2015/06/09 のログ
■ヘルベチカ > (続いてタオルを泡立てれば、右手から洗い始める。)
(再びの鼻歌は、まるで洗うのにテンポを取るように陽気な曲。)
■ヘルベチカ > (一通り体を洗い終えれば、勢い良くシャワーで泡を流す。)
(次第に口数が少なくなってきたが、眼は楽しそうなまま。)
■ヘルベチカ > (立ち上がれば、ゆっくりと、湯船に近づいていく。)
■ヘルベチカ > (右足を沈めて)
■ヘルベチカ > (左足を入れる)
■ヘルベチカ > (ゆっくりと、身を肩まで沈めて)
■ヘルベチカ > う゛ぇ゛ー゛い゛
(思わず溢れた、おっさん臭い声)
ご案内:「大浴場」にクラスカさんが現れました。
■クラスカ > すぴーっあっぷざない みっかど!
あいわなぷれいうぃずゆー をっをっ!
■クラスカ > (そう、僕は誰もいないと勘違いして大浴場の扉を気持ちよく歌いながら開けてしまったのでした―)
■クラスカ > (湯船に気持ち良く漬かるヘルベチカを無表情に眺める)
■クラスカ > (そうだよここは男子寮で公共の浴場なんだよどうして先客不在と勘違いしているんだ)
(いくら油断してるからって大声で歌歌うのはないだろ頭湧いてんのか湧いてんのはお湯だけで十分だよ)
(あっ今すっごく間が悪い半裸同士で見つめ合ってる)
■クラスカ > (監視カメラとかあったらBLのネタ一直線だぞこれしかもケモだ、ケモホモだ)
(平静を装え、そうともさ僕は冷静な生活委員)
■ヘルベチカ > (突然の珍客に、相手を見つつ無言になる)
■ヘルベチカ > (見つめ合うと素直におしゃべりできないので無言のまま。)
(そう、あちらが上でこちらが下だ。物理的位置関係として。)
(寮生でもないのに大浴場に浸かっている身。)
(ボロを出せばアウトである。)
■クラスカ > (あっこれは引いてる顔だな……)
(どんだけ前時代のユーロビートなんだよとか、ジャ○アンかテメーはって突っ込みたいって仕方ない顔してるな……)
失礼します。
(言い訳も格好つけるのも諦め、やや顔を俯けて、湯船へと寄って来る)
(そのまま軽く頭から掛け湯をして最低限の汚れと汗を流した後、ヘルベチカよりやや離れた場所へ体を沈めた)
ふぃー……。
■ヘルベチカ > (これめっちゃ疑われてるな……気分よく歌ってたとこに邪魔した形だし、顎で刺し殺すぞってことかな……と思えば、湯船の中で流した汗はきっと暑いだけじゃない。)
あ、どうも……(突然止まったエレベーターの中に男二人状態ばりにぎこちない挨拶返しで、相手からちょっと距離を取るように湯船の中を移動して)
……………。
(沈黙のつらみ。)
■クラスカ > (このままではいけない。何か会話の糸口を作らなければ……)
(「いい耳ですね」褒めるところが違う)
(「どんな湯加減かな、子猫ちゃん」やめろ僕はホモじゃない)
(「猫の匂いがする。ゴミを漁ってばかりの野良の匂いだ」だから噛み殺されるよこれ)
そ、そういえば。浴場で一緒になるのは初めてですね?
(精一杯の話題作りをしたが、吉と出るか凶と出るか)
■ヘルベチカ > (このままでは沈黙に耐えられず自白してしまう恐れがある。)
(ならば先制攻撃もありなのではないか。そんなことを考えた。)
(なにか話しかけて話題を誘導すればいいのだ。いい考えだと自画自賛すれば、緩む口元。)
(例えばほら、最近の物騒な事件の話とk キタァァァ来ちゃったよ!直球の問いかけだよ!)
