2015/06/18 のログ
ご案内:「職員寮@コゼットの部屋」にコゼットさんが現れました。
コゼット > (鍵を開け、玄関に入る。
ブーツを脱ぎ、部屋の明かりを着ける。部屋は静まり返っている。…まぁ当然だが。
リビングに鞄を置くとキッチンの冷蔵庫へ。水をコップに一杯注ぎ、飲み干す。)

「……、ふぅ。」
(ここで、ようやく一息がつける。)

コゼット > (自分がここに着任してからそろそろ3週間程だろうか。
授業中の緊張も徐々に無くなってきたし、知り合いも増えてきた。ありがたい事だ。

一部ではあるが、こんなに治安が悪いと知っていたら不安で一杯だっただろうけども。
まぁ、お陰様でなんとかやっていけている。)

ご案内:「職員寮@コゼットの部屋」に橘 紫乃さんが現れました。
橘 紫乃 > (こんこん、と扉が控えめにノックされる。扉の前には背の高い女が紙で出来た小さな箱を手に、扉が開くのをまっていて)

コゼットさーん、いらっしゃいますか。いらっしゃいますよね。ケーキ買ってきたんですが、食べません?

(親しげに話しかけるのは、すらりと背の高い、グラマーな女。部屋の主の同僚たる教師の1人だった。先ほど廊下をすすむ彼女の背中を見て少し元気が無かったかな、ということで押しかけてきたのだった。)

コゼット > (……お腹が空いた。夕飯を作る事にする。
冷蔵庫に入っている野菜を切りながら物思いに耽る。
包丁捌きも料理の腕前も人並み。慣れた手付きである。
…教師として勉強している時も一人だったのでやらざるを得なかった。そうしていたら、自然に上手くなっていっていた。

…そういえば学生街に最近新しくファミレスがオープンしたらしい。
あの辺りにある"橘"もお気に入りだが、本格的に食事するとなると少し物足りないものもある。本を読むには最適だが。)

「? はーい。」
(等と考えていると来客らしい。包丁を置くと、玄関へ。
戸を開けると、そこには一人の教師が立っていた。
教師になって三年。所謂ベテランである。)

「ああ、 橘先生、こんばんわ。
…ケーキですか?嬉しい申し出ですけど…いいのですか?」

橘 紫乃 > ええ、こんばんは。もしかして、忙しかった?さっき後ろ姿が元気無さそうな気がしたから…そういうときは、甘い物を食べるに限るわ

(にっこりと、快活な笑顔を向けて、ケーキの小箱をかるく掲げてみせる。目の前の同僚と違い、料理は壊滅的な彼女だが、元気をつけるには美味しいモノをたべるべきだ、という持論がある)

困った時はお互い様、っていうでしょう?…コゼットさんが困ってるって思ったのは私の思い込みだけど

(よかったら少し、おしゃべりしないか、などとケーキ渡しながら誘ってみて)

コゼット > 「はは…そう見えましたか?
…確かに、ちょっとここ最近色々と忙しかったので、疲れて見えたかもしれませんね…。」
(自分では何時も通りという認識だったが、他人から見たらそうゆう風に見えたかもしれない。
しかし、気遣ってくれる同僚が居るというのはとてもありがたい事だ。)

「ありがとうございます。それじゃあ上がっていって下さい。今お茶を出しますから。」
(勿論断る理由はない。奥を指して部屋に招き入れる。)

橘 紫乃 > 疲れたときは、甘い物、よ。リフレッシュすれば、見えてくる解決策もあるわ

(私も昔、通った道だから、と、軽い調子で眼鏡越しにウィンクしてみせて。)

それじゃあ、お邪魔します♪

(まずケーキを渡してから、靴を脱ぎ、促されるままに室内に進みながら、あ、そうだ、と思い出したように)

