2015/07/11 のログ
ご案内:「カフェテラス「橘」」にヒカサ=カノさんが現れました。
■ヒカサ=カノ > 時は夜、ドアを開ける音と、見慣れた景色。
ドアの先には緋色の少女。手の傘が印象的。
その姿はヒカサ=カノ、カフェテラスの常連だろうか。
久々に来たがマスターも、コクリと頷き席に促す。
今日もいつものテーブル席、景色が見えるいつものところ。
静かなカフェに椅子の音。ギィと一つ椅子の音。
■ヒカサ=カノ > 間もなくして、いつものアイスコーヒー。
いつもの味に、ホッと吐く息。
怖かった、元素魔術試験。
ちゃんと単位は取れたようで。
他は出席、週のレポート。
真面目な傘の少女、そこは大丈夫。
解放されて、伸びをする
■ヒカサ=カノ > 今日から実質・・・夏休み?
あれ、どうなるの?あれれ?と疑問顔。
真面目であるけど、そこは仕組みはわかってないようで。
まぁ単位は取れたし十分か―――
考えていた顔つきも、吹っ切れたようでのほほんと。
■ヒカサ=カノ > 外を見て、思う。
――そういや海開きかぁ。行っておこうかなぁ
外見て思う、暗い空、見えないけれど遠くにあるか。その景色。
でもなぁー水着とかなー、と頭で想像巡り。
頭をわしゃわしゃ、かき消すように。
ご案内:「カフェテラス「橘」」に紅葉 椛さんが現れました。
■ヒカサ=カノ > 一回は海行っておこうかなぁ―――
外を見る少女、フッとため息をついて。
区切りなく始まっただろう夏休み。
かつての学校のそれとは違い、どこか突然すぎて表紙が抜ける。
上の空から正気が戻り、手元のコップは氷の音。
気づかぬうちに飲み干して。カランと小さくおとが鳴った。
ご案内:「カフェテラス「橘」」に紅葉 椛さんが現れました。
ご案内:「カフェテラス「橘」」に紅葉 椛さんが現れました。
ご案内:「カフェテラス「橘」」に紅葉 椛さんが現れました。
ご案内:「カフェテラス「橘」」に紅葉 椛さんが現れました。
■紅葉 椛 > 店のドアが開く。
そこには黄色いパーカーの少女。
丈が長く、パッと見では下に何も穿いていないようにも見える。
「今日は何食べよっかなー」
鼻歌混じりにそう呟き、カウンターに座る。
依頼を終えて懐が暖かい。
今の内に美味しいものを食べておかないと損だ。
■ヒカサ=カノ > ドアの音、それは人の出入りする合図。
カフェの中は自分しかいないようで、誰かが入ったと示していたようだ。
フイ、と振り向きドアを見る。
見たことがあるような、パーカー少女。
穿いてないように見えないけれど、その下には穿いていると。
―――まぁ別に穿いてなくてもいいんだけどねぇ
と思いつつも少女の名を呼ぶ。
「もみもみ椛、やっほやほー」
氷の音のグラスを振って、音で合図を送るだろう
■紅葉 椛 > 「殺すぞ。
ってカノじゃん。やっほー」
殺意の篭った視線を向ける。
視線の先には傘少女。
知り合いのため、普通の対応。
「どしたの? 何か用事?」
■ヒカサ=カノ > 「こっわ、相変わらずこっわ。」
一瞬見えた殺意の顔は、相変わらず。
楽器ケースを背負う少女、中身も何か知っている、殺気の気配も知っている。
慣れてるような、茶化すような。
おどけるように、返す言葉。
「特に要はないけど、試験終わったから、ね?」
ぜんぶ落ち着いたから、後は察してと。そういう風に
■紅葉 椛 > 「うっさいなぁ、先輩には敬意を払いなよ。敬意を」
適当なことを言う。
面倒だから適当でいいと言った本人が敬意を払えとはどういったことなのか。
生き様も適当なのかもしれない。
「仕事じゃないんだ。
まぁこっちも仕事と試験終わったからのんびりだけどねー」
だるそうにカウンターにつっ伏した。
■ヒカサ=カノ > 「あーはいはい、落第街での節はお世話になりましたー」
傘少女のその対応、どこかの先輩とはひどいほどの差であろう。
カランカランと、コップの音を立てながら。
テーブル席から立ち上がって、椛の横に。
彼女の顔が見える、その顔を見てたくらみ顔。
空のコップは十分冷たく、コップの手は椛に伸びて。
「じゃあ試験とお仕事お疲れさまでしたー、っと、ね。」
キンと冷えた手のそれを、椛の頬で乾杯の音頭。
■紅葉 椛 > 「依頼料もっとふんだくればよかった……」
たまたま見つけた傘の少女に、仕事の押し売りをしたことを思い出す。
学生相手と押し売りだからと普通よりかなり割安料金で請け負ったことを今更後悔する。
特に、こんなくだらないことをされている時には。
「冷たい。斬るよ」
押し付けられても面白い反応はなく、眠そうな顔でそんな返事。
■ヒカサ=カノ > 冷たい表情で返されて、詰まらなさそうに手を引いて。
「さすがに腕も"こいつ"も斬られるのはご勘弁願いたいですねー」
