2015/08/21 のログ
■ギルゲイオス > というか、お主が貰うつってたら、我が全力で止めてるわ。
(織一を見て、ややと口の端を上げた、後)
何故に蝉と鳩……あ
(そして金無し。察した模様)
……寄生虫には気を付けるのだぞ。
お主がそれを言うか、みたかんじまるまるマフィアか何かであるぞ。
(濃い人物が更にと増える)
如何にもな危険人物面と、朱いシャツとかどう見ても警戒される感満載である)
って、風紀かい!!
(空にむかって、空振りの裏拳突っ込み)
んで知り合いであるかっ!!
(やりとりに更に突っ込む)
■葵 桃花 > 「でしょでしょ~ 日曜日朝のとっても面白くて毎週見ているんだよ!! この前の何てたこ焼き作っていたの 美味しそうだったの」
くるくるとまわされて降りると、目を回したのかぺたんと尻もちをつく、角度によっては中が見える人がいるかも知れないが余人の知ることではなかった)
「あっというまかなぁ!? 桃花友達作るの得意だけど 中々人と合わないんだよ~」
(公園のロールが夜が多くて入れない。夜はちゃんと寝ている子だった)
■葵 桃花 > 「うん。 スロット3つ使えば凄く大ダメージ出るんだよ!!
この前公園で使っちゃったの・・・迷惑かかっちゃったのかなぁ」
うぅ~んと指をくわえて、誰に謝ったらいいんだろうと呟きつつ
「うん。どうしてもだめだったら友達と一緒に戦うの。さっき教えてくれたもんっ どうしてもだめだったら友達と力を合わせるの!!! でも、まだ魔法少女の友達がいないのが問題なのっ」(指をくわえて魔法少女の友達何でいないんだろうとか言っている)
「すご~い ドラゴンとお友達になったらり倒したりしているんだ。 わぁ~ バッタバッタと、一薙ぎでドラゴンさんが無数倒れているんだ(とあらぬフィクションに興奮気味に今度見せてよ~~)おっきいハンマーのドワーフさんやエルフさん!! 時々こっちにいるみたいな話を聞くけどなかなか見かけた事がないんだよ」
「うんっ 来年教えて貰って克服するのっ やった!! 来年からは桃花も魔法少女勇者なの!!」
(魔王様の教育理論に乗っかり嬉しそうに嬉しそうに微笑む両手でマジカルソードの柄と刃を握ってもちあげている)
■アーヴィング > あー良く言われんだよなぁそれ…
なんか話漏れ聞いた感じ似た様な文化圏くせーから通じると思うけど
俺あれだぜ?騎士だぜ?
(さも心外だ、とばかりに腕を胸の前で組んで不満げに唇を尖らせる
仕草こそ子供っぽいが、基本チンピラめいている)
ま、アーヴィング・ヴァン・オルブライトっつーんだ
よろしくな
えーっと…
(ふと、視線がシャツに落ちる
一瞬、物凄くすっぱい顔になってから、触れるべきかどうか、迷う
魔王て…)
ああ、思わず買ったわ、ぶ、ブルーレイ?っつー映像記録sるアレ
まあどっちかっつーとその後のバイク乗ったりする方が好みだけどな俺ぁ
あとお前、嫁入り前の娘なんだからもうちっと落ち着けや
(脚を放り出して尻餅をつく桃花に手を差し出し、眉を潜め)
でっけぇ目標っつーのはアレだ
楽勝だっつって思って気楽に構えてりゃいいんだよ
俺も最近がっこー始まったからあんまうろうろ出来ねぇけど
会うときゃ会うだろ
(たまには昼間の公園でも出歩いて見るかと
なおこの男、翻訳術式のバグなのか文字は読めても掛けないため、小学生に混じってひらがなとか習ってたりする)
■織一 > 「……別に、ただの条件反射で見ていただけだ」
(そう言って目を逸らす、何か現れたらとりあえず安全圏から観察するのが織一のサガだ)
「それにしても、”血の匂い”か、随分と鼻が利くんだな」
(先程の言葉はちゃんと覚えていたようで、世間話のような軽い調子で言う、
コイツは自然で生きていけるタイプ、と心の中で判断しながら)
「カブトムシ……か、あいつらは角が邪魔だからな……幼虫かメスで頼む
……私は寄生虫に負けるような体ではないぞ」
(少女の言葉に受け答えしながら、ギルケイオスからの言葉には適当に流した、
実際生肉を毎日のように食っているが体を壊したことはない)
■葵 桃花 > 「どうしたんだろう? お兄ちゃん吠えているけど??
アーヴィングお兄ちゃんは、ふうきっていう。おまわりさんでイイ人なんだよ!!」
(外見では物おじししない子供は不思議そうに首を傾げた)
「ぶるーれい? なにそれ??バイク乗っているやつ~ あれもかっこういいの~ くるまでぶんぶん。と蹴ったりしているんだよ凄く格好いいの」
(映像媒体の名前なんて彼女は知らないようだったアニメが映る丸いのと言う認識でしかないようだった)
「嫁入り前の娘??(あまり聞き慣れない単語で意味が分かっていないようだった)
えぇ~ 落ちつくってがりべんさんになりたくないんだよ。 桃花体育の方が好きなのっ」(ビシッと指を立てた
■ギルゲイオス > 魔法少女か……魔法使い、なら探せば、いやあんまり探さなくてもそれなりに居そうなのであるがな。
(しかし、目の前の少女と同じ年代位でといえば、余り見かけないような)
あー……一人、おるかな。
(黒い少女が脳裏に思い浮かぶ)
さ、流石に魔お……勇者でも、そこまで強くはないのである。
激戦と死闘の後、悪いドラゴンを滅ぼしたのであるよ。
(シミジミとした顔で、あの日を思い出す。
沢山の兵が犠牲となった、まさに激戦であった)
そういえば、居てもおかしくはないであるなぁ。
ふむふむ、桃花が良い子にしていれば、きっとそのうち目の前に現れてくれると思うぞ。
魔法少女と勇者の合体っ。
ぬぅ、これは向かう所負けなしであるな。
だからして、勉強もしっかり頑張らねばらんぞ、うむ
(もっともらしくと、深くと頷く)
■アーヴィング > 条件反射たぁまた…ガキに見えんのに剣呑なこって
場数踏まねーと身につかねーぞそんなの?
ま、なんだ。俺もどっちかつーと、そっちの匂いに馴染んでる方なんでね
(戦争が始まってからはほぼ異界の侵略者と戦っていたが
それまでは魔獣だなんだと相手にして、獣の匂いというのには敏感になっていた)
……虫よか肉食った方が力付くぜ?
ちゃんと飯食えてるかお前?サラミ食うか?
