2016/05/22 のログ
ご案内:「部屋」にカレリアさんが現れました。
カレリア > ここはとある女子生徒の部屋……

だったはずだが、今は一匹の猫も同居か単に気まぐれかで住み着いてる。

今日は気持ちよくうたた寝の時間、部屋の中で優雅に寝ているのです

ご案内:「部屋」にRK-1810さんが現れました。
カレリア > それにしても……あのエニィ……だっけ?

半ば無理やりみたいな形だったけど、
見ず知らずの奴に住処に招き入れるなんて……不用心ね。

まぁおかげで学園側に定住地の指定を済ませろって要望には答えられたけど。

……長い間の同居は、気は進まないわ。


しっぽをふーりふーりしながら考え事、いまこの部屋の主は留守にしているため静かで良いのです。

RK-1810 > ピンポーン
部屋に備え付けられたチャイムが来訪者を告げる。

外からは「お届け物です」との声。

女子寮という点に配慮しているのか静かな女性の声だった。

これだけ大きな寮ともなれば郵便の集配ロッカーなども完備してあるにもかかわらず直接部屋までの届け物というのはめずらしい。
それだけ大きなものかはたまた人に見られては不味いものなのか。

カレリア > 届け物……?

(まぁ、普通あの子の部屋なんだから物が届くくらいは普通にありえるか……)

なんて思いながら渋々猫状態から人間の姿に戻る、
流石に猫が届け物を受け取ったら変な目で見られるでしょうしね。

玄関に辿り着き鍵を開けドアをガチャり、
なかなかに不用心ですが素で開けるでしょうか。

そして目の前に居たものは…………

RK-1810 > 素直にドアを開けたならその先で待っていたのはメイド服姿の少女が一人。
お届け物といったのに背中のガトリング以外に荷物のようなものは持っていない。
まさかガトリングをお届けというわけではないだろう。

少女は

「おめでとうございます」

とだけ告げると懐から筒状のもの―――というかクラッカー―――を取り出し

『パンッ』

勢いよく尾を引いた。

カレリア > 「……は?」

目をまんまるに見開いてメイド服姿の少女を見る

届け物と思って開いた扉の先には、
なんと居たのはメイド……しかもおめでとうございますって
なんかあからさまに胡散臭い。

「で、なにを祝福してるのよ」

(やばい奴だったら追い返そう、名状しがたき何かを見せれば大半の人間は怖がって逃げるだろうし。)

RK-1810 > 勢いよく放たれた紙吹雪にリボンがハラハラと舞い落ちる。

「モニター登録ありがとうございます。
 私はご主人様を担当いたします……
 ご主人様でまちがいございませんか?」

あって初日にご主人様といったら新手の勧誘か何かのようだが違うのである。
違うはず、自身が無い。

下げようとした頭につられてガトリングがガコンと揺れる。


言動がなにやらきびきびしている。
頭を下げかけた姿勢で首だけ捻っているのはなかなかに怖い。
しかも視線はまっすぐ目をそらさずにである。

動きは変であるがその顔は一応美少女といった風である。
微妙に困った顔なのであるが。

カレリア > 「モニター登録ぅ???」

新手の勧誘?

仮に本当だとしても、主人としての登録なんて全く身に覚えのない……
しかしよくよく考えればここは本来は同居人の家、
モニター登録をしたのが彼女なのだとしたら合点がいく

改めてまじまじと見る、メイドって言葉とはかけ離れている武装……ガトリング。
見てくれは美少女……なのだけど……
頭を下げているのに顔……いや視線だけはこっち見てるし、首痛めるわよ普通

「一応聞くけど、その主人の名前は判るかしら?」

メイドらしき何かに聞いてみる

RK-1810 > 「虹彩認証完了いたしました。
 よろしくお願いいたしますご主人様
 私の名前はRK-1810です」

勝手に納得したようで止まっていた礼を再開する。
がドアのフレームにガトリングが阻まれ中途半端な位置で止まる。

「ご主人様の名前はカレリア様です。
 年齢12歳。
 出身地はフィンランド。
 身長132cm
 体重―――」

カレリア > 「ちょっ、虹彩認証って。まさか……あなた機械?!」

今ので納得がいった、
人間としてはやけにきびきびとした言動
ややありえない方向に曲がっても平然してる首
そして何より……不相応のガトリング
このメイドは……機械だ、よりによってかなり苦手とする部類の
しかも同居人……どうやら私をこのメイドのマスターとして登録していたらしく。


