2015/06/05 のログ
■義野 貫 > 「っとお!!全くひどい目にあった!!この正義の権化たる風紀委員 義野 貫が、何たるザマだ!」
海藻を振り払って現れたのは、風紀委員の制服を着た男。びしょ濡れの制服が彼の小柄ながらも彫り抜いたような筋肉を強調する。
ーー周囲の人間を見回しながら、波をかき分け砂浜に上がってこようとする。
飛んでくる大声に最早野獣的反射で答える。
「おうとも!!作戦目的は『正義』!!IDは「義野 貫」だ!!」
清水 宗司 > はぁ……はぁ…… と、十口さん……
(息を切らしながら十口と海藻にまみれた謎の物体の近くへ)
だ、大丈夫でしょうか……
(そして臆せず邪心めいた物体に進んでいく十口をおどおどしながら見守る)
■テリメーラ > >>鳥丸さん
前と変わらぬ烏丸の笑顔にほっと安心したような顔を見せつつも
「何でしょうね・・・・」
じっと目をこらしてみてみる。
「お話できたらいいですけど・・・烏丸さんも近くに行くんですか?」
心配そうな顔でそんなことを尋ねる。
■十口 風 > 息を切らす清水の肩を力強く叩き、頷いた。
「ああ、大丈夫だ清水。どうやら彼も俺たちと同じく正義という引力にひかれて来たらしい」
■烏丸 九郎 > おう、一応な。話はできそうだし。
というか、風紀委員って言ってるしな。多分害はねぇよ。
テリメーラはここにいるのか?
俺は掃除するけどよ…。
(ステンレストングをかちかち鳴らしつつ。)>テリメーラ
清水 宗司 > そ、そうですか…… あはは……
(十口に肩を叩かれると気が抜けたようで浜辺の砂に尻餅をつく)
(尻餅をついたまま義野のほうを見つめ)
義野 貫さん……ですか。
■テリメーラ > >>烏丸さん
「なんだか、正義ってたくさん聞こえてきますし、正義の味方みたいですね・・」
なんだかよくはわかっていないが、雰囲気は察した様で、ほっと一安心。
「お掃除、ですか?」
手に持っていた雲の欠片で、もこもことトングを作って見せる。
そして、こんな感じ?とでも言いたげに、烏丸に見せ、首をかしげている。
■義野 貫 > とうに沈んだ夕日が、宇宙の理に逆らってチラリと顔を出し、彼の顔を赤く照らしだす。眉毛が太く、張り付いたような精悍な表情、それに顔面一直線の自転車のタイヤ痕。
絶え絶えだった息を整え、あたりを見回して言った。
「君たちも正義か。ひどい目にあったと思ったが、どうやら正義の神に導かれたらしい」
夕日は何事もなかったかのようにサッと沈み、再び優しい薄暗さが訪れる。
■十口 風 > 夕日に照らされた義野の顔を見て、何も言わずに目を閉じてふっと笑う。
「正義、そうだ。俺達は今からこの浜辺を夏に向けて正義の掃除をするところだ」
それだけ言うと何もかもを心得たという顔で、右手を義野に差し出す。
「俺は十口風。正義の神に感謝する」
清水 宗司 > ……ええっ!?
(沈んだはずの夕日が義野の顔を照らす。その光景は清水を混乱させるには十分であった目をごしごしと擦り自らの目を疑う)
い、いったいどうしたんですか……? こんな浜辺に飛んでくるなんて……
■烏丸 九郎 > みてーだな。怪我もなさそうだし、大丈夫そうか…。
って、一瞬明るくなったな…。これも異能かなんかか?
ぱねぇ…。
(一瞬浮かんでまた去った夕日を見送りつつ、ゴクリと喉を鳴らす。)
そうだ、お掃除。浜辺に落ちてるゴミをこれで拾う。
んで、これに集める。
テリメーラもやるか?正義のお仕事…らしいぜ?
(雲で作ったトングを見れば、器用なもんだ、と感心する)>テリメーラ
■十口 風 > 清水が立ち上がろうとすれば手を貸すだろう。
彼の質問に義野が答えるのを待った。自ら事情を聞くつもりはないようだ。
■義野 貫 > 「ムッ。先ほどまでは学園地区の屯所で警備をしていたのだがな。交代の時間になったと思ったらここにいて君たちがいたのだ。やれやれ、正義の神は気まぐれだ!ハッハッハ!」>清水
もともと直情的なこの男だが、この異常事態も相まって最早勢いと正義が服を着ているようなものだ。あまりその言葉を深く考えないほうがいいだろう。
「おお、掃除をしているのだな!好ましい!実に好ましい!!この義野 貫も正義を貸すぞ!!」
■テリメーラ > 「すごーい・・」
目の前で起こった異常事態に、他に言葉が思いつかなかったようで。ぽかーんと口を開いている。
と、見とれていたのもつかの間で
「そ、そう、お掃除!ボクも手伝います!」
雲のトングを自慢げにぽふぽふ、と鳴らして見せる。
「ここにはよく来るから、綺麗だとうれしいです」
と笑顔で付け足す。
■義野 貫 > そう言って十口の掌を強く握りしめる。
街灯が嫌に強く輝き、向き合う二人の表情を一瞬照らしだした。
■烏丸 九郎 > そうか、それじゃぁ…
おーい、風さんよー!