丁寧丁重、お断り。
「"あの時"はお金があったんじゃないかな~?」
ニシシと声が出てきそうな、占めてる顔の傘少女。
コップの"汗"が傍らの伝票を濡らす。
■紅葉 椛 > 「私は疲れてるから美味しいご飯が食べたいの。
昨日は夜遅くまで仕事してたんだから」
入った時の鼻歌はどこへと消えたのか。
まだ何も注文していない事に気付き、顔を顰める。
メニューを開くと、ヒカサがこちらを見て笑う。
「ふーん、そんなこと言うなら今日はカノに奢ってもらおうかなー」
そう言ってメニューに目を落とす。
美味しそうな名前がたくさん見える。
なるほど、こんなメニューもあるのか。
内心でそう呟き、オーダーをする。
「すみませーん、クラブサンドとオムライス。あといちごパフェ。
この伝票につけといてくださーい」
ヒカサの傍らにある伝票を指差し、店員へと。
■ヒカサ=カノ > 「ちょ、へっ、はぁっ!?」
唐突に起こった奢り宣言。
濡れた伝票、ひらりとマスターの手に渡り。
マスターも面白そうな顔で、書き加えられた伝票はまた親元に帰る。
勢いで立ち上がって、二人の顔を交互に見る
涙目を浮かべる傘少女、楽しい顔のその二人。
―――お金はあるからいいけどさぁ・・・
内心思う、招かれざる客とはこういうものなのかと。
■紅葉 椛 > 「流石はマスター、話がわかる」
マスターへと笑顔でサムズアップ。
ここに来たのはまだ数回だが、お金があれば常連になってもいいかもしれない。
にこにこと笑顔でヒカサの方を向く。
「奢りだからって遠慮しちゃった。
楽しみだなぁ、ごはん」
たまたま入った店でお得なイベントが起こったような気分。
いや、実際に起こったのだが。
■ヒカサ=カノ > 逆を返せば悲しいイベント
対してトホホと悲しげな。
静かにカランと氷の音。
「じゃーあー、これで"あの時"のはチャラで!!」
どこか吹っ切れ、投げやりで。
そんなこと言っておかないと、常連になられたら際限なく奢らせられる
そんな気がして、少し強く、言い放った
■紅葉 椛 > 「い や だ」
満面の笑みで言い放つ。
別にチャラでもいいのだが、断る方が面白い。
数分すると、クラブサンドが運ばれてくる。
ベーコンやトマト、キュウリなどが入っており、見た目の時点で食欲がそそられる。
「いただきます」
手を合わせて一言。大事な挨拶。
一口噛むと、トマトの酸味とベーコンの肉らしい味わい。
色々な要素が絡み合い、口の中で絶妙なハーモニーを繰り広げる。
「おいしい……」
感想は、その一言で十分だった。
■ヒカサ=カノ > 見事に返された、満面の笑み。
嫌な先輩ツケたなと、苦笑い。
その表情を飛ばしたのは椛の前のそのサンド。
食べてる顔は穏やかで、眺める姿は姉のよう。
良いモノ見れた、結果オーライ。
ただ匂いがお腹にクる、飯テロだ。
少し恨めしそうに、眺めていた。
■紅葉 椛 > 次に来たのはオムライス。
スプーンですくうと、たまごがとろりと溢れ出す。
半熟。最高の焼き加減。
黄色と赤のコントラストに目を奪われつつも、確実に口へと運ぶ。
ケチャップの酸味を卵が包み込み、見事な調和を生み出す。
自然と頬が緩み、すぐにそれを平らげる。
完食と同時に来るのはいちごパフェ。
これでもかといちごの乗せられたパフェは圧巻の一言に尽きる。
アイスも恐らくいちごアイス。
なるほど、ただの生クリームではなく、ピンクに染まっている。
これもいちごが混ざっているのだろうか。
ケチャップの付いた口を紙ナプキンで拭い、パフェ用のスプーンを手に取る。
噛み締めると同時に来るいちごの果汁。それを生クリームが覆う。
しかしその生クリームからも仄かないちごの風味が感じられ、良さを打ち消さない。
至高の一品だ。
椛はそう感じていた。
「ご馳走様でした」
両手を合わせ、完食の挨拶。
幸せそうに顔を綻ばせ、椅子にもたれかかる。
■ヒカサ=カノ > 「満足できましたかねぇ?」
完食し、満足げな表情のパーカー少女の姿を横に。
「じゃあ私はこれにて、おいとまいたしますよー」
カウンターの上、チャランと鳴る硬貨の音。
自分のコーヒー、奢りの分も。ちょうどの代金お支払い。
―――参ったなぁ。
と頭を掻いて、ドアに手をかけ引き開ける。
チラリと最後、横目に見て。
二度と奢るもんか、そういう眼差し。
静かな夜に、傘の少女は紛れて行った
ご案内:「カフェテラス「橘」」からヒカサ=カノさんが去りました。
■紅葉 椛 > 「満足……
寮に帰って寝よう……」
ヒカサが出て行った後に1人呟く。
そこで突然、電話が鳴る。
「はい、もしもし? 依頼?」
しばしの沈黙。
少女の表情が明らかな嫌悪を示す。
「はぁ? あいつが生きてた?
