2016/05/05 のログ
ご案内:「常世公園」にエリンさんが現れました。
エリン > ガラン、とカウベルの音が響く。
リン、と鈴の音が聞こえる。

昼の3時。
カウベルと鈴の音が交互に鳴り響く公園で、エリンが寝ている。
彼女のカウベルと鈴が音を発しているようだが、なぜ音が出ているかはわからない。

ご案内:「常世公園」にメグミさんが現れました。
メグミ > 「今日はお日柄も……いえ、大分眠いですけれど……」

 あくびをかみしめながら、眠そうに公園を歩む少女。
 気だるげなその顔には、ちょっとした隈が出来ている。

「うぅ、ん。……。」

 ――リン、と響く鈴の音。それへと気を配らせてみれば、
 眠りこけている少女が視界に入る。

(お昼寝……)

エリン > ガラン、リン。
ガラン、リン。
そんな風に、一定のリズムで鳴っていたカウベルと鈴が、唐突に音を止める。
同時に、狼も顔を上げ、近くまできていた女性へと視線をやる。

エリンは相変わらず眠りこけているが。

メグミ > 「私もおひr――」

 この辺で寝転がってしまおうか。
 そう思案した所で、顔を上げた狼へと視線をやる。

(あの狼は……?)

 整った毛並みや狼にしては立派な体躯を見るに野生のものには見えない。
 魔獣、にしては大人しすぎる。

(彼女を取って食べようと言う風には見えませんし――
 ――白い狼、ですか。)

 召喚師の端くれとしてもあの手の獣は気にかかる所である。
 寝こけている彼女よりも興味を引き、眠気だってどこかに行く。
 
 目星を付けようと、強く視線を注いだ。
 つい力を入れすぎて、魔力だって目に集うかもしれない。

エリン > 女性をじっとみつめる狼。
警戒をしているのか、顔だけでなく体も起こし、何かあれば動ける姿勢になっている。

緊張状態にある公園で、再びカウベルが鳴る。
大きく一回、ガラン、と。
「ふぁ……」
その音で起こされたかのように、エリンが背伸びをし、顔をこすり、女性のほうへ視線をやる。