(虫=緊急時のタンパク源という認識だった
ちゃんと食えて無いのではと思うと急に心配そうな顔つきになって、ポケットからスティックサラミを取り出し、食うか?と)
■葵 桃花 > 「えぇ~ 幼虫とか雌? 格好良くないんだよ!! オスの方が格好いいじゃん~ 角が格好いいのに」
と、発想がまだまだ女の事言うよりは男の様だった
■ギルゲイオス > 騎士か、まぁ色々な騎士がおる故、そいううモノかと。
ぱっと見では、余りそうとは思えんがな。
(くくっと、喉元を鳴らして笑い声一つ)
我は魔お……勇者、ギルゲイオス・ホッドケーテである。
敬愛と畏……ギルと呼ぶがよい。
(何時もの名乗りを色々と改ざんした挙句に、胸元に手を当てて自己紹介し)
(赤服マフィアが妙な顔をした辺りで、スッスっと近づいていく)
実際のところは、魔王なのであるがな。
幼子の夢を壊さぬ為、今は勇者という事になっておる。
という訳で、適当に合わせるがよい。
(耳打ちするような声で告げた)
■葵 桃花 > 「魔法使いのお姉ちゃんは友達にいるんだよアリスお姉ちゃん凄いの。でも、アリスお姉ちゃんは魔法使いだけど魔法少女じゃないの!! バシビシっと剣でやっつけるのが格好いいのっ
えっ どこどこ!? 桃花友達になりに行くっ!!」
一人いるかなぁという言葉に爛々と目を輝かせ(座り込んでいたのも忘れたかのように跳ね跳んで聞くスタイルだった)
「そっか~、勇者様もドラゴンさんには楽勝じゃないんだね!!
悪いドラゴンさんはやっつけて、良いドラゴンさんはお友達になるんだ!! お兄ちゃん格好いい~~」
ぴょんピョントツインテールまではね、お兄ちゃんの周りをまわり、背中の文字を読む・・・えっと王様? (魔は読めなかった様だ)
「うん。魔法少女と勇者が合体して凄く強くなるの。 この前の算数のテストちょっと悪かったけど、もっともっと頑張るんだよ!!」
(思い出す様に九九を少し呟きつ打つ)
■織一 > 「……山で暮らすのなら必要な技能だろ」
(危険察知と観察はYAMA暮らしの必須技能だ、そして差し出されたサラミには)
「いや、今日は熊が狩れたから腹は減ってないが……くれるのならいただくとしよう」
(そう言ってサラミを受け取ると、もさもさと食べ始める……味と匂いが濃いなと思った)
(そして少女の言葉に首を傾げ)
「……食べるならオスよりメスか幼虫だろう」
(カブトムシ=かっこいい、ではなく、カブトムシ=食い物である、
優先するのは量と食べやすさ、成虫よりは幼虫のほうが美味しい)
■アーヴィング > おう、俺、いいヒト
(何故かカタコトで胸をはりどこか得意げに
こういう態度が誤解を招きやすいのだが、本人その辺自覚済みであった)
あー……なんか仕組みはわかんねーけど、円盤?丸い穴あいたアレを機械に入れたら、記録してる番組見れるっつー、あれ
必殺技っつーのはロマンだよなぁ、俺は変身とかあの辺が、ぐっとくるな、ぐっと
(どれほど好きかというと現役小学生と普通に会話が合うレベルだった
流石におもちゃにまでは手を出していないが、時間の問題という説もある)
んじゃ、スカートめくれねーように気使うこったな
まあ…桃花の年頃じゃあまだ気にする年でもねぇか
(どうも自分は、女らしく、という考えが古くさいらしく故郷でも口煩いと言われていた
流石に自覚はあるので煙たがられても…と、遠回しをやめてスパッと言い切る)
パッと見で騎士っつー事を判らせんのは変に萎縮させっし
それに文化の違うここで主張したってしゃーねーしな
身分保証してくれる王家はこっちにゃねーし
戦争だなんだと結構物騒みてーだしな、こっちの騎士っつーのは
(華々しい決闘に魔獣との闘争、そういった在り方しか知らなかったが
どうも騎士というのは剣呑な認識というのが一般的なようで、やはり異世界だなぁと)
……なんかめちゃくちゃインパクトのある名乗り受けちまったなオイ…
壊れるどころか夢溢れてねーか?
(耳打ちされれば思い切り眉をしかめて、ぼそぼそと返して)
■葵 桃花 > 「えぇぇぇぇ~~~~ 虫なんて食べれないよ!!?!?
お口に持って行くのは赤ちゃん位だよ!? ・・・あれぇ?赤ちゃんと同じなの??」
大きいのに不思議な事を言うなぁという感じで見上げている?
■ギルゲイオス > 魔法使いだけど、剣であるか……魔法剣士、的な?
(首をちょいと傾げてみせる。
まぁ、余り人の事は言えない自分であるが)
ちょっとどこに住んでいるかは、知らないのであるな。
メア、という名前の黒い格好をした女の子である。
前にここであったので、公園に来ていれば何れであるかも知れんの。
(思い出しに顎へと指を当てると、思い出すようにちょいと空をみあげ)
ドラゴンはとてもとても強いのであるからな。
吐き出す炎の一撃で、小さな村なら軽く吹き飛ばされてしまうのである。
うむむ、我は格好いいのであるぞ。
なんといっても魔お……勇者であるからな。
(どうにかこうにか言い直して、ちょいとばかしふんぞり返る)
(少女の習っていない文字で、なんとか命拾い?した模様)
■アーヴィング > ………便利だぜ?街
いや、そのサバイバリティは評価すっけどな?
飯、食えてねぇ時は言えよ?
(もさもさとサラミを食う少年にはかなり本気で心配してしまう
子供は飯食って遊んでればいいのだ
この男、基本的に女子供には極端に甘い)
■葵 桃花 > 「あぁ~ お家にもある!! あの丸いの!!
必殺技で悪い奴をビシッとやっつけるんだよっ 桃花もモードチェンジとかそういうのもっと早くやりたいのになぁ~~」
「そうなの? スカート? これワンピースなの!! 今の時期凄く涼しいんだよ えへへへへ~~」
めくれない様に?気を使う?これめくれても全然問題ないんだけどなぁ?(と無邪気にワンピースをパタパタとしている)
■ギルゲイオス > まー、それを言い出すと、魔お……勇者云々も身分はこちらでは保障されんしな。
最終的に自称の域に落ち着いてしまうのではあるが。
ま、騎士の役目は世界によるのではないかな。
平和な世界であれば称号であるし、危険な世界であれば兵士であるよ。
(小さくと喉を鳴らせば、ちょいと肩を竦めた)
仕方ないのである。
最初に誤解されて、そのあと軌道修正できなくなったのである。
まぁ壊れるより、溢れていた方が多分マシなのであるよ。
(こそこそと更に告げる)
■ギルゲイオス > えーと、そこなアーヴィングよ。
桃花と前から知り合い、ならば……アレを止めた方が良いと思うのだ。
特にお主と我が、通りがかりの奥様から妙な視線を向けられる前にっ!
(ワンピースをパタパタしている姿を指さす。
20近い外見の二人が、事案になりかねない)
■アーヴィング > ドラゴンっつーと、あれだな
海辺に人化の術を修めた高位の龍殿が住んでたな
見た目桃花と似た様なもんだったし、友達行けんじゃね?
