2016/05/11 のログ
ご案内:「食堂」に相楽 満さんが現れました。
■相楽 満 > 大量のそうめんを買ってきた。
デカい鍋を目の前で煮え立たせてある。
「っしゃー、やるぜやるぜ!」
ちょっと前からの夢だった、特定の食べ物のドカ食いを試す時が来たのだ。
もともとはケーキとかたこ焼きとかで実行したかったが、苦学生の身分ではどうしようもなかった。
■相楽 満 > 「いやいや、そうめんも美味いし」
ばらりとそうめんを入れる。
焦げ付かないように底から回してしっかり湯がいていく。
「けっこー難しいな……」
真面目な顔でゆがいていく。
そうめんを茹でるのは初めてだが、その作業がこれほどのものとは思っていなかった。
湯気がすごい暑い。
■相楽 満 > 茹で茹で。
しばらく茹でて、麺の透明感が出てきたあたりで引き上げる。
しかし微妙に引き上げるのが早かったか、すこしだけ芯がある気がする。
「もーちょいか……」
失敗は成功の母。
次のそうめんを投入し、さらに湯がいていく。
■相楽 満 > 次はちょっと遅かった。
くたっとしすぎていて、どう見ても歯ごたえがない。
「……やべー、そうめん奥が深い」
ごくりと喉を鳴らしながら、大量の湯気を浴びて溢れてきた汗をぬぐう。
世のお母さん方、すごいぜ。
などと心の中で呟きながら、次から次へと投入しては引き上げていく。
試行錯誤6回目。
「お、これいいんじゃねーの?」
引き上げたそうめんは、素晴らしい透明感であった。
菜箸で掴んでも千切れないコシを残しつつの出来栄えである。
■相楽 満 > そこからは体感でその茹で加減を再現していく。
茹であがった大量の面をガンガンざるに投下していく。
最終的に計六十束のそうめんが全部茹であがった。
水をぶっかけながら、そうめんを冷やしていく。
「ってあっちー!!!」
そうめんの中の方がだいぶ熱かったらしい。
思わず手を離してふーふーしてしまう。
その手を水にかければもっと楽なのに。
でもざるは手放してないあたりがパワーである。
「あちち、これすげー……あっつ!」
水で冷やしていく。
全体的に冷えたら、今度はざるの下に水受け皿を用意して、ざるの上に大量の氷を投入。
■相楽 満 > 「よーし、出来たー!」
デカいお椀にめんつゆをブチ込み、ちょっとだけ水で薄めたら、そこにワサビを投入してかき混ぜる。
「それじゃ、いただきまーす」
箸で一束掴み、めんつゆに入れて引き上げる。
だしのいい香りを堪能してから、ぞぼぼぼぼと吸い込む。
もぐもぐごっくん。
「美味い!!!」
テーレッテレー。
なかなかの歯ごたえとのど越し。
自分で頑張ってよかったと思いながら、次々に吸い込んでいく。
あっという間に六十束のそうめんが胃袋に収まった。
■相楽 満 > げふ、とげっぷをひとつ。周りに誰も居ないからね。
食事を終えたが、まだ片付けが待っている。
ちょっとぬるぬるする鍋を洗って返さないといけない。
「……しかもそうめんってすぐ消化しちゃうんだよな」
多分夕飯前には空腹になっているだろう。
その時はその時だ、また何か食べよう。と思いながら。
「よし、片付けすっかー」
たわしを用意して腕まくり。
気合十分、お片付けの時間だ。
ご案内:「食堂」から相楽 満さんが去りました。