この子も手伝ってくれるってよー。袋分けてやってくれー。
(と、遠くにいる少年に声をかける。)
清水 宗司 > す、すみません……
(十口の手を借りて起き上がり砂を払う)
そ、そうだったんですか。大変でしたね……
(もはや正義と勢いで語られる義野の言葉は清水の理解を遥かに超えていた。清水はこのことについて深く考えないでおこうと心の中で思う)
■十口 風 > 「ああ!!わかった!!」
遠くから聞こえる烏丸の声に反応してそちらを振り向いた。
ゴミ袋を手渡すべく歩み寄る。
■テリメーラ > >十口さん
(し、知らない人が近づいてきた!)
と、そそくさと烏丸の陰に体半分くらい隠れている。不安そうにちらちらと伺っている。
■十口 風 > と、歩み寄る道中でふと烏丸の隣にいる少女の姿を視認して“しまう”。
先ほどまでの雄々しい男児の笑みは失せ、暗がりではその色まではわからないが、血の気の失せたような顔を見せた。
「………!!!!!!」
脂汗を流して、ひたりと立ち止まる。
■十口 風 > 烏丸の後ろに隠れた少女を、その張り付いたような恐怖の顔のまま目をそらすこともできずに見る。
ひたすら、無言でゴミ袋を持ったまま固まっていた。
■烏丸 九郎 > 大丈夫だぜ、正義の味方だからな。
テリメーラが嫌がるようなことはしねぇさ。
(自身の後ろに隠れてる少女に、笑顔で語る)>テリメーラ
? どうかしたか?なんか…不都合でもあったか?
(風の変化に気づいたのか、少し首を傾げながら歩み寄ってみる)>風
■義野 貫 > 正義に身を任せ同化した結果、十口以外のメンバーの名前を聞きそびれたが、まあいい。正義の同志というだけで、十分なのだ。
「……むっ、どうかしたか?戸口くん」
清水 宗司 > ……なにか、変ですね……
(様子がおかしい、すぐにそのことを察知した清水は十口のそばへと近づいていく)
■テリメーラ > 烏丸の言葉にこくこくとうなづきつつ。
急に顔色が悪くなり、立ち止まった戸口の方をみて、もしかして自分のせいだろうか・・と不安に感じている。
■十口 風 > 正義の同朋の声を聞くとびくりと肩を震わせて我に返る。
「……いや!!!!なんでもない!!!!!」
歩み寄る清水を手で制しつつ、呼吸を整える。
「か……可愛らしい女子だ!!!君も、正義を行うのだろう?」
少女から視線を逸らさないようにしつつ、ゴミ袋を烏丸に手渡した。
■烏丸 九郎 > ん?お、おう。
(風の行動の意図を察してか、渡されたゴミ袋を
テリメーラに差し出す。)
よし、これでOKだな。さあ、正義を行うとしようぜ。
(ニカッと笑顔を風とテリメーラに向けてから、二人の肩を叩こうと手を伸ばす。)
■テリメーラ > 「は、はい!がんばります・・」
言葉にできない違和感に、不安を感じつつも、烏丸からゴミ袋を受け取り、ぎこちなく笑って見せる。
■十口 風 > 肩を叩かれるのは拒まなかった。
脂汗はまだ残っているものの、先ほどのような表情は消えている。
「ああ、明日になったら美しい浜辺になっているだろうな!!!」
清水と義野にも笑みを向けてゴミ袋を二人に掲げてみせた。
■義野 貫 > (この違和感は……悪……ではない。きっと十口くんにはきっと何かあるのだ)
実際にはそこまでしっかり考えていないが、貫の野性的直感を話し言葉にすればだいたいこうだ。
「……よし、始めようか!」
しつこめな笑みを浮かべてゴミ袋を受け取ると、早速手の届いていないところを探して俊敏に動き出す。
■烏丸 九郎 > そういやギノさんには名乗ってなかったな。
俺は、音界の覇者になる男、烏丸九郎だ。
よろしくな。
(せっかくだしここで名乗っておこう。
さっき名前は聞こえてしまったし、こっちばかり知ってるのもフェアじゃない。
ちょうどそこに落ちてたビニール袋を摘んでゴミ袋へ入れる)
清水 宗司 > そうですね、頑張りましょう!
