2015/06/25 のログ
磐野 州子 > 「ソッチの方が慧らしいといえば慧らしいです
 もっとだらんとしやがれです」
そんな無茶ぶりかも分からない微妙な一言を加えて

「じゃあさっきのにゃぁ、はなんです?趣味か何かです?」
と悪戯心を最大に出した笑みを浮かべる。
慧相手だからこそ出来る笑みかもしれない。

「嘘ですよ。これは一般的な女子ではなく、一般市民の州子が取る行動です…あっ」
 そんなどうでもいいウンチクを披露しているところに慧が立ち上がるのを見ると注いでいた冷やを一気の飲んで慧を追いかける

「ゲホッ、ぬ、抜け駆けなんてゆるさねーです…今度は州子が払うです…」
鬼気迫る表情で慧が持っていった伝票を奪い取ろうと追いすがる。
流石に借りの作りっぱなしは申し訳がないのだろう

渡辺慧 > 「何をそんな鬼気迫る顔をしてる……」

それには応じず、伝票をさらり、とその手から逃すようにレジへ出す。

「抜け駆けってなぁ……んー……。あ、かんじょうおねがいしまーす」

財布を取り出しながら。少し考えて。

「楽しい時間には報酬を、代価を、って奴よ」

なんてことを言いながら、だけども。とつづけ。

「それでも気になるならー、んー……じゃあ、5円」
レジに支払いながら、端数の5、という数字を見ながら言う。

磐野 州子 > 「楽しい時間の対価っていうのは分かるです。分かるですけど
 正直今回のこの時間は慧にとって恥晒しただけだと思うんです。
 まぁ…それでもいいなら州子は良いですけど」
そんな事を言いながら白衣のポケットから自分の財布を取り出し袖越しに硬貨をじゃらじゃらと言わせた後に一円玉5枚を代金置きの皿に置いていく

「でもこのまま慧の世話になりっぱなしというのもアレです…
 何か、何か慧の欲しい物とかねーです?
 物によっては州子が作ってやるです」
これでも研究者で発明者の端くれ。ある程度のものは作れるという自信があるのだろう

渡辺慧 > まぁ、先程の奴を言い捨てるだけじゃアレだな、と言うとてもかっこ付かない理由がなくもないのだが。
「一人で食べるよか余程楽しい時間だったってことで」

じゃあ一人で食べるなよ、と言ってあげるのはやめてあげてほしい。しょうがないのだ。うん。


「ン、ンンンンンン」
欲しいもの、と言われても……物欲はそこまである方ではなく……。唸りながら、お釣りを受け取ると。


「……また今度でいい?」

磐野 州子 > 「なんだ。ぼっち飯ですか」
州子も人のことは言えない。慧がいなければぼっち飯一直線だったのだから

「すぐ思いつくものじゃねーですよね。
 大丈夫です大丈夫です。州子はいくらでも待つですから!」
誕生日プレゼント何が欲しい?って言われて好きな食べ物をすぐ言うような子供ではないのだから
そういうのはすぐに思いつかなくて当たり前である。

「あー…まぁ、何か思いついたら言うです。
 電話番号とかー…あぁ、慧って電話持ってるんです?」
おもむろに自分はあるぞ、とアピールするようにあまり使っていないような端末を取り出して見せる

渡辺慧 > 「あぁ、ボッチ飯さ!」

だから自信ありげなのはなぜなのか。というか、自分から誘って、もしくは誘われてご飯を食べた記憶がまるでない。どういうことだ。

楽しそうだなぁ、なんてのんきな感想。
あるよ、と言いながら、自分の番号を言う。

「ま……思いついたらな。思いつかなかったら…………その時は、なんか奢ってもらおうかねぇ」

なんてのんびり言いながら、手をポケットに突っ込むと。

「ん。……じゃ、またな」
背を丸め乍ら背を向けた。

磐野 州子 > 「虚しいからやめるです。
 そういうのやめるです」
何故そうも自信満々なのか、正気を疑う言動に慧は本当に大丈夫なのか、と疑問を持ち始める

「まー、それでもいいですけど。
 州子的には何か作ってプレゼントした方がそれっぽくて好きなんですけどね。」
ドライバーを回すような動きをしたり、と何かを作ることなら任せろ、と言わんばかりな仕草を取る

「ん、生きてたらまた会うですよー」
背を向けてファミレスを後にする慧を見送った後に慧の言っていた番号をどうにか端末に打ち込み、通話ボタンを押す
その後留守電のメッセージには慧の猫の鳴き声を物真似したような州子のボイスが入っていたとかなんとか

