2017/09/24 のログ
ご案内:「常世公園」に黒峰龍司さんが現れました。
■黒峰龍司 > 夜の常世公園。何時もなら歓楽街か落第街辺りをブラつく所だが、今夜はまぁ気分でこちらに来た次第で。
相変わらずの黒ずくめスーツ姿にサングラスは何時もの事。そっちの筋の人と間違われるのも一度や二度では無い。
それでも、男からすればこの格好がお気に入りだから改める気がそもそも皆無な訳だが。
「……しかし、面倒だな…。」
先週出された異能に関する授業の課題がまだ終わっていない。魔術とか他の授業なら問題無いのだが。
最近、ひょんな事から男も異能を得たとはいえ、そもそも異能知識は疎い。
明日は月曜、課題を提出しなければならないがまぁ適当に済ませちまうか、と半ば投げ遣り気分でもあり。
口の端に煙草を咥えつつ、紫煙を燻らせながら自販機へと足を運ぶ。
見れば、流石にそろそろラインナップ変えの時期なのか、ホットドリンク類に一部変更されていた。
が、男は迷わずに無糖コーヒー缶をチョイス。基本的に酒とコーヒー以外はあまり飲まない。
■黒峰龍司 > 「……つぅか、無形の異能をどうステップアップさせるっつぅんだか」
正体不明どころか、まともに異能として形を成していないモノをどうレベルアップさせろというのか。
座学に関しては、まぁ付いていけているが実技方面はからっきしだ。
大前提として、異能に方向性という型に嵌めないといけないとは思うが、その方法すら分からん。
「…考えてもしょうがねぇか。魔術の方とかで挽回するしかねーな…単位とか面倒だな」
まともに学園というのに通うのは、この世界に来て初めてだから色々と窮屈でしょうがない。
まぁ、最低限ルールは遵守するが基本はアウトローな自由人だ。好きにやらせて貰おう。
手近なベンチに足を運び、真ん中にどっかりと座り込んで選挙しつつ煙草を吹かしながら缶のプルタブを開ける。
ご案内:「常世公園」に黒峰龍司さんが現れました。
■黒峰龍司 > 「……しっかし、元の世界に帰る算段も立てないといけねぇな…どうしたもんか」
今頃、自分の収めていた領土はどうなっているだろうか?代わりの王が立てられているか、それとも国がもう瓦解しているか。
まぁ、王という立場が窮屈だったのもあるし、そういう意味では今の方が気楽でいい。
(……まぁ、白龍のクソヤロウは絶対ぶち殺すけどな…!)
男にしては、かなり恨みつらみな感情を吐き出しつつ口には決して出さない。
口に出すと、何かその辺りの物を破壊したい衝動に駆られてしまいそうだからだ。
気分を落ち着ける為、ちびちびとコーヒーを口に運びながら一息。
長く生きていても、元々の気性の荒さはどうにも完全には直らないらしい。
ご案内:「常世公園」に黒峰龍司さんが現れました。
ご案内:「常世公園」に黒峰龍司さんが現れました。
■黒峰龍司 > 「…あークソ、やっぱどっか飲みに行って憂さ晴らしすっかねぇ」
コーヒーを飲み干せば、無造作に放り投げてダストシュート。勿論見事にホールインワンだ。
ベンチから気だるそうに立ち上がれば、2本目の煙草に魔術で点火しつつ紫煙を燻らせて歩き出そう。
ご案内:「常世公園」から黒峰龍司さんが去りました。