2015/06/22 のログ
霜月 零 > 「ほうほう……」

まあ、一般的なファミレス、と言った風情の品ぞろえ。クオリティもそんなもんなら、少し我慢も必要かもしれぬがまあいい。

しかし……

「ニルヤカナヤ……ニナイカライとかじゃダメだったんかね」

なんかこう、ニルヤカナヤってパッと見でちょっと発音しづらい気がする。しないか?してくれ。俺はする。

そう思いながら、取り敢えずパラパラとメニューを確認する。

霜月 零 > 「ふんふん……」

ドリンクは、雑にバイキングでいいか。メインメニューは……おろしハンバーグ定食。これだ。
ちょうどよく同種のものがあったし、ちょいと橘と比べてみよう。

後は……そうだな、デザートを後で頼もう。売りにしてるものは気になる。

ぴんぽーん、とボタンを押して店員を呼び、注文する。

「おろしハンバーグ定食一つと、ドリンクバイキング」

注文だけしてしまって、まずは少しのんびりと待つ。いきなりドリンクバイキングに行くのも手だが、少し観察したい。

ご案内:「ファミレス「ニルヤカナヤ」」にアスティアさんが現れました。
ご案内:「ファミレス「ニルヤカナヤ」」からアスティアさんが去りました。
霜月 零 > 周囲を見ると、あまり人がいない。繁盛していないというより、時間帯の問題だろう。

ぼけーっとしつつ、することもないのでやはりドリンクバイキングへ。

「あー……」

ドリンクバイキングと言うのも、自炊を始めたりすると妙に懐かしいものになっていく。
こう、縁遠くなるのだ。

ご案内:「ファミレス「ニルヤカナヤ」」に崎守 鐡さんが現れました。
ご案内:「ファミレス「ニルヤカナヤ」」にアスティアさんが現れました。
アスティア > 剣を預けて入ってくる女が一人。

「ふぁみれす。
 ……食べ物が食べれる場所らしいが――」

一体何が食べれるんだろうとわくわくしながらやってきた
なんというかいきなり剣を預ける辺り悪目立ちしている

霜月 零 > 取り敢えず、どれにしようかと考える。
無難に烏龍茶がいいだろうか。

子供の時分は、色々と混ぜて遊んだりもしたものだ……ゲテモノを作ってイ○イ汁、とか言っていた奴がいたのも覚えている。

そんなことを考えつつ、ぼけらと烏龍茶をコップに注ぐと……見覚えのある顔が見える。

「……アンタ、ファミレスとか来るんだな」

その見覚えのある顔……アスティアに気だるげに声をかける。

アスティア > うん?と雫のほうをみて軽く会釈。

「おお、霜月殿。
 奇遇だな。
 はじめてのふぁみれすとかいう奴だ。
 うまいものが食べれると聞いてな。
 やってきてみた。
 ……ふぁみれすのものは、美味いか?」

なんというか、物凄い不安な事をいってくる。
真剣な顔で。

霜月 零 > 「…………」

物凄くじとー……っとした目で見つめる。

「……そうだよな。アンタ、ファミレスとか普通に来るタイプじゃなさそーだもんな」

これでは、注文すらおぼつかないのではないか。

「……おい、ついでだから相席するか?」

サポートしないと、いけない気がする。

崎守 鐡 > (この間来た時はどーしても人が多かったのでそのまま「居ない時に来てみよう」、と決心してみた。)


……知り合いが居た。この学園は狭い。
目論見通り人は少ないのだが、
流石に特徴的に目立つだろうか。
特に困らずに席につけそうでは有る。

アスティア > 「是非、お願いしよう……
 うん?」

ふと、鐡の方に視線がいき――

「おお、凄いな。
 何か凄く格好いい御仁がいるぞ。
 角、角か、あれは。」

霜月 零 > 「……」

鐵にも気付く。しかし、そこでふと考えた。

「(……巻き込んでやろう)」

この世間知らずエルフ(失礼)と二人きりと言うのも、不安がある(失礼)。

故に、知り合いならば巻き込んでやろう。そんないたずら心が出たのだ。

「ああ、知り合いだな。おい、崎守ー!」

悪魔の手招き。

崎守 鐡 > 「んー、どーした?零のにーさん」
呼ばれるままに付いていく。

なおここでは余談だが、角ではなく、耳のようなものらしい。
(もいだら耳なし芳一みたいになるらしい)


「……別にいいんだけど、零にーさん、下心ない?」
「いや、悪いことするわけじゃないのは知ってるんだけど」

霜月 零 > 「ん?ああ、大丈夫だ。単に知り合いを見かけたから同席しねーかっていう、普通の誘いだろ?」

下心はある。が、おくびにも出さない。

器用になったものである。

アスティア > 「ふむ。大勢で実に楽しそうだ。
 あ、アスティア・リノンシアースだ、
 よろしく頼む。」

にっこり破顔一笑鐡に挨拶。

「霜月殿は顔が広いな!!!」

霜月 零 > 「そうでもねぇよ……」

ボヤく。たまたま知り合いが来た、と言うだけだ。特別顔が広いわけではない。

「で……いいよな?」

笑う。いい笑顔だが、それが逆に似合わない。そんな笑顔で、鐵に笑いかける。

崎守 鐡 > 「ああ、俺は崎守鐡って言う奴だよ、よろしくー。」
珍しく崩れた感じで答える。
零にーさんの知り合いだから、という理由で多少落ち着けてるのかも知れない。


