2015/09/05 のログ
雪城 氷架 > 「おまたせ、うん。賄いはしっかりもらってるよ」

あははと笑って、裏口からレストランの外へと出る

「アリスはなにか食べた?あ、なんかもらってくればよかったかな……」

アリス > 「まかないは噂だけじゃなくて、ちゃんと実在してたんですねー」

まかないが出ない飲食店のバイトも、あるのだとか。
そーゆーとこはブラックもいい所かも知んない。

「あ、大丈夫ですよ、満腹とは言いませんけどー。」

そして、ゆっくり歩き出しながら首をかしげて

「バイト、どうなんですか?えっと、働いてる感覚とか、そーゆーのとか、同僚、とか?」

雪城 氷架 > 「もちろん。まかないがあるのを確認してココって決めたんだしな」
ふふんと得意げ、重要項目だったらしい

「んー…まだ始めたばっかりだから覚えることもいっぱいあるし、正直大変だけど。
 仲間はみんないい人達ばっかりだし、いい感じだよ」

そう言って微笑んでみせる

アリス > 「あ、そーゆーの先に調べられるんですかっ」

面接の時に聞けたのか、募集要項に書いてあったのかは解らないけど、あ、ネットの口コミもあるのかもなぁ、とぶつぶつ。

「やり始めが一番大変、って聞きましたですねー。
慣れた時のミスが怖い、ってゆーのも聞きましたですけど。
でも、仲間って呼べる位いい人が多いのは良かったですよっ」

嬉しそうに微笑んで、この様子なら以前のクルケイアー先生の方は後始末も含めて片付いたんだろうなぁ、とそっちもある程度希望的観測も掛かってるけれど、一安心。

「あ、そーだ。こっちは宣伝もしとかないと。」

ごそごそとポッケを探って折りたたんだデフォルメ絵の箒とダンボールを持った今の自分の格好が描かれたアリス宅配便のチラシを差し出して。

雪城 氷架 > 「募集のチラシに載ってた」
くすりと笑って、アリスと足並みを揃えて歩く

「うん、慣れからのミスをしないためにも始めたばっかりの今が大事。先輩からの受け売りだけどね。
 ははは、厳しい人もいるけどねー、ヘンなヤツはいないよ」

そんな言葉を交わしつつ歩いていると、ふと差し出されるチラシ

「あ、もしかして宅急便の宣伝用?よく描けてるな~」

アリス > 「ああ、それは一安心して面接受けられますねっ」

バイトでそういう扱いを募集のチラシにしっかり書いてるのは大事だと思う。取って置けば話が違う時の証拠にもなるから、結果として話だけでありますよ、よりはるかに安心できるから。

並んで歩いて、ちょっとだけ早足。

「はいっ。宣伝と、後いちおー連絡先も書いて依頼出来る様にしてありますっ。絵は、結構自信もあるんですよっ!」

ある胸をドヤ顔で張って、その際だけ立ち止まる。
その画力は主に漫画にも注がれているけれど。

「んー、厳しいのも、今が大事な時だからーって感じですかー。
…そのヘンっていたら例えばどーゆーのですか?」

そー言えば、と早歩きしなおして、さっきの話に戻り

雪城 氷架 > 「へー、宅急便。常世も広いし大変そうだなぁ」
よくできたチラシに目を通しながら歩く

「かもしれないしずっと厳しいかもしれない」
苦笑しつつ
「え?んー、そうだなー…。
 ほら、威張ってばっかりの先輩とか、ドラマとか見てるとよくいるじゃん」

アリス > 「いちおー、箒に乗って飛べるから、迷う事はないんですけどねー、奥まった所とかだと、着陸が大変そーかも、とちょっと戦々恐々です。」

チラシには、言っていた通りにメアドも書かれていて、そこで受付もしている。

「ずーっとだと、ちょっと休む時間とか大事になりそーですよね。
シフト入れすぎちゃだめですよー?」
指小さく振って。
「ん。んー?威張ってばかりでイジメるよーな、あー、ドラマとゆーか昔の本にけっこー見たかも知れないです」