そ
そうですね。
(グラサン司会者に話を振られたモブ並みの安直なリターン。慌ててつなぐ。)
いいお湯ですね。使ってる水が違うのかな。(多分水道水だが。少年にとっては必死である。)
■クラスカ > (話題を逸らされたことにも気にせず、笑顔で相槌を打つ。状態異常の混乱が解けて、大分まともに戻ってきた)
お湯だけじゃなくて、浴場設備とか、他のところでも質を上げて欲しいですよね。
女子寮と比べると男子寮って、月とスッポンですもん。
知ってます?女子寮って個室に冷暖房と冷蔵庫まで完備しているんですよ。
男子寮はロビーに設置されてるだけなのに。
(そう言って笑う。額に張り付いた前髪から、海のようなブルーの瞳が覗いていた)
■ヘルベチカ > あぁ、でもこれ以上設備を良くするとなると、露天風呂でも作るしかなくなるんじゃないかなぁ。
(ダラダラと流れる汗を落とすように、湯で顔を洗って。頭の上のタオルで拭いた。)
ははぁ。個室に。安くても同じ寮費を支払ってるのに、なんだか悔しい話ですねぇ。
(支払ってないが。無断利用だが。)
でも、なんで女子寮の設備にそんなに詳しいんです?
彼女さんでもいるんで?
(ちらり、と黒い瞳が相手の方を見て)
■クラスカ > そりゃ、中に入ったことがあるからですよ。
(事もなげにそう言う。告げてから、今の発言は少し不穏当だったのはないかと思い直して、補足した)
あ、変な意味じゃないです。ホント。
僕生活委員会なんで、時々電灯換えとか学内施設のチェックに駆り出されることがありまして。
前は女子の委員会役員がいなかったから、そのせいで仕方なくで何度か、ね。
(しどろもどろに説明をすると、若干始末が悪そうに顔を背けた)
■ヘルベチカ > ん????????????
(突如ぶちまけられたカミングアウトに、頭上に大量の?が浮かんで)
あぁ、なるほど。合法的に女子寮に入って、施設一式に手を入れる仕事…………。
いいご身分だな……!(思わず溢れた熱い思い。)
本当に仕方なかったの……?僅か足りとも私情はなかったの……?
■クラスカ > いいえ?僕は仕事のプロですよ?公私混同はしません。
生活委員会のクラスカ、クラスカをよろしくお願いします。一切の猥褻を否定する。
(さりげない自己紹介と共に裸の胸を張る)
(肉の薄い、肉を多少削げば肋骨が浮きそうな貧相な身体は、ビンタの一つでもすれば弾き飛びそうな)
でもお菓子でも作って持っていけば結構簡単に正面から進入できそうですよ女子寮。
なんだかんだで年頃だから、異性の男には興味を持ってるでしょうし。
■ヘルベチカ > そうだね。女子寮から帰って自分の個室に戻れば後は公じゃなくて私だもんね…
若い男子なら仕方ないね…しっかり覚えて帰っても…
(温かい目で胸を張った少年を見るヘルベチカ。)
(どうでもいいが男子の裸体を見て温かな目をするのはホモ度高いからそっと目を伏せた。)
えっやだそんな女子を食欲で釣って手に入れるなんてクラスカくん卑猥。
優しい男子の猫乃神くんにはそんなことできないな…ところでどんなお菓子の受けがいいと思う?
■クラスカ > あー駄目駄目エッチすぎます。男と女のラブゲームなんて必要ありません捨てろよ。
学生は勉強だけしてればいいと思いますよ。ほらあるでしょ、突然来なくなった女子が実は妊娠してたとか。
常世は校風自由すぎて、逆にそういう噂聞かないのが救いというか。
(眼を伏せる相手に、まさか処理していない腋毛が彼の気に障ったのか……?クラスカはいぶかしんだ)
(そしてすっかり気の置けない友人のようになっている猫耳の少年が、猫乃神という名前であると漸く知った)
無難なところだと、ホットケーキですかね。材料と器具が一番簡単に調達できる。
多分今から寮の台所で何か漁るだけで作れますよ。
■ヘルベチカ > 心臓にも脳にもないどこにも見当たらないラブは男女の間には確かに感じれるから必要では?
ここだと妊娠しても普通に登校してきそうなフリー感あるけど、こんにちは赤ちゃん案件はあんまり身近で見たくないな…
校風自由すぎてお偉い委員会の上の方ですら同性愛がはびこっているのでクラスカくんも己を解き放っていいんだよ????
