そんなに ってお口を丸く開いちゃって。それからじーっと考える。
数千歳も生きていたらもうちょっと……威厳のある感じになりそうなものだけど……と。
首を傾げて目の前の外見子供を、じぃ。……あ、尻尾。

「……つまり、長生きしているから我慢強いとか。」

威厳度チェック。ひょいっと手を伸ばして、その尻尾の先っぽ辺りを触ろうとしてみる。
撫でるような感じで…… 握る勇気はまだ無かったり。

おこん > そうじゃぞー。 ふむ、おぬしはワシのいうことを信じた……信じとる?
(すごい考えこむ彼女を見て、ちょっぴり不安になる。
 一瞬信じるような素振りを見せたけれど、これは絶対疑念を持ってるときの顔だ。)

おう、長生きしとるからのう、そりゃあ我慢にも強く……んっ…!
我慢強くなってっ、おるということじゃな。
(尻尾をなでられると、一瞬声が詰まる。 それでも必死に耐えて、
 なんかできる系女子オーラを醸し出そうとして。)

周防 まなつ > 「信じてますよー? そりゃあもう、ノストラダムスの大予言並に信じてます」

にこにこと笑いながら、尻尾の先を撫で付けて。……あ、今声が出た。
どうやら思いっきり敏感な箇所らしい。
つまり、念入りに触ればもっと愉快なことになりそうだ……けど。
流石にそれは、まずい。ここ屋外だからとかそういうの抜きでもまずい。
適当なところで手を引っ込めて……

「……というわけで、了解しました。
 私も先生のように長生きできればいいんですけどー……」

くすくすと笑いながら……そうだ、と指を立てる。そう、これも単純な好奇心。
にっこりと笑って、メモを片手に……

「……そんな長生きしている先生が好きなモノを食べたら、私も長生きできるかもしれませんし。
 どんなものが好きか、ちょこっと教えてみて貰えません?」

近くで簡単に手に入るものなら奢りますから!って、小さく付け加えつつ。

おこん > し、信用度低い……! う、嘘じゃないんじゃぞ、ワシはちゃんと数千歳で…
そういう設定じゃなくて…ほんとで…ほんとなんじゃよ…
(どんどんと弱々しくなっていく。 本当の自分はただのフォックスな幼女なのではないか。
 数千歳というのも自分で思い込んでいるだけなのでは?
 本当はどこかの先生の姪っ子なのでは?
 アイデンティティが、まるで真夏の氷のようにでろりと溶けかかる。
 彼女の手が尻尾から離れると、はっと我に返った。)

う、うむ。 まあ人である以上、長生きは楽なことではない。
簡単なのは人を止めてしまうことじゃな。 好きな食べ物か…
ふーむ、そうじゃのう。
(彼女の言葉に考え込む。色々好きなものは多いのだけれど、
 彼女が手に入れやすいもので、今欲しいものといえば…)

あいすかふぇらてがよい! アレはうまい。 こんびにでワシはよく買うのじゃ。
(ここ数年というか極めて近年なものだけれど、今欲しいもの、好きなものといえば、
 これだ。 何しろコンビニは涼しいし、冷たい飲み物も飲めるとあれば行かない理由もない。)

周防 まなつ > 「あはは、大丈夫大丈夫、信じてますからねー……?
 ……って、アイスカフェラテ!? マジですか!?」

威厳。数千歳の人外の威厳。頭の中に浮かべることがどんどん出来なくなってくる。
人外の狐とかなら油揚げとかなのかな……とか予想しているところへのアイスカフェラテ。
長生きの秘訣にはなりそうもないなあ……なんて、苦笑いしつつ。

「……じゃあ、行きます? それくらいだったら、ちゃんと奢ります。
 あと…… 授業の時には、よろしくおねがいしますね?」

ぺこり、と頭を下げて。そっと手を伸ばして……一緒に行きましょうの合図。

おこん > おう、あいすかふぇらてじゃぞ。 マジじゃぞ。
おぬしも飲むとよいぞ。健康になれるからのう。
(適当?なのか本気なのかわからないけれど、ぽんぽんと彼女に触れながら語る。
 授業の際に、と言われるとにやりと笑って。)
さあ、どうかのう。 よろしくしてやらぬこともないぞ、きちんと授業を受けたらな。
(小さな手を彼女の手に重ねて、一緒にコンビニに向かうのでした。)

ご案内:「商店街」から周防 まなつさんが去りました。
ご案内:「商店街」からおこんさんが去りました。