ご案内:「ファミレス「ニルヤカナヤ」」から磐野 州子さんが去りました。
渡辺慧 > 「慣れてくれば意外とこれも」
なんてね。

着信があった携帯をふと見て。
登録した後に……笑う。さて、どんな名前で登録したか。

さて、今日もいい日だった、かな。
……勉強は、そこまで進まなかったが。

渡辺慧 > 携帯を、ポケットに突っ込みなおすと同時に。

――着信。ひどく味気ない、元から入っているような着信音。

…………。
取り出し、その電話に出た。

渡辺慧 > 「……はい。……はい。慧です」

「……はい。確認しました。ありがとうございます。……はい、大丈夫です。なにもありません。……はい。はい。……それじゃ」


平らな声。その通話を早く終わらせるかのように、簡潔な応答で、その通話を切った。相手が、まだ何か言っていたような気がするが。……もう無理だ。


ひどく、機嫌が悪そうな……いや、イラつき。何とでも言えそうな表情で。

「……兄貴じゃなくて悪かったな」


そうして、その場から立ち去った。

ご案内:「ファミレス「ニルヤカナヤ」」から渡辺慧さんが去りました。
ご案内:「ファミレス「ニルヤカナヤ」」にアリエンティアさんが現れました。
アリエンティア > 「……わっかんない……」

うだーっと、なりながらじーっと教科書を睨む。
見ているのは数学。
そして科学の教科書。

編入してから数日。
遅れていた分は、なんとかしたものの
まだ知識としては荒い。
なにより、こう。
頭的に向いてない気がする。
こういう、方程式なもの。

ある4人座りのテーブル席で
椅子に乗っかり、届かない足をプラプラさせながら。
ずぞぞぞっと、アイスコーヒー……にガムシロップ3つ。
ミルクをたっぷり入れたものをストローですする。

学校でやればいいじゃないと思うかもしれないが
友人と呼べるひとは、それほど多くなく。
また、あまり良い視線とも思えず。
やっぱ目立つ容姿だからかなと、適当な推測をしながら
そそくさと逃げてきたのである。
断じてコミュ症じゃない、断じて。

でも勉強はしたいので、先日の男性。
男性とはを、少しでも教えてくれた紳士……
朱堂緑の真似をして勉強場所としてやってきてみたわけだ。

コーヒーはそれのいっかんだが……

まだブラックは早かったのだ。

アリエンティア > 「うぐー……関数苦手。図形も嫌いだけど……」

なんとも先日淑女とか、レディとか言っていたにしてはだらしがない格好で
口と鼻に、ペンを引っ掛けてアヒルのような口をしながらうんうん唸る。
――教えてくれるといった、同学年の大和撫子を頼るべきだろうか……?

「……でも、なんだか大変そう、だったしなぁ……」

なんとなく、そんな雰囲気はしていたし。
なにかあるのだろう。きっと。
魔術には言えないこともいっぱいある。
きっと、表に出てこないことも
ここにもあるのだろうかなと、少女は勝手に思う。
でも、なにができるわけでもない。
なにかしようともまだ、思えない。
今はタダ――

     一人は嫌だから……
  
       ――誰かといっしょがいいから

   少しでも追いつきたいから

ただひたすらに勉強するだけだ。
それが例え、難しくても。

「あぅー……でもさでもさ、一人では限界があるってもんですたい?」

よくわからない日本語が出てきた。
ちょっとオーバーヒートしてる気がする。
アイスコーヒーで覚まそう、冷まそうと
じゅぞぞぞーっと飲みきって

「おかわり! さっきと同じ感じでっ」

店員さんがひくってした……なんでだろ?  

アリエンティア > 不意に、右後ろを見た。
そこは廊下。だれも歩いてない。
だれも立ってない。
けれど、なんとなく。癖で。
その体勢のまま机にもう一度だいぶ。
ごつんってなった、ちょっと痛い

「ミスターは、なんだか凄かったな
こう経験豊富なジェントルマンって感じ」

なんとなくしんみりしてしまったので思い返す。
出会ったのは三人だ。
ここで出会った青年 と 公園で出会った白銀
そして同じく公園で出会った、黒。

アリエンティア > 落ちこぼれって言ってたのに、全然そう見えなくて
どうどうとしてて。でもそれをカッコつけって言ってた人。
それが男なんだって教えてくれて。
あたしを、レディと扱ってくれた人。
なんだか、ちょっと面白かった。
お兄ちゃんってこういうものなのかなって思った。
血が繋がってる本物はもっとひどいものだけど……
これからあの人は何をするんだろ?
……きっと、なんでもしそう。自分がカッコつけるために。
なにより、自分をカッコ悪くしないために。
たくさんの手品のタネを仕掛けて、それを見破られないように。
これでもかってカッコつけて、笑えよっていいそう。
なんとなく想像だけど……盛りすぎ? ううん、きっとそうじゃない。
願望も入ってるけど……うん。そうじゃない気がした

アリエンティア > 白銀の人は……いぢわるだった。
変態ってあえていったけど……でもなんだか
こっちの心を軽くしてくれるようにあえて言ってくれてた気もする。
ポジティブすぎ? そうかも。
なんか、いろいろ隠してそうな人だった。
女は化けてなんぼって言うけれど。
……どうなんだろ?
わからない。わからないけれど、悪い人じゃない。
多分。めいびー、おそらく。
変態だけど

