2016/08/17 のログ
影打 鈍 > 私が斬るのは汝が斬ろうと思ったものだけだ。
汝がそれを望むのであれば、私は喜んで答えよう。

(斬りたいものだけを斬るのが刀の役目だ。
 刀だからこそ、彼が斬れと命じたものは何でも斬ろう。)

固定されているのは汝のイメージだよ。
汝が新たな姿を強く望めばそれに変わることもあろうな。
――そうか、主はでかい方が好みか。

(彼の心の声が伝わったわけではない。
 まだそこまで深く繋がっている訳ではないし、そうだとしても筒抜けにはならない。
 けれど視線とか顔とか彼の年齢とか、そう言うものから推察することは出来る。
 半ばカマ掛けのような形で声に出して。)

承知した。
戦闘中に変えたい場合は伝えれば変える。
繋がりが増せば、汝の方で調整出来るようにもなるだろう。

(あまり機会は無いだろうが、彼の刀と近い重量の方が二刀としても使いやすいだろう。
 今は竹刀袋に入っているであろう本体の基本重量を、言われたあたりの重さに変えておいた。
 後は実際に使ってみての微調整だ。)

魔術が使えんのは才が無いか、人外斬りに特化し過ぎているかだろうな。
まぁ、魔力が無くとも補給する手段はいくらでもある。
――あぁ、もし溜まったのなら言えば手伝うぞ?

(口の端と片眉をほんの僅かに吊り上げる。
 わざとらしく脚も崩して、誘うように。
 何をって?
 ナニである。)

了解した。
新たな住居が決まり次第もう一度手続きに行ってこよう。
――しかしあれだな、こうも殺風景な部屋では女子の一人も呼べまいに。

羽切 東華 > 「実戦方式の鍛錬以外で鈍と斬り合いはしたくないかなぁ。まぁ、その時はその時か」

何が起こるか分からないとはいえ、マイナス的な考えは意味が無い。
なので、気楽に笑ってみせつつも、不意に指摘された言葉に反射的に頷いてしまった。

「ああ、俺のイメージの方なのか…うん、鈍の姿に特に文句は無いけど、胸はもっと欲し――え!?」

何故分かった!?という顔。多分、カマ掛けられた時点でこちらの負けである。
むしろ、顔に動揺がありありと浮かんでいるのでバレバレでもあったかもしれない。

「分かった。まぁ契約してまだ日が全然浅いし、その繋がり?を深めていくのはこれからだね。」

魔力のパスは結ばれているし、契約そのものは締結されているだろう。
ただ、正式な使い手となってまだ日が浅いのもあり、彼女との繋がり…シンクロ的な値はまだ低いのだ。
何となくそこは感覚として実感している。逆に言えば、繋がりが深くなれば更に彼女の真価を引き出せる筈だ。
ともあれ、鈍の方で重量調整はしてくれるらしい。そこは一先ずお任せしておく。
ちなみに、二刀流は出来るが、人外殺しと人斬りにそれぞれ特化した性能を持つ己の愛刀2本。
同時に使うのはよっぽどの事が無い限りは無いだろうな、と思ってはいて。

「いや、魔術学とか習えば可能性はゼロでは…って、おいおいおい!?」

彼女の仕草と言葉に仰天。ナニが反応してしまうので色々と危険なんですが!

「うん、引越し完了したら手間掛けるけどまた生徒登録よろしくな。
――あと、分かってるけど大きなお世話だよ!周り今まで同年代の女子居なかったからしょうがないだろ!!」

影打 鈍 > そうならぬよう自制すればよいだけのことだろう?

