2017/04/20 のログ
東雲七生 > 以前何度か訪れた事のあるスポーツ用品店へと足を運んで水着を探す。
競泳用の水着がたくさんあるが、どちらかと言えば競技用で七生の求める様な物では無かった。
そもそも水着に何を求めているのか、という疑問はあるがそれは本人にも判らない。

「うーん……やっぱもうちょい夏が近くなきゃ駄目か~?」

折角だからあと数軒回ってみよう、と店を後にして再び商店街を進んでいく。
今日も良い天気で、少し強いくらいの風が吹いていたが心地良い陽気だった。
鼻歌混じりに道を歩けば、次第に腹も減ってくる。

東雲七生 > 三軒目の店を後にした辺りで、愈々七生の空腹も限界を迎える。
時間的にはまだ夕飯には早いし、おやつには遅い。
さてどうしたものかと考えて、七生は街頭のクレープ屋へと向かった。
クレープ1つなら、まだ夕飯に支障を来すわけではないと、自分に言い聞かせながら。

「あ、そーだ。
 今度深雪と一緒に買い物に行こう。あいつも水着、新しいの買うだろうし。」

買ったばかりのクレープを頬張りながら、ふとそんな事を呟く。
いやしかし、それなら水着の前に私服が先では?と自問自答をしながらも、足取り軽く七生は商店街を往くのであった。

ご案内:「商店街」から東雲七生さんが去りました。