そんなわけないでしょ。ちゃんとこの手で斬ったんだから」
先日のスラムでのこと。
ターゲットは依頼通りに斬ったはずだ。
しかし、依頼主は相手が生きていたと言っている。
「再生系の異能持ちとかじゃないの?
異能はないはず? ならなんで生きてるのかこっちが聞きたいんだけど。
あーもうわかったわかった、とりあえず明日にでも見に行くから。
生きてたらアフターケアってとこでちゃんとやっとけばいいんでしょ?
はいはい、めんどくさいなぁもう……」
通話が終わる。
迂闊にも普通の声量で話していたが、マスターは運良くここには居なかった。
「あー、なんで私がこんなことを……」
そう呟いた声は、扉を開く音にかき消される。
少女はそのままカフェテラスを後にした。
ご案内:「カフェテラス「橘」」から紅葉 椛さんが去りました。
ご案内:「カフェテラス「橘」」に渡辺慧さんが現れました。
■渡辺慧 > 「……ふぅ」
店内に入りながら、被っているフードを脱ぐ。
制汗剤の香り。ランニング。それはただの趣味。
それの途中に寄っただけだ。
朝の時間は人が少なく落ち着ける。
――いや、人が多いのも、嫌いではないのだけれど。
■渡辺慧 > カウンター席に座る。
…………。
「レモンスカッシュ、オネガイシマス」
朝食は、別に今はいい。
テーブルに片腕を伸ばし、もう片方の腕の上に頭を乗せる形で。
テーブルに横たわる。
思考が、どうにも昨日から一辺倒だ。
■渡辺慧 > 「あー…………ちーな。おい」
参ったな、本当に。
休日と言うのもあり、さらに…………それこそ、偶然にでも期待しない限り――。
……携帯は……。……はぁ。
ため息も漏れようというものだ。
試験が終わったというのにこの体たらく。
(……恨むぞ州子)
■渡辺慧 > …………。
目の前にレモンスカッシュが置かれる。
生憎……この体勢のままで飲めるような、そんな技量は持ち合わせていない。
はぁ……。
起き上がりながら。
ストローへ口を付けた。
……まぁ。逆に考えれば休日だ。
いつも通り……どこかを歩いていれば、そのうちだれか。
自分が、誘えそうな人物――それはいったい、誰だろうか。見当もつかない。――に出会えるだろう。
ご案内:「カフェテラス「橘」」に加賀背 雄さんが現れました。
■渡辺慧 > ――――。
――。
――……。
……氷を吸う音がする。
飲み干したことにも気づかないほどに考え込んでいたらしい。
「……ブーレンド、ホットで」
■加賀背 雄 > アイスティー。ストレートで。 大きめのヤツ。
(テーブルについて、端末を開く。仏頂面で注文してから頬杖。
大体悩んでいる時はここに来ている気がする。
目の前の端末はSNS”ドリームランド”の開発プランなのだが、
どうにも気が乗らない。 先日の出来事が脳に焼き付いていて、
イマイチ手が動かないのだ。 思い切って朝カフェでも決めれば、
なにかいいアイデアが出てくるかとも思ったけれど、生憎そうでもなかった。)
■渡辺慧 > ……。
どうやら。
朝から苦悩に脳を満たされているのは自分だけではなかったようだ。
注文する声に、ふと視線をやった先。
仏頂面で悩んでいる姿には、多少の共感を得る。
しかしながら。その姿。
……気のせいか、どことなく違和感。
何が、と言われても困る類のものだが……。
「はて……」
視線を送りながら、そんな声をあげるのは、少しばかり目立つのかもしれない。
■加賀背 雄 > むがー… うー…うむむー…
(唸ってみたところでキーが進むわけでもなければ、
要件の整理ができるわけでもない。 指に髪を巻きつけて、
くるくると動かしながら画面をぼんやりと見つめて。)
ん、ぁ……ああ、すみません。うるさかったですよね。
静かにしますので…
(小さな声に気づいて、声の方を向く。端末を閉じて頭を下げた。
相手の服装を見るに、朝からランニングしてきたのだろう。
暇さえあれば閉じこもって端末とにらめっこしている自分とは
大違いだ。 眩しすぎて、ちょっぴり萎縮する。)
■渡辺慧 > 「…………シッ」
思わず、その唸り声に笑う。
いいや、きにしないでとばかりに片手をひらり、とゆらかしたかと思えば。さて、共感すべき相手。
そんな相手が、実におもしろい唸り声を上げていたら、自分が取るべき道は?
