2015/07/25 のログ
ご案内:「浜辺(海開き状態)」に四十万 静歌さんが現れました。
四十万 静歌 > 夜、
海水浴場から少し離れた浜辺をさくさくと歩いて散策している。
特に何かあるわけでも予定があるわけでもない。
何とはなしに来てしまったというわけである。

「~~♪」

人気もないので、遠慮なく歌を口ずさみながら。
歌う歌は、灰をかぶった姫君の歌。

流麗に、静かに声は浜辺に響く――

四十万 静歌 > 「~~♪」

歌いながら歌にあわせて、
まるで歌劇のようにパントマイムを交えて演じていく。
さして上手というほどではない。
素人にしては上手だな程度のレベル。
――もとより演技が出来るタイプでも、
普段パントマイムをしているわけではないので、
そんなものだろうとは思うが、
気にせずに、楽しむように演じてゆく。

四十万 静歌 > ――やがて歌い終えて一段落がつくと、
軽やかにくるりと回って、
マントの裾をもって、優雅に礼を。

「――」

大勢の前ではとても出来ないから、
こうして人気の少ない場所で、
とか考えてる辺り、
見てもらいたいという気持ちは多少あって、
葛藤があるのかもしれない。

四十万 静歌 > 「ここでお楽しみいただけたでしょうか。
 なんていっても、
 何もないんでしょうね。」

なんて思わず呟いてみたり。
返事を期待してるわけではないが――

まぁ、なんとなくという奴である。

四十万 静歌 > 「――ふぅ。」

潮風がここちよい。
涼しい、とまではいかないけれど、
ぬるい風が、
暑さを和らげてくれるよう。

押しては返す波をみながら、
口笛を吹く。

四十万 静歌 > ――暫く口笛を吹いて、歩いた後、
その足でそのまま女子寮へとかえっていく。

その姿は溶けるように掻き消えるだろう。

ご案内:「浜辺(海開き状態)」から四十万 静歌さんが去りました。