2015/09/24 のログ
■蒼穹 > あれは、代わりに魔力と生命力を馬鹿程消費してるんだよね。
だから、消費だけ見れば最悪じゃないかな。
別に呪文を使わないわけじゃないんだ。
例えばー…燈れ炎、ファイアっ。
(そうして最下級クラスの火属性魔法を使ってみた。
人差し指の先っぽにマッチの火みたいな小さな炎が燈って、宵闇を照らす。
ひゅおう、と秋の風が吹き抜ければ火はそれだけで消えた。)
古文だね。
ま、キミは異世界出身だろうし、最近来たばっかりらしいから分からないだろうけど。
暇潰しには丁度良いよ。私はもう、飽きたけどね。
(飽きたのでそれっきり古典の授業にも出ていないがそれが彼女の在り方なのだろう。)
…諦めなよ。
そんなもんするなら、野球でもしてればいいんじゃないかな。
(投擲された砂の塊は軈て空中分解するのだろうか。夜だから、見えにくいけれど。)
■ギルゲイオス > へー。
とは言え、普通の人が10中の5消費するのと比べ、破壊神様にとっては100中の1とか、随分と比率が違ってくるのかもしれぬがな。
……蒼穹の、ガチ詠唱攻撃呪文、とか余り想像したくない気がするのである。
(ちょろっと脳裏に過って、顔を振ると遠くに押しやった。
なんか周囲いったい消滅しそうな予感しかしない)
翻訳効果があるとはいえ、今勉強するのなら現代文の方を重視すべき、であろうしな。
我が世界にも古典文学――主に人間側のモノだがな、そういうのに恐らくと近いのだろう。
って、飽きたのであるかっ!
(飽きたモノを勧められる、この複雑な感情よ)
そうであるな。
(相変わらず四散して海に落下してく、砂団子に成りたかった何か。
両手を打ち合わせた後に、海水で手を洗い。
立ち上がれば、ぐっと体を伸ばして)
投げるの我、打つの我、拾って投げるのも我で、走るのも我!
流石に、一人で野球は出来ぬな。
二人でも厳しいか……キャッチボールなら可能であるが、どちらにせよ道具がない。
ふむ、何か丁度良い遊びは無いものか。
(自然に蒼穹を巻き込んでいくスタイルである)
■蒼穹 > ああー。まぁ、結局そういう事なんだろうね。
元々私って魔術を覚えるって、そういう概念がなかったんだよね。
人間が扉を開けるのと同じ感覚で転移の魔法が使える、
人間が矢を射るのよりも簡単に矢の魔法が使える。…日常の一部になっちゃってるんだ。
詠唱…詠唱ね。あんまりそういう非効率な魔術は使わないんだ。
(素振りから凄く失礼な事を考えられた気がするが、多分気のせいだろう。多分。)
おおう、ナイスツッコミ。
そだね。この間は漢文?だっけ。あれに絶望してペン投げたよ。
神様邪神様ってのはさ、飽きっぽい性格なんだよ。
だから私はどうしようもなく気まぐれ。って、自覚してるんだけどね。
(尚悪びれる事はない様子。威勢良き突っ込みに親指を立ててにっこり。)
多重影分身の術っ!…とか出来ない?出来ないよね、普通は…。
あー、何もないね。よく考えたら。バットもボールも。
スイカ割には季節外れ、水泳は嫌。釣りは退屈。
ならさ、…一狩り行こうか?
