2017/04/01 のログ
ご案内:「常世公園」に真乃 真さんが現れました。
真乃 真 > エイプリルフール。
嘘をつくことが許される日。

そんな事とは関係なく昼間の公園で高笑いをする男が一人。
黒く、そう、黒く異様に長いタオルを首に巻いた男である。

「くくくく!ふはははははは!!久しぶりだな実に久しぶりだ!
 もうこのまま二度と出てくることは無いと思っていたぞ!!」

滑り台の上で無駄に悪カッコいいポーズを取りながらそんな事を言う。
普段からやりそうなことではあるが少し様子がおかしい。
もともとおかしいと言えばそれで終わりだけども…やはり、それでもいつもと違う。
…何となく普段より目つきが悪そう、そう何となく悪い偽物っぽい感じ…。

ああ、真乃真ブラックと言うやつだ!!

真乃 真 > 以前、黒い妖怪モドキの邪悪な影響を受けて一時期そうなっていた真乃ブラック真。
その時はその邪悪な集合体を祓う事でブラック真乃真から元に戻ったのだ!
何故、今そうなっているのか?おそらく何か理由はあるのだろう!知らんけど!!

「さて、どこかに困っている人はいないのか?
 いたら、どんな手段を用いてでも俺が助けてやるというのに!」

…まあ、困ってる人がいないに越した事は無いな!
うん、やはり平和が一番だ!
そんな、いきなりブラック部分を感じさせないような事を思いながら滑り台を滑り降りる。

…中々、スピードが出てスリリングだなこの滑り台。

ご案内:「常世公園」に永井ひとつさんが現れました。
永井ひとつ > 買い物袋を下げて現れた3mの細長い影。週末ということでわりと暇してた異形系女子高生だ。

よく寄る公園に誰かいる。なんか元気のよさそうな男子だ。
困っていること…とくにはないが、あえて言えば暇だ。
よし遊ぼう!と決めてゆらりゆらりと長い長い体と大きな歩幅で男子に近づいていく。びっくりされないように片手をゆっくり振って笑顔でフレンドリーに。

「あの…こんばんわ…おヒマ?」

鈴を転がすような高く甘い声で声をかける

真乃 真 > 「ふう、思わず三回も滑ってしまった!!」

何らかの魔術や異邦の技術が用いられているに違いない!
そんな、病みつき感を感じながらも流石に4回目は不味いんじゃないかと理性が止めに入った辺りで声が聞こえた。

「おっと!もしかして僕…じゃなかった俺に用かい?」

階段を上りながら聞き返す。
他に人は見えないしそうに違いない!

「ああ!ちなみにもちろん暇だとも!!
 暇すぎて制服のズボンのお尻が滑り台ですり減って穴が開く所だったよ!」

滑り下りてお尻を払ってそんな事を言う。
うん、滑り台から降りてみてみたらおっきいなこの子!

永井ひとつ > 用かい?と聞かれるとこくりとうなずく。
ウフフ・・・と上品に見えるように笑って。

「よかった、です。わたし、ひまです。すこし、あそびましょう。
おはなし、でもいいです」

それと同時に念話のようなものを送る。

《あっ、すいません。私テレパスじゃないとうまくしゃべれないんですよ!もし嫌じゃなかったらこっちでしゃべってもいいですか?いやー暇だったんですよ。なんかあなたも暇そうですね!というわけで遊びましょう!なにします?どっかいきます?》

念話の口調はとても早口でハイテンション。楽しそうだ。

真乃 真 > …近くで話していると首が痛くなるな!

「ああ、いいよ!何する!?僕は何でもいいよ!
 人が他にもいたらな、色々して遊べるんだけどなあ。」

そう!暇だという事も困っているのには変わりはない!!
ならば全力で暇を潰そう!決して自分も暇だから遊びたいとかではない!!
それにしても二人で出来る遊びとなると限られてくる。

「ああ、良いぜ!テレパスが来るのは慣れてる!うん、こっちの方が元気で良い!!
 どこか行くのは確かにありだ!この公園の遊具を使って遊んでもまあ良いんだけど…。
 僕は良いけど君は流石に恥ずかしいだろう?」

異邦人街に出かければテレパスの一つや二つ飛ばされることもある。
店の宣伝とか!うん、宣伝とか!!
それにしても、テレパスと実際で印象が全然違うな!
驚いた!!楽しそうだからいいけど!!

永井ひとつ > できるだけかがんで視線を近づける。

「ありがとう、ございます」
《わあ、ありがとうございます!あはは、よく言われるんですよー。こっちのほうが素なんですけどね!あー、遊具はまずサイズ的に難しいですね!いっそここでブンドド?ほら組み手的サムシングでもいいですけど、さすがにそれは、うん。ごめんなさいやっぱ恥ずかしいです。んー、どこに行きましょうかね。いやー実は私一般的な高校生がどんな遊びするのかよく知らないんですよ!やっぱカラオケとかボーリングとかゲーセンとかなんですかね?どうなんです実際》

そこまで早口で伝えてから自分の顎に細長い指を当ててふーむと考えて。

《あっ、そういえば名前言い忘れてましたね!私は永井ひとつって言います!あなたは?あっこれメルアドです》

異能の「おきがえ」で布を作る要領でメルアドが書かれたメモを作り出して渡そうとする。

真乃 真 > 「まあ!僕も一般的な高校生が何をするのかって聞かれたら正直答えづらいんだけどね!!
 何してるんだろう?僕は多分そこまで一般的じゃあないからね!」

滑り台四連続で滑る人間が一般的であってたまるか!

