2015/09/06 のログ
■椚 真 > 良くも悪くも目立たないタイプである事は違いないが、幾ら目立たないと言っても授業を受ける生徒の事はそれなりに把握しており
目を掛けている模様。発言も態度も私生活もだらしないが授業だけは、それなりに真面目なのである。飽くまでそれなりだが。
「一言で言うと面倒くさい!
買い物って言う選択肢自体が普段の生活の中から抜けてんだろうな。」
彼女の言う事が正論であり何一つとして否定する要素は無いのである。
半ば開き直ったかのようにドヤ顔で言い切っては異論は受け付けませんと言った態度です。
「そうそう、若いんだしまだまだこれからってこった。
若いモンが、辛気臭い顔ばっかしてたら駄目って事だ。
嗚呼、因みにお悩み相談室は、お茶に付き合ってくれりゃ何時でも開催すっからヨロシク。」
なんてそんな軽口と共にウインクを一つ。
割と誰にでも言っていますが未だに引っかかった事はありません。人生常に空回りであります。
■綾瀬音音 > (因みに授業態度は至極真面目かつ成績もそこそこ良い。
普通にしていれば目立つこともない、極々普通の生徒なのだ。
とは言え、この教師がどこまで生徒に目をかけているか、なんて知る由もなく。
ただ、授業は結構面白く受けている)
わ、椚先生らしい発言……!
何か買い物って言ってもちょっとコンビニで適当に、って感じなんです?
(一体この少女はどういう目でこの教師を見ているのか。
ついでに自分の想像を付け加えつつ)
…………。
解ってますよ。
学生生活なんてあっという間ですしね。
あはははは……先生生徒をナンパしてるって噂本当だったんですね
(ひとつ頷くけば出てくるのは軽口の口調。
然しながら、お悩み相談室には余計な言葉がくっついた。
外に出れば女の子を引っ掛けてるのは、噂程度に聞いたことがあった。
ちょっとばかり呆れたのを誤魔化すような、そんな笑い方)
■椚 真 > そう、彼女は本当に普通なのである。
様々な人種、クセの強い学生に囲まれた中での学校生活。
案外、彼女のような普通と言う文字を絵に描いたかのような生徒の方が目立つのかもしれない。
大体、何かしら派手な事をするのは決まってこういう普通の生徒なのだし、とは流石に口にせずに苦笑いを浮かべるけれども。
「イエス!普段はまさにそれだな。
授業、ナンパ、睡眠…それ以外の事は大体面倒くさいからなァ。」
見事なまでに言い当てられてるにも関わらず何一つ言い返さずに
それどころかしっかりサムズアップして何処か誇らしげに返す始末。
少女の想像は、ほぼ的を得ているとしか思えないリアクションである。
「長いようで、あっという間だからな。出来れば楽しんで欲しいと思う訳。
そりゃもう。将来有望な生徒は今の内からツバつけとかないとな?
一つ言っとくけど、おさわりはしないからな、飽くまで愛でるだけよ。」
呆れられるのも美味しいと言った感じの全肯定。
誤解は六回や七回所の回数ではないので、これ以上増やされても困るので一応レベルのフォローは入れているが
その内容は自分で自分の首を絞めている事には気付いていないのか暢気な笑みを零すばかりである。
■綾瀬音音 > (当の本人は目立つかもしれない、なんて事は微塵にも思っていない。
極々当たり前に学校に行き、極々当たり前に授業を受け、極々当たり前に日常を謳歌する――それが基本的なこの少女のスタンスだ。
少なくとも、本人はそう思っている。
色々あったのは事実だが、その考えにゆるぎは殆ど無い)
先生、先生、それってえばれることじゃないですよ。
いやまあ……お仕事面倒だって言うよりは良いのかなぁ……
(思わず控えめに突っ込みながら。
授業はともかく他の2つはどうなのか。
授業が面倒じゃないのがせめてもの救いなのかもしれない)
ここの学生生活半分近く過ぎましたけれど、あっという間ですよー、本当に。
…………………。
そんな事言ってると、本命が出来た時に苦労しますよ?