(歳経た竜は人化した姿が幼かろうが老成した精神を持つが
あの龍の少女は少し言葉を交わした感じ見た目相応の物に見えた
善性の性格にも思えた)
おう、それそれ
俺もこの間、悪い奴をびしっとやってきたぜ?
(ふふん、とどこか自慢げに)
ああ、あの状況に合わせて変身すんのは…便利そうだな
(着眼点は実戦よりだった。無論ロマンも感じてるが)
女の服は似た様な形で名前色々あってわかんねぇな…
あーめくるなめくるな
問題あんだよ、色々と……親父さん…ええっと、父さん困るぞ、絶対
(以前寝こけた桃花を奥って行った時にちらっと見たが
あの人が複雑そうに胃を痛める姿はちょっと見たくない…可哀想だから)
■葵 桃花 > 「うん。魔法少女には、魔法と武器とかで戦うのっ 剣を使ったり拳をつかったり、歌を使ったりするの!!(日朝キッズタイム的なのりだ)
メアちゃん? 黒い格好をした女の子なんだ!! 黒い格好魔女っぽいの よぉ~し 今度会ったら突撃するのっ」
「ドラゴンさんそんない強いんだ。 (やっと名前が出たからか)ギルお兄ちゃんはそのドラゴンさんより強いんだ~
桃花ももっともっと鍛えてドラゴンさんに勝つんだよ!!!」
負けないんだよとばかり指をびしんと突き立てている。ちゃんとギルさんに言われた通り剣は相手に向けないと言う事で地面に置きつつ
■織一 > 「何を言っているんだ、虫は食えるぞ、量は少ないがどこにでもいるから楽に調達できる、小腹を満たすには丁度良い」
(動揺する少女を冷静に諭しながら、近くの木に止まっていた蝉を目にも止まらぬ速さで掴む、
ばたばたする蝉の羽を指で潰し、ばりっと頭をかじる)
「……便利でも街には降りたくないんだ、
獲物が獲れないのは自分のせいだから、あまり誰かに頼る気は無い」
(そう言って、そっぽを向く……子供扱いに少ししょげたのかもしれない)
■ギルゲイオス > 生食!?
……せめて火位は通すべきなのではなかろうか。
消化的な観点からも、寄生虫的な観点からも……見た目的な観点からも
(最後は、主に周りから見ているモノにとって、だが)
というか、おやつ感覚なのだな……
(魔王様には理解できない光景がそこに。
なんとも微妙な顔で眉を寄せた)
■アーヴィング > そそ、誇りなんつーもんは胸の中にありゃいいからな
だから騎士らしい格好とかしねぇの俺
あー俺の場合は…戦争っつっても他国の騎士と決闘して政治したり
後は人に害を成しそうな魔獣とやりあうっつー感じだったな
異世界から妙なの攻め込んできた時はドンパチやらかしたけど
(と、人差し指を立ててふりふりと振りながら故郷での騎士のあり方を語る)
あーそういうパターンな…
期待を裏切れなくなってそのままっつー…
(まあ、ガンバレや
話はあわせてやるわ…と小声で伝え、肩をぽむんと)
……まあ、あいつの為を思えば教えてやった方がいいとは思うが
(いったい何を慌てているのだこの魔王は…と怪訝な顔つきで首をかしげる
そういう発想がまず浮かばないタチなのである)
■葵 桃花 > 「パパが困るのなら止めるんだよ。
パパが困るの桃花見たくないもん!!」
父親が困るは見たくないっと力強く言いパタパタをやるのをやめたが・・・たぶん、熱くなったらやりそうだった
「えぇぇぇっ~~ ゴキブリとかゲジゲジとか蜘蛛とかも食べるの!? せ、セミさん食べた!?!?」
(目を丸くして驚きのあまりビクンとしているが、物おじしない子だ)
「美味しいのなら桃花も食べてみたいんだよ」
と勇気を出していう
■アーヴィング > はぁん、ガキかと思ったが、なるほど狩人なんだなオメーは
んじゃましゃーねーな
そんかわし、ヤベェって思うくらい困ったら誰かに頼れよ?
(誇りの問題かと考えれば、それで納得する
それは自分が横から何か言うような事でも無い
ただそれでも自分からすれば子供だ
だから最後に、飢えるくらいならと一言添えて)
■ギルゲイオス > ま、魔法少女とは結構パワフルなモノなのであるな。
なにかこう、杖を振り回して活躍するモノだと思っていたが……
(そういえば、目の前の少女も妙に大きい剣を持っている。
みるからにおもちゃ、ではあるが)
かなり、大人しい感じの子、ではあるがな。
良い子ではあるゆえ、仲よくするがよい。
ふむ、桃花は赤、もしくはピンク……それと、メアで黒か……
(古典に乗っ取れば、後3人か)
すくなくとも、我が世界のドラゴンは滅茶苦茶強いのである。
うむ、そのためにしっかりと体を鍛え、そして頭も良くなければならない。
ドラゴンというのは長く生きている分、とても賢いからな。
ちゃんと考えて戦わねば、とてもとても危険なのであるよ。
(たてられた指に対して、力強くサムズアップを返した)
■アーヴィング > おう、パパさんっつーのは娘を心配するもんだからな
(桃花がなんで困るのか、という疑問を父親にぶつけたらもっと困りそうなものだが…
頑張って欲しい、お父さん)
……暑いなら、おら、ちっとこっち来い
(暑さに我慢できずぱたぱたとしそうな気配を察したら
その前にと桃花にちょいちょい手招きを)
■ギルゲイオス > その点に関しても、我も人の事は言えんな。
(服には堂々と『魔王』とプリントされているが、服装そのものはどこぞのあんちゃんスタイルである)
我の所では、地方を領主として納めるのが3割、他は貴族の下で治安維持やら何やらが中心か。
魔物の退治なども、含まれておるあたりは似た様なモノであるがな。
異世界は……我の世界は特にそう言う事は無かったの。
(顎を指で緩くと撫でる。
知っている限り、明確につながったのは自分が此方に落ちてきた時位か)
あと、余りにも無防備だと、危ないお兄さんに悪さをされる可能性が、だな……
(主に、ロリコンという名の変態に。
ぬぅと、唸ると、どうしたものかと考えている魔王様)
■織一 > 「……? 蛇や鳥は虫を食うときに火を通さんだろう」
(何やら驚愕の表情のギルケイオスに首を傾げながら、蝉の残りをばりっと人呑み、
ばりばりごっくん、美味しい)
(口の中が空になると、少女の方へ向く)
「食うなら自分で獲れよ」
(よっぽどのことが無い限り獲物は分けないしあげないタイプなのだ、
捧げられるならともかく、捧げることはめったに無い、
ちなみにゴキブリやゲジゲシは食うが蜘蛛は食わない、量が少ないし)
「……考えておく」
(アーウィングの言葉に、小さく呟いた)
(彼は本気で心配してくれているのだろうが、それでも素直に答えることは難しかった)
■葵 桃花 > 「うん。 魔法少女は変身して戦うんだよ!! 変身できる事は秘密なの」
えっへんっと胸を張りっているが全然カミングアウトしつつ彼女はそう言う。
明らかに目の前の魔王様の剣とは全く違って子供にも軽いサイズであった
「大人しい子なんだ!! うん。桃花良い子とともだちになるのっ!!
