2016/05/24 のログ
ご案内:「ロビー」に雪城 括流さんが現れました。
■雪城 括流 > にょろん。
ロビーの窓のスキマからちょろちょろっと入り込む。
年度が替わって、新入生も増えた。
括流はひととおり名簿の写真と名前くらいは覚えるようにしているが、顔合わせだけは地道に顔を出すしかない。
というわけで本日はロビーのテーブルで日向ぼっこ。
流石に室内に野性のおきてまでは入ってこない。
ご案内:「ロビー」に陽実 凛さんが現れました。
■雪城 括流 > 日当たりのいい場所にこっそり陣取って、うつらうつらと。
ああ、そういえば空き缶が当たったのもこんなときだったな。
高峰さんも女子寮だったっけ、なんて考えながら。
そのうち窓から様子を見に行こう、などと思いつきつつ、誰か来ないかのんびり待っていた。
■陽実 凛 > 野生の掟は入って来なくても、公園で仕留めた別の蛇を持ってロビーに帰ってくる生徒はいました。
手持ちのは本日のおかずのヘビの蒲焼用です。
「ちょっと足りないかな、もう一匹狩っておけば。」
ん?とロビーをみてみます。ヘビ苦手な人もいるから人いたら仕舞わないと。
ヘビがいました。
■雪城 括流 > うつらうつらする小さな蛇がテーブルにだらーんと。
食べ応えは無いです。
あと一応珍しいです。希少種です、たぶん。
「へびえぇん…。」
あと鳴き声も。
■陽実 凛 > 飼い蛇?
まずロビー内なのでそれを疑いましたが、飼い主らしき人が見当たりません。
「量は足りないけど合わせればじゃなくて。」
鳴き声が蛇じゃないです。
すり足で接近してみました。様子見。
■雪城 括流 > 体温アップ体温アップ。
まあ流石に帰ってくる人を待っているので、そちらに目を向けていないわけがなく。
気付いたように頭を上にのばしt… 引っ込めてそっと花瓶の陰に隠れた。
にょろん。
「(…ええと、危険人物の予感がするんだけど。たしか…陽実さん…?)」
様子を伺うように、頭をひょこっ。
■陽実 凛 > 逃げた?隠れた?
でも様子見してる動きに見えます。
「大丈夫、今は飼い蛇の可能性とかあるから食べない」
狩った蛇持ってるから怖がってるのかな、と手持ちの蛇を隠してぎこちなくにっこり。
■雪城 括流 > 「…ほんとに?
確か、陽実さん、であってるよね。」
特に黙る理由も無いので、声をかけつつ。
視線は隠された蛇の死体に。
普通の子は蛇を狩ったりしません。
■陽実 凛 > 「大丈夫、人語を解するなら、生徒の可能性もでたし、先日人が変身してた猫もみたから。
合ってる。」
こくりと頷きまして。
あ、喋った。ならこれは獲物じゃない認定です。
喋らず逃げてたりしたら野性認定だったかも知れません。
蛇の死体を…パジャマじゃなくてコートのポケットに入れておきました。
パジャマは幻覚です、ですよ?
