2015/09/07 のログ
ご案内:「カフェテラス「橘」」に佐伯貴子さんが現れました。
佐伯貴子 > うーん…
この…梨のパフェ、頼む。
(今日もカフェで一息つく)
(普段ならショートケーキと紅茶のセットなのだが)
(最近は色々なメニューを頼むことにしている)
(意外な発見があるかもしれないからだ)
(しかし、季節限定のメニューを頼んだのは失敗だったかもしれない)
(美味しくても来年まで食べられない)

佐伯貴子 > (お冷を飲みながらパフェを待つ)
(パフェを頼むのは久しぶりだ)
(以前やけ食いして胸焼けしたからだ)
読書する本も持ってないし…
勉強でもするかな…
(鞄からテキストを取り出す)
(これでも学生、本分は勉強なのだ)

佐伯貴子 > (本日の講義の復習)
(なんとかついていけるようだ)
(しかし、本土の大学を受験するとなると、好成績を狙いたい)
(テキストやノートを見ていると、いつの間にかパフェが来ている)
おっと…
(テキストとノートを脇に置き、とりあえず一口食べてみる)

佐伯貴子 > うむ…
(この時期だというのに糖度の高い梨)
(そして甘さ控えめのクリーム)
(フルーツの味を最大限に活かした、絶品のパフェである)
(しかもお手頃価格)
やはり、挑戦はして見るものだな…
(満足そう)

佐伯貴子 > (テキストを読みながら食事をする人もいるが、自分はそういうタイプではない)
(パフェが来たならパフェを食べる)
(だからとりあえず勉強はお休みだ)
うまいな。
(シャキシャキとした梨の食感と、甘い生クリームの感触を楽しむ)

ご案内:「カフェテラス「橘」」にダナエさんが現れました。
ご案内:「カフェテラス「橘」」に蒼穹さんが現れました。
ダナエ >  
──ゴッ……ゴス…… ゴッ……ゴス……
  ゴッ……ゴス…… ゴッ……ゴス

石灰に覆われた分厚い全身鎧の異形の重騎士が、
カフェテラスに入ってくる。
空いている席を探して店内を見渡し、
制服姿の少女の斜め前あたりの椅子を引き、
テーブルと椅子の間に入る。
が、椅子が壊れては困るからと座らずに突っ立っている。

しばらくすると重騎士の頼んだ焼きそばと、
烏龍茶がテーブルに運ばれてくるが──

「あっ」

バッシャー、と烏龍茶の入ったコップを倒してしまう。
すぐにコップを戻すが、烏龍茶はテーブルの上に広がる。
「す、すまない」
慌ててフキンでゴシゴシ。
「濡れなかったか?」
少女のノートやテキスト類に被害がないか、心配そうに確認。

佐伯貴子 > おおっと!?
(別にカフェに鎧騎士が入ってきても驚かない)
(しかしお茶をこぼされれば流石に驚く)
(とっさの反射神経でテキスト類を持ち上げる)
あ、ああ…大丈夫だ。
その格好でコップを扱う時は気をつけてくれな。
(相手が拭くままに任せる)
(テキストを抱えて立ち上がる妙な格好になってしまった)
>ダナエ

蒼穹 > (佐伯が座った席の背中合わせで後ろ側。
ミルクティー一杯と、同じく季節限定パフェを注文して、何をするでもなく時間を潰している迷惑な客が一人。

端末をいじいじしていたのだが、ごとん!と何だか後ろで何かを溢して落としたような音が鳴った。
溢れ出る水。)

…ん?
おお、係長じゃん。議事録提出お疲れ様。
…ええ、と。

(で、振り返ってみれば風紀委員の知り合いが。
テーブルの上に水が滴っているか否かはともかく、
店内に似つかわしくない重装の鎧兵が見えた。…流石に、場違い感が強いが、
この世界では…珍しくもないのか?いや、店内にこの格好は些か…。

烏龍茶による被害は軽微だった模様。)

佐伯貴子 > 蒼穹じゃないか。
君もいたのか。
声をかけてくれればよかったのに。
(立ったままそちらを見る)
(呼び方についてはもう諦めたようだ)
ああ、見ての通り大丈夫だ。
(言いながらテキスト類を鞄にしまう)
>蒼穹