アリエンティア > 黒……大和撫子……
優しい人だった。
こう、大人になったら、こんなすらっとした感じがいいな。
モデル体型っていうんだっけ? ちょっと羨ましかった。
半端じゃない、綺麗な黒色。しっかりまぶたに焼き付いてる。
初めて見た、アジアの神秘。
……でも、彼女もいっぱいかくしてそうだった。
一瞬感じた感じ。似ているっていってしまったけれど
全然そんなことがない。あたしの能力はあれだけど
きっと、彼女のは”特別―ヒトツ―”だ。
なにかあるんだろうか。うん、あるんだろう。
でも、だからこそ、綺麗なのかななんて思った。
アヤメ、菖蒲……アイリス。
その花言葉のように……
あたしにも良き便り、届けてくれるかな……?
仲良くなれるかな?
もうひとつの花言葉のように
すぐいなくなってしまったりしないだろうか。

……考えすぎ。

人間をよく見て、考えて。距離を測ってしまうのは
今までのせいだ。それを考えなかったのは人間では一人だけ。

アリエンティア > からんっと、氷が落ちる音が聞こえた。
考えに耽ってコーヒーが届いたのにも気付かなかったらしい。

「……はぁ……大丈夫かな、あたし」

応える声は、ない。
だから、またずぞぞぞっとアイスコーヒーを啜りながら
教科書を開く

アリエンティア > 「……そういえば、終わりまで全部やってるって言ってたよね……」

……あの時は気付かなかったけど、結構すごい人なんじゃなかろうか。
っていうよりもすごくないわけがあろうか。いやない。反語使えた嬉しい。

「いっぱい、すごい人がいるんだなぁ……」

文字通り、世界は広い。
ちゅぱっと、ストローから口を離し
座りを整えて。
とりあえず、数学は出来そうなところ
求められそうなところを書きなぐってみることにした。
回答を見るのはまだ早い。
かりかりかりと、ボールペンをノートに滑らせる音がする。

アリエンティア > ――ぱたり……

ノートを閉じる。
にこにこ顔。

「うん、余計ぐちゃぐちゃして分かんなくなった!」

数学なんてきらいだ、ばか。

「おねーさんっ、おかん、じょう? お願いします!」

怒ったように、ばさばさ教科書とノートを詰めて。

「……くやしい……帰ったらもっかいやろ……」

合計3時間ちょっと、テーブルを占領した少女は。
どかどかと怒ったように出て。
そして正気に戻ったのか、じーっと見てた店員さんに気づいて……
あわてて頭を下げて、顔を真っ赤にして帰っていった

ご案内:「ファミレス「ニルヤカナヤ」」からアリエンティアさんが去りました。
ご案内:「ファミレス「ニルヤカナヤ」」にフクちゃんさんが現れました。
フクちゃん > ふんふーん うまのふん
【メイドが奇怪な鼻歌と共にファミレスの床を磨いている。
……その扮装はメイドにしか見えないが、そもそもここ「ニルヤカナヤ」には別段そのようなお仕着せがあるわけではない。】

フクちゃん > つかれた
【勤勉な労働者のポーズは数分しかもたなかった。
狐の耳と尻尾を生やした幼女はお客様のために設えられたソファにどっかと腰を下ろしてくつろぎ始める。】

フクちゃん > 【いや、そもそも飲食店で糞便がどうのこうのという詩歌を口ずさむのは勤勉と呼べるのかどうか。
まあ、客足の途絶えたファミレスでウェイトレス(?)のやることなど……いや、色々あるはずだが。】
ひまだな
【懐からシガレットケースを取り出し、中から出てきた紙巻きをくわえる。
いちおう断っておくと、そういう形のお菓子である。】

フクちゃん > 【蒸れるのか、顔の右半分を覆う大きな眼帯をぱかぱかとめくって換気している。】
やっぱ やめるか これ
【何のための眼帯なのだろうか。
邪魔にしかならないなら外せばいいのではないか……。】

フクちゃん > 【お菓子をかじるのにも飽きたのか、伏し目がちな瞳がドリンクバーを捉えた。
しばらくその、アトラクションめいた遊び方に思索を巡らせるが……。】
ばばあが くいものであそぶな といっていたからな
【素直にオレンジジュースだけ出した。】

ご案内:「ファミレス「ニルヤカナヤ」」に旗野みずなさんが現れました。
旗野みずな > 【四人席を一人で占領し、スマホを覗きこんでいた女生徒は先ほどから店員……店員?の動きを怪訝そうに観察していた】
【店員らしきムーブをする一方すぐ他の事をし始める。どころかお菓子を齧ったり席に座ったり。あまつさえドリンクバーまで飲む始末】

店員教育どうなってんだこの店、ですけど……。

【というか、さっきから居るのにすっかり忘れ去られている気がする。客なのに】

フクちゃん > やべえ おきゃくがいたわ
【と、言ってはいるが別段慌てた様子もない。
女学生に歩み寄り(ピコピコサンダルめいた奇妙な足音であった)、】
いらっしゃいませこんにちわ マイクにむかってこんにちわ
【意味のわからない呪文を唱えた。】

