2016/03/10 のログ
アリス > とあるアニメの主題歌を口ずさみ、暗い公園を駆ける足音。
寒さ対策のマフラーが水平になびく。

「うーん、歌ってたら喉が渇くー。」

歌を止めて、軽い足音を自販機へと向け。
コートのポッケを漁ってお財布取り出せば、自販機の近くのベンチに人影発見。
ぺこっと頭下げて自販機に突進……しかけて急ブレーキ。

「…っとと。こんばんはー?」

綾瀬音音 > 春、早くこないかなぁ……
(指先が凍えず、誰かを探すことのない季節。
過去のことを綺麗な思い出だと、痛みなく笑える季節。
何時になるかは解らないけれど――)

(そのままぼんやりと空を見ていたところに、聞こえてきた近づいてくる歌声。
そちらに視線を向けて瞬き数度。
下げられた頭に礼を返して、それが知人だと気づいて――)

ああ、こんばんは。
奇遇だね、こんな所で会うなんて
(そう言ってへらっと笑うと、まずは飲み物買いなよ、と勧めてから、真ん中に座っていたベンチからおしりを少しずらして彼女の座れるスペースを開けた。
座ってくれるかは彼女次第だけど)

アリス > 「そですね、この寒さだとお出かけはお昼間や夕方に済ませる人は多そうですし。」

うんうん、と頷き、じゃあ行ってきまーす、と持ってたバッグを置いて自販機へ。
硬貨入れてあったかいココアのボタン押し。

出てきたココアの缶で手を温めながらベンチへ戻り、空けてもらってたスペースにバッグを足でちょいちょいと寄せてから着席。

「奇遇は奇遇ですけど、寒さ、だいじょぶですか?」

かく、と首傾げて不思議そうな顔して横から表情じっと視線向け。

綾瀬音音 > 結構遅い時間だからね。
やっぱり明るいうちの方が暖かいし楽だしね
(彼女の言葉に同意して、彼女の動作を眺めながら。
隣りに座ってくれれば小さく笑い)

うん、大丈夫だよ。
最近は暖かいし、ほら、私もココア飲んだしね。
こう見えても結構厚着してるんだよー
アリスちゃんのマフラー、暖かそうだね
(不思議そうな顔に瞬きしてから自分の手にしたココアの缶を軽く持ち上げる。
もう冷めてしまっているけれど、指先が冷えるほどではない)

アリス > 「うんうん、特に食材の買出し何かは早い方がいいんですよねー。
夕方だとセール品もあって安く買えるんですけど……売り切れとの戦いが」

ちょびっと唸ってお昼と夕方、それが悩ましいとばかりに難しく考えそうな顔も浮かべて。

「ココアは良い物です。
甘さも苦味も、寒い時に欲しい物が結構詰まってますからね。
厚着してても首冷えちゃいませんか?
このマフラーは首が冷える対策で買っちゃいました。」

ココアに視線向けておぉー、と頷き。
ココアの缶を唇で食んで、マフラを手で首に少し強めに巻きなおし。

綾瀬音音 > お夕飯のこともあるしね。
セールとか特売は狙い目だよね。タマゴが安いと特になんか嬉しいんだよね。
アリスちゃんは食堂派? 自炊派?
(セール品を狙うとは自炊派なのだろうかと思いながら首を傾げて問いかけた。
タイムセールに心惹かれるのは誰もが同じらしい)

そうそう、何だかほっとする味なんだよね。
夏になったらアイスココアも美味しいけれど。
……まあ、ちょっとだけ。でも今は欲しいほどじゃないかな。
うん、すごくきれいない色で似合ってるよ
(自分もココアの残りを飲みながら。
小さい子――とは言え外見と年齢が一致するとは限らないが――の動作は一つ一つあどけなく映って可愛らしい。
思わず笑みを浮かべながら)

アリス > 「卵はよく使うし、安い時に買っちゃえって衝動買いしちゃったりするんですよー。
お菓子やお弁当を作る時は自分で作るのですけど……食堂でも食べますねー。」

パン系やドーナツ、それにバレンタインのチョコ等は自作したけれど、趣味が高じて作る時間なくて朝ご飯や夜ご飯は食堂で作ったり、どっちもです、とこくりと頷いた。

「アイスココア……ココア味のアイスって見かけたり見かけなかったりしませんか?
チョコ味においやられてマイナーになっちゃってるよーな。
首、結構大事ですよー?
首から背中がぶるって震えちゃう事がたまにありますし…あ、ありがとー!