ダナエ > 無事だったテキスト類に、ほっと胸を撫で下ろす。
「……まったくその通りだ」
気を付けて、との言葉に軽く頭を下げ、綺麗にテーブルを拭く。
拭き終えて、立ったままの相手に、
「もう大丈夫だ、すまなかった。
 それにしても──素早い反応だったな」
反射神経に感心したように。


少女の後ろの席には、少女の知り合いがいたようだ。
思わず見る。もし目が合えば、軽く頭を下げる。
髪と目の色から、地球人ではないのだろうかとぼんやり推測。

佐伯貴子 > いや、不便かと思ってな…
(恐らく異邦人だろう)
(人間型に合わせただろうこの店のシステムはバリアフリーに程遠いはず)
わざとじゃないんだろう?
ならもう謝らなくていいよ。
私は2年の佐伯貴子、君は?
(微笑んで怒ってないことを示し、名前を尋ねる)
(そして、とりあえず座り直す)
>ダナエ

蒼穹 > あー、ごめんごめん。気付かなかったんだって。
それはともかくとして、こんばんは。
あはは、やっぱり係長も期間限定品とかに興味あるんだね。
(今の音がきっかけで気が付いた、と言ったところか。
梨の季節も良い所。このパフェは恐らく限定商品なのだろう。恐らく。)
んで、大丈夫なら良いんだけどー…。
なんかさー、面白そうな仕事とかないー?議事録みたけど。
(テキストは、恐らく濡れていなかったのだろう。
最弱だ何だ言われているが風紀委員。最低限の能力はあるのだ。
というか、彼女は荒事よりデスクワークが主だろう。彼女くらいBBSで名が通っている者はいるまい。
そういう意味でも係長で十分通用しそうだと最近本気で思っていたりもする。)


…ん、どうも。
えっと…横、来る?
(重装の鎧の兵士に会釈。先程まで突っ立ったままだったようで。
そんな彼女の懸念も知らずか御誘いしてみたり。
どうやら、このやりとりを見るからにこの二人は初対面なのだろう。
己がかかわる事もなく、被害もないままに一件落着したようだ。)

ダナエ > 粗相に気を悪くするどころか、
むしろ優しい言葉をかけられて有り難い気持ちになる。
「あ、ああ……本当に、不便なんだ。本当に」
忌々しそうに答える。
「私は、ダナエと言う。
 数日前に入学したばかりの、一年だ。
 サエキ殿のその制服は、確か風紀委員の……?」
自信はないが、質問してみる。

佐伯貴子 > ああ、こんばんは。
最近色々なメニューに挑戦しようと思っていてな。
心境の変化というやつだ。
ま、気づかなかったのはお互い様かな。
(苦笑しながら)
面白い仕事、ねえ…?
(珍しく仕事に積極的な様子に訝しんだ)
私が報告した雷撃を使う猿だが…
上司がどうのこうの言ってたような気がしたな。
だからある程度の組織なのかもしれんな。
(そんなことを言ってみる)
(どうせデスクワークは自分の仕事なのだから荒事は押し付けてしまおう)
>蒼穹

ダナエ > お誘いには、
確かに今の三人の配置では話しにくいので素直に移動。
「……失礼する」
焼きそばとほぼ空になった烏龍茶のコップを、
青い髪の少女の隣へ置く。

二人の会話を聞いて、
「ん、貴公も風紀委員なのか?」

佐伯貴子 > あんまり不便に感じるのなら、異邦人街に行ってみるといいかもしれないぞ。
駅で見れば電車が出ているはず。
君のような異邦人が一杯いるから、いい店もあるかもしれない。
(そんなアドバイスを)
殿、はいいよ…
そうだ、一応風紀委員だ。
ついでに彼女も風紀委員だぞ。
(蒼穹に視線を走らせながら)
>ダナエ

蒼穹 > ああ、そういうね。…普段は挑戦しないんだ。
ま、今度は機会があったら相席しようじゃん。
(それとなく御誘いをしておきながら。といっても現在も相席に近いが。)