コーヒーカップを手に持ち。
その席へ近づいて。
「ご一緒して良かったり?」
なんて聞く、そうなる気分へ、恐らくなったのだろう。
――なんでこういう行動力は、先程までの苦悩に適応されないか。疑問ではないが、憤りを覚えなくもないが。
■加賀背 雄 > (小さく笑う相手を見て、かっと耳まで赤くなる。
悩んでいるのも馬鹿らしいし、それで醜態を晒してしまうのも恥ずかしい。
問いかけにはこくんと頷いてみせて。)
ええ、どうぞ。 別に人待ちをしているわけでもないですから。
(閉じた端末の上に手をやりながら、相手に笑いかける。
鬱屈した気持ちの時には、誰かと話すことはいい気分転換になるし、
そもそも普段の自分とは違う状態に身を置きたくて、
女装してカフェに来ているのだから。)
■渡辺慧 > 「どーも。失礼いたします、だ」
楽しそうな声音と、楽しそうな顔をしながら、対角線の席へ座る。
大体、距離的には気楽でいい場所だ。
「朝からおやなみ事たあ、大変だね」
趣味、か。仕事。……まぁ、この島なら、仕事、と言われても納得はできるのだが。
自らも……いや。自らの悩みの方が格段に小さそうではあるのだけれど。それは、まぁ置いといて。
「お互いに」
と、一応言っておこう。
■加賀背 雄 > はい、いらっしゃいませ。
(楽しげな様子に思わず此方の表情もほころぶ。
なんとなく明るそうな人だ。 手を振って歓迎を示す。)
そうですね、ちょっと悩みがあって…趣味に手が付けられないんです。
ああ、あなたもなんですか? その…もしよろしければ、
誰かに話して楽になるようでしたら、お話くらいは聞けますけど…
(少し驚いた。 人に気軽に声をかけられるような人にも、
悩みがあるんだ。 なんとなく気になって、そっと問いかける。)
■渡辺慧 > 「趣味か。その端末かな?」
自分は、出来なくはない、程度だ。
だから根本的な助言は出来ないし……なにより。
まぁ、それは別にいい。
言葉を吐くことは、やめてはいない。
……しかしながら。
何を話す、というと。
――距離感を詰めるのが、ひどく苦手。
とでも言うべきだろうか。
だが、そんな抽象的かつ。
初対面に言うような内容ではない。
簡潔に言ってしまえば。
「友達が少ない事かな」
聞こえようにはただの冗談。または軽口に聞こえるだろう。
何しろ自分の顔は、今は常に楽しげに歪んでいるし。
だが、恐らく。自らの現状を正しくとらえた言葉であることは間違いない。
■加賀背 雄 > ええ、そうなんです。 SNSを運営してるんですけど…
実装すべき機能はあるのに、なんだか手が動かなくて。
(気の抜けた笑顔を相手に向ける。 自分の正体が、
たったひとりに知られた。それだけで動揺するのは、
我ながら情けないといえば情けないのだけれど。)
友達が、ですか? ……友達が…
(目の前の彼の言葉を鸚鵡返し。 信じられないというのが1つ。
前にも同じような相談を受けた事を思い出したのがもう1つ。
自分を指さして、にっこりと笑いかける。)
じゃあ、ボクでよろしければお友達になっていただけませんか?
そしたら一人は増えますよ、友達。
(相手は笑っている。軽い調子での問いかけには、
自分もちょっぴり楽しげに答えを返す。 袖すり合うのもなんとやら。
友達になって、悪いことなんて1つもないのだから。)
■渡辺慧 > 「実装できないから悩んでるのか、はたまたその手の動かない事情に悩んでるのか。何とも判別は出来ないけども……」
んん、そうだな。なんて呟きながら。
…………やはり自分はこういうものには向いていないんだろうが。言葉は吐けるが、まぁしかし。
「大丈夫」
無責任な言葉だ。だからこそ、そう吐ける。
無責任で、中身もなくて。相手のことを一番に考えたわけではなくて、本心も読ませなくて、誰に対する言葉かもわからない、大丈夫。
いつでも楽しげにしているからこそ、相手が受け取っても、受け取らなくてもいい。そんな態度で。
「大丈夫だよ、きっと」
だから、また適当に。言葉を吐いた。
「……む」
……分かっている。これは自分の、気分の問題だ。
それを変えない限り、いつまでだって。
とはいうものの。
「……そうか、友達か」
気分が、軽くなるのも、また。
事実でもある。
■加賀背 雄 > そうですね…後の方です。 どうにも思うところがあって…
全然SNSとは関係ないんですけど……大丈夫、ですか。 そうですか…
(相手の言葉に少しだけ下を向いて考えこむ。
確かにあれこれ考えているだけよりは、それぐらいの気持ちで
いた方がいいかもしれない。 なんとなく肩の力が抜けて、小さく笑う。
自分の悩みは、SNSの利用者には関係ないのだから。)
そうですよね。 誰がどうとか、そういうのは気にしなくて…
するべき事をしないと。 少し元気が出た気がします。
ええ、友達です。 別に何をするわけじゃないですけど、
こうして困った時に話したりするくらいの友達。
そういうの、おいやですか?
