2017/09/16 のログ
ご案内:「商店街」に真淨在処さんが現れました。
ご案内:「商店街」に時坂運命さんが現れました。
■真淨在処 > 本日、名目上は「お買い物」である。いや、名目上でなく実際に何か買ったり買い食いも大いに有り得るが…。
ともあれ、友人との待ち合わせである。舞台は商店街。生活に必要な物はここいらを巡ればほぼ揃うといっても過言ではないだろう。
(ん~~…買いたい物ってそういや何かあったっけかなぁ?俺)
内心で呟きつつ、スマホを取り出してメールをぽちぽち。『たった今、着いたぜウンメイさん。商店街の○○通りの入り口辺りで待機してる』
…と、大まかな場所も込みでメールを送信してからスマホを懐に仕舞い込んで待機していようか。
「……と、ゆーかやっぱウンメイさん修道服だよなぁ、多分。…いっそ今回で私服揃えるのもアリな気がするぜ」
■時坂運命 > 学生達で賑わう休日の商店街。
人混みの中に紛れきれない浮世離れしたシスターは、きょろきょろと辺りを見渡しながら大きな通りを歩いていた。
「ん?」
鞄の中から聞こえた着信音に気付き、画面を確認すると顔を上げて通りの名前と地図を見比べて
「えーっと、あっちだったかな?」
案内看板を確認しながら、待ち合わせ場所へと少し歩みを速めて向かった。
指定された通りへ赴けば、林檎のような赤色が目に入る。
それを見つけるとにんまりと笑みを浮かべて、コツ、コツ、と靴音を立てて近づこう。
「やぁ、アリカ君。お待たせして悪いね」
彼の予想した通り、真っ黒な修道服に身を包んだ少女が後ろから声をかける。
■真淨在処 > 「んーーむ…あれ?冷静に考えたら、俺とウンメイさん並んで歩いたら別の意味で目立つんじゃね?」
フと気付いた。青年の場合は真っ赤な髪の毛と瞳、彼女の場合はその黒い修道服姿。
黒と赤がそれぞれめっちゃ自己主張してそうなツーショットになりそうである。
と、そんな事を今更に考えていたら声を掛けられた。本来なら靴音だけで無駄に察するのだが考え事をしていて気が散ってたらしい。
「…っと?おぉ、来たかウンメイさん!ちーっす…ってか予想通り修道服姿で安心したというか」
若干驚きつつも、直ぐに笑みを浮かべて振り返りご挨拶。彼女の格好を眺めれば頷く。…人が多い場所だと矢張り目立つなぁ、と思う。
とはいえ、青年も染めていない天然モノの赤毛赤目である。異邦人街ならまだしも、普通の見た目の者が多い商店街では矢張り目立つ側だ。
「うっし、じゃあボチボチ商店街をブラつきますかぁ。…あ、ウンメイさん何か買いたいモンとかある?
いちおー、商店街も偶にブラついているし、ある程度なら案内も出来るけど」
と、シスターと並んで歩き出しつつ問いかける赤毛青年の図式。
■時坂運命 > 「目立つのはダメ? お互い迷子にならなくていいと思うのだけれど」
独り言にさりげなく口をはさみながら、こちらに振り返った彼を見上げ首を傾げた。
少しでも驚いた顔が見れたなら上機嫌に笑みを深めて楽しげに眼を細める。
「僕=修道服と言う方程式が完成しつつあるようで、嬉しいような複雑なような……。
今日はそのイメージを覆すような服選びを心がけることにしよう」
軽く肩を竦めて冗談っぽく笑い、ゆるりと辺りを見渡してから、そちらに視線を戻す。
彼が歩き出すなら、それに送れないように隣を歩こう。
「そうだねぇ、僕は……ひとまずは私服かな。今回の一番の目的はそれだし。
アリカ君も行きたい店があれば遠慮なく言っておくれよ。
普段行くお勧めの店を紹介、なんてのも大歓迎だぜ?」
多趣味な彼のオススメとなると、それなりに興味もあるのだと言って、
視線は人にぶつからないように前を見て話を続けた。
■真淨在処 > 「まーー目立つのも個性があるって事でアリといえばアリだけどな?