雪城 氷架 > 「あぁ、飛べると便利そうだけど。
 ふーん…知り合いにも利用薦めてみるよ」
そう言って、鞄にチラシをしまう。

「まぁ講義のある日はいれてないし、そんなにはシフトもいれてないよ。
 …昔の本?」

アリス > 「けっこー便利ですよー。速度を出すと箒に振り落とされちゃいますけど
ありがとーございまーすっ!」

営業スマイルでお礼。やった、とサムズアップして

「働くのは程ほどが一番ですからねー、えっと、古本屋でちょっと立ち読みして…昔の漫画にー。
新入りの主人公を馬鹿野郎と怒鳴って主人公がむむむ、となるパターンが結構。」

雪城 氷架 > 「私も何か頼めることあるかもなー。と思ったけどお母さんは女子寮にいるしお父さんはドイツだし…うーん」
考える、なかなか思い浮かばないものだ

「はは、漫画だと確かにありがちかもなぁ。
 でも実はいいやつだったりするオチとかもあるじゃん」
漫画の話に少し笑みを緩く崩す

アリス > 「お母さんが女子寮?…姉っぽい人なら見かけたようなー
ドイツって結構遠いですよね、寂しくはー?」

あの人がお母さん、だったり?いやいやまさかと首をかしげて。

「あー、実はいい奴パターンも結構ありますけど、上司にミスを告げ口して自分の点数稼ぎに使ってるパターンもありますからねー」

漫画の色でそれぞれっぽいですよ、と笑って

雪城 氷架 > 「……それ多分お母さんだよ」
うむ、はっきり言って姉にしか見えないだろう
16歳の自分とほとんど違わないぐらいに見えるし

「まぁ誇張されるもんだからなー漫画って。
 私もそういう知識しかなかったからさーそんな人いなくてほっとしたよ」

アリス > 「……お母さんでしたかっ
あ、名前りょーこさんって聞きましたよっ」
合ってますか、と一応尋ねる。見知らぬ人が身内のよーに言ってましたって事はまず無いと思うけど。

「……誇張されてこそ漫画って気はしますよー?
大きく事が起こってこそのめりこんだりするんですし。起伏が少ないとーってのはあるかなーって」

妄想でも、起伏は大きくなりがちだし、間違っては、無い、と思う。

雪城 氷架 > 「うん、雪城涼子。ああ見えて私のお母さんなんだよ」
苦笑しつつ頬をかいて

「うん、私もそう思う」
起伏のない漫画
きっとそんなものはつまらないだろう
自分のアルバイト環境でドタバタばかりとかはゴメンだけど

アリス > 「……あー、んー。」
そう言えば幽霊が人間にとゆー異能だとかきいちゃった事を見た目と計算上の年齢の差で思い出して。手、ぽん。

「逆に、真実は小説より奇なりって言葉もある分…この島だから起伏も結構バイト生活でありそーですよ?」

こっちにも期待はかかります、と何か力強く言ってみた。

雪城 氷架 > 「そういうコト」
なんだか納得したような様子のアリスを見て、微笑む

「そーだよなー……厨房の兄貴なんかも計量器なしで食材とか調味料のグラム数完璧に測れる異脳持ってた」

この島ならでは、といったところであろう

アリス > 「そーゆーこと、ですかー。
あれ?ってことはー。一緒の部屋で寮生活をー?」
母子揃ってるって事はそうなのかな、と笑って聞いてみて。一緒にお料理とかしてるのかなーって。

「…地味に凄い異能がー。グラムどころか、それって小数点2位とか3位とかそれ以上の精密さだったり?
あ、そーゆー氷架さんはお仕事で異能や魔術なんかは…使ったりするのですか?」

色んな分野で役立ちそうな異能ですよね、と驚きつつもうちょっと聞いてみて。

雪城 氷架 > 「ん、いや部屋は違うんだ。一緒にならなかったのはたまたまだけど、これでいいと思ってるよ」
母と娘が同じ部屋だと、他のルームメイトが気を使うだろうし、とつけくわえて

