2015/09/04 のログ
ご案内:「ファミレス「ニルヤカナヤ」」に雪城 氷架さんが現れました。
雪城 氷架 > 『いらっしゃいませ』
『ご注文はお決まりでしょうか?』
『お待たせしました』
『またのご来店お待ちしております』

今日だけで何回言っただろう、ああ疲れた

夕飯時を終えて大分静かになった店内、それでもちらほらとお客はいる
まぁフロアに3名も人はいらない状況だろうか
あと少しであがりの時間だ

そう、雪城氷架はアルバイトをはじめた
軽音部で使う楽器を買うために

「(あー……口の筋肉が疲れた……)」

あまり勤勉とは言えない彼女
まだまだ慣れるまでに時間がかかる新人研修中である

雪城 氷架 > 奥の席にいた仕事帰りと思しき男性が席を立つ
先輩様がさっさとレジに移動しているのを見て、さすがだなと感心する

同時にちまちまとした動きで誰もいなく成った席へいき、お皿を重ねてテーブルを拭き掃除
ついでに調味料の残量チェックも忘れずに

「よ」

ファミレスのお皿といえど重ねれば結構重い
普段筋肉まったくつかわない氷架である、これも十分運動になるだろう

雪城 氷架 > 腕を使って複数の皿を一度に運ぶ
先輩にならったとおりにすると、これが案外バランスがいい
よほどでなければ落としたり倒れたりはしない

よく考えられたものだ

危なげなく皿を運び、
洗い場の兄貴が愛想よく受け取ってくれる
顔はブサイクだけど良い兄貴である

雪城 氷架 > 「ふぅ……」

お客に聞かれないように小さく息をつく

慣れるまではしばらく疲労感に悩まされそうだ
サービス業の大変さは体験するまでわからないものだ

制服の可愛さにも評判がある当店である
変な目で見てくる客もいる

もちろん楽しいこともたくさんあるが、働いてお金を稼ぐこと自体が初めてだ
どうしても苦労が且つ

ご案内:「ファミレス「ニルヤカナヤ」」にアリスさんが現れました。
雪城 氷架 > 「(楽器のために、って始めたけど…)」

客のいないエリアの床掃除に手を動かす

「(いい社会勉強にもなるし、当分続けてもいいか…)」

講義のない日にしか入れないし、高い楽器を買うには相応の期間続けなければならないだろうが

アリス > 「こんばんはー、お届け物でーす。」

店の裏口。こんこん、と扉をノックして。
箒を片手にダンボールを浮かせて、対応があるまで待つことしばし。

アリス宅配便、ニルヤカナヤへのお届け物のお仕事中。
中身は確認していないけれど、ダンボール一箱に入る位だから、原材料って事はないと思う。少なくとも生鮮食品の類ではない。

裏口に人がいなかったか、誰も聞いてなさそうなら表口に回る事にしようと考えて…。

雪城 氷架 > チリトリを片しにバックヤードに向かう…と裏口から声が聞こえた

「はーい」

少し間延びした声で答えながら、裏口のドアを開ける

アリス > 「あ、アリス宅配便です、受け取りのはんこと…あれ?」
ドアを開けると、とあるウ=ス異本のモデルにした人がいて、ちょっと目を逸らす。

「お、お久しぶりです?」

大丈夫、そっちは常世マーケット向けだからばれない筈と高をくくってダンボールを差し出し、その上に受け取り証とボールペンを乗せて。

雪城 氷架 > 「あれ?お前……」
見たことのある顔に思わず素に戻る…が仕事中だと思い直す

「ご苦労様。……こんな仕事はじめたのか?」

言いつつ、受け取り証にサラサラとサインをする

アリス > 「ん、確認しましたっ。」

サインを確認してダンボールを浮かせたまま手の上に…浮かせていた魔術を切って。
結構重い。5kg位はありそう。

「んと、お金を稼ぐならーとできそうな事を探したらこれに落ち着きましたっ。まだ始めて間もないですけどねー」」

微かに笑って。

雪城 氷架 > 「おっ、と。結構重いな……」
よいせ、と箱を両手に持つ

「へぇ、はじめたばっかりか。私と同じだなー」
制服の胸に光るアルバイト研修中の名札が眩しい

アリス > 「中身は確認はしてないですが、瓶の類で割れ物注意だったので、飲み物か調味料じゃないかと思いますよー」

じゃあ、と受け渡しも確認したし、次の仕事あったかな、とポッケごそごそ。メモを見る。今日はこれで最後らしい。

「バイト、始めたばかり、ですかー、同じ、ですね。私は今日はこれで最後でしたけどー、氷架さんはどーなんです?終わり近いならお話したいなーって。」

雪城 氷架 > 「あ、うんちょっとまって」

ぱたぱたと箱を持って奥へと駆けていく

しばらくした後、いつもどおりの制服に身を包んだ氷架が出てきた

「私も今日はもうあがりだったから、調度良かったよ」

アリス > 「りょーかいですっ」

ちょっと待つことしばし。箒につけていた血も拭い、帽子は…脱いでも仕舞う所がなかったのでそのままに。

出てきた氷架さんを見て、ぺこっとおじぎ

「お疲れ様ですっ!それは丁度良かったですね、じゃあ、歩きながら…ご飯は食べました?まかないとか。」

話して歩きながら帰るにせよ、お腹をすかせてだとちょっと悪い気がするし、食事に誘うにはおなかいっぱいだと気を使わせちゃいそうだし、とりあえず尋ねて。