2015/07/04 のログ
ご案内:「職員寮@コゼットの部屋」にコゼットさんが現れました。
コゼット > (夜。

夕飯も終わり、ようやく自分の時間がやってくる。
とはいえ、まだまだやるべき事は沢山ある。
特に今試験期間中は普段と比べて追加して時間を取られる。

その試験期間もそろそろ折り返し。
元素魔術の試験に臨む者も増え、少しずつデータが蓄積していく。
今日はその整理、及び考察だ。ノートパソコンを付け、表計算ソフトと睨めっこを始める。)

コゼット > (生徒達の魔術の力量は上下が大きい。
これでは普通に実技試験をやっていたらその差がそのまま出てしまい、単位に差が出てしまう。

勿論高い能力の者は評価されて当然だ。但し、だからと言ってそれがイコール術式の行使で有利とは限らない。

そこで、最初の測定時に合わせて以降の射撃訓練を均一に揃える為に設定に多少の細工を施した。
これをする事により、本人の能力差に関係なく、純粋に術式に対する評価が出来るようになった。

個人の内包する魔力を上げるのは術式を覚える事よりも地味な作業で、難しい。
それよりもしっかりと術式が行使出来るようになっていれば、後は成長と共に少しずつその正確さを高めていけばいい。
魔力の成長を待ってから術式をマスターするようでは遅いのだ。)

コゼット > (物凄く魔力の高い者であってもある程度その成績が均一となる事。

…自身が試験的に行った結果を振り返る。
あまり手放しには喜べないようなものだった。
自分で設定したものとはいえ、中々シビアなものである。)

「…結構自身のある術だったんだけどな。」

(魔球魔術はコゼットの尤も得意とする魔術だ。
勿論今回の試験機を通さなければ他の者にはまず劣らない自信がある。
が、数値上の結果では一部の試験項目において他の生徒よりも低かった事もあった。

大まかな原因は、自分でも理解はしているつもりなのだが、それを克服出来ていないのは自分の未熟さ故だろう。
教師として自惚れていたつもりは無かったが…)

コゼット > (さて。
試験に関しては一先ずはここまで。

今度は午前中に聞いた拳銃について調べる。
…というのも。
魔術が通用しない、もしくは使えない状況に陥った場合の次の手として考えているのだ。
武器に関しては上手く扱える為にある程度の訓練を要するものだが、拳銃であれば少ない時間でそれなりの効果が得られると考えたからだ。
…無論これはコゼットの想像であり、実物なんて握った事は勿論無いのだが。

これなら扱えるだろうと聞いた呪文のような名前の銃を検索してみる。
ベレッタとグロックだったか。…確かに使えそうな雰囲気はある。)

コゼット > 「……あれ?バレッタだっけ?」
(念の為検索してみたら全然違うものが出てきた。
これじゃない。)

コゼット > (後、ミニガンというものがあるらしい。
名前からして小さい銃だという事が判る。それこそ自分でも撃てるんじゃないだろうか?

早速検索してみる。


…………。

ダメだ、全然小さくない。ミニじゃないガンだ。いや本当にそう呼ぶそうなのだが。
さっきの銃と比べるととても自分には使えそうにはない。
…しかし、これを使う教師が中には居るらしい。凄い。)

コゼット > (とりあえず、使うとするなら手前に調べた二つだろうか。
それらを実際に使う動画なんてのもあったが、確かに扱いは簡単そうに見える。
検討の余地はあるだろう。

…しかし、自分の状況と照らし合わせてみると…。
果たしてそれらで改善は出来るかどうか。)

コゼット > 「ん、んん~……。」

(身体を伸ばす。とりあえず調べたい事は済んだ。
今度実物を見に行くのも良いかもしれないが、一応他の線もまだ考えておく。
何らかの力が封じ込まれた魔法武器なんかもあれば良いが、あの辺は高価なのが難点だ…。

とりあえず、お風呂にでも入ってリフレッシュしよう。
ノートパソコンを閉じ、いそいそと浴室へ向かった。)

ご案内:「職員寮@コゼットの部屋」からコゼットさんが去りました。