「で、いいよ?こないだ来た時は凄い大所帯になってたからゆっくりしたくてさ―」
と、零にーさんの笑顔を見て
「……いや、その顔を妹さんに見せれるように頑張りなよ、使いドコロ間違ってるって」

変なツッコミも入った。

霜月 零 > 「あー……そういえばだな」

妹、と言われ思い出す。これは伝えなくては。

「悪ぃ、復讐は……ナシだ。妹が「やめてくれ」って言うもんでな。
アイツがやめろって言うなら……無理は、出来ねぇ」

アスティア > 「では、早速席に移動して注文……
 で、よいのだな?
 ま、復讐とは穏やかでないが、
 やめたのか……
 ま、力が必要なら貸すぞ?」

首をかしげていった。

「で、鐡殿だな。
 うむ。覚えたぞ。
 鐡殿はやはり、武芸をたしなんでいたりするのか?」

真っ先に武芸について聞く辺り、
色々女として駄目かもしれない。

崎守 鐡 > 「……それが、いいよ。」
目を閉じ、一瞬だけ機械的な視線で、見遣る。
「でも、対処すべきことは残ってるからね。お迎えに関しては助力はしてあげるけど」
と、言った後、再び普通の眼の色に戻る。


「あー、うーん……しょーじき、武芸に関しては全然。」
「此処に来る前は剣道部だったりしたけど、ゴタゴタで辞めちゃってさ」
「……基本は武器職人の見習い、とだけ思って貰ったほうが良いかな?」

あはは、と自嘲的に笑う。

霜月 零 > 「あー、それでいい。
取り敢えずメニュー見て、食いたいの選んでくれや」

そのまま、自分が座っていたところに案内しようとする。

「ま、取り敢えずお前の行こうぜ。せっかくだしゆっくりメシ食おう」

そのまま鐵に声をかける。無理矢理巻き込むつもりのようだ。

アスティア > 「武器職人か、丁度よかった、
 今度私の武器の手入れをお願いしてもいいだろうか。
 どんな武器作るのかも興味あるが。
 ま、剣に関しては色々あるしな。
 もし剣を振りたくなったら剣術部に来るがいい。
 歓迎するぞ。」

などといいつつ席に。

「で、何を食べるか。
 ふむ。
 …………
 …………
 …………
 これ(まぐろたたき丼)と、
 これ(鯖の味噌煮)と、
 ……
 これ(すっぽん大福)にしようかな。」

何か選択の傾向が完全に和である

崎守 鐡 > 「ドリンクバーとこの、定食のセットかな?」
ぴっ、っと指を指す。指先は和食の定食を指差している。

「いや、別に巻き込まれるのはいいんだけどさ―」
「もーちょっと素直に言ってもいいんだぜ?にーさん?」
ちょっと困った顔をする。
巻き込まれること自体は本意であったようだが、
流石にもう一人増えるとは思ってなかった。

「まー、そこまでは気にしてないんだけどなー。」

崎守 鐡 > 「手入れ、かぁ…いちおー、実家が刀鍛冶だからそれ継ぎたくて、なんだけど。」
「手入れ、なー…うまく出来るんかな?」
見習いだからこその不安である。
人の得物を手入れすると言うのは人の命を預かるようなもんである。

霜月 零 > 「お前ら……」

呆れ顔。こいつら、妙に趣味が被ってやがる。

「で、まあ……アレだ、あまり直球で言うのも、な?」

そのまま、曖昧な顔で鐵にボカしていく。

アスティア > 「何。気楽に肩の力を抜いていけ。
 きっと出来るさ。
 ――其処まで不安があるなら、
 手を抜く事もあるまい。
 今の全力を出せばそれでいい。」

真顔で鐡の顔をじっとみるだろう。
未熟なれど性根は悪くない、
ならば預けるのも吝かではないとは思っているようだ。

「そういえば、霜月殿、あれからまた強くなったのか?」

崎守 鐡 > 「……ほれ、こないだ豊満な人に襲われそうになってたじゃんか。」
「あれか、女子とふたりきりで一緒に居るのがダメかい?にーさん」
零にーさんの耳元で小声で囁く。

「いや、趣味っていうか、俺の場合家的にも実家的にも和食スキーだし」
理由の説明になってんのかなって無いのか。


アスティアの言葉に少し、不安になる。
どうも、俺は人を悪い方向に穿って『見る』癖が付いているようだ。
「そ、そこまで言うなら……頑張りますけど、道具とか設備とか…んー、借りるしか無いのかな?」

霜月 零 > 「ん?ああ、それなりに鍛えたからな」

動機が動機ではあるが、かなり追い込んだ。手札も増えたし、強くなったと言っても間違いはないだろう。

「前よりはまあ……マシになったんじゃねーかな」

などと言いながら、鐵に囁かされるとうげっと言う表情になる。

「アイツは俺のトラウマリストに名を連ねた……勘弁して欲しいぜ、ちくしょう」

アスティア > 「簡単な道具であればうちの部にあるぞ。
 本格的なのは……
 借りるしかないかな。借り賃に関してもきちんと払おう。
 ま、7本あるから大変だろうがな。」

