2015/08/04 のログ
ご案内:「ファミレス「ニルヤカナヤ」」に菊夜さんが現れました。
ご案内:「ファミレス「ニルヤカナヤ」」に蒼穹さんが現れました。
■菊夜 > 「きゃぅっ…」
【幼い子犬のようにびくびくと振るえる菊夜】
【ここで仮定をしてみよう】
【もし、暴漢が現れたとしたら】
【いつもならヨルムに殴って貰えば、それで済む話だった】
【だがそのヨルムは、今は居ない】
【例え目の前に居る少女が神の力を持っていようが、彼女に任せる訳にはいかない】
【自分で出来る事は、少しでも迷惑をかけないことだ】
「ひゃ…んっ」
【どこか艶めかしい声をあげる少女】
【少しでも動けば、自分の唇に触れる位置に彼女の指先がある】
【このまま口を続けたら、…口の中に指を突っ込まれる、が一番いい想像だろうか?】
【そう考えながら、不服そうに彼女を見つめる菊夜】
■蒼穹 > …もう。
(急に指を押し付けられたら…まぁ、当然この表情にはなるのだろう。
ただ、己とて、良かれと思ってやったことだった。それが故に、不服を露呈されたら…あまり嬉しくはない。)
…話、戻すね。
もうさ、今日くらいは本当、楽しんでくれないと…ね?
(ただ、その指は押し付けたままに、言葉を投げる。
大方、分かっているのだ。この口を塞いでおかないと、
彼女はまた卑屈な言葉を吐くに違いない事を。
だから、ここは譲れない。否が応でも首を縦に振ってもらおう。
例え強引であったとしても、互い、楽しめないならそこに意味などないではないか。
真っ青な目を細めて彼女を覗けば、「はいかイエスかしか答えは許さないよ。」なんて
冗談めいた後付をしながら、くるんと開いている手の人差し指を回して、仕草での答えを促した。
他の客から見れば、大層訝しい光景だろうが、だからどうした。そんな事知ったことか。
ここは、これだけは譲れないのだから。
友人に楽しみを共有してもらおうとして何が悪い。
それは、周りを見ない、少女ならではの向こう見ずで横暴な考えの具現でもあった。)
■菊夜 > 「わかった…わかったからぁ…顔が近いってばっ。言わない 言わないからっ」
【慌てふためくようにそう抗議する彼女】
【先ほどまでとは違って大声を出さなかったあたり、学んだのであろうか】
【これ以上喋ったのであれば、これ以上の事をされてしまう】
【それがわかった彼女は小さく声をあげる】
「それじゃあ…さ…隣に座っていいかなぁ?」
「ほら、私なんかが視界に入ってたら美味しい食事も…ごめんごめん。嘘。嘘じゃないけど嘘だからっ」
【やはり流れるように卑屈な言葉を口にする】
「ほ、ほら。対面に座ると、食べにくいって聞くじゃない?」
【明らかに目を泳がせながらそう説明する彼女】
■蒼穹 > …ん、結構。それでいいんだよ、最初っからね。
(右手人差し指をどけて、それから親指を立てて、力強く頷いた。
やっと、分かってくれたのだろうか。)
…ん、まぁ…良いけど…。
それってつまりどっちだよっ。んでも、這い蹲るといかいうのと比べたら幾分ましかなぁ。
ほら、んじゃ、座ろっか。
(座るといってくれただけいいとしよう。
色々と説明を付け加えているが、本心は恐らく、最初に彼女が言った通りなのだろう。
これから、彼女の気が変わらないように早く席につくように促しながら、その背を遮るように後ろを歩く。
彼女が奥側で、己が手前側に座ることになるか。)
■菊夜 > 「うゆぅ…迂闊に喋れない…」
【どんな言葉を喋っても卑屈につなげられる。一種の才能の域に達していた】
【どんな言葉が、彼女の琴線を刺激するかわからないのだ】
「…やったぁ。えへへ。」
【そう呟きながら、逃がさないように逃げ道を封じるように動くソラに気づかない菊夜】
「ほら、座って座って」
【はやく、はやくぅとせがむように彼女の袖を掴む】
「ここ、色々なメニューがあるんだねえ…『何から』食べようかなぁ…」
【何を、ではなく 何から である】
【ヨルムが居たのなら、全て食べるつもりなのかお前はと食いかかっていた】
■蒼穹 > …もうちょっとさ、楽しい言葉を言おう?
例えばそう、こう…「月が、綺麗だね。きりっ。」…とか。
あっはは、流石にそりゃ茶化してるかな?
まぁともかくさ。喋っていいけど、もうちょっと楽しくいこうよって言いたいなぁ、私は。
(重々承知している、つもりだ。
しかし、こうして喋る己の言葉でさえも、卑屈に切り返されえないので、
極力そうならない様にと考えてはいるのだが…それも難しい。
ただ、そんな卑屈な彼女が、どうにかして普通に話せないかと考えると同時。
どうしてこんなに強く、恐れられるのか甚だ疑問でもあるのだが。)
…ん、じゃあ、失礼するね。
…あっはは、あんまり食べないでね。
私の奢りではあるんだけど…まぁ、何だろう…スパゲッティが美味しいって言ってたけど。
カルボナーラとか食べたらどう?