(ここまで推すのは、自分の気持ちを軽くしてもらったから。
自分にしてもらったように、相手の気持ちを軽くしたい。
握手、とばかりに手を差し出して。)
■渡辺慧 > 「それもまた、運営者としては見習うべき態度、っていうべきなのかなー」
シシシ。
「それもまた、責任感あるというか……」
自分にはまねできない姿ではある。が、少なくとも。
その浮かべた笑みは、悪くないものなのかな、等とぼんやりと考えた。
頬をぽりぽりとかくように、人差し指を動かす。
「…………あぁ、俺。押しに弱いのかもな」
なんとなく、今までわかっていなかったものも見えた気がする。
……だが、悪いものではない。
悪戯気に笑って、その手へ。自らの手のひらを重ねた。
「うん。……そっか」
何をわかったか。
それは――。
「よろしく」
■加賀背 雄 > 責任感…そうですね。利用者の人たちに嫌な思いをさせるわけにはいきませんから。
色々情報を預かったりしているわけですし。
(少しだけ輝きをました瞳で相手を見つめる。
そう、自分は運営なのだ。 SNSの管理者だ。)
押しに弱い、ですか。 それじゃあ……
ええ、よろしくお願いしますね。
(手を重ねた相手の手に、自分の手を重ねる。
相手の片手を、しっかりと両手で包み込む形。
視線を合わせて、にっこりと微笑む。もちろんわざとだ。
押しに弱いっていうから、少しだけからかいたくなったのだ。)
■渡辺慧 > 「そっか」
「なら……まぁ。大丈夫」
先程と同じ言葉。
想像以上に、この目の前の彼女はしっかりしていたようだ。
自分の大丈夫、というなんとも。どこへ向けたかもわからない言葉で。
いい顔だー。なんて。よくもわかってなさそうな声音で。
そう笑う。
――ん。
自分の手に伝わる感触。
生憎。
少しだけ、ずれていた。
何が、というわけでもないのだけれど。
だが、しかし。からかわれているのは分かる。
だから、まぁ。
意趣返し、とでも言えばいいのか。
「あぁ……うん。よろしくね」
視線を合わせたまま。少しだけ顔を近づけた後。
悪戯気に笑う。
意趣返しになるかはまた、相手次第だけれども。
変な光景だ、と胸中で考え。それもまた、楽しいものなのかもしれない。
■加賀背 雄 > うん……よろ、し、く…… あの、近いんです、けど…!
(両手をそっと包み込んで、彼にアピールをしてみせたのはいいけれど、
そこからが行けなかった。 ぐっと彼が自分に顔を近づけて来ると、
恥ずかしさにちょっと体を引く。 こほんと小さく咳払いをして。)
と、とにかく、仲良くしてください。 何かあった時は相談にのりますから。
(顔が熱い。 視線を相手から外して、アイスティーを飲むのだけれど
体が全然冷えない。 さっきみたいに視線を向けたいのだけれど、
気恥ずかしくてちらりと見ては視線を外すの繰り返し。)
■渡辺慧 > 「気のせいじゃないかな」
気のせいでもなんでもないが。まぁ、そこはいつもの適当さだ。
素知らぬ顔で元の位置に戻り、コーヒーに口を付けた。
しかし、目元が悪戯気にゆるんでることから、内心では、意趣返しは上手く言ったようだ、なんて。
「ありがと。……ならこっちも相談に乗ると言っておいた方がいいかな」
碌なこと言えないのはいつものことだ。
視線、は感じるものの。
シシシ。
猫のように、笑って返した。
■加賀背 雄 > そうですか、気のせいですか…。
(ほんとかなあ、と内申思うけど、わざわざ騒ぎ立てることでもない。
なんか騒いだら騒いだで気にしてるみたいだし。 言わない!
なんか嬉しそうにしてる相手に、ちょっと悔しげな視線を投げて。)
ええ、是非お願いします。 今日のところは、すごく楽になりましたけど。
……名前、言ってませんでした。 ユウと呼んでくださいね。
(よろしくお願いします、と改めて頭を下げる。
アイサツをきちんとしてしまうのは癖みたいなものだ。)
■渡辺慧 > あいもかわらず、楽しそうな顔をしている。
その内心を見透かしているような、まるで何も考えていないような。
まぁ……いつも通りな顔だ。
そのまま、コーヒーを啜り……。
「あっち……」
と一言だけ、呟いた。
「慧だよ」
相手に合わせた名乗り。
ひらひら、と片手を振る。
別に、苗字を名乗らない理由もない。
しかしながら……まぁいつものごとく、ただの気分。
便利な言葉だが。そうとしか、言えないものだ。
■加賀背 雄 > 慧さんっていうんですね。 覚えましたから。
(自分の頭を指でとんとん叩く。 楽しげな相手だし、
なにか相談すべき相手としても信頼出来そうだ。
…コーヒーの飲み方はちょっと苦手っぽいけど。)
さて、それじゃあボクはそろそろ行かないと。
今日はありがとうございました。 …また話せたら嬉しいな。
それじゃ、また。
(ぐっとアイスティを飲み干して立ち上がる。
片手にグラス、もう片方に端末を抱えているから、頭を軽く下げて。)
■渡辺慧 > 「ユウ」
同じような仕草で、とんとんと頭を叩いた。
「覚えたよ」
……なんだか。逆に、気分を軽くさせられたような。
自らの気分の適当さの証明とでもいうべきか。
まぁ、なんでもいいか。
のんびり、コーヒーを飲みながら片手を振る。
「またどっかで会えたらな。偶然に期待してくれ」
しかしながら。偶然と言うものは、意外にも起こるもので。
……どういう結果になるかは。
