2016/03/01 のログ
ご案内:「カフェテラス「橘」」に綾瀬音音さんが現れました。
綾瀬音音 > やっぱり夜は冷えるなぁ……

(暖かくなってきたとはいえ、夜は冷える。
手袋を忘れてきた手指をすり合わせながらカフェへと足を踏み入れる。
店内を軽く見渡してお気に入りの席が開いているのを確認すれば、迷わずその席へと向かった。
席に付けばほっと一息をついて、お冷とおしぼりを持ってきた店員に本日のケーキセットを頼んだ。
飲み物はこの時間だと少しカロリーが気になるミルクティ。
ケーキと一緒ならば尚更だったが、思いっきり甘いモノが欲しい気分だったのだ)

綾瀬音音 > (コートを脱ぐとバッグと共に隣の席へと置いて、バッグから手帳と筆記用具を取り出してにらめっこ。
年度末とは言え、やらないといけないことは大体終わらせてしまったためにそこまで忙しくはないが、一つの期間が終わる、というのは形のない何かに追われている気がする)

もうすぐ3年生かぁ……

(本土なら高校3年生相当で受験を控えた学年だが、飛び級するつもりもない自分にはもう少しばかり先の話で実感はない。
そもそも進路そのものも本土の大学を希望している以上のことは考えてもいなかった)

そろそろいろいろ考えないとなー

(呟きながら手帳の空いたスペースに適当にペンで落書きをしつつ。
良く解らない兎と良く解らない猫が手帳に並ぶことになった)

綾瀬音音 > (良く解らない動物たちを落書きしている所で運ばれてきた本日のケーキセット。
手帳を閉じて店員に礼を言うと、ミルクティにたっぷりと砂糖を入れてスプーンで混ぜた。
一口啜ってその甘さと暖かさに軽く息を吐いた。
想像通り期待通りしっかり甘く、それに紅茶の味が負けていない)

あー、幸せな味がする……

(甘いモノを取ると幸せな気分になるのは単純ではあるけれど、実に幸福なことだと心底思う。
もう一口ミルクティを啜ってからケーキへとフォークを伸ばした。
本日のケーキはザッハトルテ。
こちらも甘くてほろ苦いチョコレートが幸せな気分にしてくれる)

ご案内:「カフェテラス「橘」」にアリスさんが現れました。
アリス > 三月、と言ってもまだ冬のような気温。
お仕事の宅配便の帰りにカフェの入り口付近でポケットからちっちゃいお財布取り出してお財布と店の中見比べて。

「……自分へのご褒美。」

甘い誘惑に勝てませんでした。
そろーりとカフェに入って、一旦きょろきょろ。

どこに座ろうか店内の様子を確認してみるのでした。

綾瀬音音 > (至福の甘さが何もかも忘れさせてくれる気がする。
今のところ特に忘れたいこともないけれど。
寧ろ年々覚えておきたいことは増えるばかりで。

なのに。
少しずつ消えていってしまうような、気もする)

ん、美味しい。

(へら、と1人笑うとケーキをもう一口。
時間帯の割には混んでる店内で、すこしばかり視線を上げれば店内を確認する新たな来客と目が合うかもしれないし、そうでなくても窓際のテーブル席で1人ケーキを食べている少女が彼女から見えるかもしれない。)

アリス > 割と混んでた。
ふと、その中の一人と目が合った気がして。
んー、と首を捻る。

十数秒。

窓際の席に歩き寄って。

「こんばんはー。……相席、いいですか?」

他のテーブル席ももうちょっと良く見れば空いてるのかも知れないけど、小首をかしげて軽く微笑み問いかけてみました。

言ってから、おひとりさまが好きな人かも、と思ったけど、顔に出さずお返事待ち。

綾瀬音音 > (目があった。
軽く会釈をしてケーキへと向き直っていたが、近づいてくる気配に再び顔を上げる。

よくよく見れば小学生相当にも見えなくもない少女だが、まあ異世界人や人外が居るこの島なので格段時間帯がどうのこうの、言うつもりはない。

掛けられた声には一旦フォークを置いてから頷いた)