つーか、俺は兎も角、ウンメイさんは普通に美少女だからそっちの意味でも注目されそーだけど」
むしろ、商店街に謎の美人シスター現る!という感じか。現在進行形で主にヤロウからの視線を感じるし。
まぁ、そんなの気にしてもしょうがないのでテクテクと二人で歩き出す。
「そだなーー俺としてはネタに走るべきか悩む所だけど、真面目にアドバイスすると部屋着と外行き様くらいは揃えた方がいいかもな」
と、ケラケラ笑いながらそう述べる。もっとも、どんな服をチョイスするかはあくまでウンメイさん次第だ。
そもそも、流石に女性の服をアドバイス出来るほど経験豊富という訳でも無い。
と、彼女の言葉にうーむ、と軽く唸る。そう、行きたいお店…それが問題だ。
「そだなぁ。強いて言うならバイク用品店?ほら、この前バイクの話をチラッとしたじゃん?
俺、ヘルメット自分のしか持ってねーからウンメイさんの分も買っておこうかなぁ、と」
そう口にしつつ、普段行く店となると…大体が食べ物関係となってしまう。
あとは男物の服、本屋、家電洋品店とかその辺りだ。広く浅くなのは趣味だけでもない。
「ま、最初はウンメイさんの私服を揃えに行こうか。先に買っておいた方が後はダラダラノンビリ出来るし」
服選びが一番時間も掛かりそうだと踏んだのか、赤毛青年はそう言って笑う。
商店街は当然ながら、庶民的な店からブランド店まで一通り女物の服を扱う店はある。
ご案内:「商店街」に真淨在処さんが現れました。
■時坂運命 > 「うーん、それはどうだろう? この島の若者は比較的容姿が整っているようだからね。
――おっと、これは遠まわしにアリカ君を褒めてみたのだけれど、好感度は上がったかい?」
褒められるのに悪い気はしないが、腕を組んで小さく唸り声を上げる。
周りから向けられる視線なんて気にもせずに、少女は一歩大きく踏み出して前に出ると、振り返ってズイッと彼の顔を指さして悪戯っぽく笑うのだった。
多少顔が良くても、この性格では視線を向けた彼らも振りむき損と言う奴である。
「ファッションのことはよくわからないから、頼りきりになるけど……そこは真面目にしてもらえるとありがたいかな?
珍妙な格好をそうと知らず着続ける僕を見て、君の良心が痛まないのならそれでもいいけどさ」
服選びの話になると、くるりとまた前に向き直って歩みを進める。
好みの色くらいはあるが、それ以外には無頓着なのでどうすれば良いのか本人も困っている様子だ。
「バイクのお店かぁ。ふむふむ……、そうだね。乗せてくれるって、約束したもんね。
じゃあ、後でそこに行こう。お腹が空いたら買い食いとか、学生っぽくて良いじゃないか!」
付き合いの良い彼に内心で感謝しながら、「では早速」ときょろきょろ辺りを見渡して。
適当に目に着いた店――それなりの値段がしそうな洋服店――を指さして、あそこなんてどうだろう?と尋ねる。
ご案内:「商店街」に真淨在処さんが現れました。
■真淨在処 > 「あーー確かに少なくとも女子の美人度は平均高めな感じはするなぁ。
…って、自分で口にしちゃ意味ねーぜ?ウンメイさん。それに元からウンメイさんへの好感度は高め安定だぜ?」
と、ケラケラと笑って。彼女の性格も何度かの遭遇で十分に承知している。
ズイッと指差されても楽しげに笑うだけだ。気さくで悪戯っぽいのがまたいい所だと思うわけで。
まぁ、周囲のヤロウ共が幻滅してるかどうかはさて置き。
「そうだなぁ。参考までに聞くけど、動きやすい服装とかの方がいいか?