(楽しそうに目を細める。
 しかしよほどの事が起きない限り彼に反発する事は無いだろうし、だからこそのその言葉だ。
 彼と同じく、自身も彼の事を信頼しているから。)

若い、若いぞ我が主。
ならば汝の中の私のイメージをそうすれば良いだけだ。
簡単だろう、その若さなら。

(面白いように掛かってくれる。
 そんなちょっとえっちなおねいさんキャラも、彼の影響を受けている――のかもしれない。)

うむ、改めてよろしく頼む。

(胡坐のまま深々と頭を下げた。
 彼との繋がりが深くなればなるほど、自身の妖刀としての質が上がっていく。
 勿論彼の戦闘力も上がるし、それは双方にプラスだろう。)

そう言う担い手も多かったぞ。
英雄色を好む、と言うだろう。
そちらの方も学んでおいても損は無いと思うが?

(色仕掛けとかに引っかかりにくくなるし。
 とは言え半分は冗談と言うか、彼をからかっているだけだったりする。
 以前の無機質なものも、今の人間臭いものも、どちらもこの刀の本質だ。
 刀だからこそ、立場が変わればあっさり変わる。)

しかしなぁ、これからそう言う相手が出来んわけではないだろう。
大きなお世話かもしれんが、今のうちから女子を呼んでも恥ずかしくない部屋にしておいた方がボロが出にくいのではないのか?

(そしてこちらは本気で心配していたりする。
 担い手と刀と言うより子供や弟の心配をする親とか姉とかそんな感じの心境である。
 もう何が何だか。)

羽切 東華 > 「自制、ねぇ。好奇心をまずは抑えないといけないのか……直ぐには無理そうだな」

この常世島は様々な異能や魔術、人外が集う。そういうのに惹かれてしまうのは避けられない。
しかし、楽しげに目を細める様子は、荒野で遭遇した時の冷たさが幾分か薄れているようで。

「そりゃ16歳だし…くそぅ、凄いからかわれている気がする!!」

だが、イメージはしておこう。いや、まぁからかわれっぱなしも面白くないので。

(巨乳…巨乳…巨乳…巨乳…!!!)

イメージ、というよりただの煩悩全開だが…。
なまじ田舎育ちで素直な分、妄想力(イメージ)はストレートであった。

「うん、こちらこそよろしく……いや、俺は別に英雄でも何でもない小僧だけどね!!」

お互い頭を下げて、担い手と妖刀としての意思の疎通や関係は一先ず良好だと再確認。
なのだが、彼女のやや突っ込んだ指摘に流石に顔を赤くしつつ唸り。

「そりゃ、男としてそういう行為は興味もフツーにあるし、技能的にはそういうのも必要だろうけど」

これは羞恥ぷれいというヤツなんだろうか!?
流石に人外殺しのスキル血筋も、残念ながらこういう色事関係の話題には役に立たぬ。
あと、完全にこちらの保護者目線になってないだろうか?この妖刀娘は。

「一応、何人か女の子と知り合ってるし、一人は電話番号も受け取ったりしてるけどさ」

それに、週末に風紀委員に出頭する用件があるがその相手も美少女だ。

(……と、いうか今まで女っ気が無い環境だったのにこの反転ぶりが凄いな!!)

影打 鈍 > まぁ、そう言うのは慣れだ。
今のうちに色々と顔を出しておくと良い。

(結局のところはそれだろう。
 見慣れればきっと飽きも来る。)

はっはっは、良い主に巡り合ったもの――お?

(そのとき きせきが おきた!
 ――いや奇跡でもなんでもなく、思春期故の煩悩と妄想力で胸が大きくなった。
 とは言えまだ以前の姿を引き摺って残っているのか、見た目の割には大きいと言う程度だが。
 最初からその姿だったように、いつの間にか大きくなっていたと言う感じである。)

どちらにせよ私が魔力を消費すれば、何らかの形で補給する必要は出てくる。
その時にどんな方法を選ぶかは汝次第だ。
「人外殺し」の能力ならば不都合もあるまい?