(袖を掴まれ、引っ張られるがまま寄せられた席へと着席しよう。
うん、ここなら良い。
彼女が動転して走り出して求められる位置だ。
店員が御冷とお手拭きやらを運んでくる。
それに感けながら、彼女に何を食べるかなどの提案をしつつ、己も何を食べるか考えよう。
…前と同じステーキでいいか。)
■菊夜 > 「…?ここ、お店の中だよ?」
【そう冷静に返す菊夜】
【真の意味を知っていたら、どうせ私なんかと慌てふためくのだろう】
【そう考えると、彼女の心配は杞憂であったかもしれない】
「だ、だってぇ…二人っきりだから…その…恥ずかしいし…」
【変な意味などでは断じてない 彼女としては迷惑かけて、視線を集まるのが という意味で言ったつもりだが】
「(あぅう…どっかの誰かさんが無駄に使いやがった、生命力の補給をしないと、なんだぁ…)」
【彼女の従える死霊のほどんとは、菊夜とリンクをしている】
【死霊が傷つけば菊夜も傷つくし】
【死霊が使ったエネルギーは、菊夜にも影響が出るのだ】
「何か…こう…性のつく料理とか、ないかな?」
■蒼穹 > だーかーらー。
んもう、キクヨは冗談ってのが分からないんだなぁ。
(椅子に座りながら、むすっと冗談半分に膨らませた頬を見せて、
仰々しく肩を竦める仕草を見せた。
どうやら、本当に分かっていないらしい…彼女の笑った顔を拝むのはいつの日か。)
…はいはい。分かった分かった。
でも、じゃあここにキクヨが知らない人が3人目としてきたら、それはそれでダメでしょ?
いつまでも御友達頼りじゃだめだって…。
(無駄な一声だろうことは分かっているのだが。
変な意味とはとらえようもなかった。状況が状況なのだから。)
…せいのつくりょーり?
んーと…何だろう、それ。
(便利な時代になったものだ。
科学が生み出した片手に収まるサイズの技術の結晶。
まるで賢者の石の様な箱を指先で弄り始める。)
…納豆ごはん、ウナギとかが良いみたい。
そういえば、土用の丑の日、とか、あったっけなぁ。
(メニューをめくりながら、ドリンクバーも頼もうか、なんて考えつつ。)
(前件のヨルムの戦いで、彼女も消耗しているのだろうが、
その消耗はどれくらいなのだろうか。
少なくとも、今、己は彼女が消耗している風にさえも見えないのだけれど…。
実際は、消耗しているのかもしれない。)
■菊夜 > 「な、何かの比喩表現だったりしたの…?」
【呆れかえるソラを見て動揺してしまう】
【何か彼女の期待を裏切るような事をしたのだろうか、と表情を歪ませてしまう】
「………?人の邪魔をするなら、私が殺すだけでっ…て」
「私の殺傷方法が死霊しか無いって知ってるよねっ!?」
【絡まれるのを怖がるのに、絡まれた後の事をさも当然と騙る彼女】
【こんな考え方をする少女、と知っていたら近寄る暴漢はどう思うだろうか】
「なんだったっけなぁ…けーたい?とか言われてるみたいだけど」
【彼女の情報調べは、死霊による人海戦術である】
【未知の塊を手なれたフウに操るソラを見つめてしまう】
「そ、そっかぁ…それじゃあ、それを頼もうかなぁ。夜の為に。」
【ヨルムは死力を振り絞って戦ったのだ。数値にすれば、おおよそ95%】
【生命維持に必要な力を除き、殆ど全てを一撃に込めたのだ】
【勿論、ヨルムの95%のエネルギーが菊夜からも持ってかれている】
【しかし、彼女に取っては「お腹が減ったなあ…」程度である】
【それだけのエネルギーを保有していないと、とてもではないが複数の高位死霊を使役なんて出来る訳がない】
■蒼穹 > …ヒミツ。ま、興味があるなら調べてみなよ。
(いっておいて何だが、流石に知らない相手にネタばらしするのは気が引ける。
というか、彼女にこの手の冗談が通用するか、今考えれば微妙だった。
故に、ここは黙秘しておく。)
…いやぁ、豪胆な考え方だね。
何か攻撃魔法とか…なかった、ね。…でも、死霊が使えりゃ大分強いと思うけどなぁ。
(冗談ではないのだろう。普通に考えればどう考えてもおかしい考えだが。
己も大分おかしい側に位置する者なので、ここは大して驚く様も見せる事はなく。)
そうそう、スマホ、とかケータイとかね。
ま、時代は進歩したからね。
ああ、それと、別に魔法使って情報えることも出来るんだろうけど。
その辺はよく分かんないなぁ。
(一通り情報を調べ終えれば、
とん、とテーブルの上にその機器を置くだろう。
興味があるならどうぞ、とでも言うかのように横目でアイコンタクト。)
…夜の為。突っ込まないから。
(ぼそっと呟く。その声は果たして聞こえるかどうか。)
(彼女の使う、死霊術に関しては多少とも知ってはいたが。
先程の戦闘で、彼女のお腹が空いたのなら僥倖と言うべきだった。
手を上げて、徘徊する店員を捕まえれば、人前で喋るのが苦手だろう彼女に先んじて、注文をすべて伝える。
それから、お手拭きを向いて手を綺麗にすれば、御冷に手をかけて。)
最近暑いけど、どう?変わりなくやってる?