コゼットさん、最近授業の評判良いみたいね。生徒たちが話してたわよ。元素魔術、最近分かりやすいって

(いろいろ試行錯誤もあると思うけど、結果でると嬉しいわよね、と我が事のように喜びながら先に進み)

コゼット > (彼女のウインクに笑顔で応える。
──しかし、ユニークなTシャツだな…と、彼女の服装を見る。
一期一会。なんとなく意味は知っているが…。)

「それなら良かったです。プリント作りに頭を悩ませている甲斐があるってものですよ。
私が言うのもなんですけど、結構難解なものですからね…魔術は。
興味がないと眠くなってしまうんじゃないでしょうか…。」
(以前魔術にあまり興味がない生徒も居たが、やはりこう、何か切欠がなければ難しいもので。
何事にも興味が湧かなければ、学習の意欲も下がってしまう。
判らない場合も同じだ。これも人によるが、判らないというのはつまらないにもなってしまう。
故に、判らない生徒にはしっかりと判り易く教える、というのがコゼットのモットーである。)

「紅茶で良いですか?
…今丁度夕飯を作ろうとしてて。今日は野菜カレーにしようと思ってたんですよ。
作り置きしておけば明日も食べれますしね。」

橘 紫乃 > ん?このTシャツ、いいでしょう?

(と、自信たっぷりの笑顔で、自らの趣味を誇って見せよう。一期一会、素晴らしい言葉よね、ときっぱり断言して)

そうね、私の担当する異能と違って、基本的に体系を理解できれば、誰にでもつかえる、っていうのが魔術だし…。そこで興味を持たせることが出来てる、っていうのは、私は素晴らしいことだと思うわ

(そのご褒美も兼ねての美味しいケーキ、ってことで、などと、軽い調子でくすくすと笑いながら。)

あ、ありがとう。ええ、紅茶「が」いいわ。コゼットさんが入れてくれたのであれば大歓迎だわ

(基本暴飲暴食、なんでも(それこそ、紅茶のカップでも)食べる彼女だが、きちんと弁えることも知っている。もう3年ここで教師をやっているのだから、それくらいの分別はあるのだ。)

コゼット > 「はい、そう思います。」
(…自分が着るとなると少し恥ずかしいような着もするが…。)

「ご褒美だなんて恐縮です。
自分だったらこうゆう先生になりたいし、そうゆう授業を受けたいって何時も考えていますから。」
(台所に立ち、紅茶を淹れる。その間に切っていた野菜はラップに包んで冷蔵庫へ。
折角ケーキを持ってきて頂いた事だし、調理は後回し。

暫くすれば、良い香りの紅茶を注いだカップを2つ持ってきて、その一つを橘の目の前に。)
「どうぞ。
…そういえば橘先生はこの教師になって長いのですよね?
学園に着任した時ってどんな感じだったのです?」

橘 紫乃 > 良かったら一枚、プレゼントするわ?

(純然たる好意から、にっこり笑顔で、今度持ってくるわね、と話を進めて)

ありがと。え、私のこと?そうねぇ…

(その紅茶に口を付けて、香りを楽しんでいたところに、唐突に自分の話題を振られて、驚いたように一瞬目を丸くしてから、言葉を選んで話し始めて…)

私はコゼットさんと違って、かなり適当な人間だから、今とあまり変わらないかも知れないわ。結構なんでもやりたいことをやっているだけだし…。ただ…

(記憶を辿るように、ゆっくりと話しはじめて。やがて、一つのことに思い至って、ほんの少し恥ずかしげに頬を指先で掻きながら)

当時の主任の先生がね、私のこの異能を理解するんだ!っていっていろいろと親身に相談にのってくれて。ああ、人に理解してもらうのはこんなに嬉しい事なんだ、ってわかったのよ。だから、私はそれから、出来るだけ生徒の側に立った授業をやっていこう、って思ってるの。異能は、本人の気持ち、精神状態にすごく左右される能力だからね

