2015/12/26 のログ
ご案内:「部屋」に紅葉 椛さんが現れました。
ご案内:「部屋」に四十万 静歌さんが現れました。
■紅葉 椛 > 「はー、疲れた……」
仕事が終わり、人をダメにするという噂のソファに倒れ込む。
世間では色々とイベントがあったようだが、仕事をしている身には関係がない。
「はぁ、そういえば昨日がクリスマスだっけ」
イブと当日の両日共に依頼が入り、クリスマスというものが頭から抜けていた。
一緒に過ごす相手などは居なかったが、折角のイベントを無為に過ごしたことは少し悔やまれる。
疲労により、少し微睡みつつも色々な事を考えていた。
■四十万 静歌 > わくわくとマントの中にプレゼントを隠しもち、
ドキドキと胸を高ぶらせながら、
部屋のドアの前に立つ影が一人。
クリスマスは依頼らしくいなかったので、
残念だったが、さすがに今日はいるだろうと、
万全の態勢で息を整え、
コンコンとノックをする。
「――」
今日はいるといいな、なんて思いながら
■紅葉 椛 > 「……?
誰だろ、こんな時間に」
眠気を振り払おうと目を擦りつつ、ソファから起き上がる。
来客の予定はなかったはずだけど、誰だろう。
ソファにダイブして崩れた服を直すこともせず、扉の前に立つ。
寝ぼけ眼を擦りながら、来客を確認しようと扉を開いた。
「はーい、誰ー?」
■四十万 静歌 > 「一日遅れのメリークリスマスです!」
なんていいながら、
クラッカーをあけると同時にぱーんとならしてみたり。
ゴミ拾いしなくていいよう、
ゴミが散らばらないタイプである。
「どうも、椛さん。」
そして、
なんてにっこり上目遣いでのぞき込むようにみるだろうか。
■紅葉 椛 > 大きな音に反応し、咄嗟にポケットのナイフに手を伸ばすが、見慣れた顔を認めて手を降ろす。
「メリークリスマス、静歌。
突然来るから吃驚したよ」
ホッと安堵の息を吐くと、自分の格好が気になり始める。
乱れた服と髪。人と会うにはとても相応しいとは言えない。
部屋に気の利いた物もない。
どうしようかと数秒悩むが、外で待たせるのも忍びない。
「とりあえず、入る?」
扉を大きく開き、部屋へと招いた。
■四十万 静歌 > 「ちょっと驚かせようと思って。」
なんて、えへへと照れ笑いしながら、
まったく警戒の用意には気づかなかった。
相変わらず無防備というかなんというか。
ともあれ、中に入るといわれたら、
「はい。良かったらぜひ。
あ、ケーキとかお茶も買ってきたんですよ。」
なんて言いつつ脇にのけていた紙袋を手に上がるだろう。
「ふふ、ここが椛さんの部屋なんですね。」
なんていいながら部屋をきょろきょろしはじめた。
■紅葉 椛 > 「かなり驚いた……ふぁ……
ケーキとかもわざわざごめんねー、お金はちゃんと払うよ」
欠伸をひとつした後、お金の話に入る。
持ってきてくれたものとはいえ、やはりそういうところは気になってしまう。
「面白いものは特にないけど……そうだね」
机や椅子、それに箪笥など、必要最低限の家具が置かれただけで、特に可愛らしいものなどはない。
目を引くのはあの楽器ケースと、人をダメにするという噂があるソファくらいだ、
■四十万 静歌 > 「あ、お金とかはいいですよ。」
とパタパタと顔の前で手を振って。
「一緒にたのしめたらそれが最高のプレゼントですから。
そうですね。気になるなら、
用意だけお願いしてもいいですか?」
なんて笑顔で答える。
ちなみに渡した紙袋の中身は、
イチゴの手作りケーキ1ホールとミルクティーである。
そして――
「やっぱり楽器と……
ソファー気持ちよさそうですね。」
なんて視線が特に引き付けられるのはもちろん、
引き付けられる二つ、
特にソファーである。
「す、座っていいですか?」
なんて聞いてみたり
■紅葉 椛 > 「あ、ほんとに?