旗野みずな > やべぇって言いやがったんですけど。

【恐るべきものを見る視線である。自分も大概物怖じしないがここまでではない】
【他に店員居ねーんですか、どうなってやがんだ、ですけど。と心中で呟が既にロックオンは為された】
【そして呪文めいた迎えの言葉にジト目の上の眉毛がさらに水平になった】

こ、こんにちわ……? ですけど。
ドライブスルーじゃねーんですけど。

フクちゃん > こまかいことだ きにするな そんなことよりも
【大きく跳躍し、空中で三回転、みずなの対面に位置する座席に着地する。
さらに口で「しゃきーん」と効果音を付け加え、変身ヒーロー風のポーズを取りながら続けた。】
オーダーをよこせ マイマスター

旗野みずな > テーブルの上乗ってんじゃねーんですけど!?

【至極真っ当な突っ込みである。だが既にこのファミレス、その突っ込みが通じる空間ではない】
【最早頭を抱えたいが此処から逃げる事も難しい。メニューを手に取り矯めつ眇めつ】

あー……そうですねぇ。
そんじゃこの煮込み雑炊を一つ。

フクちゃん > りょうかいした にこみぞうすいと いなりずしな
【素早く帳面に書き込む。
存在しない注文を。】

旗野みずな > おいちょっと待てですけど!?
なんか知らない注文付け足されてませんかねぇ、ですけど!?!
いなりずしは今要らないんですけど!!!

【全力で止めに掛かる、が果たしてその意図が通る相手であろうか】
【脂汗すら滲む。完全に相手のペースであった】

フクちゃん > あんずるな おまえのおごりで わたしがたべる おまえはたべなくていい
【立ちはだかる(当たり前だ)みずなを右に左に抜きにかかる。
このメイドの必勝パターンであった。】

旗野みずな > ふざけんなですけどー!
お前それでも店員か! ンなやる気ねぇ店員に奢ってやる義理はねーんですけど!!

【ピーカーブースタイルめいた左右への揺らしを必死に阻みつつ、素早く辺りを見回す】
【助けになりそうな店員は居ない。というか何故こいつが一人でフロアを任されているのか】

ご案内:「ファミレス「ニルヤカナヤ」」に渡辺慧さんが現れました。
渡辺慧 > 「え、なに奢り?」

いつのまにか。そういつの間にかと言っていいほど、みずながツッコミに夢中になっている間。店員の案内も待たず。何か面白そうな空気を感じ。その4人席へ、いつの間にかに座っている少年。

フクちゃん > わかったわかった ちゅうもんのおおいきゃくだ
【帳面からいなり寿司を消して。】
いなりずしはキャンセル これでいいな

旗野みずな > oi
misu
おい
なんで先輩が居るのなんですけど……?

【いつの間にか座っていた慧へジト目を向ける。以前、深夜の学生街で会った風紀委員】
【味方かと思ったら敵だったというシチュエーションに歯噛みする】

全然多くないんですけど……ぅあぃ。キャンセルで。
っていうかその態度でよくクビになんねーなー、ですけど……。

渡辺慧 > 「よくわかんないけど店員さんオムカレー」

おごりかー、そうかおごりかー。おごりはうまいもんなー。等と呟きつつとりあえず注文。

「よくわかんないけど、なんかおもしろそうだったから」

よくわかんないからいた、というよくわからない返答を返す。

フクちゃん > いなりずしキャンセル
いなりパフェついか
【何か不穏な発言をしつつ、「いつの間にか」の少年にもにじり寄る。】
めいど ごちゅうもんはオムカレー
と いなりずし

渡辺慧 > 「俺は食べないけどいなりパフェでもいなりメイドでもいなりぜんざいでも追加していいと思う」

にじり寄ってきた不思議な店員に、瞳に悪戯気な光を宿しながらそう話す。
俺は食べないけど。等と供述しており。
完全に楽しんでいる。自分は食べないけど。

旗野みずな > さらっと後輩にたかろうとしてんじゃねー、んですけど!!
おいこら店員お前もよくわかんねーメニュー追加すんな、ですけど!!!

【ギャーギャーと喚くが二対一。圧倒的に分が悪い】
【このままでは押し切られる。私のまったりお昼ごはんタイムが混沌に這い寄られる】
【それは、まずい】

私は全ッ然面白くねーんですけどーーーーーー!!!!!

フクちゃん > にがてなタイプだ
だがおごってもらえるときはおごってもらおう
それがきつねのやりかただ
【ややあって、メイドが運んできたのは煮込み、オムカレー、そしていなり寿司である。】
まあまあおちつけ いなりいっこわけてやるから

渡辺慧 > 「まぁ落ち着きなよ。お水飲む?」

グラスに水を注いであげる。自分はドリンクバーへ。
2日連続でボッチ飯を来たかいがあった、そんな気分。
このドリンクバーもオゴリだったりするのだろうか。

旗野みずな > こ、こいつら……!

さらっといなり寿司混ざってんじゃねーかですけど!