(なぜ脇毛は隠さないのに劣情は隠すのかヘルベチカは疑問に思ったので素直に聞くだけの素直さがあった。)
えっ ホットケーキとかでいいの。余裕余裕。見た目ステーキどころかふかふかの、原宿に行って二時間も並ばなくても極楽に行けるやつ焼けちゃう。
でも既にスキルがあるのに女子と縁がないというのはあっダメダメこれ以上は俺の心が死んじゃう。
■クラスカ > (そういえば聞いたことがある。現在療養中の風紀だか公安の上役は同性愛者、ビアン事案だと)
僕は猫は好きだしベッドに持ち込んで一緒に寝たいとは思うけど猫耳のついた人間はノーサンキューだ。
あっでも年上のお姉さんなら少し考えるかもしれない。年上派です、クラスカです。
ふーん猫乃神くんその外見のあざとさの他に料理という極太の二刀流で女の子のハートと胃袋をキャッチしちゃうんだ。
でもそんな年齢相応の好奇心と純情さを生活委員会は応援します。夜這いして捕まったりしたら全力で見放す。
気になるなら今度遊びに行ってみては?僕は外で見てるだけにするから。
■ヘルベチカ > いや別に同性愛で己を解き放てとは一言も言ってないのに突然の貞操の危機を感じて困っちゃう。猫耳は決してセックスアピールじゃないんだよ???
この状況下で人に「オラッメスになれやヘルベチカよォ」っていうとか何クラスカくん倒錯的性愛嗜好なの?
でもごめん俺しばらくは男だから…(そっと湯船の中で距離を取るか弱い少年)
ハートと胃袋をキャッチってなんか情景考えるとグロいからやだな……
大丈夫安心してほしい。助けてくれなんて言わない。公安、風紀委員に加えて第三のいかがわしい組織に生活委員会が加わるだけで済む。
そうです、全部クラスカくんが女子寮のマップを渡して命じてきたことなんです……
■クラスカ > 折角クリーンなイメージで売ってる生活委員会を悪の枢軸のように言うのはやめないか!
明日から変な眼で見られたら全部猫乃神くんに責任押し付けて首輪つけて飼ってやるからな。
ついでに彼は猫じゃなくて男に浴場する狼でした気をつけなさいって吹聴する。
ああでも女子寮のマップは作ってあるから気が向いたら渡すよ。
『仕事上必要に迫られて仕方なく』作ったものだから全く問題はない。
ところでさあ。
(顔が明らかに赤い。元々白い肌が、湯船の温度に当てられて熱を増している)
なんか あちゅいんだけど
(身体を洗おうと立ち上がったところで、足をふらつかせ湯船に倒れ込み、そのまま気絶した)
【ヘルベチカ○-クラスカ●】
ご案内:「大浴場」からクラスカさんが去りました。
■ヘルベチカ > クリーンってあれだろ。邪魔者全部消すからだろ。ヤダ怖い消されちゃう…
やめない?野良猫に勝手に首輪つけるのやめない?虐待じゃない?
ネコじゃなくてタチでしたってかHAHAHAやめろよこの学園だと洒落にならねえ。
制作理由は明確でも使い道は千変万化いいよね…あるある…クラスカくん僕達友達だよね…ん?
(相手の不審な様子に気づく。あー、と眉間にシワを寄せて。)
頭の上に濡れタオルを置くのはのぼせを防ぐ大切な方法だから、有効活用しようね。
(湯船に沈んだ後輩を華麗に脱衣所のベンチまで引きずって、寮監を呼びつけて手当させている間にバレずに男子寮を逃げ出す無駄な手際の良さ。)
(ありがとうクラスカ。君の犠牲は忘れない。)
ご案内:「大浴場」からヘルベチカさんが去りました。
ご案内:「ロビー」に騎士カミューさんが現れました。
■騎士カミュー > 「寮もひさびさでござるな!」
ばーん、と大荷物を持ってロビーには言ってくる羽織を纏った少女騎士。
お土産などの袋を抱えて満面の笑みである。
「…む、誰もいないでござる。ううむ、土産を誰かに押し付けようと思ったのでござるが。」
■騎士カミュー > 「そういえば授業だいぶサボってしまったでござるな。」
新入生の入学式あたりから来てない。というか冬休みあたりから旅行にいってた。
とりあえず荷物をソファに置いて、適当にみやげ物をテーブルに並べる。
寮生後輩のために買ってきたそれらは大体食べ物だ。
「いちいち部屋を訪ねるのも面倒でござる。ここでしばらく待つとするか。」