2015/07/29 のログ
ご案内:「カフェテラス「橘」」に四十万 静歌さんが現れました。
■四十万 静歌 > ――のんびりと混雑気味のカフェテラスで、
ゆったりと、
ガトーショコラを食べている。
一口サイズにフォークで切り分け、
ゆったりと口にはこぶ。
ほんの少しの苦味が、
甘味をさらに増幅させて、
疲労に心地よい。
疲労といってもたいした事をしてるわけでもないので、
単なる暑さ疲れではあるが、
疲れは疲れである。
■四十万 静歌 > 「んー……甘い……♪」
それにしても、どうして甘味はこれほどまでに、
心も身体も癒してくれるのだろう。
思わず綻ぶ。
――今、私は間違いなく、最高に幸せである。
■四十万 静歌 > 「それにしても――」
最近ここで甘味ばかり食べてるような気がする。
ここは一つ、
変り種みたいなものを食べてみたい気もするけど……
頼むのも怖い。
ううん、と考えながら、
コンコンとコインを取り出して机をコインでこつこつたたく。
ゆらゆらとコインをすべるように動かし、
気づいたらテーブルの下の手にコインが移動している。
という手品を
■四十万 静歌 > 「派手さがあればいいんですけどね。」
なんて、コインを高くトスしては、
キャッチするを繰り返す。
ちなみにこのコインは、
本物ではないので、
なくしても安心である。
なくしたら買いなおしで泣くけど。
■四十万 静歌 > ぱしっと何度かやったら、あきたのか、
再びガトーショコラを食べ始める。
ゆったりと楽しみながら。
「はぁ……♪」
本当に幸せそうに。
■四十万 静歌 > 「――ご馳走様でした。」
やがて食べ終えると、
勘定をすませて、
ゆるりとカフェテラスを後に――
ご案内:「カフェテラス「橘」」から四十万 静歌さんが去りました。