それならお言葉に甘えようかな」
皿とフォークを置きキッチンに置き、ケーキを食べられるように準備を始める。
小さなケーキを想像しているため、ナイフなどの準備はしていない。
「ソファは座ってもいいし寝転がってもいいよー、最近それで寝るのが気持ちよくって」
お茶はなんのお茶だろう。
ケーキというのだから紅茶だろうか。
そんな事を考え、紙コップでなく、グラスを準備する。
紙袋の中はまだ見ていないようだ。
■四十万 静歌 > 「どんどん甘えてください、
ふふ。
それにしても、
クリスマス中お忙しかったようでお疲れさまです。」
なんていいながら、ソファーにもふんっと座る。
柔らかくて心地いい。
これは……
「うう、病みつきになってしまいそうですね。」
なんて思わず転がりたくなるが、
ぷるぷる我慢しながら椛さんが来るのを待つのである
■紅葉 椛 > 「そうなんだよー、世間はクリスマスなのに私はクルシミマス……なんてね。
結構儲かったからいいんだけど」
紙袋を開くと、中からはホールケーキとミルクティー。
紅茶であるという予想は合っていたが、ホールケーキだとは思わなかった。
キッチンから包丁を持ってきてとりあえず2人分切り出し、皿に載せる。
これで一先ず準備は完了……だろう。
皿を両手に持ち、静歌の待つ場所へ。
机にケーキを盛り付けた皿とフォークを置き、遅れて紅茶も持ってくる。
「お待たせ。
寝転がらなかったんだ? 気持ちいいのに」
■四十万 静歌 > 「ふふ。この分だと、年末年始も大変そうですね?」
丁度今の時期くらいが楽そうです。
なんてクスリと笑いながら、
ケーキをもってきてもらえるとありがとうございますと、
頭を下げ――続く言葉に、
驚愕の表情を浮かべながら、
涙目で見上げていうだろう。
「寝転がってもよかったんですか!」
と。
■紅葉 椛 > 「うーん、流石に年末年始は働きたくないなぁ……
十分な報酬もらったし休みにしようかな」
年末はどうでもいいが、年明けは色々とやりたいことがある。
お金に困っていない以上、依頼を優先させる必要もない。
年末年始を理由にして全ての依頼を断ることに決めた。
「さっきも言ったけどもちろんだよ?
ケーキを食べる前に寝てたら起こすし、食べてからならそのままでもいいしね」
涙目の静歌を見て、少し困惑しつつその問いかけに応える。
もしも寝ていたら別に泊まっていけばいいだろう。
同じ女子寮に住んでいるのだし、何よりもその方が自分も嬉しいのだから。
■四十万 静歌 > 「ふふ、じゃあごゆっくりですね。
とはいえ……
疲れもたまっているでしょうから
体を壊さぬよう気を付けてくださいね。」
ね?と首を傾げていいながらも、
横になっていいといわれると、
すごくうれしそうに眼を輝かせて。
「そ、それじゃ遠慮なく……
えいっ!」
っと横になるだろう。
「ふわぁ、ふかふか―……」
といきなりソファーの魔力に充てられているのはご愛敬だろう
■紅葉 椛 > 「疲れが溜まってるのは否定出来ないけど……それで寝てたらかなりマシになるからつい。気分的な話だけど」
ソファを指差しながら応える。
紅茶を飾り気のないグラスに注ぎながらソファにダイブした静歌を見て、くすりと笑う。
早速ソファの魅力を知ってしまったようだ。
「すごいよね、結構したんだけど即決で買うくらい気持ちよかったんだ」
■四十万 静歌 > 「ちゃんと暖かくして寝ないとダメですよー」
なんていってるけど、
ソファーでころころしながら、
ゆったりした声でいってるので、
説得力は皆無である。
寧ろ寝そうな勢いすらある。
「もう、このふかふか加減は犯罪クラスですね。
今日はもう泊まっていこっかな……」
なんてもう完全にダメモードに突入し始めた
■紅葉 椛 > 「布団はあるんだけど、つい……毛布は一応かけて寝てるから大丈夫だとは思うんだけどね」
説得力のあまりない言葉を受け、またくすりと笑う。
ケーキを食べに来たはずなのだが、ソファの魔力には抗えないようだ。
キッチンからラップを持ってきて、机の上に置いておく。
もしも静歌が寝たら明日に食べられるように。
「体にしっかりフィットするからね。
泊まっていってもいいよ?」
そう言ってにこにこと笑いながら、静歌の近くにしゃがみこんだ。
■四十万 静歌 > 「まぁ、毛布はちゃんと用意しとかないですねー」
なんてうとうとしていたら、
不意にがばっと飛び起きて、
「わ、忘れてました、ケーキ!」
といって机のケーキに視線を走らせた
心地よさよりも甘味に弱かったのはご愛敬。
「うううう、それにしても、本当に魅力的で、
でも、迷惑じゃないですか……?」
そしてソファーの魔力にあらがえず、迷いながらじーっと椛さんの目を覗きこむだろう
■紅葉 椛 > 「寒いのは好きじゃないからね。
ちゃんと毛布を肩辺りまでかけて寝ると気持ちよくって」
そう言ってすぐに、飛び起きられて驚き、びくりと体を少し震わせた。
やはり女の子だからか、眠気よりは甘味が大事なようだ。
「ラップしとこうかと思ったけど必要なさそうだね、早速食べよっか。
あと、泊まるのが迷惑だなんてとんでもない。大歓迎だよ」
ゆっくりと立ち上がり、覗き込んでくる静歌を見る。
彼女の目を笑顔でじっと見つめ、迷惑でないと言うのは嘘ではない、という事を伝えようとしている。