■雪城 括流 > 「ああ、うん。
でもちょっと怖いから少し離れててね。」
まあ飛び掛られて何ができると言うことも無いんですが。
花瓶はとりあえず盾にしままにしておきましょう。
「保健課のくくるせんせーです。
…できれば蛇は都市部では狩らないでもらえると。もしかして他にも狩りしてたりしないよね。」
ぺこりと自己紹介しつつご挨拶。
そして問いかけ。まだまだ不信感があるようで。
■陽実 凛 > 「ん、距離をとります。」
少し後ろに下がってソファーに座りました。
これなら多少安全そうでしょう。たぶん。
「先生ですか、よろしくおねがいします。
えっと。烏、蛇、猫、鳩、……あ、犬は狩ってないです。
都市部に、公園は含みますか?」
指折り数えてたけど、明らかに両手を使っていたので言ってない犠牲動物が存在していました。
後半がバナナはおやつに含まれますか位の重さの口調ですが、ちょっとばかり大きな問題です。
■雪城 括流 > 「…ありがとう。」
危害は加えないだろうとは思うものの、
やはりちょっと警戒してしまうのはなんかこう肩に蛇の霊とかついてそうなせいだろうか。
いやそんなのたぶんわかんないけど。
「いろいろ狩ってるね…。うん、公園も含むよ。
人狼も結構いるから、犬を狩ってないのは賢明だけど。
…なんでそんなに小動物を狩ってるの?何かこう、事情があるならカウンセリングするけど。」
個人的には鳩とか鴉とか鳥系はいいかな、と思うものの。
こう動物を狩るような行動には根本原因があるのでは、と考えつつ。
■陽実 凛 > 蛇や鳥や猫の霊は多分憑いてません。
きっと、多分。
「含んじゃいますか。
カウンセリング、案件じゃないような気がします。
野生動物を狩って食べると落ち着く、とか。
お金足りないから節約とかです。」
これらの理由で大体半分。
まだ初対面の先生に相談出来ない事がもう半分。
■雪城 括流 > 「そう、でももし相談したくなったら相談には乗るからね。
狩りも農業区や未開拓地区でなら多少は許可されるはずだよ。」
あったばかりではすぐに何もかも、しかもロビーみたいな場所でというわけにはいかないだろう。
この場で全てを聞くつもりは無い。
相手の意思に任せるという意図の言葉だけ投げかけておいて。
「…節約?お金が足りないんだ?」
事情は聞かずに、今所持金がどうなのかだけ問いかけた。
■陽実 凛 > 「ありがとー、ございます。
やりたい時に徒歩でいければ行ってきます。」
気遣って貰った、位は理解して、ちっちゃくお辞儀。
そして徒歩。
交通費を出す余裕がないと暗に言ってました。
「ん、と。
自分の稼ぎで色々賄わないといけないので、ノート取って来るバイトもしたりしています。」
お財布っぽい物を取り出して、逆さにして振りました。
■雪城 括流 > 「あんまり厳しいようだったら生活委員か異邦人街の教会に行くように。
この場合は野生生物を狩って食事を賄う、と言う意味も含むからね。
どちらにしろ農業区で狩りをする場合は許可も必要なはずだよ。交通費も支給してくれると思うけど。」
空中に出した魔法陣からしゅるん、と一万円咥えて取り出してテーブルに置く。
「とりあえず手元に無いなら、これ貸しておくね。
きちんと手続きなりして返せるようになったら返してくれればいいから。
遠慮はしないように。移動や手続きだけでもお金がかかるものだよ。」
そう言ってくい、と鼻先で一万円を押しやると、伸ばした身体を再び花瓶の裏に。
受け取らなくてもそのまま立ち去りそうな気配です。
■陽実 凛 > 「食事で厳しい時はそうします。
異邦人街は行った事がありませんですけど……。
農業区では許可がいる、ですか。」
魔法陣を見て、反射的にソファーから飛びのいて床で膝立ちになって。
一万円を見てゆっくりと立ち上がり。
「うえ、えっと。
……稼ぐ為の元手なり手続き代になりします。」
受け取らないのもどうかと思って御礼のお辞儀と、微かな声で。
「ありがとー、ございました。」
頭を下げたまま見送りそうです。
■雪城 括流 > ぴこぴこと尻尾をふって。
へびぇん、と言う鳴き声が聞こえた気がするのとともに
そのピンク色の姿の影がスキマへと消えていった。
どこかでまた、日向ぼっこしなおすのだろう。
ご案内:「ロビー」から雪城 括流さんが去りました。
■陽実 凛 > 頭を下げて、お見送りした後、一万円を仕舞って……
表向き、この日から、狩りが止みました。
どんな方法で稼ぎ始めるかは、後日のお話。
「くくるせんせーに一万円。
忘れないうちに書いておかないと…。」
他人の記憶と混じりかねないから、と言う言葉は、ロビーを出て、お部屋に帰る途中、口の中の呟きとして消えていきました。
ご案内:「ロビー」から陽実 凛さんが去りました。