単純に分けると、ワンピースとかのスカート系と後はパンツルック…女物のズボンとかがあるけども」
と、己も女子のファッションは詳しくないが大まかに分類してみる。
個人的には、彼女はパンツルックが意外と似合いそうだなぁ、と思ってたりする。
もっとも、その場合活動的な服装になるから外行き…外出用になりそうだけど。
後は、好みのデザインやら色合いで選択肢が増える…が、そこまでは流石にアドバイスは難しい。
「おぅ、約束した以上は必ず守るぜ?あ、買い食いするなら惣菜店でコロッケとかオススメ。結構美味いんだよなぁ、これが」
と、笑いつつこういう日常的なあれこれを彼女は好むように見える。
だから、自然と青年がオススメするのもそんな店になりそうだ。
で、とある洋服店を示されればそちらに顔を向けて。ザッと外観とかから店のレベルを判断。
(…ブランド店じゃねーけど、それなりに品揃えは良好だっけかあの店。
値段は…まぁボチボチだろうし、一通り服を揃えるなら悪くねーかな?)
と、頭の中でザッと判断すれば「じゃ、あそこにするかぁ」と気楽に答えてその店に突入しようと。
ご案内:「商店街」に真淨在処さんが現れました。
■時坂運命 > 「分かってないなぁアリカ君、それをあえて言ってしまうのが僕なんじゃないか。
うんうん、じゃあ急降下させないように気をつけつつ、平均値を保てるように飴と鞭を頑張ってみよう」
楽しそうに笑う顔を見て、つられてこちらも楽しげに声を弾ませ、得意げに言った。
周りのことも気にせずにじゃれ合いと戯言を繰り返して。
「動きやすいのも一つは持っていた方が良いかな?
と言うか……本当に、修道服以外を着たことが無いんだよね。
パンツやジーンズは基本的に男性しか履かないものだと思っていたよ」
だから男装みたいだと今でも感じている。まぁ、ズボンにも興味はあるのだが。
好き嫌いよりも好奇心で選んでしまいそうな節があるのが少々危なっかしくもあるか。
「惣菜店? コロッケ……うん、後でそこにも行こう!美味しいならぜひ行こう!」
今一ピンと来ていないのか首を傾げたが、美味しいと聞いたら行くしかあるまい。
洋服店よりもそっちに興味のベクトルがすべて向きそうになるのを堪えながら、うきうきとする気持ちを隠しきれず頬が緩む。
「うん。 いざ行かん、だ!」
返事が来るまでそわそわと、店と彼を交互に何度か見比べて、OKをもらうと胸を張って店に向かう。
『いらっしゃいませー』と女性店員の明るい声が響く。
温色系の照明に照らされた店内は、落ち着いた大人っぽい雰囲気に包まれていた。
店内にいる客も穏やかなBGMに耳を傾けながら、ゆっくりと商品を選んで買い物を楽しんでいるようだ。
少女はパチパチと瞬きを繰り返しながら、店内を見渡して、
「えっと、どうすればいいのだろう?」と窺うように彼へ振り返る。
■真淨在処 > 「ま、それでこそウンメイさんって感じかね…って、おーい、飴はいいとして鞭が気になるんだが?」
苦笑気味にツッコミを入れるが、この二人の間ではこういう戯言じゃれ合いはコミュニケーションになりつつある。
彼女の悪戯っぽい面と青年の軽薄でややお馬鹿な面が噛み合ってる、と言えなくも無いか。
「んーー個人的に見たいのはパンツルックなウンメイさん。
まぁ、俺の好みはさて置き。ならスカート系とズボン系を1着ずつチョイスとか?