今後次第ではあるけれども。
「またね」
そう言って見送った。
――そういえば。
と。
感じた違和感の正体とは、なんだったのだろうか。
なんて。
ご案内:「カフェテラス「橘」」から加賀背 雄さんが去りました。
■渡辺慧 > トントン。
指で、そのままこめかみを叩く。
(……大丈夫、ねぇ)
それは、自分にも向けられていたのだろうか、なんて。
ぬるくなったコーヒーで唇の周りを潤しながら。
……まぁ、ともかくだ。
今日一日、やってみるか。
しばらくの間。
そこでコーヒーを飲んでいる少年の姿はあった。
■渡辺慧 > 「ごちそうさま」
フードを被り直し。
いつものようにレジへ向かい。
……走りなおすか。
そう頷くと、外へ出ていった。
ご案内:「カフェテラス「橘」」から渡辺慧さんが去りました。
ご案内:「カフェテラス「橘」」に春日 真央さんが現れました。
■春日 真央 > (テラス席にて二人がけのテーブルで、黒い器を前に座る少女。顔の前で手を合わせ)
いただきます。
(割り箸を割ると、器の中身を箸でつまんだ。つるつるした半透明の細切りのゼリーのようなものに、黒っぽいものがかかっている)
■春日 真央 > (太陽は中天を通り過ぎたが、地上は今が一番暑い時間。僅かな庇が影を落としてくれる下に椅子を引いていても、はみ出した手や足がじりじりと焼かれているようだ。口に運んだそれをつるんと飲み込んで、ほーっと息をつく)
席、失敗したかも。
(喉越しは冷たく気持ちいいが、冷房など望むべくもない席で、半眼に眩しい空を見上げた)
■春日 真央 > (冷たいものを食べていても、じわりじわりと汗が滲んでくる。はじめの内は涼を求めるように少し早いペースで口に運んでいたが、だんだんとゆっくりになり、半分ほど減ったところで、つまみあげてはじっと見つめてからやっと口に運ぶと言った動きになる)
うどんに、しなくて良かった……。
(暑い、と。呼吸のように口から溢れる。こんな日にわざわざテラスで食べる物好きは周りにおらず、周りの席はがらんとしている)
■春日 真央 > (店内からお冷を注ぎに来てくれる店員の姿に、弄んでいたものをつるんと飲み込む)
あー……ども。
(ぬるくなってしまっている器の中身。見かねたのか席を移動しますかと聞かれて、首を傾け――そのまま、たっぷり10以上数えられる時間があって)
えっと……いえ、いいです。
(返答のなさに店員が困った顔を浮かべかけた頃、答える。ども、と軽く会釈して、店内に戻っていく店員を見送る)
■春日 真央 > 残すのは、罪悪感だよねえ……てか、お昼ごはんだし。
(食べなきゃ、と自分に活を入れるよう口中で呟いて、ゆらゆらと遊びがちだった箸を器の中に戻す。ぬるいと思いながらも、つるんと口の中に入れて、咀嚼して時間を稼いでみたりしながら飲み込むのを繰り返して)
ごちそーさまでした。
(やっと器の中身が底にわずか溜まった黒い液体だけになって、箸を置いた。健闘の証とも、暑さのためでもある息が漏れる)
黒蜜よりフルーツっぽいのにするべきだったかなあ。
(立ち上がり、椅子にかけていた小さなバッグを取ると、会計のために店内に歩いて行った)
ご案内:「カフェテラス「橘」」から春日 真央さんが去りました。
ご案内:「カフェテラス「橘」」に佐伯貴子さんが現れました。
■佐伯貴子 > (試験も終わったというのに、小冊子を見ながら何やら考えこんでいる)
(次回受講する講義の選択である)
(佐伯貴子は本土の大学を受験したいと思っているので、受験教科が最優先になるのだが)
…ほかはどうしよう…
(高校普通科の授業を取る)
(それ以外は何が何やらだ)
■佐伯貴子 > (護身魔術や戦闘魔術などはまだわかる)
(魔術の歴史や概念などとなるとお手上げだ)
(自分には魔術の才能はない)
かといって…
(まるでお遊びのような講義もある)
(年齢層を考えれば必要なのだろうが、受ける生徒がどれだけいるのか)
(ため息をつきながらショートケーキをフォークで口に運ぶ)
■佐伯貴子 > そういえば雨宮が…
(異世界人向けの言語学などを受けてみればよいのではと言っていた)
(自分のコミュニケーション能力がそれで上がるとも思えない)
(かと言ってコミュニケーション学を取れば何か変わるのだろうか?)
(おこん先生は人気だが、あれは最初からコミュ力がないと辛い気もする)
(紅茶をすする)
■佐伯貴子 > とりあえず、時間が合うのだけ受けてみるか…
(ペンを取り出しチェックを入れる)
(異世界人のための日常会話)
(コミュニケーション学)
(実践もするだろうから、自分の対人能力も少しは上がるだろう)
(上がって欲しい)
ご案内:「カフェテラス「橘」」に綾瀬音音さんが現れました。
■綾瀬音音 > (あれやこれやと済ませて、やってきたのはいつもの通りカフェテラス。
通された席は丁度佐伯の隣の席である。
紅茶と本日のケーキのセットを頼んで、ショルダーバッグから冊子を取り出した。
丁度、佐伯と同じ講座一覧のものである)
――あー、どうしようっかなぁ……
(ペラペラとめくりつつ考えつつ……ふと隣を見れば、同じものを見ていたので、視線がそこに留まった)
■佐伯貴子 > (隣から視線を感じたのでそちらを見てみれば、同じ冊子を持っているではないか)
君も迷っているのか?
