2016/12/03 のログ
東雲七生 > ふと端末を取り出し、待機画面のカレンダーを眺める。
今年も残りひと月。いつの間にかもうそんな時期だ。

「一年って早いよなあ。
 この分じゃあっという間に卒業する事になっちゃうかも。」

順当に行けばあと丸2年ちょっとで卒業するわけで、
そうしたらどうするか、漠然とした構想はあるものの、それを実行するというビジョンがまるで思い浮かばない。

「うーん……どうしたもんかなあ。」

東雲七生 > とりあえず先のことは一旦保留にして。
差し迫ったクリスマスについて思いを馳せる。

「クリスマスも特に何も考えてないしなー
 でもでも、せめて仲良い奴らに何かプレゼントを贈りたいよな。」

日頃の感謝も込めて、とベンチから立つと端末を弄りつつ歩き出す。
今の内からクリスマスセールを始めそうな店を幾つか見繕っておかなければ、と
さほど急いでいない足どりで七生は公園を後にした。

ご案内:「常世公園」から東雲七生さんが去りました。