…最近さ、暇なんだよね。
どうにも…。
(彼女が訝しがるのも無理はないだろう。自分はそういうヤツなのだから。)

あー…そういう。
はいはい、了解了解。じゃあ当面はその電気猿の捕獲ね。
電気鼠ならモン○ターボールとかで簡単に捕まえられるんだけどな。

じゃあ適当に捜査しとけば良いかな?
管轄と目撃地、それから特徴とか性格とか、出来る限り詳しく教えといて。
組織なら拷問にでもかけるか精神蝕む魔法でもかければ洗いざらい吐いてくれるでしょ。
えっと…連絡先交換しとく?
(店内で実に物騒で自重しない発言。
端末を取りだせば、割に待っていましたと言わんばかりに弄り始める。)


ん、いらっしゃい。
…あー…ええっと。御冷入れてくる?
(からっぽのコップから哀愁が漂っている。晩御飯だろうか。)

あー、うん。幽霊で不真面目だけど一応風紀委員だよ。
ま、どれくらいサボリで有名かって言うと、…ま、これくらい、かな。
(「仕事」という言葉を言った途端に佐伯の訝しがったその表情を眉上げて横目で見遣りながら。
因みにサボリや幽霊であることを悪びれている様子は一切ない。)

ダナエ > 黒髪の少女の親切なアドバイスに頷く。
「そうだな、物理的に楽になる道具が見つかるかもしれないな。
 今度探してみるとしよう、あまり高くないといいのだが。
 アドバイス感謝する」
呪いで脱げないとは何となく言い出せずに。
「そうか?
 では、サエキと呼ばせてもらおう。
 二人とも風紀か、風紀には女子が多いのだろうか」
質問とも独り言ともつかない口調。

佐伯貴子 > 普段は同じメニューしか頼まないな。
相席は望むところだ。
(ニヤリと笑う)
(どさくさに紛れて仕事を押し付けてやろう)
私たちが暇なのは平和な証拠じゃないか。
情報としては、そうだな…大体報告にあげているが…
あいにくポケットに入るようなモンスターではないな。
チンピラみたいな口調をしていたな。
格好は見ればわかるはずだし…
(うーんと考えて)
歓楽街の裏路地に出てきたから、行動範囲は広いと思う。
力になれないかもしれないが、連絡先なら送っておくぞ。
(携帯デバイスを取り出し情報を送信する)
>蒼穹

ダナエ > 「……そうだな」
空のコップを見下ろして、進言どおりに水のサーバの元へ移動。

──ゴッ……ゴス…… ゴッ……ゴス……

操作に苦戦しつつも、水を入れて戻ってくる。
青い髪の少女の言葉に、黒髪の少女の表情を確認。
「ほう……。
 それほど不真面目な風紀委員が仕事を求めるとは、
 何かあったのか?」
何やら珍しい場に居合わせたのかと思いながら、好奇心から質問。

「……私はダナエ、見ての通り重騎士だ。
 貴公の名前を尋ねても構わんか?」
コップをテーブルに置いて改めて自己紹介し、名を尋ねる。

佐伯貴子 > 道具にかぎらず、マジックアイテムなんかも売ってるかもしれないぞ。
その鎧が軽くなるアイテムとか。
(脱がないのには事情があるのだろう)
(詳しくは聞かない)
そう、だなあ…
目立って動くのは女子が多いのかな?
普通に男子も結構いるけれど。
(言われてみれば、知っている風紀委員の男女比は女子に傾いていた)
>ダナエ

ダナエ > 「おお、マジックアイテム……!
 それは間違いなく鎧を軽くできそうだ」
喜ぶが、少し考えて眉間に皺。
「しかし…………値が張りそうだな」
便利でしかも安いなんて、そう上手い話はないだろう、
と肩を落とす貧乏人。

「そうなのか。
 取り締まりというと荒っぽい仕事なのだろうから、
 男が多いのかと思っていた。
 ということは双方腕に覚え有り、なのだろうな」

楽しげに二人の少女を交互に見る。
入学したばかりなので、
黒髪の少女がまさか最弱の風紀委員としても有名だとは知らない。
のちに知れば、反射神経は良かったのにと驚くのだろう。

