2016/08/17 のログ
ご案内:「カフェテラス「橘」」に綾瀬音音さんが現れました。
綾瀬音音 > (お気に入りの席は空いていた。
迷うこと無くそこに腰掛けて、お冷とおしぼりを持って来た店員に本日のケーキセットを注文する。
飲み物は少し迷ってアイスコーヒーに。
何時もはアイスティだったが、なんだか苦いものが欲しい気分だった)

ん……

(寮に戻ってから着替えてその足で学園に赴き、来期の受講予定を変更してきた。
多分これで今年度中には、高校卒業程度の単位は取れるはずだ。
後は自分の努力次第、といった所。

頬杖を突いてぼんやりと店内を眺める。
制服を着ている生徒は少ない。
大体がこの夏季休暇を楽しんでいるようだった)

綾瀬音音 > (――自分だって、夏を満喫している。
今年は水着を着て海に行ったし、
昨日は去年着れなかった浴衣を着てお祭りに行ったし、
これからは花火の予定も残ってる。

しかも、隣には好きな人が居るのだ、文句のつけようがない)

ん――……

(いや、文句のつけようがないどころか嬉しい事この上ないし、
それこそ昨日の会話を思い出せばそれこそ泣きそうなくらいに嬉しいのだけれど。

何故か、不安がどうしても消えない)

ただの感傷なのかなぁ……
(もしくは幸せ恐怖、のような。
別に良いじゃない、幸せを甘受して、それを抱えて些細な事で笑って、泣いて、怒って。
それで良いじゃない、と思う。

幸せの後には悪いことがあるなんて迷信だと思っているし、
そもそも悪いことが起こる兆候すらすらないのだ、何を不安がっているのだろうか)

あー…………
(恐ろしいくらいの幸福感と、それにインクの染みのような不安感。
それに押しつぶされそうだ。

とうとうテーブルに突っ伏した。
傍目にはサマースクールで絶望している様に見えるかもしれない)

綾瀬音音 > (店員が同情の眼差しを向けながら、ケーキセットを持って来た。
本日のケーキは真っ赤ないちごルト。
ツヤツヤなイチゴが食欲をそそる。

頑張ってくださいね、と言うスマイル0円のおまけ付きでコーヒーと共に置いていってくれた)

食べよう。うん。

(弁解するのも違う気がするので恐らくは勘違いされたのをそのままに、
ブラックでアイスコーヒーを口に運んで苦味を味わってから、
いちごタルトを口に運んだ。
相変わらずここのケーキ類タルト類は本当に美味しくて、それだけで幸せな気分にしてくれる。
自然と肩から力が抜けた)

綾瀬音音 > お夕飯どうしようっかなぁ……
(いちごタルトを食べながら、ぼんやりと思う。
ここでご飯でもいいし、寮に帰って自炊でも良いだろうか。
久しぶりに寮の食堂で誰かと相席で食べるのもいいかな、とかとも思ったり。

いちごタルトは美味しいが、それだけでは到底お腹いっぱいにはならないのだ、夕飯は夕飯で必要である。
時々アイスコーヒーに口を付けて、一人でにがい、と軽い苦笑を浮かべる。
紅茶党の自分としてはあまり慣れない味だけれど、嫌いな味ではなかった)

ご案内:「カフェテラス「橘」」に錐葉 咲さんが現れました。
錐葉 咲 > 「ガラじゃないけど。まぁ…いいか。」

ちょうど小腹がすいてきたころ、
ここ最近色々と忙しくのんびりしたかった事もあり思いついた先はカフェ。
カフェテラスの入り口のドアを開いて

「あぁー…一人。あいてる?」

少しばかり面倒そうに店員に告げる。
暫くしてから店員の返る指定の席は誰かが座っている少し距離の空いた隣席。

「まー…いいか、じゃーはいるよっ、と。」

誰かの座っでるとこから少し空いた隣席に向かい、
言葉よりも先に椅子をがらがらっと引いてしまう。

「っと…、悪いね、隣失礼するよ。」

すとんと、腰を下ろして、深く一息ついた。

綾瀬音音 > (いちごタルトを口に運んで、コーヒーを飲む。
当たり前の日常を一人で堪能しつつ――

ふと、隣の席に人が来た。
ちらりとそれを横目で見てはいたが、彼女の引いた椅子がおもったより大きな音を立てたことに、ビクリと肩を跳ね上げた。

純粋にびっくりした顔で、瞬きを数回繰り返して彼女を見た)

あ、ううん。
どうぞどうぞ?