(一つ、長い沈黙を落としてから。
然しながらそんなことばかりしたり言ったりしていると、本命が出来た時は軽口で流されてやしまわないかと、おせっかいな台詞。
まあ、それもきっとこの教師の味なのだろうけれど)
■椚 真 > こう言ったタイプが何かあった時に抱え込みやすいと言うのは長くはないけれども短くもない教師生活から学んだ教訓である。
だから余計に目が離せないのだろう。今の所は特に問題もなさそうなので表情から安堵を滲ませて。
「いやほら…仕事は真面目にやっとかないと死活問題じゃん?
それに、何つーのかね…人の面倒見るのは多分嫌いじゃないんだろうな。」
一応、教師で食い繋いでいるのでそこで手を抜いてしまうと色々と問題があるらしく軽く顔を顰める駄目教師。
授業を受けない生徒には真面目に授業をやってるのかどうかすら疑われるが、授業だけはそれなりに真面目にやっている模様。
「そうやって直ぐに大人になって、あっちゅーまにこっちの仲間入りなんだからな…精々エンジョイするがいいわ。。。
本命?ハハッ、好きになっても好かれないのは分かってるから気にしたら負け!」
積極的に女性を口説く割には酷く後ろ向きだった。誰も本気になんてなってくれないと断言するかのようなドヤ顔である。
自分で言ってて虚しくなったのか視線は明後日の方向である。
それでも溜息混じりに視線を戻して苦笑いを浮かべて。
「さてっと、あんま立ち話ばっかもなんだし、そろそろ行くかねェ。
綾瀬はどうする?途中まで一緒にするか?ついでにお茶でも先生は一向に構わんぞ!」
最後の言葉は大分強調気味に伝えた。
買い物袋を持ち直せば首を傾げて其方を伺い…勿論、断られるとタカを括っている顔である。
■綾瀬音音 > (安堵の表情にちょっとだけ不思議そうな顔をしてから、結局曖昧に笑った。
自分がどう見られているか、は余り把握できていない)
まあそうですけれど。
生徒的にも真面目に授業してもらえるほうがやりがいもありますしね。
……、そうだったんですか
(流石に意外、と言いかけた言葉は飲み込んで。
それでも目をぱちくりとさせながら教師の顔を見た。
見えたのはちょっとしたしかめっ面だったので、こちらは不謹慎にも笑ってしまった)
どうせ大人になるなら素敵な大人になりたいですよねー。
ついでに言うと、大人の人が、大人って楽しいよ、って見本見せてくれればいうことないんですけれど。
…………。先生……
(ドヤ顔が悲しい。
悲しすぎる。
思わず涙が出そうになった気がしたので、意味もなく目元を拭って。
顔立ちは悪くないのになぁ、なんて思うけれど、口にはせずに)
結構いい時間ですしね。
あはははは……お茶は遠慮しますけど、じゃあ途中まで。
そう思えば先生って寮なんですか?
(強調されたお茶はするっと想像通り流して。
然しながら途中まで、には頷いて歩き出そう。
完全に雑談の姿勢になりながら、教師を見上げて帰るのだろう)
■椚 真 > 彼女だけを特別視と言う訳ではなく、案外誰にでもこんな感じなのであるこの教師。
お互い見てないようで案外見ている。そんなお話。
「まっ、俺の授業はあんま難しく考えなくても大丈夫だしな。
それに生徒に教えて貰う事も多い。人生幾つになっても勉強、だな。」
笑われた事に対しては多少不満そうに唇を尖らせて子供っぽい仕草を浮かべた。
教え方、接し方、生徒の発するサイン。まだまだ学ぶべき事は沢山あるのだと、神妙な面持ちでウンウンと頷く教師。
「大人が楽しい、かぁ…まぁ楽しいんじゃね?
普段そういう事考えないから強くは言えないけど、楽しいって思えるって事は楽しいんだと思うぞ、それなりに。」
それ以上は何も言うなと言った感じに流してしまいました。
虚ろな視線は大分病んでいましたけれども、見本との言葉には思わず思案顔。
出て来た答えは見本とは言えなくて少しばかり申し訳なさそうだったけれども。
「デスヨネー。デッスヨネー。んじゃお茶はまた今度のお楽しみと言う事で一つ。
おう、気侭な人生ソロプレイよ。」
しれっと次回の事まで付け足す所までがお約束であります。
もうしばらくこの日常会話は続けられるのだろう、何とも穏やかな一日の終わりだったとさ――。
ご案内:「商店街」から椚 真さんが去りました。
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