蒼穹 > ああ…そうだ。蒼穹《ソラ》って言います。私は一年だよ。
見ての通り、だね。…鎧はポリシーってやつかな。
(名を問われれば、佐伯の名乗りに遅れ続いて自己紹介を。
さて、重騎士と言えば所謂ジョブとかクラスみたいなものなのだろうか。
こんな所まで着てくるのは重騎士の誇りか…と、見当違いな思考を回しながら。)

んー?
最近、暇なんだ。楽しい事もあんまりないから、風紀委員に溜まってないかなって思ってさ。
ダナエ…さん?は、どうかな。何か楽しそうな事、知らない?
(女性の重騎士らしいのだが、どうにも鎧の重厚さがさん付けをさせる。
退屈さを露呈させれば、初対面にも拘わらず結構馴れ馴れしい問を投げた。)


へー、じゃあ固定メニューなんだ。
私は結構変えているかな。係長、貴様悪い事を考えているな―――ッ!
(お見通しである。何故か。)
ま、兎も角相席はよろしくってとこかな。有用な情報を交換しよう!

そうだね、ま、私は平和でも危なくても暇してるだろうけど。
おいおい、ありゃ世界最大のクジラでもボールの中に入ってポケットにしまえるはずだよ。
(そういう問題ではない。)
了解。取り敢えず報告書見とく。
時間開いたら適当に警邏しとくね。もし鉢合わせたら処分はどうすりゃいい?
その場で殺っちゃっても?
おっと、ありがと。ん、今度はどうかな。見張りも兼ねてこの不真面目風紀委員と警邏活動でも行ってみるかい?
(最近どうしてか割と仕事に積極的だ。端末に一件新しく連絡先が増えたのを確認して。)

佐伯貴子 > ああ、それなんだよな…
ま、異邦人同士なら多少は負けてもらえるんじゃないかな。
出世払いが効く店もあるだろうし。
(自分も経験があるので、マジックアイテムの値段については考えどころであった)
蒼穹はともかく、私は戦闘系の異能や魔術を持ってないぞ。
ただ他の委員より歩きまわっているから、トラブルに出くわしやすいだけだ。
普段は書類整理とかしてるしな。
(肩をすくめる)
>ダナエ

佐伯貴子 > な、なん…だと…
(一瞬うろたえるが)
女友達が色々なメニューを美味しそうに食べているのを見て考えを変えただけだよ。
(何食わぬ顔で言う)
(その女友達と深い関係になったことまではだれも知らないはず)
そうだったな。
それとポケットにも何種類もボールが入るんだったな。
(適当なことを言う)
殺すのは絶対ダメだ。
本部に手錠があるはずだ、異能とか魔術とかを封じるやつ。
それとか縄とかでふんじばって応援を呼ぶといい…と、思う。
(自分は犯人逮捕の瞬間に立ち会ったことが殆ど無いので曖昧なのだ)
いいけど、私は君にバフかけるくらいしかできないぞ。
足手まといになるのも嫌だから、平和そうなところな。
(最悪の事態は、自分が人質になることである)
(蒼穹の実力ならないだろうが、相手が複数だとどうなるかわからない)
>蒼穹

ダナエ > 「ソラか。私も一年だ、よろしく頼む」
ダナエの国では騎士という言葉は身分を意味し、
重騎士は騎士のクラスの一つだった。ややこしい。
鎧を脱がないのはポリシーかと問われれば、
グッと何かに耐えるような微妙な表情で視線を逸らす。
「よ、鎧は騎士の体の一部だからな。
 まあ外せないだけ、とも言えるが……」
後半はめちゃくちゃ小声。

「暇だから、仕事をするのか。
 職務と私的な時間の使い方が逆のようだな……」
驚きの発想だった。
「楽しいこと?
 ……うむむ、思いつかないな。残念だが」
ここであることを思い出す。
相手も異邦人だろうから、『門』には興味があるはずと判断。
「楽しいこと、ではないが。
 ……ろすとさいんという組織を知っているか?」