(何となしに、近況の話題を一つ振った。)
■菊夜 > 「物知りのヨルムならわかるかなぁ?聞いてみるね」
【戦闘においては昂ったイメージのヨルム】
【とはいえ、いつものヨルムはお調子者の、からかうのが大好きの小娘なようだった】
【自分の主人からそんな言葉を聞いたら、口が裂けそうなほどニヤニヤするだろう】
「わ、私だって出来るもんっ!見ててよねっ!」
「『炎よ 我が声に応じ力を貸せ』ファイアっ!」
【彼女の指先に、炎がともる】
【ファイアは本来、火球を作り相手に飛ばす魔法だ 辺りを照らす魔法などではない】
【彼女の指先に灯る火。まだマッチの方が強いのではないか?】
【店の人に一瞥こそされど、注意されないことがその威力の弱さを物語る】
「す、すまほ????」
【わかりやすいくらい頭の上に?を浮かべる】
【試しに触ってみるか。と手を伸ばすが】
「きゃ…ッ!?何これ 急に光ったよ?」
【まるで、初めて機械に触った時のような反応である】
「夜は、私の時間、だよ?」
【そのままの意味である 草木も眠る丑三つ時】
【霊が活発化するのはこの時間だ】
「わ、私はこの…その…」
【答えを急かされてるわけではない。落ちついて答えればいい筈ではあるが】
「こっ…これっ…!」
【それ以上喋るのは恥ずかしかったのだろう】
【店員の前でメニューを指差した】
【菊夜の意図を期待通り読み取った店員。注文を繰り返した後帰っていく】
「私も、友達も…海、とか言ってみたいんだけど…」
【人ごみが苦手な彼女 人口比率はファミレスなどと比べ物にならないだろうと憂いを持つのも仕方がない】
■蒼穹 > …やめときな、図書館で調べた方が良いよ。
(結果は見えた。少なくともヨルムには聞かない方が良い。
何だかんだで答えを濁され焦らされて、答えを聞いた暁に動転する彼女が見えた。
それで御友達が笑われるのも良い気はしないので…
割と神妙に彼女の言葉に首を横に振った。)
…わお。初級魔術だったかな。
え、ええと。…その。何だろう。私もやった方が良いのかな、流れに乗って。
(頬掻きながら、燈った小さな炎を見つめる。
こちらは、攻撃魔法の専門家の様なものなので、こういうのは得意だった。
逆に、彼女ほどに汎用性の高い死霊術や、治癒魔術は持っていないのだが。
ただ、こう、私だって、と張り合おうとするその姿勢は、何時もより強かに見えた。)
ん、スマホ。…あっはは、そういう物なんだよ。
んでね、このアプリって言うのが―――。
(こうやって、互いに同じ方向で同じものを見るのは、
対面座席より、隣り合った席での方がやりやすい。
横側の彼女に、スマホのどうこうを話し始めるだろう。
機会があれば、今の時代、こういうのを持った方が良いかもしれない。
それに、連絡手段があった方が何かと便利だし。)
…そうだね。うん。
なんていうか…悪役っぽい響きだね。夜は私の時間、なんてさ。
前みたいに夜に何か、するの?
(新たな死霊でも呼び込むのか、それとも…。)
(彼女の分も、己が伝えればよかったろうかと、
メニューの紙面を這う指を見ながら言葉には出さねど一つ後悔した。
といっても、いつまでも人に任せたままだと、彼女はいつまでもこのままだろうし、
一つ、成長したとここは微笑ましく感じるべきなのだろう。)
んんー…。
そう。…あ、そうだ。なら、夜から深夜にかけて浜辺で海を眺めるなんてどう?
真っ昼間から泳ぐだけが海じゃないよ。
花火だとか、そういうのやって、さ。
(大方、彼女が「けど」の後に何を言うか、何を考えているかも予想がつく。
ので、こうやって提案。
因みに、己は泳げない、所謂カナヅチなる種族だが、それは己以外誰も知らない秘密だった。)
ご案内:「ファミレス「ニルヤカナヤ」」から蒼穹さんが去りました。
ご案内:「ファミレス「ニルヤカナヤ」」から菊夜さんが去りました。
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