桃花はピンクだよ!! マジカルピーチなの!!メアちゃんはマジカルブラックでえっと、あと二人か三人欲しいの!!」
「危険な相手でも、みんなを護ると為に戦っていたんだねギル兄ちゃん凄いの 桃花も凄く強くなって皆をドラゴンや悪い奴から護るの!!(むぎゅぅっと腰あたりに抱きつく)」
「うん。 パパは桃花を心配するの?? 桃花魔法少女だから、パパの心配させないようにどうやって戦ったらいいんだろう? ぅぅ~~っ 難しいの」
「? なんだろう~ 」
(小さく首を傾げて、アーヴィング兄ちゃんの元に手招きされるまま近づく)
■ギルゲイオス > まぁ……それはそうなのだが、何か釈然とせんな。
少なくとも我の世界の人々と、此方の世界の人々は虫を生で食べる習慣は一般的ではないのである。
(食べる人もいるには居るのであろうが。
半分納得したような、半分納得していないような、何とも微妙な顔で相手を見やる)
■葵 桃花 > 「危ない悪いお兄ちゃんに悪さされる!? それなら桃花がマジカルパワーでやっつけるの!! そうすれば安心だよ!! びしばしっと殴ってやっつけるの」
多分イチコロなのとかつぶやく少女
「虫あみ持っていないから取れないんだよ。 お家に帰ったらカブトムシ食べてみるの!!」
そして宣言するが当然のことママに見つかって食べる事はないのだろうがそう言う。
■アーヴィング > まあ、だから命張ったやり取りは事欠かねぇんだけど
殺しあいっつーような剣呑なもんは殆どなかったわけだな
(こちらの世界でいう中世の騎士といったタイプではなく
北欧の方に伝わるような古代の騎士のようなスタイルに近い世界だった)
ああ、なるほど
そんときゃ二度と他人と目合わせられねぇくらい教育してやんねーとな
(魔王の説明で理解すると、からからと笑う
ただし目はまったく笑ってなかった)
おう、覚えとけ覚えとけ
(と少年に頷く
受け入れ難いという意識はなんとなく理解した
が、まあ選択肢として存在するという事さえ覚えて居てくれれば、それでいい)
思い切りバラしてるけどいいのか変身……
いっぺん見てみてぇ気もするが……
親っつーのは…子供が何しても心配するもんなんだよ
桃花だってすっげー大切なもんがあったら、色々気ぃ使うだろ?
(寄って来た桃花の頭にぽん、と手を置くとじわりと魔力を開放する
魂の座から常動的に送り込まれる太陽の権能で彼女を保護し、自身の魔力を対価に火の精霊に願い避けて貰う
そうすれば、うだるような、彼女自身の体力を奪うような暑さはスッと遠ざけられ適度な温度にまで下がっていくだろう
ちなみにこの男、これを常に働かせているために夏の暑さとは基本無縁な地味にずるい事をしている
鍛錬の時は流石に外すが)
■ギルゲイオス > (秘密をざっくりとカミングアウトされたが、そっと突っ込まない魔王様の優しさ)
ほほう、ではどんな格好に変身するのであるかな?
こう、鎧を身に纏ったり?
(大きな剣、という事でやはりそういう重装系に思考が向かう異世界人)
あと二三人であるかー。
うーむ、余り小さな子とは知り合いがなー。
あー、後はミウという子(?)がおったな。
魔法使いではないようだが、きっと不思議な力を持っているのである。
此方も良い子(?)なので、仲よくするのが良いぞ。
(そして子供にせがまれて、ちょっと困る姿を想像し、口の端がよっと上がった。
頑張れ創造神様)
そうであるな、力ある者は、無いモノを守るために尽力せねばならん。
それは、勇者であろうと、他のモノであろうと変わりはせん。
故に、桃花も沢山の人を守れるように――ぬぅおっ!!
(不意打ち気味に抱き着かれて、妙な悲鳴が口から洩れて)
…………
(とんとんと、軽く頭を撫でるように手に平を伸ばし)
……この子のお父様は、色々と苦労しそうであるな。
(ぽつりと、呟いた)
■葵 桃花 > 「そうなの? 桃花パパ達に心配して貰わない様に強くなってるのになぁ~
大事なモノがあったら? うん。 一杯可愛がるんだよ。 ハム吉可愛いもん」
情操教育の為かハムスターを飼っているようだった。
カラカラからって凄くまわすのっ
「わぁ~~ すご~~い 涼しくなった!!!
アーヴィングお兄ちゃんのうちに来てよ~ そうすると、ずっと涼しいの。 眠りにくい夜も完璧なの!! 扇風機なら付けてイイっていうけど、クーラーはお腹を冷やしちゃうからダメって言われているのっ」
■ギルゲイオス > 命を張るのは、所謂殺し合いなのではなかろうか。
いや、まぁ、言いたい事は分からんでもないがな。
アレであろう、こう、戦争的なものではなく、先も言っていたが命を懸けた決闘、という事なのだろうが。
(自分とは微妙に感覚がズレているような気がしなくもないが、彼の世界の騎士とは、そういうモノなのだろう。
腕を組むと、ふーむと小さく唸る声)
お主の様相と面構えからして、まったく冗談に聞こえんのである。
まー、アレだ……死なない程度にな。
(止めはしないスタイ
■葵 桃花 > 「ひらひらな服だよ~ とってもかわい服に着替えて戦うんだよ!!。 鎧着ている子もいるけど、その子は魔法少女じゃなくてマジックナイト何だよ」
「あっ、ミウちゃん桃花知っているよ~ 神様なんだよね!! 凄いよ !!前にお花畑作ってくれたの!!! すごいの!! ヒマワリいっぱいだったんだよ!!」
光景を思い出して嬉しそうにミウちゃん元気かなぁとかいっている。
「うん。正義の味方は皆を護るために戦うんだ!! 桃花も、たっくさんの人の夢と未来を護るために戦うんだ」
うにゃぅ?どうしたの、ギア兄ちゃん?(抱きついたまま見上げつつ)
そしてお父さんは若干薄い(何がとは言わないが
■アーヴィング > まあ、その…ハム?がよくわかんねーけど
親っつーのはどんだけ大丈夫でも心配しちまうもんなんだよ…
(さすがに、子供を持った覚えの無い自分にスカートに気を使うべき理由を教えるだけの社会経験値はなかった
がんばってくれ親父さん)
いや、まあ菓子折り持って行けば入れて…くれっかなあ?
流石に泊まりまでは…厳しいんじゃねぇかなあ…
(同年代ならともかく、親の方に歳が近い見知らぬ男を泊めるだろうか?