問題は上の服装だよなぁ。ブラウスとかその辺りしか知らないし。
セーターとかにゃまだ季節が早いからなぁ、うーーん。最悪、その店の店員さんにオススメして貰うのも手だな」
と、青年にしては比較的まともに先ほどから答えているが、脳内ではあれこれ彼女を着せ替え人形してるのは内緒だ。
ただ、このシスター…好奇心とノリで選びそうな所もあるので、そこは自分や店員さんで誘導するべきだろう、とも思う。
「ウンメイさんは食いしん坊だなぁ。まぁ味は保証するぜ?こう、庶民的な美味さっつぅの?」
あ、ウンメイさんコロッケに興味が傾いてるな、と察したがそこは口にしないお約束。
ともあれ、彼女が選んだ洋服店に入店する。店員さんに笑顔で挨拶を交わしつつ。
「あーーすいません、こっちのシスターさんに合いそうな服装を幾つか見繕ってくれませんかね?
んーと、取り敢えず下はスカート系と…後はそうっすね…ズボン…ジーンズ系とかあればそれで」
と、フレンドリーに店員さんに頼みつつ彼女のほうへとチラリ、と顔を向けて軽くウインク。
まぁ、フォローは任せろとかそんなニュアンスは彼女に伝わるだろうか?
何だかんだ、こういう場面では明らかに彼女よりは場慣れしているのが伺える。
『では、そちらの…シスター様?こちらへどうぞ』
と、店員さんが彼女を促して案内するだろう。自分も後から続く事にする。
基本、後は店員さんのチョイスと彼女の選択を見届ける役割だ。もし、彼女から意見を求められたらちゃんと答えるつもりだけども。
■時坂運命 > 「甘やかされるだけじゃ人間ダメになると言うものさ。だから、時には厳しくするのも大事だろう?」
だから、これは別にいじめたいとかそういうのじゃないんだぜ?と笑って言った。
わざとらしいくらいの言い訳に聞こえるかもしれないが、追及は受け付けないと言わんばかりに話を進めよう。
「うん、アリカ君の好みは置いといて。んー、そうだね。両方あると便利だと思う。
秋晴れの日は気温がまだ上がりそうだからねぇ……、ん。店員さん……かぁ」
真面目な顔で一緒に考えているが、彼の頭の中を知らないが故である。
普段はそれを察するか、鎌でもかけそうなものだが、余裕のない少女は溜め息交じりに呟いていた。
その理由については、店に入ればわかることだろう。
「むぅ、君があまりにも美味しそうにコロッケを語るからだよ。
僕が特別食いしん坊なんじゃなくて、君が話し上手なんだ!」
そこは断じて違うと抗議した元気な声も、店内に足を踏み入れるとおとなしくなっていた。
慣れた感じで店員さんと話をするようすに感心しながら、こちらに視線が向きウインクが飛んでくると、
一瞬呆気に取られたように瞬きを繰り返して、苦笑を返す。
「え、あ……うん」
急に店員に声を掛けられると驚いて身構え、緊張と不安が入り混じる気持ちを抱えて後に続く。
後ろについてきている彼のことを忘れたわけではないが、振り返る余裕も今は無いようで店員の話を聞いている。
『これなんていかがですか? この秋流行のロングスカートですよ?』
「えっと……じゃあ、それを」
『あ、でも先週入荷したショートパンツもお勧めで――』
「そ、それも」
そんな調子で勧められるがままに籠の中に服が溜まって行くありさまだった。
■真淨在処 > 「ウンメイさんの場合、厳しくの中に平然と悪戯モードを織り交ぜてくるからなぁ。油断ならんというか。
まぁ飽きないから俺としてはオッケーだけどな!!」
と、こちらもこちらで彼女に負けず劣らずイイ性格をしている。
こういう性格だからこそ、彼女の飴と鞭を受け入れられるのかもしれない。
「俺の好みが流された!?…ってまぁ、それはそれとして。
気温かぁ。秋の季節は寒暖差が激しいからコーディネイトも少し難しいんだよなぁ」
うーん、と唸る。しかも女物の服装だ。男は割とアバウトだけど女子はそうはいくまい。
しかし、何故か彼女の歯切れが悪い気がする。理由は店内で直ぐに判明するのだが。
「おいおい、俺は別に話し上手でもなくフツーだぜ?別に食いしん坊だって悪くねーさ」
と、苦笑気味になりつつもフォローもしている。そもそも健啖な女子というのは良いものだし。
で、現在店員さんに頼んで彼女に似合いそうな服装をチョイスして貰っている――のだが。
(…うわぁ、人見知りというかなすがままじゃね?ウンメイさんらしくねぇな)
と、カゴの中に溜まる一方な服を見て苦笑い。と、いうかアレ全部買ったらそれなりに財布に打撃が来るだろう。
仕方なく、溜息混じりに彼女と店員さんに歩み寄り…。
「あー、ウンメイさん好みの色は?…ん、じゃあこれとこれをキープ、こっちは除外で。
えーと、秋物だからカーディガンとかブラウス…下はロングスカートとスリムジーンズ辺りかな」
と、カゴの中身を減らして中身を厳選していく。勿論、店員さんに聞いて他に良さそうなのがあればそちらに即座に切り替えだ。
そんなこんなで、カゴの中身も多すぎず少なすぎずで落ち着くだろう。
「こんなもんかねぇ。あ、ウンメイさん試着室あるけどどうする?