ん、そーいえば、お散歩中でした?」

似合ってるといわれて大喜びの笑顔浮かべて。
喋ってる間に缶を取り落としかけて慌ててキャッチ。
零してないのを確認して、もいっかい飲んで。
ふと思い出してお出かけの理由お伺い。

綾瀬音音 > 後賞味期限ちょっと過ぎたくらいだと加熱したら全然大丈夫だから買いだめしちゃうんだよね……。
そっか、まあ完全自炊は難しいよね、私もどっちもだし。
どちらかと言えば自炊のが多いけれど。
(今度会ったら一緒に食べようよ、とお誘いかけながら。
自分は自炊の方が多いが、寝坊した朝や疲れた日は食堂を利用する)

お菓子とかになっちゃうと確かにチョコ味の方が優勢だよね。
でもココアもチョコレートも原料同じなんだけど、インパクトだとやっぱりチョコレートの方が大きい気がする。
ココア味! って言うよりもチョコレート味! って言ったほうが濃厚な気がするっていうか。
冷やしちゃいけないのは解ってるんだけどね。
あー、それは確かに。うんん、いい買い物だと思うよー。

ん……散歩っていうか、友達と遊んでたんだけど、途中で彼氏から連絡入ったって行っちゃった。
薄情だよねぇ
(と、とりわけ怒ってるでも嘆いているでもない口調で笑顔で口にした。
彼女の笑顔を見ればやっぱりこぼれてくるのは笑みで、やっぱり可愛いと思うのだ)

アリス > 「過ぎてても生地を発酵させる時に怪しいかなー?って気分になる位ですけども、賞味期限と消費期限が違うってどこかで聞きましたですね。
完全自炊って異邦人街の人達ならしてるんじゃないかなーって思います。
おぉ、お米扱えますかっ?」

あ、いいですね、タイミングが合えばーと一緒に食べるのは乗り気に。
ただ、お米は扱い慣れないので頼めそうか確認して。

「チョコチップにチョコクッキーにー……あ、でもココアクッキーって聞きますから…んー、単体でお菓子なのが効いてる感じかなーと。
ココアはなんとなく優しい感じがするから濃い味が苦手な人にはいいのかも知れないですよ?
おぉー、そう言って貰えるとーって実はセーターだと合うのがなかったからってゆーのも。

……彼氏に負ける友情かな。って、でも……」

あちゃーと慰めようとした、ところで視線が左手に向く。
見つけた代物に言葉が止まって。
笑顔を固めて、居ますよね?恋人って目で訴えて見ました。

綾瀬音音 > お菓子は鮮度が大事って言うよね。
賞味期限は美味しく食べられる期限で、消費期限はそれまでに食べてください、って言う期限かな。ざっくりだけど。
ああ、あそこは寮はないのか。
異邦人の人だと食べ物あわなかったりしたら大変だろうなぁ。
勿論だよ、日本人だからね
(じゃあぜひ、って頷いて。
お米は何も問題ない。
だってお米の国の人間ですもの)

ココアクッキーにはチョコは入ってないイメージだなぁ。
やっぱりお菓子って言うイメージは強いのかな。
確かにココアの方が柔らかかいよね、ちょっと今度注意しておかしみてみようかな。
ん……アリスちゃん発育いいからね。
でもセーターなら伸びるからちょっと融通は……

……………。
あははは………。
(彼女の視線に止まった指輪に、困ったように笑って。
訴えかけてくる視線に軽く左右に首を振った。
恋人はいないのだ。
――いないのだ)

アリス > 「生地は寝かせて材料は鮮度の良い物が良いみたいなんですよね。
あ、期限ってなんとなく文字からそんな感じかなーと思ってたけど、合ってた、よかったー!
寮で合う料理を用意できないんじゃないかなーって言うのもありそうです。
って、おぉ、じゃああれ、あれも食べてみたいです……つきたてのお餅!」

やったーと満面の笑顔で喜び、そしてお米にもち米を含めておねだりしました。

「ココアは飲み物、チョコはお菓子、って感じかなーって。
ココアクッキーにチョコチップだとくどくなりそうだからココアの意味はどこーになりそうなんですよね。
甘すぎるのが苦手な人ならココア系のお菓子はいいのかもー?
……私のサイズだと……伸びすぎて…背中と合わないかお腹が出ちゃうみたい、で。