ダナエ > 「シュッセ払い……?
 …………おお、出世して給金が上がってから払う、
 ということか!
 なんと画期的な支払い方法だ!」
故郷にはなかった支払いシステムに感動。
「よし、高いマジックアイテムはシュッセ払いで頼もう。
 素晴らしい情報、感謝する」
早くもうきうきしている。

戦闘系の魔術はないと聞き、意外そうな表情。
「そうなのか?
 ふむ……トラブルか。
 それでも見回りを止めない勇気、見上げたものだな。
 素晴らしい。係長まで出世するわけだ」
うんうんと頷いているが、勘違い。

佐伯貴子 > 普通に分割で支払う方法もあるだろうが…
出世払いシステムが気に入ったのなら探してみるのをおすすめするよ。
(相手のテンションを下げることもあるまい)
勇気というか、端から見れば無謀なのかもな…
係長、ねえ…
違うんだけど…
(そもそも何係なのか)
(よくわからないや)
(もうそれでいいや)
…。
(ロストサインの名前が聞こえれば表情は険しくなる)
>ダナエ

蒼穹 > あ。ああ…そういうね。
ま、係長はそういう繋がり多そうだし…何でか知らないけど。
(女友達、まぁ居るのだろう。だったらそういう事だと思うが。)
さて、どうだったっけ。
ポケットに幾つもボール入ったら溢れてきそうだと思うけど。
ま、…気にしないでおこうか。所詮は電気鼠だし。
(適当に流した。)
んー。やっぱりダメか。面倒くさいなぁ。
(殺すのは駄目と言う答えは大方予測していたみたいだった。)
そういうのが、面倒ってのかな。
異能とか魔術とか封じる器具を持ち出したら逆に相手が使いかねない。
私は殺すのは得意だけど、手加減して捕縛するのは不得意なんだよ…困った事にね。
(さり気に物凄い危ない発言。
それから端末にて、彼女がアップデートしたろう情報を確認。)
今見た感じだと罪状が分かんないからね。ただ暴れてるだけー、とかなら困ったもんだよ。
…ん、ま。適当に戦力が必要なら呼んでよ。
危なくなったら転移魔術で逃げればいいんだし。
(最弱、と言うのを気にしているのか。そもそも戦闘は得意でないのか。
それを考えても、彼女は結構危険区域に出ている気がするのだが。)


お、一年なんだ。よろしくね。…じゃ、今後何か授業で会うかもね。
…あ、ああ…成程。
(声は全部聞こえた。体の一部なら外せないのも無理はないのだろう。
彼女はそういう種族なので、重騎士というのもまた、そういう種族なのだろうと勝手に自己完結。)

んー…私って自由人だからさ。あんまり仕事はしないんだ。
あ、勿論怒られないレベルで最低限はするけど。
(そこはちゃんと補足しておく。)
ああ、ロストサインね。…ロクデナシの集まりだろうけど、どうかしたの?
(門に興味があるかと言えば、微妙だった。
他者の世界に行ってみたいとか、自由に行き来できればとかは思う。
ただ、組織そのものにはあまり興味はなかったが。)

ダナエ > 「うむ。
 分割は借金のようで気が重いが、シュッセ払いには夢がある。
 シュッセ払いできる店を探してみよう。
 そして出世した暁には料金に上乗せして払うのだ」
嬉しそう。
学生の出世とは、バイトの賃金が上がることだろうか。
欲しいマジックアイテムを売っていて、
しかも出世払いOKな店を探すのはなかなか難しそうだ。

「……違うのか」
係長ではないのだろうか。頭の上に?マーク。

ロストサイン、と口にした後の表情の変化に気づき、
「サエキ、知っているのか?」

ダナエ > 「そうだな。
 ソラはかなり学園生活に慣れているようだし、
 授業でわからないことがあれば聞くかもしれん」
重騎士にとっての鎧が、
亀にとっての甲羅のようなものと誤解されたことには気付かず。