などと大笑いするだろう。> 鐡さん

「で、前よりもつよくなったとは……
 ふむ。次の戦いが楽しみであると同時に、
 妾ももっと上を目指さんとな。
 今のままではあっさり負けてしまいそうだ。」

などと零に対し獰猛な笑みを浮かべるだろう

霜月 零 > 「勘弁してくれ、上手くいけるかはわかんねぇよ……」

そもそも、七剣流に対して使える技がいくつあるか。

「ま、模擬戦なら暇な時にならいくらでもやってやるけどな。
俺も、自分の確認はしたい」

アスティア > 「はっはっは。
 こちらの方から頼みたいくらいだ。
 妾でよければ存分に相手になろう。」

そういってると頼んだ品がくる。
いただきますと食べ始めるが。
フォーク

ナイフ

使っている

霜月 零 > 「………………」

ジト目で溜息。何をやっているのかこのエルフは。

「……なあ、なんでそれをナイフとフォークで食おうとするんだ?」

箸あるだろ、と指さす。

崎守 鐡 > ああ、この人、ジャンキーっていうか、そっちの方面の人なんだなぁ、
と会話を聞きながら思う。良い意味で豪快で男性的で良い人だなぁ、とか。

「零にーさんのアレ、俺は良く分かってないですけど……ね。」
俺が来た時はお迎え真っ最中だったので詳しくは知らない。

そして視線を移す。
………


ふぉーくと、ないふ?
いや、良いんだけど…
流石に一瞬きょとんとする。
そうやって居る内にやってきた定食は目の前で箸を使って食べ始める。
手袋は取らない。

アスティア > 「うん?
 何か変だったか?」

器用に使ってナイフフォークで食べている。
そして、じっと指差された箸と、
鐡の箸をみて。

「使い方が分からん!」

物凄く、物凄く爽やかないい笑顔で、
きっぱりと 
答えた

霜月 零 > 「…………崎守、手本を見せてやってくれ」

丸投げ。自分のおろしハンバーグはナイフとフォークでいけるのだ。

目を逸らしながら、もさもさと自分はおろしハンバーグを食べる。美味い。

崎守 鐡 > 「零にーさん、酷なこと言っちゃいけませんって。」
「箸はたぶん世界のなかで一番器用さが問われるものですから」
…フォークとかナイフとかに比べると、な?

「いや、手本って、言ってもなぁ。」
手袋をつけたまま、箸を器用に動かす。

「こういうのってあんまり教え方分からないから……」
正直、箸の持ち方って何時覚えたか俺も覚えてないんだよな。

アスティア > 「ふむ。」

とりあえず真似てもってみて。

ぽろっ。

「あっ。」

片方の箸がおちる。

「確かに、これは難しいな。
 鐡殿は凄いな。
 そんなに綺麗にもてるとは。」

霜月 零 > 「まあ、ぶっちゃけこういうのは、慣れだしなあ……」

困り顔でボヤく。確かに、いきなり押してても上手く使えまい。と言うか使えていない。

「……取り敢えず、当座はそれでいい、のか?」

崎守 鐡 > 「これを綺麗に扱えるのって大体日本人とかその周辺だからなぁ。」
「本当は手袋つけたままなの、良くないんだけど……」
「その、まぁ…うん。」
と、一瞬だけ零のにーさんの方を向く。
機械の手だと、関節とかに混入するのが怖いのである。

「んー、どうしても使いたい、なら、ゆっくり練習するのが一番、かな、と……」
「突き刺しとか、し始めたら悲しいですし」

アスティア > 「うむ。とりあえず、今日はナイフとフォークで食べる。
 ゆっくりなれていくとするが……」

ふむ。と一つ考えて。

「手袋つけっぱなしとは珍しいな。」

などとドストレートに話をふってくる駄目エルフだった。

霜月 零 > 「まあ、あんまり気にしなくてもいいか」

必要なら、時間をかけて覚えて行えばいい。

鐵に関しても……まあ、仕方ない事だろう。

「取り敢えず、さっさと食っちまおう。冷めてもアレだしな」

崎守 鐡 > 「いや、一応……こんななので」
箸を一旦置いて、手袋を取ってその機械の手を晒す。


「どーしても、手元的に怖いんですよね。液体とかあるので。」
「生活防水程度はあるんですけど、用心に越したことはないですし」


「ん、そだな。早めに食べておこう」
手袋を戻して再び食べ始める。

アスティア > 「だな。
 暖かいうちが暖かいものが美味しい。」

と、いいつつ食べ進めていく。

「おー……
 なんだっけ。
 きかいはみずによわい、だったか。
 うむ。確かにそれは怖いな。
 しっかり手袋をしておいたほうがいい。
 まぁ、苦労しているのだな。」

確か、義手という奴だったか、としきりに頷いている

霜月 零 > 「しかしまあ……お前、箸使えねぇのに和物食うのな」

アスティアに問い掛ける。気になっただけなのかもしれないが、やはり少し違和感があった。

崎守 鐡 > ……義手どころか全身義体を通り越して完全に機械なんだけどな!
正直俺の中身をバラして晒して、とは絶対に言えない。
いくら何でもそれで死にたくはない。

