2017/08/21 のログ
ご案内:「カフェテラス「橘」」に遼河 桜さんが現れました。
遼河 桜 > 異能開発コースの最初のカリキュラムが終わり、常世の街の散策にあるく

その途中、人気らしいカフェテラスを見つけて入店する
店内はお昼過ぎにも関わらずなかなかの人気で、それでも空いていた窓側の席に案内される

メニューを開けばなるほど、学生の好みそうな軽食や甘味がずらり、
当然大人も嗜むコーヒー等のメニューも多彩で、人気が納得のカフェだということがわかる

椅子にちょこんと座り、店員さん人懐っこい笑みで応答

女の子に人気のメニューですよと教えてもらったものを注文して、一息をつく

遼河 桜 >  
「~♪」

今日は良い陽気
外にいると少し暑いくらいかもしれないけど、
空調の聞いた店内は陽射しが心地よい程度の爽やかな空気

隣の席から漂うパンケーキの甘いバターとクリームの香りに刺激を受けつつ、
小さな鼻歌まじりに携帯を弄り始める

お店は混んでいるし、少しばかりは時間がかかるだろう

遼河 桜 >  
サクラが思うほど遅れず、程なくして注文の品が運ばれてくる

アイスティーとサンドイッチのセット
お昼もまだだったし、空いた小腹には丁度良い

焼き立てのカリッとしたパンを上品に口元に運ぶ

フレッシュな野菜と濃厚なチーズが鼻に薫る

「ふわぁ、おいひー……♪」

思わず小さく声が漏れる

遼河 桜 >  
隣の席の人がこちらを向いたので少し恥ずかしげに視線を外す

なかなかの味である
口薫る香ばしさにアイスティーが心地よい

舌鼓を打ちながら、今後の予定を考える

まだ日は高い、どこか散策してみようか
そういえば歓楽街なんてものもあると聞いた
地図を見た位置的には鉄道だかバスで行くことになるのだろうか

遼河 桜 >  
程なくして食事を終えて、
店員が皿を下げてゆくと叔父にもらった地図をテーブルに広げる

「んーっと…」

細い指がつついーっと地図の上をなぞってゆく

歓楽街、と呼ばれるところは学生街からだとやはり少し遠い位置のようだった

「うーん…今日はこの近くだけにしておこうかなぁ」

まだまだこの周辺にも知らない場所は沢山ある
というよりは、遅くならないうちに……

「寮の場所もちゃんと見ておかなきゃ」

叔父からは寮に手続きをしてあると連絡があった
アパートに個室でも取って欲しかったのが本音だだったけれど…

「(さすがにおじさんにわがままはいえないよね)」

遼河 桜 >  
「よぉーし、っと」

ぱたぱたと地図を閉じる
店を出たらもう少し辺りを散策して、寮に向かうとしよう

「話が通ってるならもう荷物も届いてるのかな」

とりあえず行ってみよう、と立ち上がる

「あ、でも……」

遼河 桜 >  
「(……どっちに話が通ってるんだろう…?)」

割りと深刻な問題な気がしたが聞いてみればわかること
とりあえずは足取りも軽く、会計を済ませてお店を後にするのだった

ご案内:「カフェテラス「橘」」から遼河 桜さんが去りました。