2015/09/29 のログ
ご案内:「カフェテラス「橘」」に四十万 静歌さんが現れました。
■四十万 静歌 > 「……」
ぼんやりと天井をみつめながら、
くるくると砂糖をたっぷりいれた暖かいカフェオレを
混ぜ続けている。
「……」
もうすっかり砂糖は溶けているのだが、
それにも気づかない辺り本当にぼんやりしているようだ
■四十万 静歌 > 「はぁ……」
思わず出るため息。
別に恋わずらいだとか悩みがあるわけではないのだが――
「……」
突然何か思い出したように、
混ぜるのにつかっていたスプーンをカランと、
ソーサーへと落とす。
「――」
だが、カフェオレに手をつける様子はない。
■四十万 静歌 > 「憂鬱です――」
そういってゆっくりと、両手でカフェオレをもって、
ゆっくりと飲む。
甘い味わいが喉を潤す、
美味しい、美味しいのだが――
「――」
憂鬱を払うまでには、いたらない。
■四十万 静歌 > ――カチャリ、
とやがて飲み終わったカップを前に、
大きく長い息を吐いて――
「――ご馳走様でした。」
そう、呟いて、暫くじーっと空のカップを見続けている
■四十万 静歌 > やがて、ふっ、と息をもらして、支払いを済ませ、
この場を後にするだろう――
ご案内:「カフェテラス「橘」」から四十万 静歌さんが去りました。