「そうなのか。それは良かった」
最低限の仕事はする、と聞いてほっとした表情。
「ろくでなし……知っているなら話は早い。
 ろすとさいんは『門』の制御に成功していたと聞いた。
 彼らの技術について、風紀委員会は把握しているのか?」
今は帰れない、連絡手段さえない故郷を思って苦い顔。
「私は『門』を使って、何としても元の世界に帰りたいのだ。
 ソラはそうは思わないか?」

佐伯貴子 > ああ、なんでか知らないけどな…
(女運はある、男運は恵まれてるとはいえない)
そりゃ、殺すだけなら私にもできるさ。
(何気なく重大発言)
それを捕まえて処罰するまでがお仕事だろう。
それに、見つけ次第殺してもいい犯罪者がいるってことは、犠牲者がいるってことだ。
それはよくない。
(あくまでも真面目だった)
転移魔術だよな、やっぱり…
私も訓練中だがなかなか難しい。
君からも呼んでくれていいよ。
手の開いてる風紀委員よりは暇そうな実力者のほうが頼れそうなのは皮肉だけどな。
(苦笑する)
>蒼穹

夢、ねえ…
(変なことを言ってしまっただろうか)
違うんだ。
(自分はあくまでもヒラなのだ)
…蒼穹の言うとおり、ロクデナシの集まりだろうさ。
危険だから近づかないほうがいいと言っておく。
(ロストサインにはそれだけ言うと、立ち上がり)
(三人分の伝票をひったくる)
>ダナエ


じゃあ、私はこれで失礼する。
すまないな、話が盛り上がっていたのに。
(複雑な表情をしながら、支払いを済ませ店を出て行くのであった)

ご案内:「カフェテラス「橘」」から佐伯貴子さんが去りました。
ダナエ > 「危険か。それでも構わん。
 サエキだって、
 危険な場所と分かっていても仕事で出向くことはあるだろう」
それと同じだ、と。

持って行かれた伝票には、
「ん?
 ……あ、それは私の……!」
理解するのが遅い。
「す、すまない!」
奢ってもらってしまった。去っていく背中に叫ぶ。

蒼穹 > おおう、結構係長も殺るんだね…。
(最弱って何だろう。)
…そうだねー。最もだよ。
ま、転移魔術って魔学教諭に言わせれば簡単らしいからね。
強すぎる戦力ってのが、すぐ死んだり、別れたり。思った通りに動いてくれないのはどの世界でも同じだよ。
面白くないだろうしね。

はいお疲れ。

あっ。ちょ…。はあ、何だかんだあの人の性格、イケメンだよねー。

(支払いが済まされた。本日のパフェ代は無料になったが、何も言わずに失礼するとだけ言い残して
ああいった振る舞いが出来るのはカッコいいとは思う。
今度なんか御礼でもすればいいか。訓練にでも付き合おうか。なんて考えながら、見送った。)

蒼穹 > んんー、そだね。良かったら何でも聞いてよ。私で力になれるかは分かんないけどさ。
…あ、このついでに連絡先交換とかしとくかい?
(己の理解の仕方が、亀の甲羅みたいなものと言えばまさしくその通りだった。
外せなくて当然、体の一部。であれば不自然でも何でもないのだ。
彼女の苦悩など全く知らないの故に、こんな反応。
して、先程取り出した端末を再度取り出す。彼女は、あまりこちらになれていないから、こう言ったものを持っていないのかもしれないが…。)

んー…そだね。
あの辺はどうにもよく分かんない。
元々私も世界を行き来してたっぽい?んだけど、どうも忘れちゃったか、力が衰えちゃったか。
…兎も角、ああいう胡散臭い技術には関わらない方が良いと思う。
なんせ媒体が媒体だからね。犯罪組織だし。…転移荒野調べる方がまだ実りがあると思うな。
風紀委員も、連中の技術については知らないか、秘匿してるかのどっちか。私は知らないや。
(これが己の見解だった。技術どうこうの問題ではなく、出来るからできるし、出来ないからできない。
あまり触れるべき問題でもない様だと思っていた。)
…ああ、キミは…無理矢理飛ばされてきた感じの人なのかな。
私は…あっはは、どうだろう。もう元いた世界なんてないだろうし。
(一目見れば異邦人であろうと推測できる彼女は、望まずしてやってきたのだろう事がよく分かる。
もう己も異邦人扱いだが、見る人によってはどうみても人間じゃないと言われるし、慣れたこと。)