「箸使えなくても和物食べる人はいるんじゃないんです?」
「世界的に料理がそれが近かった、とかそんな感じで」

アスティア > 「なんというか口に合うのだ。
 どうにも洋物というのは口にあわなくてな。
 元の世界ではよく食べていたが……
 和物の美味しさを一旦味わってしまうとな。」

ネタ晴らしをしてしまうと、
元の世界の料理はここと比べると
 物凄く 不味いのだ。

霜月 零 > 「そーいうもんかね?
あーでもまあ、アメリカの方じゃSushiっつー感じで、独自の寿司文化が発展したとか聞くしなあ」

ありゃあもう寿司じゃねーだろ、と思うのも結構あったのだが。

アスティアの答えを聞くと、あー…と納得する。

「そーいうことな……気持ちはわからんでもない」

どうにも、料理には得手不得手が存在する。自分の文化圏よりも、よその文化圏の方が旨く感じるというのも別にそう珍しい話ではないのだ。

崎守 鐡 > 「あー、なんとなーく、言わんとすることは分かります」
欧米の料理でも特定地域はマズイことで有名だったりするのだ。
和食の美味しさは個人的にはブレない、と思っている。

「色々文化混ざってますけどなんだかんだで日本食に落ち着いちゃうのはサガなんだろーな。」
この鉄の塊が言うのは凄い説得力がない。

アスティア > 「うむ。この美味しさに行き着くのは道理だと思う。
 素晴らしいにも程があるのだ。
 まぁ、こっちの洋物も、
 向こうと比べると天上の味ほどには美味しくはあるのだがなー……」

それでも払拭しきれない、元の世界の不味さよ。

「一度2人も機会があれば食べてみないか?
 うちの故郷の料理。」

霜月 零 > 「ま、俺も和物派だな。和物はブレねぇ」

言いながら、アスティアの提案に首を傾げる。

「……なあ、こっちであんまりな洋物が天上の味に感じるって言う比較元を食うか、って言われても、不安しかねぇんだが」

崎守 鐡 > 「あれだよ、零のにーさん」
「○○料理はマズイです」
「○○料理のまずさ、確かめてみない?」

「…みたいなノリだと思うけど。」


怖いもの見たさならOKなんだけど、
どういうレベルで、どういう方向性で不味いのか、
全く持って検討が付かないのが異世界の料理である。

アスティア > 「何をいう。中世の英国の料理に劣るかもしれない味だと、
 食べてくれたものはいっていたぞ?」

駄目にも程がある。

霜月 零 > 「中世のブリテン未満ってどういうことだよ!!!」

思わず全力でツッコミを入れる。中世のブリテンの料理と言えば、芋を取り敢えず磨り潰してそれを料理とかのたまっていたと聞く。

基本的に、あの島は食の暗黒大陸なのだ。

崎守 鐡 > 「あ、 そ、 あ」


「……な、う、」

流石にリアクションが崩壊した。
どう答えりゃいいんだよ!?現状でも英国料理って美味しいって聞いたことねーのに!?

アスティア > 「まぁ、とりあえず。
 芋があるだろう。
 食べれる大きさにきって。
 食べる。」

煮るとか、焼くとかいう概念すらないのかと思えるような事をいいきった。

崎守 鐡 > 絶句した。
周囲的に見れば、機械が機能に不具合を起こしてフリーズを起こしたようにも見える。

ちょっと荒れ気味の音声になりつつも、なんとか戻す。
「い、、い、や、その、いも、をなま、で…?」

アスティア > 「生だな。」

エルフの生活を思い出しつつ答える。

「生だ。」

間違いなく生だったと頷く

霜月 零 > 「それを料理とは言わねぇ!」

思わず立ち上がる。これでも実は料理を趣味とする身。最早それは料理と言う概念への冒涜にしか思えなかった。

「せめて、せめて生で食うモンじゃない食材は加工してから料理って言ってくれ!料理っつーのは食材を加工して食えるモン、美味いモンに作り替える事だってんだよ!
芋を、芋をそのまま生で出して「料理です」とか殺されても文句言えねぇぞ!?」

いや、明らかに文句は言えるだろうが。

アスティア > 「と、いわれてもな。
 後は、塩漬けにした肉を胡椒漬けにして、
 叩いた肉を焼いて、
 さらに塩胡椒とか。
 うむ。懐かしいな。」

王宮に呼ばれたときにそんなの出てきたなとか思い返しつつ、
あれは生じゃなかったな、と。

崎守 鐡 > 「………塩分過多だぁ……」
追いオリーブならぬ追い塩胡椒かい。
しょっぱすぎて悶絶するぞ。

「いや、確かに保存面では塩漬けは理解できるんだけど」
「なんで胡椒漬けにしたの」
「そしてなんでトドメに塩胡椒したの」
ワケガワカラナイヨ。

霜月 零 > 「王宮でそのレベルかよ……!」

頭を抱える。まさか、この世にブリテンを超越する食の暗黒世界が存在したとは。

「そいつはギリッギリ料理と言うか加工はしてあるけどな。塩分しかねぇってどうなんだ……」

アスティア > 「臭みを消す為とかいっていた気がするな。
 なるほど、確かに肉には臭みがあるからな、
 と納得していたが。
 まぁ、こちらの料理の味と比べるべくもないな。」