【がっ、とグラスを手にとって一気飲み。長く息を吐いて気を落ち着かせる】
【ともあれ注文は来たのだ。支払いの事はもう後に任せて自分は注文したメニューを食べよう】
【そう考えて、煮込み雑炊の入った土鍋の蓋を開け中の雑炊をレンゲで小皿へと移していく】

……なんで落ち着きを失わせてる連中に落ち着けとか言われてんのかさっぱり分かんないんですけど。

フクちゃん > ていうか にこみぞうすいって あつくね?あつくるしくね?
シーズンオフのしょうひんをよういさせられる みせがわのたいへんさ りかいしているのか ごしゅじん
【小皿にいなり寿司を乗せて渡しながら文句を言っている。】

渡辺慧 > コーヒーグラスを片手に戻ってくる。

「お、早い」
ゆうのうだー。なんて呟きつつ。どっかりと4人席に座り込む。

「きつね? きつねって名前なん?」
はふはふとオムカレーをさましながらほうばり、満足げな顔。

「俺もよくわかんない。まぁひさしぶりー?」
はろはろ、なんて片手を振りながら今更なご挨拶。

フクちゃん > わたしは フクちゃん
それいじょうでも それいかでもない
【自分のことを名乗っているのに「ちゃん」付けである。
そういう名前なのだろうか……。】

旗野みずな > 知ったこっちゃないんですけど。
ならメニューから削っときやがれ大体お前バイトだろ、ですけど。

【つーんと顔をそっぽ向けつつ雑炊をふーふーと冷ます。猫舌であった】
【そして我が物顔でテーブルに戻ってきた慧へジト目をひとつ】

よくわかんねー事態なのはこっちなんですけど……
あー、久し振り、ですね先輩。名前知らねーですけど。

渡辺慧 > 「なるほどフクちゃんちゃん。よろしくなーフクちゃんちゃん」

分かっててやってるような気もするがフクちゃんちゃん。
稲荷食べる? 等と言いながら皿をフクちゃんちゃんの前へおしやる。俺の金じゃねーし。

「激流に身を任せるのだ後輩よ。さすれば道は、ゴチになります。俺も名前知らない」

フクちゃん > きつねのバイトにも ごぶのたましいというではないか
しょくぎょうにきせんはない
【と、言いながら雑炊も食べている。】

フクちゃん > よろしく せんぱい
せんぱいこそ せんぱいというなまえなのか
【押しやられた稲荷をむしゃむしゃと平らげながら、そんなことを言っている。】

旗野みずな > 完全にゴチになる気マンマンとか中々大したタマですね先輩、ですけど。
って勝手に私の雑炊食ってんじゃねー! ですけど!!!

【稲荷寿司をフクちゃんの口に叩き込み、雑炊を奪い返さんとするがその隙に慧が土鍋からよそっているという事実】
【んあぁぁああぁぁ! と唸りながら妙な角度で頭を捻る】

……旗野みずなですけど。

渡辺慧 > 「ある時は田中ヴォルテックス、またある時はアルタイル、またある時はクラムボン、そしてまたある時は後輩、そんな俺の名を皆先輩と言う」

冗談です。

「冗談です。渡辺慧です。よろしくねー」

お、この雑炊うまい、と言いながら食ってる。

フクちゃん > 【口にいなり寿司を詰め込まれ、フクちゃんの動きが止まった。
ゆっくりと咀嚼しながら無感情な瞳を向ける。】
けっきょく じぶんからいなりずしをたべさせているではないか
これが ツンデレか

旗野みずな > 【冗談めかした慧にさらにジト目を送る。ノリで生きている生き物が二人揃うとこうも調子を崩されるのか】

んじゃ渡辺先輩、食べた分支払いよろしくおねがいしますね、ですけど。

【コップの水をさらにフクちゃんに流し込みつつぎりぎりと引きつった笑みを浮かべる】

私の注文食われるよりマシってだけなんですけど……?
デレる要素なんかねーんですけど!!

渡辺慧 > 「まぁそう言わずに。オムカレー食べる?」

おいしいよ、なんて言いつつ自分の食べてる皿を二人の前に押し出した。

「まぁ人によってはツンツンの方がいいらしいしそこはそれで……」
何てぐちゃぐちゃ言いながらコーヒーを煽った。

フクちゃん > さっすが~ せんぱいははなしがわかる
【遠慮なくいただく。
……どうやら別にいなり寿司に強烈なこだわりがあるわけでもないようだ。】
しかしデレなきツンはただのぼうりょくともいう
ぼうりょくヒロインろせんでいくのか なずな