(なんとなく聞いてみる)
私は2年の佐伯貴子だ。
(一応名乗っておく)
(制服を見れば所属はわかるだろう)
■綾瀬音音 > そうそう、やっぱり受ける講義は悩むよね。
何せ種類が多すぎるし。
楽しそうなもの多いしねー
(と軽い口調で返しながら。
現在見ていたページはどちらかと言えばお遊びに近いような講義のページだ)
じゃあ同じ学年だね。
綾瀬音音だよ。
風紀委員なんだね
(風紀委員に特別悪い印象を持っているわけではないが、少しばかり背筋をシャキーンと伸ばしつつ)
■佐伯貴子 > 種類が多いのは同感だな。
楽しそう、か…
(遊びで講義を受けたことがなかったのでそちらのページも開いてみる)
綾瀬か。よろしくな。
風紀委員だからって特になにもしないぞ。
(苦笑しながら相手の様子を見る)
ずいぶん洒落ているな。
…いや、それが普通なのか…?
(相手の服装を見て感想を述べる)
■綾瀬音音 > どうせ4年通うんだから、一年分はお遊びとか魔術異能に振ってもいいと思うんだよね……。
高校生相当の科目だけだどやっぱり単位余らせちゃいそうだし
(相手もこの世界の日本出身なのかな、と思いつつ言う。
冊子のそのページには「夏限定!! 大きな砂のお城を作ろう!」みたいな講義も中にはある。
それで単位は本当に貰えるのが疑問になりながら)
こちらこそ、よろしくお願いします。
いやー……それはそうなんだろうけれど、なんかこう、引き締まんなきゃな―って気に
(あははは、と、此方もちょっと困ったように笑いつつ)
……ん? そうかな。
服は好きなもの着てるだけだよ、風紀員は専用の制服着ないとダメなんだっけ?
(風紀委員の決まりに関してはよく知らない。
首を傾げながら)
■佐伯貴子 > 言われてみればそうだが、3年間真面目にやってさっさと卒業する手もあるぞ。
うまくすればそれも出来そうなのがこの学園のいいところだ。
(などと言いつつも3年で卒業するつもりはないらしい)
(夏期集中講座などもあり、「珍しい貝を採集しよう!」なんて講義もある)
(遊ぼうと思えば遊んで卒業もできそうだ)
この口調にこの制服だから気持は分からないでもない。
もっと楽にしてくれ。
(肩をすくめる)
一応規則では制服着用となっているが…
カフェでケーキを食べるのはプライベートだから、着なくてもいいはずだ。
ただ、いつもの癖が抜けなくてな…
(何着も持っている制服をクリーニングに出しては着回す)
(そんな生活だからファッションには疎い)
■綾瀬音音 > うーん、でもやっぱりもったいないから4年は通うよー。
他の学校じゃ取れない講義多いしね。
一応去年は高校一年基準で取ったんだけど、今年度からとった魔術とか異能とかそう言う講義も案外面白いしね。
でも本当に、来期何取ろうっかなぁ……
(一年間を通して取らないといけない講義もあるが、今季のみで終わる講義も取っているので色々余る。
佐伯の手元を覗きこんで、貝なら食べれる方がおかずにいいよね、と色気のないことを口にして)
あははは……うん。ありがとう。
じゃあ気にしないことにするよ、ええと、貴子ちゃんでいい?
(訪ねると首を傾げて)
うーん、美人さんだから制服だけ着てるのはもったいない気がするなぁ。
でも毎朝服選ばなくていいのは楽だよね。
「あ、これ昨日も着た!」って考えなくていいし、制服。
(この学校の制服は可愛い物が複数あるし、制服であれば選ぶ必要もないので朝も楽だ。
制服に関してはそんな呑気な感想を述べて。
しかしながら、彼女の私服はかなり可愛いと思うので、ううん、とちょっと唸りつつ。
運ばれてきた紅茶を一口のんだ。
本日のケーキはミルクレープ)
■佐伯貴子 > そうだな、本土じゃ大学でもこんな多様な講義はないらしいぞ。
護身用の魔術や生活に役立つ魔術はとっておいて損はなさそうだ。
転移魔術とかだな。
使いこなせるかどうかは別だが…
(相手の言葉には、今の時期に旬の貝はこの島で取れるのだろうか、などと返す)
呼び方などどうでもいい。
それでいいよ、綾瀬。
(自分がどう呼ばれるかは、わかれば良い程度の意識だ)
美人というのは私のことか?