うむ、と一つ納得して。

「……此方の料理たべたら、
 向こうに帰りたくないな。
 最も、向こうでも同属には、
 忌み子だの厄介者扱いされてたのもあるが。
 魔法使えんし。」

崎守 鐡 > 「……ま、どこでもそうですよね」
「特徴の違う『浮いた』奴が居れば標的にする奴が居るのは」
酷く機械的な瞳でアスティアを見つめた。

そして視線をおろし、黙々と食べ始める。

アスティア > 「だな。まぁ、だからこそ浮いただのそういう理由で、
 標的にする事はしたくないな。
 無論、敵対したり、
 敵対する理由があれば話は別だが……
 まぁ、そういうのは元より敵だ。」

なるほど、義手とかもってる人間はそういう目でみられやすかったか、などと一人納得しながら、
こちらも残りを片付け始める

霜月 零 > 「臭みを消すのはいいが、味を致命的な状態にしてどうすんだよ……栄養もひでぇ……」

そればっかり食ってたら、塩分過多でどうにかなってしまいそうだ。

「馬鹿じゃねーのか、とは思うけどなあ。
そりゃ、一つ何か違うのは目立つだろうがよ、そいつぁソイツの人格を否定する要素じゃねーだろ」

ボヤきながらおろしハンバーグを食べ続ける。正直、知り合いに数百年を生きる吸血鬼、なんていると、もうどうでもよくなってくる。

アスティア > 「何、例外なくぶちのめしてきた。」

だから心配するな、と。
黙々と食べ進めながら安心させようとするだろう。

霜月 零 > 「安心できる要素じゃねーよそれ」

明らかに村八分になるだろ……と呆れ顔。

一応これでも、秩序をそれなりに重んじるのだ。

崎守 鐡 > 「まー、実際そんなもんですよ?零のにーさん」
「人間は怪獣とか化け物とかを酷く『嫌がる』」
「未知への恐怖ってのも有るでしょうけどね」
「ただ、その異端を受け入れられない人間が居ないとは限らないんですよ」
「……ここは、そういうのはあまり居ないですけど、外だと結構見受けますよ。俺の地元とか」

実録村八分を経験しかけたのがここの鉄の塊だった。

アスティア > 「ふぅ。」

とりあえずデザートを残して食べ終えつつ、

「ま、故に私には帰る理由も、
 戻る手段もないからな。
 この世界を楽しみ生きるまでさ。
 お互い仲良くやろうという事でどうだろうか。」

な?と朗らかに笑う。

霜月 零 > 「俺が麻痺ってんのかねぇ……」


実際、零の実家は退魔師。だが、妖怪と言われる類とも親交があったりする。

地域貢献に熱心な吸血鬼、老いた主人の世話を焼く付喪神、教鞭をとる化け狸。

そう言った存在が身近にいるため、「種族による差別意識」が希薄なのだ。

悪事を為すのは、ソイツ個人が悪だから。

そう言う考え方が染み付いているのである。

ご案内:「ファミレス「ニルヤカナヤ」」に神崎 聖さんが現れました。
神崎 聖 > 聖はたとえ、珈琲や紅茶一杯でも利用する事はあるのだ。

もし銀髪の少女に気づいたら誘って見るのも、いいかもしれない。

彼女は珈琲を別席で飲んでいる。

崎守 鐡 > 「零にーさんは恵まれた、んだと思いますよ。」
「これから来るであろう世界に対しての理想的な環境、という奴に。」

ずずず、とお茶(いつの間にか淹れてた)を啜る。
「正直、人間はどこかで実はこうなんじゃないか、とか思ってますもん。」
「昔はこんな考え持たなかったんですけどね。」
「周囲があまりに人間だったんですよ。普通の」

悪はどこにでも意識として、ある。
そう思ってる。
当人は正義だと、正しいと思っていても、
それが悪に近いことになるかもしれない。
結局は大多数が固まって勝った方の意見が正義なのだから、
……俺は、ここに居る間は、地元を半ば切り捨てているのだけど。
少なくとも、出てきた時点で、あそこには「俺の居場所は無い」。

霜月 零 > 「(……お、あれは)」

コーヒーを飲んでいる少女を見かける。確か、神崎聖だったか。

「あー……」

声をかけるか迷うが、どうにもとっかかりに欠ける。どうしたものか。

そのまま、鐵の言に応える。

「んー……環境が良かった、っつーのはあるのかもなあ」

才に恵まれずとも、基盤には恵まれた。だから、ねじ曲がらずに居られたのだろう。

そう思うと、あの地元に感謝すべきに思えてきた。

アスティア > 「ま、居場所がなければ作るしかないが、
 ここは素晴らしくいい居場所だ。
 いついてしまう事も仕方ない事だ。な。
 鐡殿。
 まぁ、同じ事が求められる社会ではありがちだ。
 ……ところで、霜月殿。
 そこの美人をみてどうなされた。
 いい人なのか?うん?」

