2018/01/03 のログ
暁 名無 > 年が明けて、更に1日が過ぎた。
結局年末の読み通り、年を越してからようやく積んでいた仕事が片付き、元旦は家でゴロゴロしてたら終わっていた。
まあ予想では三が日まるまる仕事で潰す筈だったので、それに比べれば重畳なのだけども。

「いやあ、それにしても正月だねぇ。」

昨日は一日寝て過ごしたので流石に2日続けて寝正月にするわけにもいかないと思い、朝から散歩に出てみたわけだが。
初売りの商店には人だかりが出来ていたものの、町はずれの公園となるとやっぱり人影は少ない。
そんなところに、何となく正月を感じたり感じなかったり。

暁 名無 > 「さてと、ここからどうするかねえ。」

完全にノープランで散歩に出たわけで、そろそろ帰っても良いんじゃないかなという気もしている。
まあ帰ったところで結局ゴロゴロするだけで、ここでダラダラするか家でダラダラするかの違いでしかないのだが。

「折角の正月、セクシーな晴れ着の子とか居ないもんかねえ。」

そんな事をぼんやり考えて、我ながら何を言ってるのかと苦笑する。
除夜の鐘は俺の煩悩を殆ど浄化出来なかったらしい。きっと日頃の無信心の所為だろう。

暁 名無 > 「よし、帰るか。」

結局ベンチに腰掛けぼーっとしていたが、一向に空から肌蹴着物の女の子なんて降ってきたりはしないし、
むしろそんな事態が起こる方が問題だ。
高校生の時分ならともかく、今の俺は立派な大人、成人してそろそろ10年経つか経たないかくらい。
もうライトなノベルの主人公になるには年を食い過ぎている。

「帰りに雑煮買って食って、明日は初詣でも行くとするかねえ。」

三が日も残り一日。正月休みはまだもうちょっとあるとはいえ、初詣くらいは三が日の内に済ませてしまいたい。
しかし同時に、神社の混み具合を想像してちょっと気が萎えてくる自分が居るのも否めないのであった。

ご案内:「常世公園」から暁 名無さんが去りました。
ご案内:「常世公園」に黒峰龍司さんが現れました。
黒峰龍司 > まさか異世界で年を越す事になろうとは、つい1年前までの自分なら想像もしていなかっただろう。
…とはいえ、その場合男はあの閉鎖空間に独り漂ったままであったかもしれないが…。
さて、新年を迎えても男の生活に何か劇的な変化などがある訳でもない。
適当にチンピラどもを叩きのめし、適当に飲み食いする変わり映えの無い日々だ。
学業に関してはそつなくこなしていた為、補習などは一切無いが、お世辞にも出席日数は良好とは言えないがそれはそれ。

「……あぁ、でも雑煮ってのは割と旨かったな…。」

こちらの世界で初めて食べたお雑煮。商店街を通りかかった時に無償で配られていた物を食べた訳だが悪くなかった。
この世界の食べ物も案外悪くない、と思いつつ口の端に火の点いた煙草を加えて常世公園へ。
学生街近辺だと、この公園に立ち寄る事が自然になってきている気がしないでもなく。