(たまに褒められるが、いちいち確かめてしまう)
ああ、朝はトレーニングしたり朝食を作ったり忙しいので、選ぶのが楽で、つい、な…
私服を充実させるとそれはそれで悩みも増えそうだな。
(相手の服装を再び観察する)
(きっと買う時も着る時も悩んだりしたのだろう)
(可愛さを出すにはまずそこからか…などと考える)
(こちらも紅茶を一口飲む)
■綾瀬音音 > 魔術とか異能の講義に関してはここ最先端行ってそうだもんね。
実戦魔術の方も面白そうだな―って思うんだけどね、適性低いんだよね。
転移魔術はいいよね、お買い物した後ととか楽そうだし。
……結局そこなんだろうなぁ、使いこなせないと宝の持ち腐れ
(持っても居ないけど、そんなことをぼやきつつ。
貝は取れるんじゃないかな、と首を傾げつつ)
ぅ、どうでもいいのか……。
じゃあ貴子ちゃんで
(どうでもいい、と言われるとなんだかちょっと悲しい気分である。
眉を下げた)
そうそう、綺麗な髪だし、なんて言うか、高嶺の花ーって感じだよね、雰囲気的にも。
(と、自分の思った感想も述べて)
トレーニング……普通の風紀委員って大変なんね。
でも朝は5分でも貴重だしね。
……んー、どうだろう。あんまりちぐはぐにならないようには気をつけてるけど、それくらいかなぁ
(基本的に好きな物を着ているだけなので、あまり深くは考えていないよう。
買う時も悩みはするが、基本的には直感だ。
ミルクレープを口に運んで幸せそうか顔をしつつ)
■佐伯貴子 > 最先端の学校を出るからには人に見せられるようにしておかなくてはな。
転移魔術は…自分でも他のものでも、すごく役に立つぞ。
私も危険な場所から逃げることが多いのだが、使えないと走るしかなくてな。
今勉強中だ。
(適正は低いがな、と苦笑する)
あ、貴子ちゃんでいいな。
なんか親しげで。
(また余計なことを言ってしまった)
(フォローしてみる)
高嶺の花、か…
もしそれが本当なら、道端の花でいいからつんでくれる男性が欲しいものだな…
(深刻そうにため息をつく)
トレーニングは半分趣味だ。
戦闘系の能力がないものでな…風紀委員の必須ではないよ。
…毎日の繰り返しで、そういう感覚も生まれるのだろうな…
(いわゆるファッションセンスは実際に着てみないとわからない)
(そして身につかないものである)
(ケーキをひとくち食べた)
■綾瀬音音 > そうだよね……「常世学園出たなら魔術とか異能使えるでしょ?」って言われても可笑しくないのか、なぁ?
あああ、そっか、そっちで使えれば楽だよね。
危険な場所から……ううん、でも適性……素養がっ!!
(低いのは理解しているのでウンウン唸りつつ。
取り敢えず小冊子の魔術のページを捲ってみる)
私も音音ちゃんでいいんだよ?
(と、初対面の相手に微妙な無茶ぶりをしてみる)
あはははは……まあ、そう言うのは縁だからね。
でもその気になれば出来そうな気がするけど……
(美人さんだし格好いい感じだし。と続けながら。
当然、彼女の様々な交友関係は知らない)
戦闘系の能力って異能や魔術が全部じゃないし。
そうやってトレーニングしてるなら、格闘なのかな、それだって十分な能力じゃないかな。
後は雑誌見てこれ可愛い! って思ったらチェックしておく、とかかなぁ。殆ど趣味だけど
私服で迫ったら男の子もイチコロかも
(と、なんだかファッションは苦手なような佐伯にそんな提案をしてみる。
美人に迫られて嫌な男子も少なかろう)
■佐伯貴子 > そうだな、世間からはそう見られそうだな…
そんなに簡単に身につくものでもないだろう。
じっくり勉強するさ。
(くすりと笑いながらページをめくる)
音音…ちゃんづけは…慣れてないな…
(言いづらそうである)
こうやって女子の知り合いはどんどん増えていくのだがな。
(複雑そうな表情)
格闘能力もカードの一枚ではあるが、それほど役に立つ場面は少ないんだ。
雑誌も見なくなって久しいな…
落としたいと思える男子がいるといいのだが。
(そういうとケーキの最後の一口を食べ終える)
すまんな。
サボってばかりもいられない。
私は一足先に見回りに戻るとするよ。
また今度。
(笑顔で手を振りながら席を立つ)
(そして綾瀬の分まで会計を済ませて出て行くのであった)
ご案内:「カフェテラス「橘」」から佐伯貴子さんが去りました。
■綾瀬音音 > 異能は使えるから言われてもなんとかなるけど、そう言われると複雑な気持ちになること請け合いだよね。
まあ、そうなんだけどねー、マンガ・アニメの主人公くらいだよね、そんなの。
うん、頑張って。応援してるよー!!
(自分ができそうにない分、応援したい)
あははは、無理にとは言わないよー。
綾瀬のままでもいいしね
(と戸惑うような様子に笑いつつ)
そうなんだ。そうだよね、風紀委員だからってそこまでドンパチしてたりもしないのか。
結構面白いよ雑誌。お洋服以外のことも書いてあるし。
あははは……。それはそれこそ縁だからね。見つかるといいねぇ
(なんか危険な事件がよく起こっている気がするので、風紀委員が全員駆りだされてるようなイメージを持っていたことに今気づく。
普通のお仕事も大事だよね、と付け足しつつ)
あ、うん。
お仕事頑張ってね。
じゃあ、またねー
(案外同じ授業を選択肢たりしないかな、等と思いつつ。
此方も笑顔でお見送りして自分はゆっくりと紅茶とケーキを楽しみつつ。
彼女が自分の会計を持ってくれたことに気づくのは支払いにレジへと向かった時だった)
……く、このスマートさ……。
どちらかと言えば女の子にモテそうな気がする……ッ!
(と、独り言ちると、自分も遅れてカフェテラスを後にした。
今度お礼をしなければなるまいと思いつつ)
ご案内:「カフェテラス「橘」」から綾瀬音音さんが去りました。