2018/11/20 のログ
神代理央 > 返信の文章を考えている間に、冷たい秋風が身を包んだ。
視線を上げると、空も随分と暗くなっている。腕時計に視線を落とせば、中々の時間此処で過ごしてしまった様だ。

「…まあ、急ぎでも無いし返信は帰ってからでも良かろう」

家で温かい紅茶とクッキーでも食べながら、仕事に励もうかと、冷え込んだ身体で立ち上がり公園を後にした。

ご案内:「常世公園」から神代理央さんが去りました。
ご案内:「常世公園」に修世 光奈さんが現れました。
修世 光奈 > 「さーて今日もお仕事お仕事―♪」

ゆっくり休んで英気を養った彼女は、依頼箱(彼女の寮部屋の前に設置してある)に入っていた依頼を一枚手に取って公園へと来ていた

【財布を落としてしまった。特にまずいものは入っていないが早く探してほしい】

「うーん」

ベンチに座って、依頼書をじー、と見る彼女。
どうにも妙な感じの依頼だなーなんて思いつつ

(大したもの、って書かずにまずいものって書いてるし。それに…早くって急かしてるのも気になる…)

普通なら、クレジットカードとかお金が入っているからーなんて言葉が添えられていることが多いのだが
更に、普通は依頼人に一度会って詳しいことを聞くのだが会いに来るなと追記で書かれている。
その代わり失くした時の状況などがある程度添えられていた

「まあいっか。依頼は達成しないとね。困ってることは確かなんだしー」

よ、とベンチから身を起こして伸びを一つ

「…落した場所に覚えはないってことは虱つぶしだね。頑張らなきゃ!」

むん、と力を込めてスカートを翻し…たたた、と捜索を始める

ご案内:「常世公園」に栗川 有栖さんが現れました。