(そこが、私の先生としてのスタートかなぁ、と、語ってしまったことが照れくさく、困ったように笑いながら紅茶を口にして)

コゼット > 「え?いえ、そんな、悪いですし…。」
(遠回しに着て欲しいと言われているような。)

「適当にしてはしっかりとしてるイメージがありますけど…。」
(とある保険医が思い浮び、比べる。…まぁ、それでもあの人は信念のようなものはあるけれど。)

「…異能は魔術以上にその内容は多種に渡りますかね。
中には理解され難いものもあるでしょう。生徒の中にも、それについて悩みを抱えている人は少なからず居ます。
相手の気持ちを考えて、理解する事の大切さかぁ…。」
(なるほどと、その言葉を心に刻む。
大雑把に言えば自分の考えている事と似ている。
しかし、時としてその理解が難しい事もある。言うのは簡単なのだけれど。)

「そういえば橘先生の異能って…?
…あ、ケーキどうぞ。私はどれも美味しそうで選びかねているので…。」
(と、先にケーキを先に取るよう薦める。
勿論、別にケーキ用に皿とフォークも用意してある。)

橘 紫乃 > 自分がいいと思ったもので共感してもらえると嬉しいわよね

(遠慮なんてしなくていいのよ、と嬉しそうに笑って、サイズは少し小さめがいいかしら、なんて話はどんどん進んでいくのでした。)

私、しっかりしているかしら。うーん…それは、多分、異能は「自信を持つこと」が大事なファクターとしてあることが関係している気がするわ

(そうそう、そういう意味ではカウンセリングに近いかも知れないわね、と、語ってしまった気恥ずかしさから、少し大げさに頷いてみせて)

魔術は人に合った理解する方法を探さなきゃいけないし、どっちがどう、ってモノじゃないけど、結局は、相手のことを理解することがスタートなのよね。

(それにしても、コゼットさん、真面目ねぇ、なんて、その様子に、照れ隠しからかくすくす笑いながら、からかうような声をかけ)

うん?あれ?話してなかったかしら。私の異能は…

(等といいながら、それじゃあ、とロールケーキをとり、残ったショートケーキを勧めよう。薄いフィルムを器用にくるくるとフォークで巻き取りながら、少し考えて、それをそのまま、ぱくりと口に運び。むぐむぐんくん、と美味しそうに食べてしまおう。)

こういうこと、なんだけど。

(何でも食べて、それをエネルギーに変えられるのよ、と、なんだか説明するのが気恥ずかしくて苦笑しながら、説明をして…軽く目から、自分の掌に、痛くない程度のビーム出して見せたりして)

コゼット > 「あ、あはは……。…ええ、そうですね…その位、かな。」
(ついに断りきれなくなった。人の善意をふいには出来ない…。)

「私にはそう見えますけどね。確かに昔は違うかもしれませんけれど、その時の橘先生を私は見ていないのでなんとも言えないですが…、少なくとも今はそうだと思いますよ。」
(お世辞ではなく、心から。伊達に長く教師はしてないな…と思った。)

「えっ!?ちょ、それはケーキじゃな…、…!?」
(コゼットは身体をびくっとさせて、目の前で起こった事に二度驚いた。
彼女はロールケーキではなく、それについていたフィルムを食べた事。
そしてその後に起こった、目からビームが出た事。)

「凄…いですね。何でも食べれて、しかもそれを力に変えるなんて。」

橘 紫乃 > (自分が勧めたTシャツを喜んでもらえるというのは嬉しい事ね、と言わんばかりの良い笑顔な女だった)

そう見える、ってことは、私も成長している、って受け取ってもいいのかしら。コゼットさん、嬉しいわ

(本当に嬉しそうに、屈託無く照れたように笑って見せて)

フィルムだけじゃ無くて、このフォークだって、お皿だって、全部エネルギーに変えることができるわ。極端な話、ナイフで刺されたって。
…まぁ、それで極端に運動能力があがったりするわけじゃないんだけど…。

