2016/12/13 のログ
ご案内:「ファミレス「ニルヤカナヤ」」に三谷 彰さんが現れました。
ご案内:「ファミレス「ニルヤカナヤ」」から三谷 彰さんが去りました。
ご案内:「ファミレス「ニルヤカナヤ」」に三谷 彰さんが現れました。
三谷 彰 >  丁度昼時、風紀委員の制服を身に纏いファミレスに訪れていた。立寄所であるファミレスなため時間が空いていた場合この店を利用する事も多い。
 しかし今日は昼時で祭り明けでその時の話をしたい学生が大勢居るのかはたまたお祭り気分が続いているのかはわからないが尋常じゃないくらい盛況といった感じだ。今でこそまだ席に空きもあるがもう少し混んできた場合最悪相席などもありえるかもしれない。別に自分は気にしないのだが。
 しばらくすると店員が水を持って駆け寄ってくる。どうせ決っているしと彼はメニューを開かずに告げる。

「すいません、注文しても大丈夫ですか?」

 店員は少し慌てながらも伝票を取り出し注文を受ける。
 彼が注文したのはAランチ、ハンバーグとオニオンスープとライスの王道セットだ。値段も祭りで痛んだ彼にサイフにはとても優しい値段となっている。

三谷 彰 >  水を飲みながら注文したメニューが来るのをゆっくりと待つ。何だかんだあったが祭自体は滞りなく進み無事終わる事ができた。風紀委員としては及第点くらいはあってもいいだろう。
 だからと言って気を抜けば何時騒ぎが起きるかわからないが……まぁ今くらいは気を抜いていても問題は無かろう。
 ふぅと軽く息を吐きメニューが来るまでの間参考書を取り出す。彼の本業は戦士でも魔法使いでもない。学生である、だからこそもうじきテストがあるわけで、しかも彼は残念ながら学業の方はかなりおろそかな訳で……

「……」

 苦い顔で参考書を閉じる。そう勉強は余り得意ではないのだ。ギリギリ赤点ではない程度であろうか。
 しかしやらないわけにもいかず再び閉じた参考書を開きノートに書き始める。

三谷 彰 >  そうこうしている内にメニューはやってきて、彼は参考書を仕舞う。結局あまり進まず家に帰ってから続きはやろうと口には出さずに誓う。

「ありがとうございます」

 持ってきてくれた店員に軽くお礼を伝えると食べ始める。食べなれた味がテストへの不安をかき消すのだった。

ご案内:「ファミレス「ニルヤカナヤ」」から三谷 彰さんが去りました。