ダナエ > 親切な少女の連絡先交換との言葉に、
「ああ、ありが…………」
出てきた端末に腰が引ける。
「わ、私はそういったアイテムは持っていないのだ。
 住所はある。急ぎの時は、隣の大家に電話をしてくれ」
住所と、隣の大家さんの電話番号を告げる。
「ソラも、私で力になれることがあれば連絡してくれ」
お互い助け合おう、と。

「……そうか。
 風紀も、あの技術を把握してはいないか……」
あるいは、秘匿しているか。
がっかりして肩をゴコッと落とす。
「そうだ、しかも『門』から落ちた先は海。
 本当に酷い目に遭った……!」
悔しそうにぎゅっと握り拳。
「ん、元の世界がもうない?
 そう言えば、世界を行き来していたとも言っていたな。
 どういうことだ?」
ただの異邦人ではないらしい、と難しい表情。

蒼穹 > …おいおい。
このご時世こんな端末持ってないと、生きていけないと思うよー?
隣の大家さん…?わ、わかった…ちょっと不便だし、買った方がいいんじゃないかな。
(言いつつ、彼女から伝えられた電話番号を端末に登録しておく。)
ん、りょーかい。私の電話番号は…紙にでも書いて渡そうかな?
(机に一枚の紙切れを広げて。)

大方公安とか生徒会とか財団と組んで秘匿してると思うけどね。
財団本部に忍び込んだからいくらでも情報は流れてくるんじゃないかな。
(といって、調べる気もないのだが。)

ああー…それはそれは。御愁傷様だったね。
といっても、鎧あるしあんまり痛くなさそうだけど…どうかな。
(酷い目に遭った、と本人はとてもそれらしく言っているが…。
確かに、海に叩き付けられる痛さは尋常ではないはずだけれど。)
あー…それについては…色々あるかな。昔の私はちょっぴりやんちゃでしたって事。
もうでも、大概の行ってきた世界であったことは忘れちゃったけどね。
(あまり大っぴらに自分の過去を、それも初めてあった人に語るのもどうかと思って、
程々嘘を吐かない加減に濁しておいた。
別に視線が泳ぐでも、目を逸らすでもないが、明朗な表情が幾分か無表情に。)

ダナエ > 端末ないと生きていけない、との言葉にグッと言葉に詰まる。
この世界の人間に言われるならまだしも、
立場は同じ異邦人に言われるとなおつらい。
「マツエ殿は……隣に住む大家は、
 端末なしでも立派に生きているぞ」
若く見積もっても七十代にはなっているであろう大家さん、
大橋マツエは黒電話。
「そうしてもらえると助かる」
記憶する自信はないので、
電話番号は紙に書いてもらうしかない。

「財団本部に忍び込んだ……?」
ロストサインが何をしでかしたどういう組織なのか、
詳細はまるで知らないのだった。
「ソラの知っていることが他にもあれば、是非教えてくれ」

「落ちた海が浅瀬なら、傷は浅かっただろう。
 残念ながら、落ちた海の底は海溝と呼ばれるほどの深さでな……」
海の底のような暗い目。
落ちたことそのものより、きつかったのは海底での長い旅。

「やんちゃ、か……」
目の前にいるのは異邦人の少女だと思っているため、
祭りで酒樽一つ空けただとか、
深夜徘徊して不良と喧嘩に明け暮れていた、
といったレベルのやんちゃを想像。
あからさまな仕草はないので、相手の誤魔化しには気付かない。
「それにしても、世界を渡る能力があったとはな。
 もしその能力がまた使えるようになったら、
 すぐに連絡が欲しい」
ロストサインを追うよりソラの方が可能性が高いかもしれない、
と熱い眼差しで。

「そう言えばトトも……ゴーレムだという愛らしい少女も、
 元いた世界はもうないと言っていた。
 故郷がないというのは、さぞ辛いものなのだろうな」
自分の故郷がなくなるなど、帰れない今でも想像さえできない。