……あれ?」

どう言う事だろう。
首を振られた、でも指輪の位置。
指輪の、位置。
なんとなく、座ってたベンチから乗り出して背伸びして。
手を伸ばして頭を胸元に抱き寄せようと、してみました。

綾瀬音音 > そうなんだ。私はあんまりお菓子作らないから。
うんうん、私も最初は違いよく解らなかったよ。なんとなーくで、後から調べて解ったみたいな。
異邦人街とかで買食いするとびっくりするような味に出会うしね。
つきたてのお餅か……うーん。
ちょっと難しいかなぁ……おはぎくらいならなんとか行けるかもだけど
(ちょっとつきたてのお餅は難しい。
ホームベーカリーでもあれば別なのかもしれないけれど、あいにく持っていない。
ので妥協案だ)

でもホットチョコレートもあるからなぁ。
あっちのが甘いイメージだけど。
あんまりカカオ全面押し! もちょっと……って感じなのかな。
そうだね、確かにココアの方が甘くない気がする。
……身体にあった服って難しいよね……。

……うん、ちょっとね。
いなくなっちゃんたんだ。
(少なくとも自分の認識としてはそうで。
細かい事情を伝えるには重い話であったし、躊躇われる話でもある。
だから、そうとだけ、告げて。
伸ばされる手と体。それに少しだけ目を伏せて甘える事にした。
ぽふんと彼女の胸に収まる。
柔らかな体温に、目を閉じた)

アリス > 「んー、じゃあ、今度用意してみましょうかー?
あー、そーゆー…専門用語?ぽいの結構多いですよね。それっぽい授業でもあんまり日常生活に使える用語教えて貰えなくて。
むー、残念ー……食べてみたかったのはあべかわ餅って言うものなんですけれど……
餡子、あんまり慣れないんですよね……」

残念無念、としょんぼり顔。
そういえば和菓子って殆ど食べてないんじゃないかなーと今までの食生活を思い返し。

「ホットチョコレート、そーゆーのもあった!
カカオ濃厚って感じになると、チョコでいいじゃんって気になっちゃいそうで……。
色々マイルドなイメージなんですよー、ココア。
衣服が自作できるかどうかって大事になりそう……。

……ん。」

細かい事情は聞かない。
ただぽんぽん、と胸に抱き寄せた後、後頭部を軽くあやすように撫でて。
暫くはそのまま、一応周囲を軽く首だけ動かして見回して、じっと待って。
もし嗚咽が漏れそうだったらもう少し抱き寄せる手強めようかな、と耳を済ませて。
大丈夫そうなら、動きがあったら緩める感じに。

綾瀬音音 > え、いいの?
生活に細かく入り込んでくるんだよね、ああ言う用語。
……? ああ、アリスちゃんはこっちの人間じゃないのかな。
つきたてのお餅じゃないなら作れるんだけどね、あべかわ餅。
うーん、きなこのおはぎって手もあるけど、苦手ならしょうが無いね
(お店で売っている切り餅でなら勿論作れる。
ので再び妥協案)

チョコレート系の食べ物ってこう考えたら沢山あるよね。
確かにそんな気はするなぁ、それなら素直にチョコ食べたほうが食べた気になる。
牛乳成分多めだから余計なのかなぁ、ココア。
そう思えばアリスちゃんは縫い物得意なんだっけ。

…………。
(事情は何も知らない彼女の手は、優しくて労るようで。
それに甘えるようにこちらからもギュッと手を回して顔を押し付けた。
嗚咽も涙も出てはこなかったけれど、ただただその温もりに包まれている。

――暫しの後、こちらからぎゅっと一度力を込めて抱きしめると顔を上げて、大丈夫だと言うように眉を下げて笑った)

……ん、ありがとう。
ちょっと、うん、楽になった。

アリス > 「一人じゃお試しに作っても意見聞けないから、たまにはいいかなーと。
んーと、一年足らずだから、覚えてる最中ー。
んーむ、餡子も少しは慣れた方がよさそーですけどー…あべかわ食べられるならそれでっ!」

妥協案に乗り、餡子どしよ、とまだ見ぬ和菓子への不安とあべかわ餅への期待に思いをちょっとはせ。

「ココアはどっちかとゆーとメインに出てこなくてパウダーに使われたりとか飲み物として添えられたりですよね。
んー、でもミルクチョコって多分ココアより牛乳成分多いんじゃー……?
ですです、先生に着せると好評でー。」

