2016/05/22 のログ
ご案内:「常世公園」に悠樹臨助さんが現れました。
■悠樹臨助 > 十分な休息をとることを必要とした生活はしてきたが、十分な休息をとる生活はしてこなかった結果。
1時間も寝ると大抵の疲労はとれ少なくとも動けるようになり、どうしても暇を持て余してしまう。
あれだけ激しい運動をして勉強もしたのに…と思うが、そもそもそれまで大体それが日常だったのだし是非もないことだった。
そんな訳で、暇潰し兼トレーニングのウォーキングである。
何も激しい運動だけが鍛錬じゃない、ゆったりとした動きにも効果は求めるものがあるのだ。
■阿曇留以 > 木漏れ日を受けてまぶしそうにしながら、頭の中では今年着る水着を考えている。
地元ならわりと考えずに、去年のでもよかったかもしれない。
しかしここは地元じゃない。知らない土地。
一応、念のために新しいのを買おうと考え。
(今年は……どうしようかしら)
ぽわぁ、とした顔で虚空を眺めながら、ただひたすら時間が流れていき。
そんな中で、臨助が視界に入って数秒してから声を出す。
「あら、臨助くん?」
■悠樹臨助 > 声のかかった方を見ると、なんだか呆けた顔の安曇が木陰で座っていた。
「おう、日向ぼっこか?」
■阿曇留以 > 「ええ、さっきまでお散歩をしてて。
今は休憩して日向ぼっこ中なの」
話しかけられて、柔らかい笑みを浮かべて答える。
風が吹くたびに、蒼黒い髪がサラサラ流れ、留以は流れた髪を整える。
「臨輔君は……臨輔君もお散歩かしら?」
■悠樹臨助 > 「ま、そんなところだ。」
頷いてから、安曇の姿を見る。
「今日は巫女装束じゃねぇんだな。てっきりいつもアレ着てるもんだと思ったけど」
■阿曇留以 > オフショルダーブラウスにロングスカート。
若干胸が強調されているが、他の体型は隠すように、ゆるい服装になっている。
臨助の言葉には、そんな言葉が来るだろうと分かっていたように
「私もたまには洋服を着るわ。
基本的には和服や巫女装束を着るけれど、洋服には可愛い服があるでしょ?
たまには着たいなって思うときがあるのよ。
意外だったでしょ?」
なんて答え、ころころ笑う。
■悠樹臨助 > 「そうだな、そういうの無頓着だからそういうもんだと思ってたが……女だしオシャレだってするよな。」
改めて服装を一通り眺める。
いつもと違う装いに新鮮味を感じる。
「ま、似合ってると思うぜ。可愛いんじゃないのか」
無難に褒めておく。
とりあえずではあるが、嘘をついてる訳ではなく感じた事を言ってる。
■阿曇留以 > 「ふふっ、ありがとう。
そう言ってくれると嬉しいわ」
その笑顔には嘘はなく。
本当に嬉しそうな顔をする。
「あ。
でも臨助君に恋人が出来たら、もうちょっとちゃんと褒めてあげたほうがいいと思うわ。
【可愛いんじゃないのか】じゃなくて【可愛いじゃないか】って言う風に、しっかり肯定してあげないとだめよ?」
ご案内:「常世公園」に悠樹臨助さんが現れました。
ご案内:「常世公園」に悠樹臨助さんが現れました。
ご案内:「常世公園」に悠樹臨助さんが現れました。
■悠樹臨助 > 「しっかり肯定……」
それもそうか。おざなりに褒められてはいい気はしないだろう。
理由もなくなんとなくでは尚更かもしれない。
改めて推敲し、褒める事を試みる。
「そうだな、おっぱいが強調されて魅力的だ」
ちゃんとした理由も付随した完璧な賞賛だ。恐らく落ち度はない。
少なくともこのときはそう信じていた
■阿曇留以 > 「…………」
一瞬何を言われたか分からなかったが、意味がわかれば少しだけ頬を染め、自分を抱きしめるかのように胸を隠す。
「え、と……。
臨助くん、それは……あの、褒めてないわ。
それは、セクハラよ……?」
ちょっとだけ、にらみつけながらそう答える。
■悠樹臨助 > 「……………………………………………そうだな」
■悠樹臨助 > 一も二もなく頭を下げた。
それはもう低く低く。
ほふく前進の次くらいに低く下げたそうな。
■阿曇留以 > 「そ、そんなに頭下げなくていいから!
周りの人が変な目で見ちゃうから!
ほら、頭あげて!」
慌てて頭をあげるように言う。
通りがかった人がこっちを不審な目でみていて、更に恥ずかしそうにする留以。
■悠樹臨助 > 「それもそうか……」
体制を戻す。
これは大変な失敗をした。
「よし、じゃあちょっとそこの茂みに行こう。改めて頭を——」
■阿曇留以 > 「え、と……まって臨助くん」
静止。
赤い顔で、静止させる。
「えっと、あのね臨助くん。
こ、恋人同士ならそういうのもいいかもしれないけれど私たちは恋人じゃないし。
そ、それに昼間からそんなことは……。
あっ、それに風紀委員に見つかったら大変だから……」
赤い顔で、そんなことをいう。
なにやら誤解している!
■悠樹臨助 > 「?何を言ってんだ安曇。こういうのはキッチリやるべきだ。男のケジメってモンもある。」
さすがに無理強いする必要はないが、安曇はどうも遠慮してるように見える。だが、酷いことをされた側が遠慮をする必要はない。
ここはしっかりと謝るべきだ。
【尚、誤解には一切気がついてない】
■阿曇留以 > 「ケ、ケジメ……」
そういわれてしまうと、なんだか自分は逆に受け入れるしかないように思えてしまう。
「で、でも、あのね臨助くん。
私は巫女で、神様に仕えてて。
だ、だからそういう事はあまりよくなくて……」
目をそらす。
真剣なまなざしの臨輔の押しに、負けてしまいそうになってしまう。
■悠樹臨助 > 「神様?一体お前は何を言って……っていうかなんか顔赤くねえか。大丈夫か?」
なんだか様子がおかしい。微妙に会話もつながらねえし……。
「……ああそうか、あんた熱があるんだな。多分熱射病だ、急いで横になれる場所を探さねえと。」
■阿曇留以 > 「よ、横!
え、あ、だ、大丈夫だから!
あああっ!だ、大丈夫っていうのは大丈夫じゃないって意味でね!
横にならなくても大丈夫なんだけど大丈夫じゃなくて、私は巫女だからそういうことは大丈夫じゃないんだけど臨助くんにはもっといい子がいるとおもうから大丈夫で!」
あわあわとあわてながら、顔を赤くしながら思考はオーバーヒートしていき。
結果
「ご、ごめんなさい臨輔くんーっ!」
ダッシュ。
つまり敵前逃亡をした。
ご案内:「常世公園」から阿曇留以さんが去りました。
■悠樹臨助 > 「あ、オイ……」
何やらさらに真っ赤になって走り去ってしまった。
「世話をされるのも申し訳ないのか?遠慮しがちだな…。」
あんなに顔を赤くして…そうとう発熱してるに違いない。
仕方ない、日を改めて謝るか……次も拒否されたら流石にやめておくが。
そんな風に心に留めておきながら、自分も帰ることにした
ご案内:「常世公園」から悠樹臨助さんが去りました。