蒼穹 > …あのね。
キミはさぁ、そのマツエさんと同じ世界に住んでるんじゃないでしょ?
無理にとは言わないけど、学生ならもっといた方が良いって。
ああ…それとも通信魔法でも使う感じなのかな?…って、それなら最初から使ってそうだね。
(黒電話の時代はもう終わってしまったのだ…。世界変容からいくらか。
通信手段や科学も目まぐるしく発展した今、それではやっていけない。)
ともかく!手軽に連絡できる手段は絶対に居るから。おすすめしとくよ。
はいこれ電話番号。
(紙に数字の羅列を綴って手渡した。)

ん?…ああ、違う違う。
そうじゃなくて。もし忍び込んだら、って、仮定の話だよ。
んんー…そうだね。一つ言えることとすれば、門は不思議な物。
"経験や法則は一切通用しない"んだよ。ある時、ひょんなことからできたりもすれば、
無限大の魔力を以てしても再現できない。かと思えば誰かが制御してたり。
転移荒野みたいな不安定なところに手がかりがあるかと思えばそうでもないね。
(知っていることがあれば、と言われればこれくらいか。)

あー…そういう。よく生きてたね。
…海棲人なのかな?
(海溝に落ちて生還したなら、余程潜水時間が長かったろう。
そうでなかったとしたら、水中で息が出来るか、泳ぎの速度が早すぎるか。
兎も角、水になれていそうだと思った。)

うん、やんちゃ…ま、気にしないでって。
(ひらっと手を振って切り上げた。
別に言っても良いが、場所は考えた方が良さそうだし。)
今は完全に忘れちゃってね。何をどうやるか、そもそもどうやってたのかも分からない。
昔の私はその能力…っていうか魔法だったかな。兎も角それで行き来してた…みたいなんだけど。
けど…ま、思い出したら連絡は付けるさ。
(感じる視線をやりこめながら、頷いて。)

…あー、誰だっけ。名前は聞いたことあるような。
さて、どうだっけ…故郷がどんな場所かはもう忘れちゃったんだ。
さっきも言った通り、色々行ったり来たりしてきたからね。これでも、結構私年寄りだよ?
(己を指差しながら悪戯に笑う。忘れたから、という単純な理由で、もう気にしていない様子。)

ダナエ > すっかり冷めた焼きそばをすすり、水を一口。
通信魔法などという便利なものは当然使えない。
「そ、そうだな。大金が入ることがあればな……」
でも端末って、お高いんでしょう的思考。
そもそも買っても操作できるかどうか。
電話番号を書いてもらった紙を受け取り、
「うむ、確かに受け取ったぞ」
ゴソゴソと胸元、鎧の中へ大事にしまう。

「ああ、忍び込んだら情報が手に入るだろう、という話か。
 すまない」
勘違いを謝罪。
「“経験や法則は一切通用しない”…………
 私がもっとも不得手とする分野だな」
顔を歪める。
頭が固いので、自分の常識外のことは苦手だった。
その他の情報を真剣に聞き、
「……参考にさせてもらおう。感謝する」

「ある意味ではそんなようなものだな。
 海に落ちた『お陰で』溺れかけて足掻いているうちに、
 水の魔法が使えるようになったのだ。
 もはや海で溺れることはないだろう」
お陰で、に力を込めたのは自分をこの世界へ運んだ『門』への嫌味。
『門』はここにはないし、
そもそも人ではないから嫌味を言っても意味はないのだが。

「昔は出来ていたことなら、きっと思い出せるはずだ」
力強く頷く。希望的観測。

「トトはゴーレムで、シノノメ・ナナミの友人だ。
 シノノメのことが大好きなのだそうだ」
全く知らないわけではなさそうなので、補足しておく。
「故郷を忘れてしまうことも……世の中にはあるのだな」
まさか少女が桁の違う時を過ごしているとは知らず、瞬き。
「ハッハッハ。
 ソラが年寄りなら、私はもっと年寄りだ」
冗談だと思って、年下の(年下に見える)少女に笑いかける。