2016/06/10 のログ
ご案内:「部屋」に水月エニィさんが現れました。
水月エニィ > 「――ふぅ。」

 シャワーを浴び終えて浴室から戻る。
 適当に身体を拭いてしまえばタオルを洗濯籠に突っ込み、
 下着の上からTシャツとショーパンツを着込んでベッドに転がる。

 小さく欠伸を噛みしめる。
 微かな眠気を覚えれば、昨日居眠りの際に見た夢を連想して思い出した。

(妙な夢だったわね……)
 

ご案内:「部屋」に陽実 凛さんが現れました。
陽実 凛 > 妙に微妙かつ違和感満載の表情を浮かべ、ある部屋の前に。

扉の前でノックを3回。
とりあえずお返事待ち。


と思っていたけれど。前鍵かけずに開いてなかったかなとドアノブに手をかけて回してみました。

「まさかね、まさか。こんばんはー?」

水月エニィ >  勿論空いてます。
 ある種の奇妙な不用心さと視線を以って出迎えました。

「ええ。こんばんわ。」

 視線を受ければゆっくりと起き上がって立ち上がり、佇まいを直しました。
 余談ですが、外出時に尋ねていれば流石に鍵が掛かってる事には気付くかもしれません。
 

陽実 凛 > 突っ込み不在でした。
どう言っていいかわからない顔を造り。素の無表情に戻して。

「今、それなりに時間大丈夫?
寝る用意をしていたみたいだったけど」

そういって、寝転がっていたのを見て。
部屋に上がり、扉は閉めまして。
流石に外出時に尋ねていた事はなくて今はいつもあいている認識になっていました。

水月エニィ >  
「ただのシャワー上がりだから平気。
 ――猫ちゃんならいないけれど。」

 冷蔵庫から格安ブランドのグレープジュースを取り出して、
 洗浄済みのコップ2つを取り出せば中を軽くすすぎ直しから氷を注ぎ、
 そこに中身のジュースを注いでから食事用であろう長方形のテーブルの上に置いてみせました。

「飲む?」

陽実 凛 > 「……そう。
湯冷めには気をつけて。」

視線で動きを追って、コップを見てからジュースを見て少し考えて。

「いいの?
……一応、確認。私の事、どういう認識?」

水月エニィ >  
「見れば分かるでしょうけれど、毒は入っていないわよ。」

 そのまま一気にジュースを呷ってみせ、
 ゲップを抑え込んで吐息を吐き出す。

「ええと……ハーデスの使途……
 ……じゃないわね。ミ=ゴの被害者、と言う所までは知っているわ。
 本当、良く逃げおおせたわね。」

 こめかみに指を触れながら思い返し、
 訂正を加えつつつ思い至れば認識を呈する。
 

陽実 凛 >  
「……それは解るけど敢えて言われても困る。」

ゆっくりとコップを手にとって少なめに啜る。

「……その認識でなら、タダで脱せた訳が無い。
と言うお話等を少ししにきた。
私の表情、前の時や今、どう見えている?」

何かしら認識を聞いた後に間を空けて。
表情が若干無表情から眉間が少し狭くなった位で首を傾げて見せた。

水月エニィ > 「ツッコミに回る割には堅い風に見えるけれど、
 私からすれば十二分に普通の人間よ。
 生物学的・身体的にどうなっているかは、想像に難くないけれど……。」
 
 どう見えている、と、聞けば思案をして見せる。

「少なくとも、鍵が空いていようがノックはする。
 不躾に襲う事ような蛮族でもない……その位には人間じゃないかしら。あ、TVは見る?
 この前と同系列の番組がやっていそうだけれど。」

陽実 凛 > 「……そう。
硬い位で済んでいたんだ。
肉体的な面は今は黙秘権を行使する。」

少しだけ表情から硬さが取れて、代わりに寂しげな表情が少し漏れ、無表情に戻る。

「理性や知性や良識面で人間と言う事かな。
表情や感情面は違うと考えていい?
ん、今はニュース位しか見ないかも。」

水月エニィ > 「表情は表情筋だけではないもの。
 ……それじゃあニュースでもつけておきましょう。」

 TVを付ければ、先週と同系列のバラエティ番組が映る。
 無人島の鉱山に挑戦 みたいなテロップが一瞬だけ映った後にニュース番組へと切り替わった。

「ま、黙秘するなら聞かないでおきましょうか。
 ……と、ここまでが世間話の認識で良いのかしら」

陽実 凛 > 「まぁ、それもそう。
今の私は作らない限り表情が出ないと認識してた。」

過去形で淡々と言った後、鉱山と言うテロップを見て少しだけ目を見開くも、ニュースへと意識を少し向けて。

「認識は、それでいい。
じゃあ、本題の入り。
この学園、行方不明者多いの?」

水月エニィ > 「新入りだから知らないけれど……
 ……落第街がある以上、まともに数える事は難しいでしょうね。
 加えて、異世界から迷い込むような稀人も居る。
 公表されるようなもの、あるいは裏の表層みたいなところで扱うようなデータベースはそれらしいだけの数値でしょう。」

 呆れと諦めが混じったように首を振ってみせ、
 大きくため息をついてみせる。

「加えて死亡や追放予定の犯罪者を役に立つからと条件を付けてこっそり匿ったりもしている噂をたまに聞くわ。
 ……具体的には知らないけれど、まぁ、考えるだけ無駄でしょうね。」

陽実 凛 > 「……そう。
じゃあ、ある生徒が数日行方不明になっていたら、もう見つからないと考える?
落第街に適合しているかどうかは不明だけど。」

話を聞いて、肩を竦めました。
眉間に、少し皺が寄り、不機嫌さが顔に浮かび。

「利用予定がある、と言う事。
それ自体の理屈はわからなくはない。」

理屈は解ると言っておきながらも、表情が戻らない。

水月エニィ >  
「状況と人に因るとしか言えないわ。何とも言えない。
 丁寧に使うつもりなら何日何か月でも使うのはたぶん身に覚えがあるんじゃないかしら。
 適当な人でなく、自宅にもいなくて電話にも出ないとなれば不安には思うでしょうけれど……
 顔見知り程度なら、その段階。」

 答えに困ったらしく首を横に振ってみせてから、
 自身の私見を述べるだけ述べる。

「まあ親友か恋人の類なら居れば直ぐに気付いて何が何でも探すでしょう。
 ……って言うか随分と表情が出てる様に見えるのだけど。
 案外私より表情豊かじゃないの?」

「私はあんまり友達がいないから、どうかしらね。」