なお、好評なのは紳士勢とか、淑女勢とか。
当人に好評かは言いませんでした。

「……どう致しまして。
ん、前向きに都合のいい未来を妄想しましょー?」

しばらくして、ぎゅってされて。
上げた顔が楽になった、だいじょーぶ。そう言ってる様に見えたから。
微笑み向けて、自分に近い道へ、妄想妖怪、誘惑かけてみちゃいました。

綾瀬音音 > うんうん、じゃあ是非是非。
ああ、なるほど。
……異邦人向けのこちらに慣れるための授業あるらしいから、そっちも取ってみるといいかも?
じゃああんころ餅ときなこ餅も作ろう。
手間はそんなにかからないしね
(基本的に餅相手ならあんこもきなこもまぶすだけでいいので、そんな提案をもう一つ。
お餅パーティって言うのもありかもしれない)

ココアだけじゃメインとしては弱いのか。
……どうなんだろうねぇ、そこまで考えたことなかったなぁ……。
?? 先生に着せるんだ。
(誰に好評で誰が着るのか。
そしてどんな衣装なのか。
そこまで思いが至らない少女は首を傾げながら、好評ならきっと上手な
んだろうな、的な結論に至る)

ん、そうだね。
都合がいい、かぁ……。
でもうん、前をむこうって言うのは、もう決めてるから
(果たして何が自分にとって“都合がいい”なのかは解らないけれど。
前を向かなくては、と改めて思う。
そこにあるのが当たり前になった指輪を一瞬だけ見つめて、その一瞬だけ、恋人がいた頃を思った)

……そろそろ帰ろっか。
流石に冷えてきたね
(夜ももう深く、気温も下がってきた。
彼女が了承してくれるなら、寮まで一緒に帰ろうか)

アリス > 「それじゃあ今度…会えた時か、日持ちするものをお部屋にお送りしますね。
あ、異邦人って訳でもないですよ?でもそれは学期変わったらありかも。
おぉー。じゃあそっちはお任せしますっ。
喉に詰まらないように気をつけないと。」

お餅のレパートリーが増えてきた所で、はっと気付いて。
それから、部屋番号の交換を小声で提案。

「多分近い物があるからメインとして弱く感じるのかなーって。
ミルクチョコとココアの違いは横において…。
あ、多分写真集持ってる人もいると思います。」

夏に売ったりしたしなぁ、とふと思い出し、懐かしそうな表情を浮かべて。
生まれての一年目は濃い一年だった、になりそう。

「都合の悪い妄想って、危ない事もあるんですよー。
ん、……もし甘えたくなったら、付き合いますよー。」

前を向く。
それを聞いて。でもすぐにできるかどうか解らないから。
多分、恋愛感情ってそんな簡単にはできないだろうから。
腕、一回広げなおした。

「ん、そーしましょー。
ココアで暖まった分はもう無さそーですし、ちょい急ぎで。」

いつの間にか空っぽになりかけてたココアの缶を掲げ。
バッグを肩にかけなおし、ちっちゃく頷いて一緒に寮へと帰路へ。
話題はまぁ、流れ次第。

綾瀬音音 > うん、楽しみにしてるよ。
ん? ええとじゃあ――なんだろう? もうすぐ新学期だしね、色々講義リスト眺めてみるといいよ。
了解しました、色々考えておくよ。
そうだね、生活委員の人に迷惑かけちゃう

(部屋番号の申し出には二つ返事で頷いた。
こちらは一人部屋が集まっている辺りの真ん中辺だ)

ううん……考えれば考えるほどどこからどこまでか解らなくなるよ。
…写真集なんてあったの?
(自分は親交の深い教師はいないし、紳士淑女の方々との交流も特にない。
そう言うことにも疎いので、そんなものがあるなんて知らなかった。
ので、見かければ見てみたいなーと呑気に思うのである)

思いが何かを引き寄せる、ってことなら何となくわかるよ。
あははは……うん。ありがとう、その時はお願いするよ
(こうして、沢山の人に支えられて、助けられて、こうしてこの場所に立っている。
それはきっととても幸福で、とても尊いことなのだろう。
それが解るから、前を向こうと、そう思い希いのだ。
もう一度広げられた腕に抱擁を返した)

そうだね。
戻ったら即効でお布団だよ!
(こちらのココアは空っぽなので傍にあったゴミ箱に捨ててから。
彼女が了承してくれたので、一緒に帰路を辿ろうか。
この前みたいに、他愛のない話などをしながら――)

ご案内:「常世公園」から綾瀬音音さんが去りました。
ご案内:「常世公園」からアリスさんが去りました。