2016/03/20 のログ
ご案内:「ロビー」にアリスさんが現れました。
ご案内:「ロビー」に霜月 芙蓉さんが現れました。
アリス > 外から箒に乗って入り口に着地。

お仕事に使っていたダンボールを折りたたんで手荷物にして仕舞いこみ。
さむさむ、と少し震えて女子寮へ突入。

「やっぱり人寂しいって感覚、強いかも知れないですねー……」

んー、とロビーに見知った顔が居ないか見回し、見知った顔が居れば突撃ハグでもしてみようと足に力をこめて。

霜月 芙蓉 > 「あー、つっかれたー!」

んー、っと伸び。
今日の見回りも特に問題はなし。色々とありすぎたせいで危険な場所は任せて貰えなくなってしまったが、リハビリと思って無難な仕事をまじめにこなしている。
その仕事が終わり、少し休もうと女子寮に戻ってきたところである。

アリス > 前方、いなーい。
むねーん、と思って残念そうな顔をしたところ。
後ろからの声。

くるり。確認。
腕を広げてダッシュ、声からここまで大体5秒。

「おつかれっさまー!」

ハグりにいってみるけど、受け止められるか受け流されるか迎撃されるかまでは全く考えていなかった。

霜月 芙蓉 > 「うぇ!?わ、っととと!?」

驚いた。
とっても、驚いてしまった。
そう、驚いて、取り敢えず安定行動を取ってしまったのだ。
その安定行動とは。

「ふっ!」

体を横にずらし。
足を引っかけ。
とびかかってきた相手の上体に手を添えて。
ごろん、と転がす。
……つまり、受け流して投げてしまったのである。

「……あっ!?あ、え、えっと、大丈夫!?痛くなかった!?」

その後正気に戻る芙蓉。
『退魔師』として最適化されている芙蓉は、無意識化では、基本こういう行動を選択してしまう。
そういう点では、割と物騒な女子なのであった。

アリス > 「ふぇっ!?」

避けられた!と思った時には足が引っかかったような感覚。
上体に掛かってた重心が手に持っていかれて。
ころんと前に転んで広げてた腕をつくのも間に合わず。
肩で着地。

「あ、あれ、あるぇぇぇ……ちょっと痛いけどだいじょーぶー。」

転んだら痛い。受身を取れてもいないし正直に言いました。顔挙げてちょっと涙目。

ただ、受け流されて転んだ事そのものは気にしてない模様。
そーゆーのも、そこそこある。
薄い本書いたりメイド服作って着せに行ったりしてるから、そういう対応もやっぱりある訳でして。その後理由聞かれてお説教、パターンにも少し慣れてたので、

「この時間までお仕事だったんですかー?」

突撃した理由を聞かれる前に先手を打ちに出てみました。

霜月 芙蓉 > 「あ、えっと御免……って、う、うん、お仕事だよ」

ちょっとおろおろしつつお返事。
内心では『またやっちゃったー!!!』と反省しきりである。

「風紀の見回りしてたんだ。今日も異常なし!だったよ!」

アリス > 「ん、だいじょぶ、気にしないでー。夜遅くまでお疲れ様ー。」

よし誤魔化せた!と笑顔浮かべて、ゆっくりと床に手を突いて立ち上がろうとしつつ。

「そー、言えば。お仕事一人で?まだ寒いけど、寒さが寂しさになったりしない……?」

お仕事一人でしてるかは解らないけど、さっきまでお仕事一人でしてたから、ちょっとお伺い。

霜月 芙蓉 > 「んー、一人で見回りは慣れてるのと、ズルっこしてるから寒くないよ!」

ズルっこ、というが、要するに火行の力を借りて若干熱を周囲に用意しているのである。
寒い時は水行を頼る。五行使いはこういう時地味に便利なのだ。

「で、アリスちゃんは何してたの?」

そして、折り返しの質問を投げかける。

ご案内:「ロビー」から霜月 芙蓉さんが去りました。
ご案内:「ロビー」に霜月 芙蓉さんが現れました。
アリス > 「ズルっこ?!そっちはちょっと聞きたい!」

お一人様のお仕事に慣れてるのはいいのかなーと思ったけれど、自分もだからそういうものかも、とお仕事の危険性を考えずに一人で納得した。

「……う。お一人で仕事してたら、そのー。
えーと、寒くて寂しくなって。
で、えーと。ハグテロをー。」

しどろもどろに言い訳しながら立ち上がり。
視線を逸らしてふけてない口笛吹こうとしました。

霜月 芙蓉 > 「んー…アリスちゃんには出来ないと思うよ?」

言いつつ、指先に小さく炎を灯す。
これも火行の力を借りてのことだ。

「私は五行の術を使えるんだけど、火行の力を借りて暖めてるの。だからほら、結構ぬくぬくなんだー」

と、説明したところで、今度は聞きなれない言葉に、えー、という顔をする。

「ハグテロってー…中々に変なことやってるね?」

自分の普段のハイテンション奇行はまるっとすりっとゴリっとエブリシング棚の上、である。

アリス > 「む、ぅー……五行がわかんない……」

しゅーん、と炎を灯す様子をみて、やってみようとしてどうすればいいかわからず失敗。

「それは羨ましいですねー、あ、じゃあ夏の時のはー」

冷やしてたっけ、とうろ覚えの記憶を思い出そうとしてみて投げた。

「発作的なものですよー。一人で寝てると寂しさがより募ったりするみたいでしてー。
……添い寝してくれるルームメイトを募集したい位なのですよ?」

変ついでに何か募集して見る素振をして見ました。

霜月 芙蓉 > 「五行っていうのは、この世界を構成している要素のことでー…って、長くなっちゃうかな」

テキトーに調べといて、と雑に流す。
五行関係の話は、膨大な学問であり、軽く説明というのも難しいのだ。

「うん、夏は冷やしてる。でも、花粉とかはなかなか対処できないんだよねー」

だから、時期によっちゃ大変。と言った後、添い寝の話にはうーんと唸る。

「んー、私もルームメイトいるしなー。一日くらいだったらいいかもだけどー…」

でもなー、うーん。と腕組みして首をひねる。
自分が行ってあげるべきか、と悩んでるご様子。

アリス > 「世界の構成要素ってー。魂と物質と生命と妄想と虚無…じゃないかー。」

変な五行が誕生の兆し。
流されたまま自分も流す。

「花粉症、だっけー。なった事がないからどーゆーのか解らなくて……」

そもそも花粉症の季節初体験だからアレルギー症状があるとしてもまだでなかったりするのですがそれは置いて。

「うーん、でも添い寝相手が居なくなったら困るだろうし……」

なちゅらるにルームメイト=添い寝の方程式を浮かべて、それはルームメイトの人も困るですよね、と辞退の雰囲気だし。

霜月 芙蓉 > 「五行だと、世界は木火土金水の5つの要素の循環によってバランスが取れてるってされててね。それらの力を借り受けて使うのが、私の使う巫術なんだ」

魂と物質と生命と妄想と虚無、というのもそれっぽさはあるが、聊か哲学的かもしれない。
事実がどうこうというより、この場で重要なのは、そういう魔術体系である、という事である。

「そそ、花粉症。ひどい人はほんとひどいことになるからねー。私も気を付けないと」

今度から見回りの時はマスクかなー、などと考える。
それはそれで若干滑稽に見えるかもしれないが。

「え、いや、別にルームメイトイコール添い寝、じゃないよ?私達、ふっつーにそれぞれのベッドで寝てるし」

ちなみに、芙蓉の部屋はそこそこの大所帯だ。これだけの人数が揃って添い寝は、流石に暑苦しそうである。