もうほんと黙れこのエルフといいたくても、
止まらない。ニヤニヤと笑ってそんな事をいった。

神崎 聖 > 珈琲を一杯飲み終えると
零に気づく。

「おや?」

気づいたようで、そして
美人と言われたが…。

透き通るような白い肌に白銀の髪。
ルビーのような深紅の瞳。
たしかに美人かもしれない。

霜月 零 > 「いや、知り合いってだけだ。別に俺にそういう相手はいねーよ」

呆れたようにボヤく。どうしてこう、どいつもこいつもゴシップネタが好きかね。

「ああ、少し振りだな」

そして、そのまま聖には軽く手を上げる。

神崎 聖 > 「もし、良ければ相席いいかな?」

そう行って近づくでしょうか。

「さっき、聞こえたけど、芋が
マジキチ料理とかあれは何?」
さっきのが聞こえたかも知れない。

崎守 鐡 > 「……あー、零のにーさんは、そういうの無いと思いますよ」
こないだ捕食対象にされかかってたしな。

「んまぁ……」
言われた方に目を向ける。


「………零のにーさん、碌な人好きにならなそうで怖いんですけどね」
好きになるというか、『碌な女に目を付けられない』だと思うけど。

なんで彼女を見てそう思ったのか、は良く分からない。
漠然としたものだろうか。

アスティア > 「どうぞどうぞ。
 まぁ、美人の知り合いがいる奴にはこうはやしたてろ、
 と傭兵仲間から教えてもらったものでな。
 あれは何といわれると、私の元いた世界の料理といえば、
 生の芋をきったものや、
 肉の塩漬けを胡椒漬けにして叩いて焼いて塩胡椒をかけたもの
 という奴だ。」

さらりと正直に答える。
隠す事など、 何も ない

霜月 零 > 「別に構わねぇけど……」

言いながら、他の二人を見る。「構わないか?」と。

「つーかオイ崎守、そいつはどーいう意味だ」

鐵にはジト目。誰がロクな女に縁がなさそうだ、失敬な。

崎守 鐡 > 「いや、なんでも?」
醜悪に緑色の瞳が輝いた。零にーさんに対するいじわるである。

「俺は構わないですけどね。」
「目の前で零にーさんが公開処刑されない限りは」

霜月 零 > 「だから公開処刑ってなんだよ!?」

心からのツッコミ。コイツ、もしや自分が女性に弱いなどと思っているのではなかろうか。

失敬な、そんなことは……そんな、ことは。

「…………」

あるかもしれなかった。

神崎 聖 > 「じゃあ、座らせて貰うよ。
あ、店員さん。紅茶お願いします。」
相席になった。

それを聞いて。
「マジキチ。」
そうとしかいえなかった。

そして零にしか聞こえない声で
「どう?妹さん。好きな人の話をしてみて
?」
感想を聞くつもりだ

アスティア > 「うむ。こちらの料理はとてもおいしくて、
 素晴らしいと実感したとも。」

ずずーとお茶をのみながらすっぽん大福をぱくり。

「苦味あるけど悪くないな。
 ま、男が美人に弱いのは良くある事だぞ。」

崎守 鐡 > 「いんやー、おもしろかったねー。」
素知らぬ顔で意味深な発言をする。
あの場に居ておきながら女性に弱くないなどと言わせはしない。

「英国料理もびっくりの状態ってのも珍しい話ですよね?」
「正直香辛料貿易がはじまって間もないぐらいの世界じゃないでしょうか……」
冷静に考えてみればそれぐらいの料理技術だろう、
臭みを消すということはだいたい腐りかけ辺りを食してた感じだと思うし。

霜月 零 > 「……アイツ、あんな顔するんだな」

聖には、それだけ。それだけで、大体伝わるだろう。

「クソ、俺が何をしたってんだ……」

女性に弱い、と言う話には頭を抱える。理不尽すぎやしないかこれは!

神崎 聖 > 「うん、私に殴ってくるね?」
察したようだ。

「なに?零くん女性に弱いの?」
にやにやするような笑顔だ。
これは悪巧みだ!

二人を見てまるで笑顔でかえす。
悪巧みにのってくれといいたげに!

崎守 鐡 > 「えっ」




「バラすよ?」
「場合によってはトラウマ掘り返すよ?」
何をしたか、俺は覚えている。蛸さん可愛かった。






「苦味の少ないお茶…も探せばあるかな?」
「渋みはそれなりにあると思いますけど」

神崎 聖 > 「まじ?」




「それぐらいやばいの?」
ひじりんの悪巧みゲージが上がった気がする!


聖自身は呑気に紅茶を飲む!

アスティア > 「――うむ。
 ちらちらちらちらと貴殿(聖)の事をみていたな。」

神妙な顔で。なお、こいつは本気でいっている。

「まぁ、悪い苦味ではないから大丈夫だ」

霜月 零 > 「お、おいまさか……!」

鐵を見る。まさか、あの時の……!?

アスティア > 「ふむ。鐵殿は何か面白い事を知っているようだ。」



戦闘以外ではほんとぽんこつエルフである。

神崎 聖 > 「へーぇ?」
聖の悪巧みゲージがあがっていく?

「私に気があったりとか?」
笑顔でにこにこ。
悪巧みの顔にしか見えない。

「あ、店員さん珈琲で!」



「話してくれないかな?」
まるで期待をするがごとく!

崎守 鐡 > スマホを取り出す。

ビデオ機能を開く。

外部メモリを選択する。

そこには「零にーさんのゆでだこ」
と言う謎のファイルが存在していた。

霜月 零 > 「お、おいなんだそりゃあ!」

ドキっとする。アレは、マズい……!」

慌ててそのスマホをひったくろうとする。

神崎 聖 > 「ほほう?」

スマホがとられる前に
異能で身体強化して先にとろうとする!
まさに真剣勝負!

