2015/09/06 のログ
ご案内:「浜辺」に四十万 静歌さんが現れました。
四十万 静歌 > 水晶玉もみつかり、
とりあえず明日から占い頑張ってみようかな、
と決めたところで、
ちょっと心機一転の為にも浜辺へ。

夏のシーズンが終わった浜辺は静かで、
喧騒がまるで嘘のよう。

静かに一人散策するには丁度いいと、
さくさくと夜の海と空を眺めて歩く。

四十万 静歌 > 「ん、ん……あー……」

歩きながら発声の練習。

声の調子を整えるのも大切な事。

一音一音確かめるように発声してゆく――

四十万 静歌 > 「よし。」

と、大きく一つ伸びをして立ち止まり、
海に向かって息を吸い込み――

「――♪」

歌を歌い始める。

――望遠鏡で空を見上げ星を探す。

天体観測と名づけられた歌を。

今もまだ、私は探しているのだろうか。

何かを。

今を私は――追いかけているのだろうか――

四十万 静歌 > ――静かに歌い終えて一礼した後、

大きく息をはいてぼんやりと空を眺める。

――特に何かが見えることを期待してるわけでもなく
――何かがあるわけでもないが――

潮風が心地良く、

思わず口元が綻んだ。

四十万 静歌 > 「――まだ暑いとはいえ、
 冷える前に帰りましょうか。」

そっと海に背を向けて立ち去る――

ご案内:「浜辺」から四十万 静歌さんが去りました。