旗野みずな > 【ジト目のままオムカレーを口にかっこむ。からい】

狐の癖に稲荷寿司以外も食ってやがるんですけど……
っつーかそういう属性の話はしてねーんですけど。私はふっつーの女子中学生で行きたいんですけどー。

【テーブルに突っ伏して自分の雑炊の鉢を抱えもぐもぐ】

……みずなですけどー。

渡辺慧 > 「うんうん。オムカレーが好きな人に悪い人は、まぁ、いるか」
まぁいるよなー、何が言いたいかわかんないことを言ってる。

「そういえば聞きたかったんだけどきつねってきつね蕎麦とか食べるの?」
このフクちゃんちゃんがきつねかどうかはともかくとして。細かいことはいい。

「わかった。みずな」
自分じゃないことは分かってはいるが言わずにはいれなかった。

フクちゃん > なまえがいやだというやつもいるようだが わたしはたべる あまりすききらいはないほう
【視線が宙をさまよう。
誰のことを思い浮かべているのだろうか。】
わかった なずな

渡辺慧 > 「あ、やっぱ嫌なきつねはいるんだ……。たぬきはどうなの、たぬき。ライバル関係? アイドル競争?」
変な雑学を知ってしまった。オムカレーを自分の手元に引き戻してまた食べ始める。

旗野みずな > 分かってねえーーーーーーーんですけどぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!

【噴火。そんな表現が当て嵌まる感じ】
【ぜぇぜぇと肩で息をしつつ土鍋を見れば雑炊はもう全然なかった。ほとんど自分食べてない】

くっそ、なんて日だ、ですけど。
……メイドのフクちゃん店員、追加注文。
山盛りポテトフライ持ってきやがれ、ですけど。

フクちゃん > たぬきか べつにたぬきにもライバルいしきはない
わたしがにがてなのはむしろ いぬ
【暴発したみずなを見て、席から下りる。】
オーダー やまもりいなりずし な

渡辺慧 > 「みずな後輩、まぁ。うん。ごめんね?」

ごめんねと言いながらオムカレーを食べている。オムカレーにさようなら。おいしい。

「ごちそうさま、っと。……犬? でも犬にもいいやついるよ。ここほれワンワンっていったらなんかその地面の中から、1年に一度しか見られないすごい絵画が出てきたとか……」

旗野みずな > ごめんで済んだら風紀は要らな……
……先輩風紀なんですけど。なんかもう終わったくせーんですけど……

【頭を抱える。この勝負、完全に負けであった】

ポテトフライっつってんだろ、ですけど。
そんなに稲荷寿司ばっか食べてらんねーんですけど。

渡辺慧 > 「世の中は広いのだ。そういうみずな後輩はしっかり学生してるかー?」

コーヒーを飲みきると、いつの間にか座った時のように、いつのまにか立ち上がり。
自分の分と追加注文以外の分の伝票だけかっさらうとレジへ向かった。まぁ、迷惑料ということで許してほしいなー。

「と、言うわけで。邪魔シタネー」
片手を振りながら、そのまま立ち去った。

ご案内:「ファミレス「ニルヤカナヤ」」から渡辺慧さんが去りました。
フクちゃん > いいいぬは みんなしんだいぬだ
【果たして運ばれてきたのは、正しく山盛りポテトである。
そして戻ってきたメイドはヘッドドレスの代わりにハーフヘルメットをかぶっていた。】
もうすこしたかりたかった いや かたりたかったが はいたつのちゅうもんがはいった
ごゆっくりどうぞ ごりょうにん

旗野みずな > ちょっ、待っ

【山盛り置かれたポテトフライを尻目にテーブルから立ち去る二人に声をかけんとする……が、自由人二人を止められる道理もなく】
【「これなら三人で食べても損した気分にならないだろう」というみずなの目論見は、脆くも崩れ去った】

……いや、その、これ。私一人で食べるんです……? ですけど。

【もそもそとポテトフライを一人で頬張る姿は、なんだかちょっと寂しそうであったとか】

フクちゃん > 【と、言い残しに来たときには、すでに片方は立ち去ったあとだったわけだが。
気にせず店外へ出ていくと、「ブロロロ」という軽快なエンジン音を……口から発しつつ、子供用の自転車で配達に出掛けていった。】

ご案内:「ファミレス「ニルヤカナヤ」」からフクちゃんさんが去りました。
ご案内:「ファミレス「ニルヤカナヤ」」から旗野みずなさんが去りました。
ご案内:「ファミレス「ニルヤカナヤ」」に矛海 遼さんが現れました。
矛海 遼 > 人が賑わい始めるファミレス内。
この時間帯は友人同士で食べに来る学生が多い物だ。

故に少々騒がしいが、それも一興。
その音を聞きながら食事するのも悪くない。

「……………」

アロハシャツを着物の上から羽織った青年。
矛海は、注文した物を待つ間、静かに席に着いて本を読んでいる。

タイトルは、【汚忍空】。
所謂、漫画という物だ。普段、校内でしかこの男を知らない者からしたら、奇妙な光景だろうか。

矛海 遼 > 「……………この巻、前に買った物と同じだな」

誰に言う訳でも無く小さく呟くと、周囲を見渡していく。
普段、一人でここを利用することが少ないという事を考えると、此処で一人で食事をするというのは新鮮である。

矛海 遼 > 座っている席は禁煙席だ。
普段煙草を吸わない以上、同行者に喫煙者が居ない場合を除いて、外食時には基本的に禁煙席を選ぶ性格だからだ。

一口、お冷を飲みこんで、テーブルに着いた水滴の上にグラスを置く。

まだまだ、料理は来ない。

「…………暇だな」

矛海 遼 > 計算が外れた、本来ならば読んでいない本を読もうと思っていたのだが
誤って既に読んだことのある本を持ってきてしまった以上
男に暇を一人で潰す手段は無いに等しい。