どうぞ。
深夜のおやつでも1人はちょっと味気ないしね。

(そう言って、手で向かいの席を示して着席を勧めた。
彼女が座るならメニューをどうぞ、と差し出して。
程なくして店員がおしぼりとお冷を持ってくるだろう)

アリス > 軽く頭を下げて。

「ありがとうございますー。
寒い日だと一人で食べるのがちょっと寂しくて。
あ、私はアリスって言います。」

よろしくお願いします、ともう一度頭下げ。
向かいの席に浅く座って、奥にバッグを置き、ちょっと重い音。
メニューを受け取りちっちゃく会釈して

「んと、今食べているそれと同じケーキを……」

メニューとザッハトルテを交互に視線向けて店員さんへ。
後紅茶じゃなくココアで、と追加してみたけど、セットとは知らず。

綾瀬音音 > 解るなぁ。
なんて言うか、人寂しい気分になるよね、冬って。
もうすぐ春のはずなんだけれど。
私は綾瀬音音だよ。
こちらこそよろしくね、アリスちゃん。

(笑みを浮かべると合わせてこちらも頭を下げて。
置かれたバッグが思ったより重い音を立てたのに少し視線を向けたけれどそれだけ)

ああ、同じもの食べるなら別々に頼むよりセットで頼むほうがお得だよ?

(と、同じものを注文しようとした彼女を軽く遮って。
これは本日のケーキセットである旨を説明しようか。
ドリンクメニューにはココアも含まれているので、特に問題はなさそうだったし)

アリス > 「綾瀬さんですね、よろしくですー。
一人で外にいると誰かに会いたくなったり、話したくなったり、弄りたくなったり……
冬の影響って結構大きいですね……ホワイトデーになる頃はもうちょっと暖かくなってるでしょーか。」

変な言葉漏らした気がしたけど、きっと大丈夫と信じ込んでそのまま注文を……

「え、あ。セットだったんだ。
じゃあセットで…
そう言えば、ここって良く来るんですか?」

ありがとうございます、とセット注文に切り替えて。
セットメニューを覚えてるみたいだったので、小首かしげて問いかけ。

綾瀬音音 > やっぱり寒いせいかなぁ。
ぬくもりが欲しいっていうか、こう、なんて言うんだろう。
冬の空気って胸がキューって締め付けられるような気がするっていうか、うん、やっぱり人恋しい感じ。
肌で感じる気温が気持ちで感じる気温に近くなるっていうか。
……そうだね、もっと暖かくなってるんんじゃないかなぁ

(弄りたくなったり、の言葉にはちょっと首を傾げたけれど、特に深く追求はしない。
ふと外に視線を向ければ寒さに襟を立てる学生が目に入った)

うん、そうそう。ケーキは日替わり。
最近はご無沙汰だったけれどね。
よく来てたよ
メニュー網羅してやる! って前は意気込んでたくらいには

(軽い説明を付け加ええて、うなずきを一つ。
冗談めかした言葉も、一つ更に付け加えて)

アリス > 「……抱き枕が欲しいような、誰かと話したいようなー。
そばに誰かいてほしくなるよーな。
しんみりしちゃいますねー……
あ、この時間にここにいるって事は学園生徒って事でいーですか?
私は一年生なんですけれど……。」

ほんの少し気にかかる言葉があって。
どう聞くか迷って視線がさ迷い、つい釣られ。

「ザッハトルテですよね、これ…かなり手間かかるって聞いたけど日替わりで出るんだ……。
網羅……別腹……ご無沙汰……あっ」

手、ぽん。
何かの連想ゲームの様な口調と芝居がかった冗談返しを身振りと大げさな納得したような表情つきで。