パターン入ったら泊めるかも知れないな…と故郷の豪快にも程がある人たちの顔を数えていく
あのレベルの人間が市井に溢れていたらかなり不安を覚えるが)
■織一 > (ギルケイオスの微妙な表情にも一切動じず、いつも通りの無表情)
「……人の習慣には疎いのでな」
(__いくら常世島という特異な環境とはいえ、この世界のあらゆるルールは人類に合わせたもの、
いつかはそれに適応しなきゃいけないと考えると、気が重くなる)
「いや、最初はカブトムシではなくイナゴやハチノコから始めたほうがいい」
(わりと真面目な事を言い始めた、さすがに虫食初心者にカブトムシは難易度が高い、
そう考え、虫食初心者にアドバイス)
「……さて、そろそろ時間か、私は帰る」
(日差しから現在時刻を逆算、もう帰らないと未開拓地区行きの電車に間に合わなそうだ、
ぶっきらぼうにそう言うと、近くの池にダイブ、そのまま泳いで公園の出口へと向かう、
……歩くより泳ぐほうが速いのだ)
ご案内:「常世公園」から織一さんが去りました。
■ギルゲイオス > 我も異世界の存在ではあるが、それなり、位には合わせておるのでな。
一人っきりの時は、気にせずともよいが。
周りに誰かいる状況の時は、ある程度合わせるのも必要だとは思うの。
(郷に入れば何とやら、か。
もっともらしくと、深く頷いた後)
んあ、そうか。
お疲れ――って、わざわざおよいで!?
(突っ込みの声を残して、見送った)
■葵 桃花 > 「アーヴィングお兄ちゃんも子供を心配しちゃうの?」
とアーヴィングお兄ちゃんにも子供がいるんだろうなぁと思ったようだった。
「菓子折り!? お菓子なら桃花食べてから行きたいよ!!
そっかなぁ~ 熱いから涼しくしてくれるのって言ったら良いよって言ってくれないかなぁ?」
「いなご?やはちのこ? 聞いた事がない奴なの?どんな虫さん何だろう?首を傾げた」
イナゴと言われずにバッタと言われたら分かったのだろうが……
「まったね~ あっ 名前を聞くの忘れちゃったの!!」
■アーヴィング > ん?いや、まあ死んだらしゃーねーけど、殺すつもりでやってるわけじゃねぇしなぁ…?
(と首をかしげる
さっきまで当たれば死ぬような攻撃を交し合って片目失くした状態でも終われば気軽に話かけるような、そんな価値観の世界だった
だからその辺のギャップを言葉にして埋めるのは少しばかり難しい)
子供は国の宝だろ、それを害そうなんて奴ぁ、まあ、控えめに言ってアレだ
死んでも事故だよな
(ハハハ、と今度は完全に心底笑っている様子であった)
………とりあえず、水ん中に突っ込む必要ねーんじゃねーかなあ…
(未だに大量の水がある所に立つと鼓動が早くなるような彼にとっては着物冷える行為だった
そういえば名前聞くの忘れたな…と思いながら去っていく少年を見送る)
■ギルゲイオス > ヒラヒラであるかー。
ふむふむ、きっと可愛いのであろうな。もし今度機会があれば、我にも見せて欲しいのである。
その時は、そうであるな。少しと剣の扱いでも、教えてやろう。
(喉元に小さな笑みを浮かべると、肩を揺らし)
あぁ、知り合いであったか。
花畑を作った……なるほど、確かにあやつなら可能そうだな。
魔法少女になるなら、あ奴は何色かな……蒼か?
(髪色的な意味で)
ギアではなく、ギルである。
(歯車になってしまったのを、訂正しつつ)
いいや……ま、余り不用意に男の人には、抱き着き過ぎぬようにな。
大体の人は、大丈夫だとは思うのであるがな。
(まぁ、気にし過ぎかもしれないかと、肩を竦め)
コレは桃花の良さと言えば、そうなのであろうがな。
■アーヴィング > あー、いや俺に子供はいねーけどな?
子供っつーのは、アレだ……大人が守るもんだからな
俺だって桃花があぶねーことしてたら心配するぜ?
(というかこの年頃の娘からすれば、子供が居てもおかしく無くみえるのか…
と、ほんのり、そうほんのりショックを受けるのだった
目を細めて空を見上げ遠い目になる)
今度…なんか買ってってやるよ…
俺、魔術そんなに上手くねーからアレやろうと思ったらくっついてねーとできねーんだよ
(完全に冷房扱いされてる事には釈然としないものを感じなくも無いが
子供ならいいか、と)
■ギルゲイオス > あー……お主の世界と騎士について、なんとなーく分かってきたのである。
アレであるな『もし死んでしまっても、お互い恨みっこなしだぜ!』みたいな感じであろう?多分。
(こちらの世界でいえば中世の騎士、というよりも、なんといえばいいのか。
戦いを生業にして互いに後腐れなくやりあうような、そうい存在)
宝という点については同意するがな。
『死んでも』という点は理解するが、殺してしまうと後々面倒であるしな、主に法として。
(王様としては流石と法を無視するのは如何か、という事で。
顔を緩くと横に振る)
■葵 桃花 > (時計台にあった時計を見て蒼ざめた様に
「凄く涼しいんだよ~~ あっと、もうそろそろママが待っている時間なの~」
まったね~~~ 二人に手を振り駆けていく
ご案内:「常世公園」から葵 桃花さんが去りました。
■ギルゲイオス > うむ、遅くなっては心配されるでな。
早く帰るが良いぞ。
(ヒラヒラと手を振った後に、一つ息を吐き)
(後姿が見えなくなった辺りで)
まぁ、という訳で、改めて我は魔王である。
と言っても、此方の世界の皆や、多くの世界で語られる危険な魔王、とは違うというのは、やり取りで理解してもらえると思うのであるが。
(とりあえず相手は風紀。妙な事に巻き込まれないように、紹介を付け加えておく。
もっとも、他にも自分を知っている風紀所属者は何人かいるのだが)
■アーヴィング > おう、またな
走ってこけんじゃねーぞ
(と手を振り返し、見送って)
あー、そんな感じだな
勝てばそこで終わりだからわざわざ命を奪うわけじゃねーけど
命張ってる以上は死ぬ時は死ぬしな
(命は大事だという価値観と同時に、死を受け入れる、そういう生き方がカエルーンの騎士というものだった)
だいじょーぶだいじょーぶ、その辺は上手い事ルールに則るしよ
一応、オラ、秩序維持する側の人間だしな?
(その辺の良識はあるのだ
良識を保持したまま最大限の効果を発揮させようとはするが)
あー、安心しろって、俺んとこじゃそんなもんお伽噺みてーな存在だったしな
神とか言うのや機械仕掛けの人間やら色々見てりゃ偏見なんざ生まれねーって
子供に気ぃ使うようなの見てたら危険だとかおもわねーしな
(とヒラヒラと手を振って)
帯剣してんのはどうかと思うけどな?