……なんかお疲れだね
(当然ここはみんなのカフェテラス。
彼女がそこに案内されたのなら、そこは彼女の席だ。

深く息をつく様子に、軽い口調で話しかけた。
活発な印象だから、運動帰りだろうかとなんとはなしに思いつつ)

錐葉 咲 > いまの会話でそれ以上はないと思っていた、
彼女の続く言葉にピクリと反応して横目で見る。

「いやー、偶には疲れる時もあるっつーか、はは。」

と乾いた笑いを見せて視線を戻すと、
背もたれに思い切りもたれて両手を広げ大きな伸び。
終えれば両手をパタンと下げて。

「ふぅ…、あー…そーゆーあんたは、休憩してたってとこ?
…あ、ちょっと、アイスココア一つ、よろしく。」

彼女の方を再び見て、気だるそうに聞いてみる。
途中、此方に来た店員にながらで注文して。

綾瀬音音 > (どうせ一人であったし、お互いに一人であるようであれば結構気楽に話しかける習慣が殆ど出来上がっている。
尤も、怪しい人や怖そうな人はまたちょっと別なのだけれど)

もしかして遊び疲れ?
夏季休暇も折り返しすぎたしね
(体の動きが大きい。
それを何となしに目で追いながらアイスコーヒーを啜った。
コーヒーであることを忘れて、結構口に入れたので変なものを食べたような顔になりつつ)

そんな所かな。
寮に戻る前に甘いもの―って思って
(そう言って、フォークでいちごタルトを指して。
半分ほど食べ終わっているそれ)

錐葉 咲 > 「…そんなとこ、夏になるとほら、なんつーか。
活発になるだろ。頭悪いのとか、おかしい奴とか。なんてね。
折り返しか、あぁ…心底めんどくさい。」

冗談交じりにさも自分の事かのように口にする。
目をつむりため息、ずっと休みでいいのにと言わないばかりの気だるい表情。
彼女の言葉に再び横目を向けて

「うごかねぇで甘いモンばかり食ってると、体壊すぞっと…太るしな。
なんつって。」

じとっとした眼差しでいたずらな笑みを浮かべる。
アイスココアが届き、一口飲むとふと頭を過る…
私もか。と。

ご案内:「カフェテラス「橘」」に錐葉 咲さんが現れました。
ご案内:「カフェテラス「橘」」に錐葉 咲さんが現れました。
ご案内:「カフェテラス「橘」」に錐葉 咲さんが現れました。
綾瀬音音 > 自分でそんなこと言っちゃダメだよー。
でも夏は活発な気分になるのは解るな。
楽しいことが多いし、それこそ頭悪くても許される気分になるよね。
何も考えないで頭空っぽで遊びたい的な。
……来学期も頑張ろう……。
(気だるげな表情に笑いながら。
とは言え、ぎっちぎちに詰め込んだ来期の講義を思えば此方も気だるい気分になってくる)

大丈夫だよ、それなりに動いてるしね。
でも美味しいものの天敵は翌日の体重計だよねー。
(何て、小さく力こぶを作ってみせたりして。
まあ、並よりはある、といった程度。
その癖得意げな表情で返すのだ。
再びいちごタルトを食べながら)

綾瀬音音 > (いちごタルトを食べ終わり。
アイスコーヒーもちょうど飲み終えた。

それから、少しの間話し相手になってくれた少女にお礼を言ってから
立ち上がってカフェテラスを後にした。

夕飯は何にしようかな、何て思いながら――)

ご案内:「カフェテラス「橘」」から綾瀬音音さんが去りました。