アスティア > 「食事中、暴れるのはよくないぞ。」

普通に零を抑えようとするだろう

崎守 鐡 > 「あ、諦めて」

「元データは俺自身の中にあるから」

そう、こいつは機械。機械の身体を持っているのである。


「スマホ割ったら弁償してもらうけど」
呑気に茶を啜った。

霜月 零 > 「な、あ……」

何より「データは鐵の中」と言う言葉に絶句する。

「お、おい、やめろ……な?やめてくれ……」

神崎 聖 > 「再生お願い。」

そして自分の端末を取り出し
記録するつもりだ。

ちなみにスマホは無事にとれたはず?
取れたならコピーするかも。

アスティア > 「ふむ。」

抑えれたら、ずずーっとこちらもお茶をのんで経緯を見守りつつ、
視線は画面へ。

崎守 鐡 > 無慈悲にも再生ボタンが押された。

胸の豊かな豊満な女子。
知っている人ならばそれは某姫カットの委員であることが良くわかる。

女の武器による数々の攻撃。
そして






ゆでだこになっている霜月 零の姿が激写されていた。




「……コレで満足?」
公開処刑したのは鐡の方だった。

神崎 聖 > コピーしたのならば、スマホを元の持ち主に返し
自分の端末に記録する。

「あ、スマホ返すね。」
スマホを返した。

そして…。
「ほっほー」
凄く満足そう!

アスティア > 「ふむ。これほどの美人にここまでされるとは、
 男冥利に尽きるという奴だな。
 霜月殿。」

真っ当な感想である。
多分 今この感想は 最も救いにならない。

霜月 零 > 「あ、あう、あ……」

顔面蒼白で俯いている。心が、折れた。

「一生の恥だ……クソ、外から見たらこんなだったなんて……」

神崎 聖 > 「うーん。見覚えある人だなぁ。」
感想をいい。


「大丈夫!旗から見れば羨ましいと思うよ!」
どうみてもダメージを与えてるぞ!
笑顔でいってるし!というか妹さんにしたいじわるを
兄にもしてるぞ!

崎守 鐡 > 「可愛かったよ?」
笑顔で当時の感想を振り返る撮影主犯。

「あと、録画機能って便利なのついてたこと思い出したのその時だったから」
「……仕方ないね?」
ああ、店員さん。お茶が旨いので白玉ぜんざい追加でお願いします。

完全に友人を売った奴の行動である。

アスティア > 「はっはっは。まぁ、かような美人に囲まれていれば、
 そういう事も多々あろう。
 いいのではないかな。
 男なのだし。
 さて、満足したし、先に失礼するとしよう。
 あ、せめても例だ。
 ここの会計は妾が払っておくとしよう。
 それではな。……っと。
 そちらの美人さんには挨拶してなかったな。
 アスティア・リノンシアースだ。
 どこかで見かけたらよろしく頼む。」

そういってひらひらと伝票を全部もって会計に向かうだろう。

神崎 聖 > 「あ、私も白玉ぜんざいで」
呑気にデザートを頼む。

「あ、アスティアさんね。
私は神崎 聖。覚えておいて。」
自分も紹介する。

霜月 零 > 「テメェ、恨むぞ……」

じとぉ、と鐵を睨み付ける。かなりマジの恨みだ。

「……じゃあ、な。他言無用で頼むぞ」

アスティアには懇願の目線。目が死んでいる。

ご案内:「ファミレス「ニルヤカナヤ」」からアスティアさんが去りました。
神崎 聖 > 「いやーおねーさん羨ましいゾ★」
そう言って白玉ぜんざいを食べる。

ちなみに聖の胸はおおきめだ。

霜月 零 > 目を閉じて、小さく念仏を唱えている。

完全に現実逃避の姿勢だ。

崎守 鐡 > 「ははははははは」
酷く意地悪そうに笑っている。
緑眼が酷いくらいに輝いて見えている。

「まぁ、この場だけだけどね?」
「そこのおねーさんが…しない限りは、だけど?」
すっげぇ意地悪である。

「でも、零にーさんより可愛いのも最近見つけたからいいやー」
とか言いながら、一瞬猫の待ち受けを映したスマホを仕舞った。

神崎 聖 > 「ふふふふふふふふ」
同じように意地悪そうに笑う。

「さぁ?私の気まぐれかな?」
端末にはコピーしておいたしね!
凄くいじわるだ!

「そうかー」
ちなみに端末には猫の待受をしている!
いわば聖のペットだ!

霜月 零 > 「お、俺は帰る!」

すっく、と立ち上がる。目が必死である。

「それ、絶対にばらまくんじゃねぇぞ!ばらまいたら斬るからな!」

そのまま、逃げる様にその場を走り去って行った……。

ご案内:「ファミレス「ニルヤカナヤ」」から霜月 零さんが去りました。
神崎 聖 > 「分かった!妹さんだけにしとくね!」
大声でそういう!

崎守 鐡 > 「なるほど!妹さんの何かが上昇していくんだな!!」
大声でそう反応した。酷い。

余談だが現在の待受の主は数時間前女子寮にお持ち帰りされて大変なことになったらしい。
そんなことは知らないけど。

神崎 聖 > 「さて、ばらまきはしないよ。
妹さんには見せるけどね♥」
やっぱり意地悪なおねーさんだ。

「あ、改めて名乗るね。
私は生徒会幹部候補生の神崎 聖。
どうぞよろしくね!」
まるで意地悪なネタがおもい浮かんだように、
凄く華やかな笑顔だ!