(と眉を潜め、ぴっと人差し指を立てる
まあ風紀としてそれをどうこうと言うつもりは無いが)
■ギルゲイオス > 悪く言う心算、ではないのだが。
どちらかと言えば、貴族お抱えの剣闘士、とかそういうのに近いモノを感じるの。
我が世界でも貴族が騎士自慢に戦いを、なんて事はあったが、命のやり取りになるような事は禁じておるからな。
まぁ、世界変われば価値観も、という事であるか。
(それが悪い、とは言わない。それがその世界での当然であるのならば。
腕を組むと、ちょいと空を見上げた)
顔はさっぱりそうとは見えぬがな。
(ちょいちょいと指さすと、冗談めかしたように笑い声をあげた)
神は、まー、うん。我も既に二人程であっておるのでな。
色々見事に常識が破壊されておるのである。
なるほど、それは結構。
我も風紀と妙な仲になる心算は無いし、この世界共々良くやって行きたいと思ておるよ。
(こちらからもヒラヒラと手を振りかえした)
こ、この剣はな。
代々魔王が受け継ぐモノであり、アチラの世界でも身に着けられる時は常に傍にあったモノであって。
そうそうと簡単に手放せぬのである。
(守るようい抱き寄せて)
不用意に抜く心算は無いので、お目こぼしいていただきたいものであるな
■アーヴィング > その言葉の意味が良くわかんねーんだけど
まあ、国家保有の決戦戦力で、そいつ同士の決闘で領土問題とか解決するっつー手法だな
たまに大規模会戦なんかもやってたけどよ
こっちみてーに人も土地も資源も溢れてるような世界じゃなかったしな
一回戦闘やったらごっそり死ぬような事やってたら人類圏が魔獣に押しつぶされちまう
(地続きでは無く陸と陸の間は空が埋める
そういった地勢が戦闘に特殊な技能を要し、半農半兵という職種が生まれえない土壌を作っていた)
顔で仕事すんならツラの良い悪党は大繁盛だな
(と、肩をすくめ)
結局人を見んのは人だ、肩書きじゃねえ
根っからのこの世界の住人ならそういった判断も出来るのかも知れねぇけど、俺は余所者だ
んな言葉の印象だけで判断下しゃしねーよ
まあ、俺ぁ気にしねーけどよ
戦う力ねー人間からすると武装してるっつーだけで威圧感すげーからな
パッと見わからねーようにしとくかどうかで違うと思うぜ?
(法に照らし合わせてどうこうと言うつもりは無いと、付けたし)
さってと、俺もそろそろ行くわ。んじゃな、魔王さんよ
(と人差し指と中指を揃え、ピッと振ると背を向ける)
ご案内:「常世公園」からアーヴィングさんが去りました。
■ギルゲイオス > お主が言っている『決闘を行う者』とまぁそう分からんと解釈してもらっていいのである。
最小限の被害でやり取りを行う、というのは分かるが。
同時に領土問題の敷居が下がってしまうと言うか、ある程度簡略化手軽化されてしまう分キリが無くなりそうというか……まぁ、それでお主の世界がうまく行ってるのだから、丁度良い落としどころがあるのだろうがな。
(軍隊による抑止力、というのを前提としている世界の身としては、なんともこう、不安を感じるところでもある)
見えないように隠匿して傍に浮かべておく、という手もあるが……ぬー……
(悩ましげな唸り声を漏らしながら、剣を見たり、相手を見たりを繰り返し)
あいよ、それではお疲れ様である、騎士殿。
(軽くと片手を振れば、此方も緩い足取り、歩き始めた)
ご案内:「常世公園」からギルゲイオスさんが去りました。
ご案内:「常世公園」にサキュリスさんが現れました。
■サキュリス > 「んー!今夜も収穫なしかなー、ちょっとはわかってきたけどっ」
深夜、またもや公園で羽を伸ばすサキュリスの姿がある
(めんどくさそうだけど…ま、しかたないわね)
と、周辺の事情を彼女なりに飛び回って調べた結果をそう心の中で総括する
(ニンゲンの食べ物、食べれるのはいいけど…)
むき出しのお腹をさする…そこには普段は隠れている、十字の封印の模様が現れていて
(やーっぱり、ちょっとだけど違和感があるのよねー…)
…この違和感が全身に回ったときサキュバスである自分は死ぬのだろう、とうすうす感じとる。それがいつになるかはわからないが…
■サキュリス > (やめやめ、そんなこと考えてもしょうがないわ)
…今まで聞いた中には自分の探し求める人物はいなかった。が、彼女はまったく諦めていない
(いる…と思うんだけどねー、ま、いなかったらその時よ、と)
はふー、と息を吐き、リラックス…借りている部屋に戻ってもよかったが…本来奔放な彼女は外の方が落ち着くのだ…夜は特に。
(ほんと、やっかいなものつけられちゃった)
くて、と…誰も見ていないからいいだろう、少々だらしなくベンチに座り直し、ぼんやりと夜空を見上げて
■サキュリス >
(違和感とは別に、ちょっと物足りないんだけどネ)
過去、彼女は…名のある聖職者に追い回されるほど暴れた個体である
毎夜のように精を求めた彼女がここ数日そういったことをしていない…いや、正確には腹の封印によってできないのだが
(溜めてあったからよかったよーなものの。まったく、あいつ、次にあったらミイラにしてやるんだから)
そういったことを禁じられれば並の…彼女と同じ種族ならすぐに死んでしまうだろう
しかし、彼女は…余裕もあったからだろうが、奪い取った精を溜めこんでいた…それを少量ずつ使うことで生きながらえている
(余裕はあるとはいえ、まだまだ楽しみ足りないしねぇ…。ふつーにニンゲンに混じりながら、聖職者ちゃん…みならいでもいーけど…探さないと)
彼女が探しているのは思考が凝り固まっていない、若い聖職者である。まあもちろん若くとも凝り固まった輩はいるのだが
(なにより、ちょっかいだしやすいしねー)
できればかわいこちゃんがいーなー、などと、つい声に出したりして
■サキュリス > (恐がられちゃうだろうからあんまりぱーっと話しかけないようにしないとねー)
目的の相手に逃げられては仕方ない。他の住人を見てもあまり声をかけられなかったのはそういった事情もあるようで
(ま、アオイみたいにいけそーなこがいたら、たくさん聞かないとねー)
もちろん彼女は封印が解かれればすぐにでも島を出て時折こちらで暴れるつもりではあるが
(それにしても、暴漢とかいなさそうねぇ、ここ…学生の自治って聞いたけど…)
以前の彼女に襲い掛かればそれはほぼ死と同義であったが…今は翼と角が目立ち、ちょっと力が強い程度だ
襲われればひとたまりも…
(んー?、そういえば相手からシてきたら弾くのかしら、これ…)
こてん、と首をかしげつつ。封印される前も後も自分から襲ったことしかないのである。もちろん封印後は達成できないことであったが