(それはきっとそう言うことではない。
 そして彼の煩悩力の結果、少しそう言う方向に傾いてしまったようなそうでないような。)

――あれか。
階段とかですっ転んで、女子の服とか下着とかの中に顔を突っ込むような、そう言う人種か。
人外殺しってそう言うことか。

(違います。
 汚物を見るようなじとっとした目で大きくなったばかりの自身の胸を庇うように半身に。
 勿論冗談なので口元はニヤ付くが、それを隠すように反対の手で手を覆う。)

羽切 東華 > 「そうだなぁ、個人的には異邦人街とか歓楽街、あと落第街?が、危険そうだけど興味あるなぁ」

と、笑いつつ語る。まぁ、好奇心は満たされれば落ち着くものである。
少なくとも、一通り巡れば少しはマシになるだろう。そう思いたい。

「……え!?」

何か奇跡が起きた!ただし煩悩ぱわぁの奇跡なので神さまの奇跡ではない。
流石に、いきなりのイメージなので巨乳!という訳ではないが、確実に膨らんでいる…。
ついさっきまでのぺったんこではない!…口にしたら普通の女子だったらビンタ喰らいそうだ。
彼女は刀だし、そういうのは笑って、もとい普通に流しそうではあるが。

「…いや、ちょっと待って。本当に胸が大きくなったのも予想外だけどさ。
何かそれ、人外殺しの意味が変わってないですかね!?」

人外殺し=人外を落とす的な意味にするのは勘弁だ!と、いうかそれは世間で言うラッキースケベじゃないかな!?
少年としては断固抗議したいが、この手の話題は慣れてないので劣勢である。むしろ現状は勝てない。
刀とはいえ、相手は年月や経験が自分とは全然格が違うのだからしょうがないね。

あと、そんな汚物を見るような目は止めて欲しい。
一つ分かった事は、自分の煩悩ぱわぁは意外と侮れないという事か。

(これは喜んでいいんだろうか?いやよくねぇな)

と、思いつつ取りあえずガリガリと頭を掻いて気を取り直す。

「取りあえず方針も決まったし。まぁそれなりに長い付き合いになりそうだし。
改めてよろしくな頼むよ鈍」

影打 鈍 > ふむ。
落第街は行ったことがあるが、まさに貧民街と言った感じだったな。
他は知らん。

(落第街は普通の生徒が足を踏み入れるにはあまりに危険なところだろう。
 とは言え前に彼にも言ったのだが、彼であれば問題ないだろうと思う。
 深入りしすぎなければ、だが。)

なるほど、こういう感じか。
ふむふむ。

(もにゅもにゅと自身の胸を揉んでみる。
 胸の大きさとか太っているとか痩せているとか、そう言うことには一切興味が無いが、自身の姿が変わったと言う事は興味深い。
 なるほどなるほどとぶつくさ言いながら胸を揉み続けている。
 シュール。)

そう言って人外の私を「殺す」気だろう。
エロ本みたいに。
エロ本みたいに!

(ノリノリである。
 大事な事なので二回言って、逃げるように身を捩る。
 自分の身を守るように口元と胸元を手で覆うが、目が完全に楽しんでいるそれだった。
 た の し い。)

冗談はこのぐらいにして。
うむ、よろしく頼むぞ主殿。

(あっさりと元の胡坐の姿勢に戻り、右手を伸ばす。
 指を開いて掌を横に向けて、つまりは握手だ。
 薄く笑いながら改めて挨拶を。)

羽切 東華 > 「ああ、いわゆるスラム…ってやつかな?まぁ、当然ながら危険度高いんだろうねぇ」

と、苦笑を浮かべるがこの少年、恐怖心がどっか飛んでるので平然と赴きそうである。
大事なモノが致命的に欠けている、というのはアレだがそれでこその人外殺しだ。

そんな事より、今自分の目の前で大きくなった自身の胸を揉んでる妖刀にどう突っ込めば!?
しかも本人は純粋に興味深い、といった感じでブツクサ言いながら揉んでた。
何なんだこのシュールな光景は…と、いうか胸が育った事で小柄だけどスタイル抜群になってないか。

「エロ本言ってる時点で確信犯じゃねぇか!!くそぅ、何時か見返してやる!!」

現状は勝てませんと言ってるようなものだ。ダメだ、人生経験に差が有り過ぎる!
まぁ、彼女の場合人生ではなく刀生?なんだろうけれど。あと、わざとらしい仕草だが目が物凄く楽しんでいた。

(誰だこんな癖のある性格にした張本人は!!…ハイ俺でした!!)