サイズは店員さんが選んでくれたモンだから問題はねーと思うけど」
個人的には修道服以外の彼女をこの場で拝みたいが、あくまで彼女に任せたい。
まぁ、それで彼女が戸惑うようならキッパリ『じゃあ試着で』と決定してしまうかもだが。
■時坂運命 > 「ふふっ、そう言ってくれるからアリカ君は面白い」
手加減なんてしないし、する気もない。
多少互いの性分が分かっているから、気楽に遊べるんだ。
お決まりのような反応をにまにまと笑みを浮かべていられるのも今の内だったわけで、
美味しいコロッケの話とか、コーディネイトに悩む以前の問題を抱える少女は、
絶賛セールストークに相槌を打つだけの機械になりつつあった。
次々と勧められる商品の話を聞いて、後半あたりから笑顔が死んでいた。
魂が半分抜けかけていたと言っても過言ではないと思う。
ぐるぐると目を回しながら、コクコクと頷いて愛想笑いをしていたそんな時、助け船が出る。
彼の声にハッと我に帰り、いつの間にか積み上がっていた衣類の山に驚きつつ言った。
「そ、そうだね、落ち着いた色……秋だから茶色とか、赤とか暖色系が良いかな?
とにかく白い色以外なら問題は無いよ」
慌てて言葉を詰まらせながら、一緒に籠の中を覗き込んで傍に寄る。
さりげなく店員さんと距離を取っているのに気付かれないようにしながら、選別されるのを見守っていた。
「うーん……一応、試着はしてみたいかも。着心地とかも気になるからね」
万が一サイズが合わなかったりしたら、後で返品に来るわけで。
一人でこの店に来て無事に帰れるかと言われたら正直不安だった。
店員さんの方に目を向けると、にっこりと笑顔を返され、試着室へと通される。
■真淨在処 > 「そりゃあいい。面白いってのは”道化師”にとっちゃ最高級の賛辞だからなぁ」
うんうんと頷く。変に気兼ねしなくていいというのはだからこそ気楽だ。
それはお互い様であり、要するに肩の力を抜いて接する事が出来るという事。
まぁ、この青年は天然だったりスケベな面も多々あるので彼女も偶にツッコミに忙しくなりそうだが。
で、現在進行形で店員さんに翻弄される形となっている彼女を彼なりにフォロー。
何時もの何処か余裕を持った態度が見事にズタボロだった。正直面白いが口にしたら後が怖いので黙っておく。
ともあれ、彼女の好みの色合いも把握したので、籠の中身は全て色は暖色中心で纏められた。
流石にこれ以上店員さんが傍に居ると、主にウンメイさんが限界そうなので試着室の付き添いは青年のみ。
勿論、青年は外で待機だ。場所が場所だから流石に覗きとかもしない。
「んじゃ、俺は外で待機してるからゆっくり試着してくれ。あー出来たら試着したの見せてくれると尚良し!」
と、サムズアップなんぞしつつ、彼女が試着タイムに入れば外で待機しておこうと。