生徒の異能に比べたら、些細な能力だとは思うけど、でも、だからこそ、どんな異能でも、自信を持ってそれを深めていってもらえれば、ってケースに受け取ってもらえたら嬉しいわね

(これでも、昔は暴発したり、大変だったのよ、なんて、冗談めかしてくすくす笑いながら、ウィンクして見せて。)

コゼット > (爽やかな笑顔にコゼットも思わず笑顔を見せるが、その表情は愛想笑いにも見えたかもしれない。
…まぁ、室内で着る分にはいいか。)

「それは勿論。…あ、新米の私があんまり偉そうに言う事じゃないですけど…。
でも、教師としてその姿勢はとても尊敬出来ると思います。」
(一つ頷き、自分も残ったショートケーキを皿によそい、フィルムを剥がす。
流石にそれを食べる事はなく。ケーキの方をナイフで器用に切り、美味しく頂く。
…うん、甘くてとても美味しい。)

「本当に何でも食べれるんですね…。
ナイフで刺されてもって事は、口に入るものに限らず、身体の内側に入ればって事ですか?
ふむ…。驚きはしましたけど、でもそうゆう力もあるんだな…って言うのが正直な感想ですね。」
(些細とは言うが、もしそうなら凄い異能なのではないだろうか。…しかし何でも食べれるとはいえ、味の方もあるだろうけど…。)

橘 紫乃 > (まぁ、室内でも喜んでもらえるなら…)

ふふ、いいのよ。素直な感想の方が嬉しいわ。新米だベテランだ、なんてカテゴリ分けより、お互い同じ立場の教師として、言いたいことを言い合える関係の方が建設的だと思うわ

(だから、褒め言葉だけじゃなくて、忠告なんかも、よろしくね、なんて笑いながらウィンクして)

そうなるわね。もちろん、それで刺された傷がすぐに治るわけじゃないから、ものすっごく痛いんだけどね。ーーあ。

(ふと、何かに気がついたように言葉を留めてから、指を一本立てて)

言っておくけど、何でも食べられるイコール、食べるものは何でもいい、ってわけじゃあないからね?一応、なんでも美味しく食べることはできるんだけど…

(美味しいモノの方がより、美味しい、のよ、とケーキを本当に美味しそうに食べて)

コゼット > 「はい、そう行って頂けると。…そうですね、同じ教師ですし。」
(私も一層努力します、と少し照れた表情で。)

「ああ…そうなのですね。不死身と言う訳には行かないですか…。
…ふふっ、そうですよね。どうせなら、美味しいものの方が食べたいですし。」
(甘い物は好きなのか、あっという間にケーキを綺麗に食べきった。
紅茶をゆっくりと飲み、話に耳を傾ける)

「それにしても、橘先生みたいに良い人ばかりで安心しました。
怖い先生も居るだろうと思ってましたけれど、そうでもないようで。」

橘 紫乃 > そうそう、お互いに高め合っていきましょう。

(悩み相談なんかもしあえるといいわね、なんてくすくす、照れた様子に笑い合って)

それはそうでしょう。異能も魔法も、万能ではないんだから。一回試したけど、ほんと酷かったわ

(おどけたように、身を震わせて自分の身体を抱いて見せてから、くす、と笑って。こちらもケーキを食べ進めよう)

怖い先生が居ないわけじゃないけど、そういう先生はあまり職員寮にも戻ってこないし、コゼットさんは、コゼットさんのペースでやっていけばいいのよ。

(同じ教師、なんだから、自分のやり方がしっかりしてれば、とやかく言われる筋合いもないしね、と励ますようにウィンクして見せて)

…と、随分話し込んじゃったわね。遅い時間にごめんなさい。
(明日もあるし、今日はこの辺でね、と膝をぱん、と叩いて立ち上がって…)