「なんでそこまで知ってるのよ……っ、ってドア壊れるからガトリング下ろしなさい!」
(あいつ勝手に学生証見たわね……)

RK-1810 > 「はい。詳細は禁則事項となります」

がつん とふたたび礼をする。

武器を下ろせと言われればその通り下ろすだろう。

「かしこまりました。
 アーマメントワン パージ」

待機ポーズのまま告げるととたんにけたたましい音を立ててガトリングがころがり落ちる。
幸い床は抜けなかったようだ。

カレリア > 「はぁ……細かいことは聞けないってことね。」

まぁ聞いたところでわからないんだろうけど。と心のなかで付け足す。
床が抜けなかったのは幸いだ、仮に抜けてたらここの同居人になんと言われるやら……。

「あー、とりあえず……RK-1810だっけ?
私をマスターとすることは認めるけど……とりあえずそのガトリングは必要時以外は仕舞いなさい、これは命令。」

流石に部屋に持ち込ませるわけにはと思いそんな指令を出してみる。
そういう権限も自分にあるのかの確認も込めて。

「あと、私をマスターとする場合所有物っていう契約、取らせてもらうからね?」

RK-1810 > 「かしこまりました。
 しかし現在その命令は実行不可能です。
 12時間の猶予をいただきたく存じます」

拒否ではなく実行が出来ないという回答。
さらに

「また、権限はあくまでも貸与という形となります」

どうやらさらに上位の優先命令があるようである。
このあたりはとても事務的だった。

カレリア > 「12時間……ま、まぁいいわ。」

その間どうするのよあんな大きなガトリング……
ついでに貸与……ね、まぁいいわ、つまりは期限があるということだけでもわかっただけ

「仕方ないわ、その12時間外に出て……
とりあえず実行できるまで家には入れないから散歩に行くわ」

流石にこんな大きな獲物、普通に部屋の中に置くには狭すぎる
だったら外に出て仕舞えるまで待機してるほうが賢明というもの

とりあえずこの子を連れ出して……。

「あと、これ。つけなさい」

とりあえず自分のものであるという、
貸与物とはいえ目印ぐらいは付けたいものね。
自分の道具入れから適当に星を象った形のアミュレットを取り出し渡す

RK-1810 > 「ありがとうございます……」

贈り物をもらったことに驚き呆然としているようでもある。

そのうしろでは散歩に出ると言う言葉にエプロンのリボンがいそいそとガトリングをつかみ背中に固定していた。
何とも滑らかに動き第三の腕のようである。

もたもたとアミュレットをつけるのとガトリングの固定が終わるのはほとんど同時であった。

それから、カレリアに追従するように歩き出す。

「ご主人様?」

決して横に並ぶようなことはせず付き従い
道すがらたずねる。

「実は私どもの間で名付けというものが話題になっておりまして―――
 贈り物をいただいた上でさもしい真似かとは思うのですが―――」

今までと違い要点をつかない、何と煮え切らない物言い。
もじもじとする姿はここ初めてで見せる女の子らしい姿かもしれなかった。

ずっと後にいるので振り向きでもしないと気付かれないのではあるが

カレリア > (言葉や動きはキビキビしているのに、
変なところでどんくさいのよねこのメイド……
方や変な機能はついてるし……そっちはちゃんと動かせてるのに)

もたもたと付ける様子を見ながらそう思った。


――そして道すがらメイドに問われ、こう答える

「まずひとつ、私を呼ぶときはご主人様でなくマスターと呼ぶこと。」

ひとつ目の言葉が呼び名の変更の命令

「まぁいいわ……あなた達といった中での事情は知らないけど、
RK-1810なんて番号で呼ぶのも不便だもの」

(なんか煮え切らない言い方ね……さっきの事務的な言い方と違って……
一応感情みたいなものがあるのかしら。)