(その辺もおいおいしらべましょー…と)
■サキュリス >
(さーてと、そろそろ帰りましょ。風紀委員?とかもいるみたいだしね、めんどくさそう)
ぱ、とベンチから立ち上がり、公園の出口へと向かっていく…
ご案内:「常世公園」からサキュリスさんが去りました。
ご案内:「常世公園」にアーヴィングさんが現れました。
■アーヴィング > (昼下がりの公園、夏も盛りを過ぎ、風が吹けば涼しさを感じれる心地よさを与えてくれる木陰のベンチに座る青年が居る
こぎれいな純白のシャツに爽やかなウォッシュジーンズ
どこか物憂げな表情を浮かべながら文庫本を開く姿はとても絵になっていた
そう、とても絵になっているのだ
一見すれば)
■アーヴィング > (遠めに見れば純白で、時折光を反射し輝くように見えるワイシャツは
近くで見れば銀糸で縫い取られた華が右肩から胸に掛けて鮮やかに花弁を散らしていた
ジーンズは座っていると見えにくい右腰の後ろから膝下に掛けて猛禽の翼が雄々しく広がって居る
そしてシャツの襟元からはシルバーのチェーンが覗いていた
本人的には清潔な格好のつもりだが、テーマをつけるとすれば「擬態したチンピラ」といったところか)
■アーヴィング > ………
(そして物憂げ…というよりジト目で眉を潜めながら見て居る文庫本の中身は簡単な漢字とひらがなで構成されていた
童話をモチーフにして近代的なアレンジを施されたというそれは、国語の授業の教師イワークから貸して貰ったものだ
島に掛けられた翻訳術式をレジストする効果を与えられたネックレスをつけ、簡単な文字から理解出来るようにすれば書き取りを覚えるようにすれば上達も早いだろうと
なるほど、確かに道理だ
問題は本の内容だ
短編集という体裁を取った文庫本で、今アーヴィングが読んでいる章のタイトルにはこう書かれている
『啼いた赤鬼』と)
■アーヴィング > (『青鬼どん、おらそれでもやっぱり人間とさ仲良くしてぇ』
『赤鬼どん、まぁだそんな事いっちょるのか』
『だども青鬼どん…おらぁ人間の村で楽しくしとる人間さぁ見てるとうらやましゅうてなぁ…』
『おらたちは鬼だ…それに赤鬼どん…人間と仲良くしたいっちゅーたら…おらぁどうなるんだ?』
『あ…青鬼どん?』
『赤鬼どんは人間だぁ、人間だぁちゅって…おらのこと見てくれねぇ…』
そう淀んだ瞳で青鬼どんは言うと、赤鬼どんをおしたおしたんじゃった
獣のように血走った目、荒い息、赤鬼どんはそれはそれは、オスを感じたのじゃった…
『ああっ!青鬼どん!青鬼どん!』
『おらこんなに思ってるっちゅぅのに!人間よりよっぽどええって教えてやる!』
赤鬼どんは高らかに啼くのじゃった…)
ご案内:「常世公園」に蒼穹さんが現れました。
■アーヴィング > 教材としておかしいだろうが!
(ばん!と借り物の文庫本をベンチに投げつけた
はらり、とブックカバーが外れると
そこには「日本フカシ話」というタイトルが
いわゆるジョーク本である)
■蒼穹 > (外出するのも億劫になりそうな、燦々たる日差しは今日は幾分マシだった。
数分に一度風が吹けば、汗ばみやすいこの季節ではなお一層ありがたく、涼し気に感じられるか。
ともあれ。陽射しなんか浴びたくないのは誰だって一緒だろう。少なくとも、人間の体と感性を持っているのなら、誰でも。
今日も何もする事もなく、ただただ彷徨がてらに公園にふらりと姿を現したのだが。)
あ。あー…。
(そこそこの遠目で、木陰のベンチに座っていた人物を見遣った。
この距離でもその表情が見えるのは、人間から少し外れた存在だからだが、ここではさておく。
あそこは結構好きな席である。何しろ木陰。暇な時は腰かけてみたり、お友達と話したり。
しれっとその逆側の端にでも座ろうと思ったのだが。)
…え、…えー…。
(彼の「ジト目」は、その目付きの悪さも相俟ってどうみても本を睨んでいるようにしか見えないのだ。
別に怖がっているわけではないのだが…、そういう人のお隣で難癖を付けられては面倒だとそこまで勘ぐってしまった。
不機嫌な人とは関わらない方が良いのである。彼の読んでいる本などいざ知らない失礼な思考であったが。
さて、どうしようか、他に場所を探そうかなんて歩みの向きを変え始める。
その矢先―――。)
?!…。
(ばさん、と唐突に紙とベンチが衝突運動を起こした音が。足を止めてガン見してしまった。
いや、流石にあれは驚くし無理もないだろうと弁明したい。
この穏やかに涼しい公園で、突然文庫本を一人で罵詈雑言と共に投擲してベンチに投げつけるのだから。
…何かあったのだろうか。)
■アーヴィング > なんでオーガ種が濃厚に絡み合ってるようなもん教材にしてんだ…
難しい文字がなくて読みやすいっつー部分だけは嘘ついてねえから余計に腹立つ…読み仮名も振ってあるし…
でも情熱って文字にリビドーって打つの無しだろこれ…
(はぁはぁと息を荒げ、そしてこの本の内容を知っている人間がこの光景を見ればあからさまに誤解されると気付く
というかオネェ入ったムキムキマッチョな教師から男色ネタの本をレンタルされるというこの事態こそが緊急事態に近い
目次にあった「はなさんか爺」とか「足柄山の○ん太郎」とか、その辺も似た様なあれなのだろうか?
「一寸法師」というタイトルだけひねりが入って無さそうだがそういうのに限ってヤバイに決まっている
慌てて拾い上げようとし……視線に気付くとぴしり、と固まる
なお主観的な表現であり、客観的に現すならば「ぎょろり」となる)
………違うんだ
(慌てて翻訳術式をキャンセルする装身具を取り外し、汗を浮かべ首を弱々しく振る
自分の奇行ではなく本のタイトルを見たリアクションだと勘違いしたようだ)
■蒼穹 > …日本、フカシ…話。
(ベンチに飛んでいったのは本。
一応そちらも見ようと数歩歩めば、そのタイトルを呟いた。
フカシって何だろう。フカシ芋か何かだろうか。…日本をふかす?なんだろうそれ。
風で捲れたページがぱらり。住吉の神から老婆に与えられた「一寸法師」は鬼の何処へ入るのだろうか?
それは誰にもわからない。国語の教師イワークを除いて。
まぁそれはさておき。)
…っ?!
(あれ、睨まれた?!と、若干驚きが増す。きっと、その目は己を捉えているのに違いないだろう。
いや、睨まれるようなことは何もしていない。何もしていないのだ。
別に怖くない、怖くないけど怖い。この、何かしてしまった気がする得体のしれない不安感が。
悪漢に絡まれても大丈夫だけど、もし自分に非があったら―――。)
何が、違うの…かな?