(十口の笑みにそう応えるとせっせと浜辺の清掃に乗り出した。)
■テリメーラ > 小さいながら居づらさを感じたため、というのも多少あるかもしれないが
自分も負けじ、と皆とは離れるようにゴミ拾いを始めた。
■十口 風 > 浜辺を四人の正義の男児と一人の少女が掃除をしている。日課がこのように素晴らしい出会いにつながる事もあるのだと、
風は満足気な笑みを浮かべていつもよりもゆっくりとゴミを拾い始めたのだった。
■義野 貫 > 「オンカイノハシャ!何やら正義を感じる!」
おそらく一切の意味を想像できていない。
「改めて……ぼくは風紀委員義野 貫だ。よろしく」
バタバタとはためく長ハチマキ。いつのまにか上半身を脱いで小柄な金剛力士像のごとき肉体を露わにしている
■烏丸 九郎 > すげぇ筋肉…なるほど、風紀委員か。
よろしくな。
(いつの間にか脱いでいたことは置いといて、とにかくスゴイ肉体だ。
簡単なあいさつを交わした後に、ゴミ拾いに徹することにする。)
ご案内:「浜辺」から十口 風さんが去りました。
清水 宗司 > (いつものように鼻歌を歌いながら浜辺のごみを拾う。新しい出会いが嬉しかったのかご機嫌そうな歌声だがお世辞に上手とは言えない鼻歌だ)
■テリメーラ > (一体何が悪かったんだろう・・)
と、もやもやと難しい顔をして考え事をしつつ、慣れないトングでポリ袋などを拾ってはゴミ袋へ入れていく。
■義野 貫 > 「ぼくの見た限り、風紀委員には、それほど体を鍛えているものはいないようだがな。」
清水の鼻歌を心地良さそうに聞きながら、そっけない声で。
異能力を活かして風紀委員になる者も多い。貫の声には、そこはかとない対抗心が感じられるかもしれない
■烏丸 九郎 > あなたに~であえてーふんふんふ~ん♪
(宗司の鼻歌に合わせて、鼻歌を歌う。
音界の覇者と名乗るだけのことはある音色を奏で、夜の浜辺にこだまする。)
ご案内:「浜辺」から烏丸 九郎さんが去りました。
■テリメーラ > 周りのみんなが歌い始めているのに気付き、自分も
「んーんんー♪」
と鼻歌を歌いつつ、ゴミ拾いに精をだしました。
ご案内:「浜辺」からテリメーラさんが去りました。
ご案内:「浜辺」にテリメーラさんが現れました。
ご案内:「浜辺」からテリメーラさんが去りました。
■義野 貫 > 「ふむ……こんなところか!」
すっかり乾いた風紀委員の制服を着直、貫きが晴れやかに言い放つ。
5人の正義により、浜辺の一角はその本来の美しさを取り戻したのであった。
ご案内:「浜辺」から清水 宗司さんが去りました。
■義野 貫 > 「よしッ……可燃悪は、こうだッ!!」
貫が可燃ゴミのゴミ袋の口を握りしめ、気合を入れる。
その雄々しい腕から炎が迸り、一瞬でゴミ袋の中身と制服の袖を焼き尽くした。
■義野 貫 > 「……あっ……」
ご案内:「浜辺」から義野 貫さんが去りました。
ご案内:「浜辺」に常崎 飛鳥さんが現れました。
■常崎 飛鳥 > 早朝の人の気配がしない浜辺に立ち、スマートフォンを弄りどこかに電話をかける
「……もしもし、俺です、…朝早い?そんな事言われても他に連絡出来る時間なんて無いですからね……、……何?もっとまともな方法で連絡?そっちの技術部自慢の一品だから簡単には盗聴されないって言ったのは誰だったんですかね……」
電話先の主と半ば口論めいた感じの会話を淡々と続けている
■常崎 飛鳥 > 「………って感じですね、荒事は俺の管轄じゃないし首を突っ込む予定は無いっすけど……"公安"と"風紀"が動いてるぽいですね、……は?絶対嫌ですよ、ってか俺の話聞いてませんよね!?巻き込まれない限りは傍観に徹しますし、それに俺の担当は"異能"と"魔術"の記録であってそういうのは荒事担当の人に回してくださいよ、とりあえず定期報告終わりです」
強引に電話を切り、小さく溜息をつく。
「……全く、人使いが荒いとか通り越してもう表現のしようが無いな……」
制服のポケットから缶コーヒーを取り出し蓋を開け、一気に飲み干す
■常崎 飛鳥 > 「……何も無ければ比較的平和で面白い場所なんだけどなぁ……はぁ……」
数日前にここでちくわを回してた教師の事を思い出し、その時の様子を思い出し笑いしそうになる
「………ああは言ったけど、もうちょっと危機感を持った方がいいかもしれないな……、ほんと揉め事は勘弁してくれ……」
ぼそっと呟き、空き缶を適当なゴミ箱に放り込み明け方の浜辺を去っていく
ご案内:「浜辺」から常崎 飛鳥さんが去りました。