「そうね……1810といったら……パリ・ミュゼットが誕生した年だったかしら……」

ひとりごとのようにそう言うと、カレリアの中では案外すんなりと決まったらしく。

「決まり、あんたの名前はミュゼットよ」

大きく後ろを振り向いて、宣言する

RK-1810 >  

「ありがとうございます。マスター」


振り向けばはにかむように微笑む少女がいたことだろう。

 

カレリア > こんな顔もできたんだ……。

初めて見る機械とは思えないような柔らかい表情に少女は目を丸くして驚いている

「ふ、ふん、当然よっ」 少し赤くなってふいっと顔を横に向けた

RK-1810 > そうして二人連れだって寮門をくぐっていく。

あとにはガトリングを背負ったメイドを従える幼女を
生暖かくも奇異の目で見る寮生たちが残るのであった。

ご案内:「部屋」からカレリアさんが去りました。
ご案内:「部屋」からRK-1810さんが去りました。
ご案内:「部屋」に水月エニィさんが現れました。
水月エニィ > 「……あら。」

 ふと見ると、クラッカーか何かを散らしたような紙くず跡が見える。
 
(友達猫でも招き入れたのかしら? 全くもう。)

 掃除を終えた後にPCを立ち上げる。
 メールボックスを確認。モニター応募の合否だけ見る。

(……ん。通知は来ているのに不在届がなかったわね。
 島の外の黒猫や密林ではないんだから、配達が遅延している訳ではなし……もしかして。)

 先ほど片付けた紙くずを思い出す。

「先にあの子が持っていったのかしら
 ……まぁいいわ、手間が省けたもの。
 勝手に調べさせて貰ったのは悪かったけど」

水月エニィ >  
 PCを閉じ、破れのある衣服を脱ぐ。
 衣服のそれに反して体の傷は浅い――。

(……染みるけれど一気に洗い流してから消毒することにしましょう。
 ほんっと、ツイてないわね。その分誰かが――……はぁ、そう思っておきましょ。)

 衣服を脱ぎ散らかし、風呂場へと向かった。

ご案内:「部屋」から水月エニィさんが去りました。
ご案内:「部屋」に水月エニィさんが現れました。
水月エニィ >  
 シャワーを終えて、下着姿で出てくる少女。
 ――その身体には浅い新しい傷以外のものはない。
 
 負け続けてきたとは思えぬような、瑞々しく清らかな身体だ。

「……綺麗な身体になったのはいいけれど。
 全部なかったことになってしまったのは、何とも言えないものね。」

 身体を拭いて髪を乾かし替えの服に着替えて予備の財布にカードと学生証を突っ込む。

「……お腹が空いたわ。コンビニで何か買ってきましょ。」

ご案内:「部屋」から水月エニィさんが去りました。
ご案内:「ロビー」に陽実 凛さんが現れました。
陽実 凛 > ロビーの一角、ソファーに座ってノートを置いて。

「説明の仕方……。」

先日の仮面の男が連れて行った薬の売人の薬。
自分の心当たりをどう説明できるようにしたものか、絵を描こうとしては軽く人型の線を引いて消しゴムで消しなおす。

そんな繰り返しが始まっていました。

陽実 凛 > いかに、自分の失踪中の事に触れず、その薬について説明し、危険である事を説得するか。
この前の彼らは症状も出ていませんでしたから、その兆候もなくつれて帰っても、発症の危険はないと判断しましたが、今後どうなるかは解りません。

他にこの常世島に能力開発系の薬物があるとは知らないまま、ノートに薄く人のシルエットと妙に角ばった人型の何かが増えていきます。
そして、うーん、と唸ってノートを閉じて。

「私の絵心で伝えるの難しい」

項垂れました。

陽実 凛 > 偽薬である事を祈るか、再び出向くか、はたまた。

ノートはさっきのとは別のページを捲って白紙部分に何を描くか悩んでる様にしておきます。
とりあえず鉛筆でその辺の物や誰かが通りかかったら描いて見る事にしましょう。

「とりあえず天井から」