「他にも風を操作して掃除をさっさと済ませる先輩とか…。
 や、私のはそういうの向けじゃないから使わないかな…魔術は習ってないから全然だし」

アリス > 「ありゃ、でもルームメイトが多いと楽しそうですよねっ」

なお、自分はまだ一人である。色々と問題がありそうだったりしそうとか、団体生活の適性がどーとかがあるらしいのだけど。

「あ、そーゆーのもいいですね、風って結構便利そうなー。
…ふむふむ、仕事には全く使えないってのもありますよね…私のもそーですし。」

ダンボールを浮かせてたのは魔術なので、とちょっと笑って。

雪城 氷架 > 「なんだかんだでみんな学園の生徒だし、一緒に勉強できたり、楽しいよ」
そう言って楽しそうに笑う
充実した学生生活を送れているようだ

「千差万別だからなー…私の力なんかは汎用性が高そうだけど、
 それって結局全部機械で代用できることなんだよな」

簡単に言ってしまえば温度操作である
停電の時ぐらいは役に立つのだろうけど

アリス > 「一緒に勉強…むーぅ、そーゆー相方とかルームメイトってちょっと羨ましいかもですねー」

ちょっと羨望の目を向けるものの、自分と合いそうでルームメイトとして空いてそうな…お手紙の返事がこないし、ちょっと心配な人がいるけれど…忙しいだけかもしれないし。

「汎用性が高いだけいいと思いますよー?何かあったときに身は守れそうですし。私のは何とか評価で確か0でしたから。」
妄想を送る異能しか申請しておらず、うっかり送る事もあるのでCTFRAでは見事に【段階Ⅰ】0.「規格外」評価だった。
何かこう、低得点だとなにか気落ちした気分になるのは頂けない。

雪城 氷架 > 「学生生活の醍醐味ってやつかもな」
アリスの事情は知らず、ついそういう楽しいことばかりを口にしてしまう

「うーん…そうは言っても危なくって逆に使えないよ。
 0って…ええと、なんだっけ‥Cなんとかってやつで?」
自分も確か受けたはずだ
かなり評価が高かったことを覚えている

アリス > 「うーん、ルームメイト探しが先決なのかもですねー」
でも勝手に決まるんだっけ、決まる時は、と、取りあえず観察期間がいつで終わるのかきいとかないと、とぶつぶつ。

「危なくって、って結構制御が厳しいんですか?
えーと、そうそうCTなんとかって言うので。
意志で発動も出来るのですけどねー…」

無意識でも発動する事があるとゆーだけなのに。
でも危ないって事は制御が難しいって事だから評価は低いのだろうなぁ、とぼんやりと仲間意識。と、そろそろ寮も近いだろうか。

雪城 氷架 > 「個室とってる人もいるけど、どこか空いてる部屋があったらそこに入ってもいいんじゃないかな」
実際にルームメイトの霜月芙蓉なんかは結構後から入ってきたパターンである

「なんでもないときなら自由に制御できるようになったよ。
 でも、危ない目にあった時とか…冷静にできるかわかんないじゃん」

誰かに襲われたとして、その相手を咄嗟に焼き殺してしまったのでは冗談にもなりにしないのだ
ふと顔をあげればいつもの通り、女子寮が見えてきている

アリス > 「あー、空いてる部屋。そーゆーのも手ですかー。ちょっと声かけでもしてみましょーか」
タイミングが合うかは解らないし、個室でウ=ス異本を描きあげるのも悪くない、と言うか今後PC導入したら妄想ソフトも作りたいし、あ、個室でいいかもしれない。楽しみか別の愉しみか、天秤にかけると悩ましい。

「なんでもない時なら、ああ、なるほどっ。
緊急時に上手くできるかって、それってそういう修羅場に行かないとだめなんじゃ。
って見えてきましたね。」

話も大体進んで、夜も更けて。丁度寮も近いし、んーと伸びをして。

後は寮に入ったらお疲れ様って挨拶してお部屋に帰ってぐっすりになりそうだ。

「それじゃあ、眠気で言い忘れる前に、今日は有り難うございましたっ!」
とお礼を先に言っておこう。お話して楽しかったし。そして寮に戻ったらそのままお休みなさいルート一直線。予想通りの展開、と多分なる。

ご案内:「ファミレス「ニルヤカナヤ」」からアリスさんが去りました。
雪城 氷架 > 寮に入り、遅かったですねと入り口の警備員さんに労われる
軽く会釈をして通りすぎて

「ん、じゃあまたな。お互いがんばろうな」

かたや宅急便、かたや生まれて初めてのアルバイト
色々苦難も待っていそうだが、同時に初任給が楽しみだったりもする
ちょっとだけ似た環境のアリスに別れを告げる

さて、買うギターも何度もお店にかよって決めた
初バイト代が待ち遠しいな、そう思いながら自身の部屋へと足を運ぶ

ご案内:「ファミレス「ニルヤカナヤ」」から雪城 氷架さんが去りました。