妙に、落ち着かなくなっているのか周囲を見回し始める。
周囲から見れば無表情むっつり男が奇妙な服装でキョロキョロと首を動かしている、不気味な光景に見えなくもない。

矛海 遼 > ちらりと腕時計を見てみるが、入ってきてから全く時間が経過していない。
退屈な時間は長く感じるというのはこの男も例外ではないようだ。

…………お冷が切れた、ドリンクバーを注文しておくべきだったかと、
心の中で思いつつも冷房の効く中、騒がしい音を聞きながら男は待ち続ける。

ご案内:「ファミレス「ニルヤカナヤ」」にシン・アルバートさんが現れました。
シン・アルバート > 騒がしそうな店内だが…当然特定の友人が居るわけでもなく。
一人で疲れた顔をしながら、入ってきた。

昨晩の謎飲料が原因で小一時間事情聴取を喰らっていたのがほぼ原因だが。
……「今の所」彼にも別状は無いらしい。

……あれは、一体、何だったのだろう。



それは置いといても、
今は、出来れば普通に休める所がいいな、とかそんな場所を求めたのか、
空いてそうな場所を探している……。

矛海 遼 > 何処かから、見たことがあるような無いような男が一人入ってくるのを感じ取り、視線を向ける。

どうにも気疲れしているようだ。それも相当に。
周囲を見る限り、少しは席が空いているようだが、その席に限ってまだ清掃中で在ったりする。

他の席はと言うと、大部分が学生のグループに占領されており、
そんな中で一人で席に着いている青年は少々目立つかもしれない。

シン・アルバート > 場所を探していると、ふと、何処かの授業で見たような、見ていないような教師と視線が合う。
周囲を見回しても、空きも清掃中で、埋まっている箇所も健全そうなグループまみれで、少々件の教師が際立って見える、…気がする。

多少躊躇いつつ、確認を取ってみる。
「……済みません、今は…此処ぐらいしか、空いていないのでしょうか?」
当然、退け、という意味でも何でも無く、確認してから相席できるか聞きたかっただけでは有るのだが……

矛海 遼 > 「……あぁ、構わんよ。ちょうど一人で居て居心地が悪かった物でな」

周囲がグループで居座る中で、唯一。
一人でこの場に居るというのは中々に堪える物である。
相席は彼にとっては願ったりでもあった。

シン・アルバート > 「では、済みませんが…相席、お願い出来ますか?」
教師に対して、なのは意識されてるので敬語なのだが、
疲れでボロでも出さないかの方が彼にはよっぽど心配だった。

昨日1000円で今日の事情聴取を買ってしまったばっかなのだ。

「……休める所にがあれば丁度良かったんですけど、如何せん人がこの時間多くて」
席に着いてからぺらりと、メニューを捲る。

矛海 遼 > 「仕方あるまい。元よりファミレスとはこういった物だ………」

静かに告げながら、氷が溶けて水になったお冷を少し啜り、
メニューを捲る青年の姿をちらりと見てから周囲の店員や客に視線を向ける。

ご案内:「ファミレス「ニルヤカナヤ」」に神崎 聖さんが現れました。
神崎 聖 > 店にはいるとほぼ満席であった。
どうしたものか…?

とりあえず店内でも見てみよう。
開いてるところは清掃中。
周りはグループだ。ゆっくりできないと
言ってもいい。

「どうしようかな…?」
悩む。凄く悩む。

シン・アルバート > 彼にとって大事なことは
此処のドリンクバーは普通の飲み物しかない
ということであった。
……流石にあの放射性物質を含有してる疑惑の高かった飲み物と比べれば遥かにまともなラインナップの数。