明らかに契約前と後で差が露骨に出ているので、少年の影響が確実に出ているのは間違いない。
まぁ、でも気を取り直してこちらもゴホンと咳払いを一つ。
右手を差し出してしっかりと握手しよう。魔力パスが繋がってるからか、直に接触すると妙な一体感を感じるが。

「ん、じゃあそろそろ寝るかぁ。流石に眠くなってきたし」

影打 鈍 > 前も言ったが、汝ならば遅れは取らんだろうよ。
しかし風紀委員に見付かっては面倒だろうな。

(そう言うネジがどこかへすっ飛んでいるのはこちらも同じだ。
 危険度よりも風紀委員の方が怖いと言うのはそういうことである。)

はっはっは、楽しみにしておくよ。

(声だけで笑い飛ばす。
 日常生活ではしばらくはこちらが優位に立てそうだ。
 仮に彼が急成長してあちらが優位になっても、それはそれで面白そうで。
 つまるところ、彼は結構お気に入りな担い手なのであった。)

――にやり。

(握手をした途端、目が怪しく光る。)

あーっ、人外殺しの力が働いてラッキースケベが発動して立ち上がろうとした私の足がもつれて前のめりに主の方へと倒れこんでしまうー!

(明らかに棒読みな感じでのたまいながら、彼の方へと跳びかかる。
 もつれるどころか胡坐の姿勢から全身のバネを使って跳ね上がると言った感じで突っ込んだ。
 しかもちょうど彼の頭の辺りに胸が当たるような高さだし、その割に顔は結構無表情だし。)

羽切 東華 > 「ああ、うん。怖くは無いけど脅威は感じるからね風紀委員って」

実際、その風紀委員に呼び出しを食らってる身としては頷くしかない。
とはいえ、この担い手と妖刀、どっちも恐怖というものが抜け落ちている。

「くぅぅ…!何か凄い上から目線だ!!」

されても仕方ないだけの差があるのだけれど。こういうやり取りは暫く勝てそうにない。
とはいえ、やられっぱなしでは済ませたくないので逆転する気満々だが。

「……え?(あ、何か嫌な予感が…)」

そして、目が妖しく光った妖刀娘にわざとらしく倒れ込まれる。
反射的に抱きとめたはいいが、育った胸が頭に、もとい顔面に!

「ふごっ!?」

これぞラッキースケベ!ただし彼女が意図的にやらかした事であるが。
あと、窒息してるのと彼女の飛び掛ってきた勢いでベッドに倒れ込んでしまった。

(や、ヤバい息が出来ない…!!)

そして、彼女のギブアップ的な意思表示をしようとしたのだが…。
女の胸はある意味で最強の武器。窒息?状態のままガクリと気絶してしまうのだった!

影打 鈍 > あの手の輩に目を付けられては面倒だからな。

(相手は特性上、こちらは文字通り恐怖がない。
 互いにアクセルしかないコンビにはブレーキ役が必要かもしれない。)

文字通り汝の上に居るからな。
このまま押し倒すも良し下から戯れるも良し、好きに――お?

(押し倒した彼はどんな反応を示すか。
 身体を預けて彼の上に寝そべっていたら、唐突に彼の身体から力が抜けた。)


おい、主よ。
どうし――おい!?

(上半身を起こせば、白目むいてぐったりしている主の姿。
 流石に慌てて飛びのいた。)

汝あまりにベタでないか!?
じ、人工呼吸――なんだ、息しとるではないか。

(せっかく捕まえたお気に入りの担い手を死なせてたまるかと顔を近付けたが、どうやら呼吸は止まっていないらしい。
 焦って損した、とばかりに盛大な溜息。
 ベッドの隅に彼を転がし、残りのスペースで自身もごろごろする事に――)

ご案内:「部屋」から影打 鈍さんが去りました。
ご案内:「部屋」から羽切 東華さんが去りました。