2015/07/28 のログ
ご案内:「職員寮@コゼットの部屋」にコゼットさんが現れました。
コゼット > 夕飯も食べ終わり、エアコンの効いたリビングでごろごろと読書に耽る。
常日頃思っている事だが、ここは私が学び育った場所とは比べ物にならない程に暑い。
日々エアコンのありがたみを噛み締めている。文明の利器素晴らしい。

以前世話になった病院もそうだが、世界が違うとそれら技術もまるで違う。
そうゆう所の発見がこの島に来て面白いなと思う所である。
あと、学園の図書館には以外に自分の知らない魔術書が多数存在しているという事。
これでも私はかなりの数の魔術書を学生の頃に読み漁ったのだが、殆ど呼んだ事のない書物がここには存在する。
お陰で日々の暇つぶしには殆ど困らない。…暇つぶしと言うよりは、自ら進んで読んでいるので、どちらかと言うと勉強をしているうちに入るだろうか。

コゼット > この海開きに入ってからというものの、そこそこに海を満喫しているし
何より魔術師喰いが目立った動きをしていないのが幸いだった。
…もしかして暑さに弱かったりするのだろうか。
もしそうなら安心なのだが、それはそれで夏が過ぎたら活動を再開するという事になるので、やはり億劫な事には変わりない。

寮生活とはいえ自室の平和たるや。
この時間は大切にせねばと思いながら、目の前の文字の海に浸る。

コゼット > こうゆう事をしている分には、昔となんら変わらないと思う。
教師となった今でも本を読むのには好きだし、魔術書も読む度に新しい発見がある。
──そういえば禁書庫で読んだ空間魔術の本。あれから少し試してみたが、案外出来るもので。
自分には才能がある…とは思わなかった。元々自分の元素魔術に関しても、何年も勉強し続けて漸くマスターしたものだ。
才能がある人なんかはもっと早くにそれを成し遂げていた。故に、自分は平凡なのだろうと思っていたから。

努力すれば何でも出来るとは言ったものだ。納得している分、割りと好きな言葉である。

コゼット > 「……ふぅ。」

一冊読み終えた。
一冊と言ってもそこは魔術書。それなりにページ数と文字があるものだが、集中していれば割りとすんなり読破出来る。
止める者が居なければ最後のページを読み終えるか、生理的な要因が来た時でないと止まる事がない。
今回はその前者。寝る時間には早く、まだ眠くない。

「んんー……。見回りでもしようかな…?」

学園では夜が更けたにも関わらず遅くまで生徒が残っている…という事が多いらしく、問題になっていたのを思い出す。
学園に留まらず、夜遅くまで外を出歩く生徒が居てもおかしくはないだろう。

コゼット > そういえば紅茶を切らしていた気がする。帰りにコンビニに寄ろう。
なんとこの島には24時間ずっと営業している店もあるという。元いた世界では考えられないシステムだ。

台所を確認すると、最後の1パックだった。
シュガースティックも残り少ない。ついでに何かお腹も空いてきたので適当に食事も買う事にする。
こうも暑いとアイスも食べたくなるが…。

…いけない、どんどん欲しい物が増えていく。
ある程度節約しなければいけないのに。
余計な物は買わないように、端末に必要なものだけをメモしておく。
絶対これだけしか買わないリストである。

「よし。絶対これだけしか買わない…!」
そう決意をして財布を握り締め、寮を出る。


結局、それが守られる事は無かったのだが。

ご案内:「職員寮@コゼットの部屋」からコゼットさんが去りました。