「あ、君が妹さんもとい芙蓉ちゃんに見せてもいいよ?
私がやってもいいけど♥」

崎守 鐡 > 「俺は崎守 鐡って言います。よろしくお願いします」
「聖のねーさん?」
にやり、と黒い笑いをした。
別方面に心を開きそうだ。

「あ、そですか、病院行こうかなって思ったんですけど 妹さんと面識なくって……」
ポリポリと頭を掻く。
面識ないのに面会するのもどーかと思ってたし。

神崎 聖 > 「鐡さんね。」
「やる?」
凄くいい笑顔だ!

「んー。じゃあ、私の友達と言えば
納得するかもね!」
案がそれかとつっこまれそうだが
ある意味いい案かもしれない。

崎守 鐡 > 「やっときましょうか?」
「聖のねーさんがなんかされないよりはマシでしょう」
丈夫だし、俺。

「……あー、なんか、分かる気がします」
兄の友人である、というよりもよっぽど効果が有りそうだ。

神崎 聖 > 「よし、やろうか♥」

「じゃあ、今日は帰るとして
私達の都合がいい日に見舞いにいこうか?」
予定を立てておく。


「あ、代金は私が出しておくよ。」
会計で支払う。どうやら奢ってくれるようだ。

崎守 鐡 > 会計の支払いを見つつ。
「あー、すいません、有難うございます」

「ですねー。まぁ…零にーさんにばれない内に遂行すべきですが」
あれでバレてない可能性は否定出来ないけど。
「妹さんが色々元気になりそうですね?」

神崎 聖 > 「なると思うよ!」
主に殴り方面でな!

「じゃあ、今日はお疲れ様!
見舞いのときはよろしくね!」
笑顔で帰っていくでしょう。
悪巧みをかかえつつ。

崎守 鐡 > 「はい、お疲れ様でした!」
超いい笑顔である。

そして新たな暗黒面を精製した
(まだ健全かもしれないが)
機械の青年は家路に着いたのであった―

ご案内:「ファミレス「ニルヤカナヤ」」から神崎 聖さんが去りました。
ご案内:「ファミレス「ニルヤカナヤ」」から崎守 鐡さんが去りました。
ご案内:「ファミレス「ニルヤカナヤ」」に芽乃さんが現れました。
芽乃 > 「すみませーん、ハンバーグセットと……ドリンクバーも。ライスは大盛りでお願いしますね」

ウェイトレスに注文をする少女。放課後の寄り道にしてはがっつり注文している
ドリンクバーからオレンジジュースを取ってくると、持っていたカバンを漁り始める

「さてさて、証拠品のチェックといきましょうかね」

カバンから携帯端末を取り出すと、コードを伸ばし自身の首の後ろに挿しこんだ
彼女は身体の一部を機械と置き換えられたサイボーグという奴である

芽乃 > 「とりあえず撮った写真はっと……よし、ちゃんと撮れてますね」

首と繋がっている端末には暗い部屋と床に大きく描かれた魔法陣が写っている

「とは言ってもこれが何なのかはよくわからないんですけど……まあ、その辺りは風紀委員様に任せればいいですね」

風紀委員に所属している訳では無く、風紀委員からの依頼で非公認の黒魔術研究会の調査を行っている
今は調査結果の確認をしているといった所だ

芽乃 > 「そういえばテキトーにそれっぽい物も物的証拠としていただいてきましたが……」

ふと思い出したように端末から目を離すと再びカバンを漁り始める

「何かよくわからない小瓶に、見慣れない花……それと怪しげな本が数冊」

テーブルに怪しい物品が並ぶ。この席だけ魔女の実験台のような禍々しさだ。それを確認するとそそくさとカバンに戻した

「……さすがに店内でこれ見るのはやめましょう」

芽乃 > ため息をつくと、再び端末に目をやる

「はあ、とにかく写真だけ確認する事にしますか。何度見ても不気味以外の感想が出てきませんけど」

そうこうしていると注文していたハンバーグセットが運ばれてくる

「来ました来ました! とりあえずこれ食べたらどこかでデータの受け渡し、済ませてしまいましょう
 これが最期の晩餐になるかもしれませんしー……なんちゃって」

そういうとハンバーグを大口開けて呑みこむ。文字通り、一口で

芽乃 > 「上品な食べ方をしろーとは言われましたが、ちまちま食べるのは性に合いません
 間違って皿を食べるのだけはやらないように気をつけてますが……」

そんな調子でサラダも一瞬で平らげる

「でもこの姿だと食べにくいんですよねー。さすがにこんな所ではやりませんけど」

次々皿を空にしていく。最後のスープも飲み干した

芽乃 > 「いやー食べました。まだ足りない気もしますが、とりあえずはこんな所でしょう。ごちそうさまでした」

そういって伝票と財布を確認する

「……あっぶないですね、ギリギリじゃないですか
 風紀委員様は報酬はずんでくれますかね」

端末をカバンにしまうと芽乃は会計を済ませて店を出た

ご案内:「ファミレス「ニルヤカナヤ」」から芽乃さんが去りました。