2016/10/25 のログ
東雲七生 > 「……たいやき、食べたい……。」

ぼへーっとしたままもはや思いつくままに口から垂れ流すマシーンと化している。
呟きに併せてお腹の方もきゅるりと鳴き声を上げたり。
口の端を涎が伝うまではしないものの、空に浮かぶ雲がたい焼きに見えてくる。

ほんの数分前までアンニュイな気分だったのが、たちまち空腹感に支配された。

東雲七生 > ひゅぅ、と風が吹き抜ける。
すっかり冷たくなった風に身を竦めつつ、七生はちいさくくしゃみをした。
最近は夜間はすっかり冷え込んできたし、入浴後の外出は極力控えた方が良いかもしれない。
そんな事を考えながら、ふわぁ、と欠伸を一つ。

「……んん、そういやハロウィンの仮装も考えなきゃなー」

本当に、今年はどうしようか。
右に左にと首を傾げながら考える。

東雲七生 > 「深雪の分の仮装も考えないとなあ。」

色々とあったけれど、ちゃんと寸法は採れたので七生一人でも探せるはずだ。
別に一緒に行こうと言えば付いて来てくれる気もするけれど、そうすると何だか気恥ずかしい。
それに選んできてくれるのを楽しみにしてるような事も言っていたので、それなら選んであげるのが良いだろうとも。

「よし、服屋さん覗いてこようっと。」

しゅるる、と滑り台を滑り降りて七生は足取り軽く公園を後にした。

ご案内:「常世公園」から東雲七生さんが去りました。