「遊ぶ、遊ぶ場所なー。」

カラオケとか真が悲惨な事になるだろう。そう、ヒーローソングしかうたえないのだ!
ゲーセンは近くに無いし、ボーリングも同じく。
ちょっと行けばすぐにいけないことも無いけども…。

「おっと、これはありがとう!よろしく永井さん!」

メールアドレスを受け取る。自分のは後で送っておくとしよう!

「僕の、いや、俺の名前は真乃真!
 違うな、真乃真ブラックだ!!
 ほら、タオルが黒いだろう?普段は白いタオル巻いてるんだよ。
 …だからそう!ブラックだ!!普段より二倍くらい悪いよ!」

無駄に悪カッコいいポーズを取りながらそんな事を言う。
何か分からないけどそう言うこだわりがあるらしい。

永井ひとつ > 「そう、ですか?」
《えっブンドドのほうがよかったりします?あっじゃあこう何かスポーツとか?》

人間、狂人ではなさそう、多分一般的?なんじゃないかな…と思いながら。

「あー…」
《あっこのへんそういうのなかったりします?じゃあウィンドウショッピングとかなんか観光名所的なあれとか!私入学したばっかりで名所とかぜんぜん知らないんですよ!あっいっそご飯食べに行くとか!ご飯が重かったらお茶でもいいですけど!》

どうもあまりそういうのは乗り気ではないのかな?と思い。
実は彼女自身もオタク気味なので実際行ったら懐かしアニソンとかになってしまうのだが。

「はい、どういたしまして」

受け取られると少し微笑みが深くなる。

「はあ、ブラック・・・?」
《な、なるほど!こう気合的な?そういうあれですかね。
黒いいですよね!私も好きですよ!…特撮とかお好きなんですか?》

よくわからないけど特撮趣味なのかな?となんとなく話を合わせる。

「え、と…」
《まあ、思いつかなかったらハンバーガー屋さんとかで駄弁るのも楽しいですよ!河原とかで散歩とか!》

真乃 真 > 「僕はスポーツでも良いぜ!二人でも出来そうなやつ…
 ああ!バトミントンでもするかい?…いや!道具がないな!!
 OKじゃあお茶でもするか!!永井さん甘いもの食べれるかい?
 この辺に安くて多くて味はそれなりのパフェ出す店があるんだよ!」

美味しいとかではない。あくまでそれなりだがコスパは良い!

「いや、気合いというか実際に邪悪な悪霊に憑かれてるというかそんな感じだ!
 ちなみに、特撮のヒーローとかは大好きだ!!」

もし、それを感じ取れる人がいるなら確かにこの黒いタオルの中には怨念のようなものが渦巻いているのを感じるだろう。
だが、それが無害で悪くないものであることも分かるかもしれない。無害で邪悪な悪くない悪霊なのだ!

「まあ、とりあえず歩きながら話すとしよう!」

永井ひとつ > 「あ、はい」
《いいですね!甘いものはわりと好きですよ!あっお金はワリカンですかね?私から誘ったんだからおごりでもいいですよー》

彼女はけっこうな額の遺産を持ってたりするのでお金に余裕がある。こっちから誘っておいて相手にお金を負担してもらうのはどうなのかな、と思ってしまう。

「だいじょうぶ、ですか?」
《えっ、それガチの精神汚染的なものなんですか?大丈夫です?病院とか行ったほうがいいんじゃないですか?……まあ、そんなに危険な感じのものじゃなさそうですね。よかった…》

悪霊に取りつかれているといってなんかどうもそれっぽい気配があるので驚いたが、よく見えるとなんかそんなに悪いものではなさそうな感じなのでまあいいか、と安心する。

「あ、はい。行きましょう」
《いいですよね特撮!私の友達もわりと好きな人多いですよ!正義マフラーはロマンですよねー》

ゆっくりと歩き出す。速さを相手に合わせながら。

真乃 真 > 「女子に店を紹介しておいて奢らせる男がどこにいる!
 もちろん割り勘に決まってるじゃないか!!」

無駄にカッコいいポーズで割り勘であること宣言する!あまりカッコよくない!
いや、余裕があったら奢ってるかもしれないけれど…。

「いや、でもあれだよ!
 危険だよ!なんか、言葉づかいとか普段より悪くなったりするし!」

そのレベルでしかないともいえる。
でも、精神汚染の一種である事には変わりないし…危険だし…。

「ふふん、この白い、いや、今は黒いんだけど…このタオルも
 僕が子供の頃に流行ったヒーローを意識してるからね!
 ああ、カッコいいだろう?ロマンあふれるだろう?」

明らかにおかしいくらいにそのタオルを靡かせながらゆっくり歩いていく。
目指す場所はそこまでいうほど遠くない。
ゆっくり行っても、話す話題が尽きる事は無いだろう。

永井ひとつ > 「うふふ、ありがとうございます。おことばに、あまえます」
《あっ、そういってくださると助かりますえね!じゃあワリカンで!》

こくりとうなずいてゆっくり歩く。

「そう、ですか…?」
《えっ、それでしゃべり方悪くなってるんですか!?普段の真乃さんって聖人か何かでいらっしゃる…?あっ、どうしても気になるなら病院とかやっぱり行ったほうがいいんじゃ…?》

気になるならやっぱりプロの方に直してもらったほうがいいんじゃ…?と思うが、気に入ってるのかな?と思いそれ以上はつっこっまない。

「へえ、いい、ですね…」
《ありだと思います!いやー私も昔そういうので好きだったヒーローとかいるんですよー》

そのタオル魔道具なのかな?すごいなーと思いつつも、素直にかっこいいと思ってほめる。
そのまま楽しくお茶して帰るだろう。

ご案内:「常世公園」から永井ひとつさんが去りました。
ご案内:「常世公園」から真乃 真さんが去りました。