そして、……空腹だった。


店員を呼び止めて、注文を済ませる
「済まない、此方のセットと、ドリンクバーを」

頑張ってナイフを使わなそうなメニューを選ぶ。
そうでもしないと「ボロが出そうだった」。

矛海 遼 > 「……………む?」

一つ、新たに入ってきた少女の様子を見て、この青年と同じく席が無いという事を察したようだ。
唯純粋に、善意で声を掛ける

「君も、構わないかな?」

ボロが出そう、そんな事情など知らない男に悪意は全くないのだが。

シン・アルバート > 「あ、ああ。己れも、構わないです、が……」

なお、このボロに関しては公共の場だと騒ぎになりそうなので必死に止めているようです。

神崎 聖 > 「じゃあ、お願いします。」
彼女はたしか生徒会の人間で幹部候補の一人だ。
噂では生徒会なのにブラブラ動く事。

「では、ケーキセットとドリンクバーで。」
席につくなり…そう言う。

矛海 遼 > やや不自然に感じる所はある。
しかし、今はそれを詮索するタイミングでも無ければ、それほどの関係と言う訳でもない。

「注文が早いな………確か生徒会の神崎、だったか?」

周囲で何かと耳にする話題の人物の一人、それくらいの認識しかないのだが、ある程度の情報は耳に入ってきている。

シン・アルバート > 「生徒会の……」
「……己れのイメージとはちょっと違った人物が居るとは聞いているが。」
「まさか?」

この彼は生徒会をお固いところと認識しているフシが有るようだ。

神崎 聖 > 「ん?その通り。」
あっさりと答える。

「最近はうろつくのも難しくなってね。
『ちょろちょろしないでください。お願いします。何でもしますから。やめてください。』とか
後輩に言われたりしてね。」
どういう人間か分かりやすかった気もする。
神崎自身は軽めだった。

矛海 遼 > 「どうにも、近頃は物騒だからな。
それくらいの立場になれば止められもするだろうよ。」

幹部候補であるならば、温存しておきたい存在だろう。
それが危害にあったなどとなれば問題は大きいのだから。

シン・アルバート > 「……いや、生徒会の人間が彷徨いてたら、その」

「気持ちが落ち着かないんだが……」
当人がいくら軽かろうと、抱えてる肩書のせいで非常に「怖い」のだ。
別にやましいことがあろうが、無かろうが、気分的な問題なのだが。

「それに、最近は何かと変な事が起きるし……」
「―真夜中に1000円出して放射性物質が入ってそうな飲み物が出てきたりとか」
昨日の宗教施設での出来事である。

矛海 遼 > 「放射能物質?随分と穏やかじゃない話題だ」

あくまで、入って『そうな』と言った事ではあるが、この男が興味を引くは十分な内容だ。

「もう少し、肩の力を抜いた方が良いぞ?少年」

神崎 聖 > 「なんか噂では、幹部候補が入院とか
あったし、本当に物騒です。」
紅茶に口をつけ…。

「『とっとと、幹部になってうろつくのをやめてください。お願いします。』
って言われたりとか。たしかに同学年に幹部はいたりするけど…」
そしてアルバートの話に食いついて
「キ●ガイ自販機の事?私も酷い目にあってね。」
すると『桃源郷』や『常世の天然水』を取り出す。
「これだけど…。」

矛海 遼 > まさか実物がいきなり目の前に出されるとは思わなかったが、どうやら事実だったらしい。

「…………自販機、か……」

神崎 聖 > 「お二人方、興味あれば、飲んでみます?」
なにげに恐ろしいことをいう。
笑顔で。飲ませる気かこいつ。

シン・アルバート > 「………噂になっていたのか」
彼女の話を聞き、虚ろな目をする。
「……投入口の通貨単位がドルになったり、日本円になったり、変な事ばかりなんだが……」
「昨日は異邦人街の方の……宗教施設の中庭にあったぞ?」

そう話しつつ、昨日の「ウィンターワールド」の話をするだろう。
原材料に放射性物質が書いてあって、緑色の液体から放射性物質っぽい光を放つ飲料の事を。

シン・アルバート > 「……己れは嫌だ」

勧められるが全力で拒否する。
酷くトラウマになった顔をしている。

矛海 遼 > 「落第街に続いて次は異邦人街か…………」

どうにも、ここは平穏とは遠い場所らしい。
今に始まったことでもないが。

「いや、要らないよ。間に合っているのでな。」

怪しい物を飲むほどのお人好しでは無い。多分。

神崎 聖 > 「うん、私もやだ。」
誰だって嫌だ。てか自分が嫌なものを
人に飲ませるなんてどーゆー性格してるんだ。

「ちなみにこの天然水…。


アルコール100%だったよ…。」
これの何処が天然水だ。

シン・アルバート > 「碌なもの売らないんだな……」
やっぱり、という顔をする。
「…たぶんその自販機、己れの推察だが、どこにでも現れる、気がする」

「……電源コードが見当たらなかったからな」

そんなことを言ってたら普通の飲み物を飲みたくなったようで、
急いでドリンクバーへと逃亡する。

矛海 遼 > 「………………」

呆れて何も言えないようだ。
しばらくすると店員に注文していた物―――――――大型チョコレートパフェがテーブルに置かれる。

「これは一応、調査対象として報告しておくべきだな。」

神崎 聖 > 「ですね。」
本来なら風紀がやるべきだろうが、
実際に被害が出ている私がやるべきか。

「これ…証拠品として使えるかな?」
現物は残しておいたが。

シン・アルバート > アイスティー片手に戻って来る。

「一応聴取はされたが……」
「直ちに別状は無い、らしい」

「……被害と、言っていいのか。己れにも、分からない……」
……まるで、夢物語とばかりに、自販機は消えていたのだから。

矛海 遼 > 「まるで狐か何かに化かされたかのようだな」

まるで不可解である。目的も、内容も。
何にしろ、怪異であるという事に違いは無いのだが。