(きょとん、とそれでいて恐る恐ると聞いてみる。
いや、本当に何が違うのか分からない。それから、彼の方へとまた歩み寄って。
ブックカバーをスルーして文庫本だけを拾い上げた。
何をそう弁明しているのかは知らないが、この本が少し気になる。
不躾かもしれないが、拾ってあげることに見せかけてちょっと見てみよう。)
―――。落ちたよ?…はい、どうぞ。
(暫く無言。ぱらっと刹那に別項を確認。かぐや姫が到底姫とは言えない筋肉質なナニカになっていて5人の男と
―――そ ん な も の は な か っ た。
無言のまま、本を閉じる。
拾わなかったブックカバーも後から拾って。
それから、カバーをまるで周りの目から隠すように被せてあげれば、
まるで何も見ていないとでも言うかのように、無表情で本を返した。)
■アーヴィング > ………さんきゅ
(差し出された本を受け取る
判る、判ってしまう
完全に気遣われている
ああ、つばくらめの子安貝って…龍の玉って…という物語を見た今、完全にその持ち主と内容を重ねている事だろう
フカシをこく、つまりホラ話という意味なのだが…掘り話に成り果てているこれを)
ふぅ………
(ゆっくり、深呼吸をする
落ち着いて、落ち着けて、己の内に渦巻く感情を吐き出して)
これは、俺の持ち物じゃ、ない
(真っ直ぐ、真剣な瞳で言う
これほどまでに真剣な瞳で言葉を紡いだのは戦時に龍種の王に協力を求めに行った時以来だろう)
■蒼穹 > …どういたしまして。
(何も見ていないからと続ける様にさっと手を引く。
知らない。月から来た魅力的な肉体を求めて五人の個性豊かなエラい男。やめよう。知らない。
まぁしかしだ、目付きは悪くとも目の前の彼がそれである可能性も否めないのだ。)
…ああ…ええっと。その…。
(弁明されてしまった。物凄く真面目に。
嘘一つなさそうな表情であるが、しかし相変わらず睨まれたままな気がする。
だが、これは彼なりの平常時の表情なのだろう。困惑したように後退り。
反応に困ってしまった。こういう時、なんて言ったらいいのだろう。
知り合いならからかうところだが、知り合いではない。寧ろ初対面。
人間的な脳内シミュレーターで思索。
1「大丈夫!私何も見てないよ!」 いや、それだと気遣いにも聞こえるだろう。
2「そう言う趣味じゃないんだね…」 これだとまるで残念そうに聞こえるか。腐女子ではない。却下。
3「気にしてないよ?」 気にするって何を?これもダメ。)
…そ、そう…その。そう、なんだ。
(選んだのは、物凄く無難でもあれば、とても第三者的な返答だった。)
■アーヴィング > ……
(手の引きが微妙に早い
言葉の選択が遅れている
騎士とは空で超音速での戦闘を行うものを言う
生身ではともかく、飛翔機では音の速さというのは遅い物に分類される
その速度で駆け引きを行うには未来予知にも似た判断力が、そしてそれをささえる洞察力が最重要となる
そしてその洞察力がこう判断を下すのだ
ドン引きされてますよ旦那、と)
いや、俺…つい一月くらい前に…こっちの世界に来てな
文字…上手く書けねーから…翻訳術式使わずに読む訓練してみろって…国語教師に言われて
それで、渡されたんだよ、こいつを
イワークせんせーっつぅんだけど…
(伝わるだろうか?身長の半分はあるんじゃないかというゴツイ肩幅に割れたアゴ
はち切れんばかりのマッスルをフリル付きのシャツに身を包み、おっとり系女教師の仕草とオネェ言葉を操るマッチョメンの事が
知っていればとても親身で心配りの効いた教師ながら、男子生徒相手にはさらに親身になってしまうという情報があれば
この局面を打開出来るのではと
やたら広い学園なので知らなくても無理はないが)
■蒼穹 > あ、そ、そうだったんだー!へー!
(取り敢えず作ったようにも見える笑いにて対応。
沈黙が辛いので煩わしくも口を開いてうんうんと頷く。)
んー、成程。確かに語学って難しいよね。やっぱり。
…あ、そうなんだ。こ、これを…ねぇ、イワーク…岩悪?
(生徒に悪戯するのにも許せるレベルと言うのがあると思う。いやこれ本当に訓練に渡したのだろうか。
さて、イワークとは誰だったか知らないが、彼の真摯な視線はこれが彼のものでない事を示すのには十分だった。
因みに、イワークを頭の中で想像してみた結果…、腐女子な姿しか想像できなかった。
よくこんなの持ってて教師が務まると思う。
広大な学園。その闇は広い。)
■アーヴィング > くそっ…こういう時だけ故郷の地位が恋しくなるな…!
(故郷の自分のネームバリューならこの程度の誤解は…
ああ、ダメだ、面白がって誤解と判りながらむしろ塗り広げそうだという危険人物の顔ぶれがズラズラと沸いてくる
うち三人は地位的にも上だ)
まー、島にはってある術式にたよりゃ、読んだり話たりは問題ねーんだけどな
文字は書けねぇからかっこわりーし
ある日突然、術式が消えるとか、効果範囲外に出る必要がないともかぎらねーしな
あー知らねえか……めちゃくちゃいい先生で子供にも慕われてんだけど…
ストライクゾーンに対する食い付きがいいっつーか…
こいつも内容に半して教材としては優秀だしな…
(とても読みやすい上に、下ネタというのは物を覚えるのに以外と適しているのだ
ひらがなくらいならなんとか読めそうになってきたのが逆に悔しい)
■蒼穹 > 故郷…かぁ。そう。良いよね、帰る場所があるっての。何となく羨ましいなー。
(一体彼がどういう人だったのかなど知らないけれど、
誰であっても、異邦人であれば自分が出生したところはきっと恋しいだろう。
いや、性格には彼は地位が恋しいと言っているのだが。)
ん、成程ね。それで勉強してるってわけか。
難しいよね、言葉と言葉のやりとり。言葉のニュアンスってのが微妙に違うし。
それに、意思疎通出来ないって最悪だよね。人型してても言葉が通じなければ怪異か魔物扱いの場所だし。
でも、…3年くらい学んでたらいけると思うよ。ひらがなとか勉強してたの?
(どれどれ、と先程の本を見ようと―――いや見ない。
あれは国語の教材ではない。役にも立たないだろう。)
んー…そうなんだ。…ストライクゾーン?野球の顧問でもしてるのかな。
…いやもうそれは良いよ。捨てようよ。
(悪趣味も良い所である。それに、別の教材だってきっとあるし。
こんな変な知識植え付けられてたら本当に変貌してしまいかねないと言う危惧もある。
兎角、笑えない冗談である。いや、イワークからしたら冗談ではなく真剣にこの本を渡したのかもしれない。
そうだとすれば身の毛も弥立つ事だろう。常世学園には常識なんてないのだと改めて認識する。)