(何故か狩猟の様なムード。平穏で静寂そのものなこの浜辺に、
魔物なんていやしないだろうけれど。)
■ギルゲイオス > なんというか、生き物と神のスペック差を壮絶に感じた気がするのである。
そりゃま、我も簡単な術なら無詠唱化しているが、アレだってテンプレート化した術式を裏で走らせている訳で。
というか、非効率……非効率て……いや、うん、その、魔術士の前でソレ言うと凄い凹む可能性があるので、余り口にしない方がいいと思うのである。
(久しぶりに背後で暗黒のオーラが漂う。
無害なのは相変わらずだが、なんだかどんよりとした気配が漂っていた)
疑問符つけられても、我には漢文というモノが分からぬが。
察するに、漢字の文、という事だろうか。
勉強の神様もいるとは言うし、全員が全員という訳ではないのであろうが。
お主については、間違いなくそうなのであろうな。
(くくっと、喉元に小さな笑い声を鳴らした)
影の分身を作り出す術はあるが、野球みたいな複雑な動作を全員分操作してたら、それだけでパンクするのである。
有るのは砂と海水、探せば流木や空き缶位は有るかも知れぬがな。
そんなサラッと、ゲームしようぜ!、みたいなノリで言われても。
夏場であれば人が海水浴に来るような場所で、化け物やら魔物の類何ぞ現れんとは思うのであるがな。
(ん~、と考えるように小さく唸ると、
周囲をちょいと見渡す。
静かで平穏な事この上ない)
■蒼穹 > あ、いや。でももともと持ってたのは破壊属性の魔術だけ。さっきの純系の炎の魔法とかは書物で覚えたヤツだよ。
そもそもさ、無詠唱化出来るって時点で相当だと思うんだよね。
…うん、一番簡単な方法を術式として書いて、一番手っ取り早く効率よく。
だからまぁ、毎回毎回詠唱したり、直接陣を書いたりするのと違ってパクられやすいって欠点があるかも。
…ごめん。
(陰鬱な暗澹とした真っ黒なオーラが宵闇に、溶けた。
凹んでる。凹んでるよこの魔王様。)
…そうそう。異界の文言だったよあれは。
(何やら内ポケットから一枚紙を取り出す。
「以和爲貴、無忤爲宗。人皆有黨。亦少達者。以是、或不順君父。
乍違于隣里。然上和下睦、諧於論事、則事理自通。何事不成。」
とか書かれている。)
どうみても古代文字だよね。これ。読めない。
…ああ、勉学の。それって地球の神様でしょ。名前は忘れたけど祟り神で、雷神だった筈。
どっかの神社で祀られてるって聞いたけど、元々は神じゃなくて怨霊なんだったんだって。
…ま、邪神っていうのは気まぐれなもんだよ。
(それこそ、嵐の様に。今飄々としているのや、落ち着かず転々としているのも、気紛れで一点に落ち着かない、
はた迷惑な奴であることを示してもいようか。)
わお。実体持ってる分身作れるなんてちょっとビックリ。
でもそうなるよね、脳味噌が破裂。…不便だね、生き物って。脳味噌がないと思考回路が廻らないんだから。
流木と空き缶で野球はちょっとなぁ。
残念ながら、かな。…何か遊べる様なものは。
(同じくあたりを見まわしてみる。真っ暗な閉塞した海。
良くも悪くも何もない。秋空が澄んで綺麗だが、それだけ。)
…秋。紅葉でも見れればいいけど。見たって得するわけでもないしなぁ。
(何かないかと考えるけれど、残念ながらやっぱり何もなかった。)
■ギルゲイオス > 確かに、唱えず、陣も作らず、特に用意もなく、というのが一番スマートな発動方法、なのは分かるのだが。
それが出来ないから、術士や術師が研究を重ね、扱えるようにするために作り上げたのが詠唱やらであって……非効率な詠唱であっても、可能な限り短く簡潔に早く、突き詰めた結果の産物なのである……
(いっそ砂浜に「の」の字でも書いてしまいそうな勢いの魔王様。
大きく息を吐いてから、よしっ!と気を持ち直す)
……読めんっ!!!
(堂々と言い放つ)
面倒臭い神様を、祀って崇めて鎮めて、なんとなく日本的な感じであるな。
まぁ、真面目な邪神、というのも余り想像が出来んがな。
生真面目に世界の崩壊を計画するとか……
(出来れば勘弁願いたい光景である。
いや、気まぐれで崩壊させられるのも困るのだが)
と言っても、大した力はないがな。
炎をぶっ放す!よりも、ヒト型を制御する方が難しいのでな。
精々、大人一人を地面に押し付ける程度、といった位か。
まー、破裂はせぬが、限界超えると気絶はするのである。
(片目を閉じて、緩くと息を吐き出す。
子供なら、いっそもっと素直に遊びを見つけられたのかも、知れないが)
邪神様は、芸術やら景色には、余り興味が無いのであるかな?
遊びとは、また少々とちがうがな。
…………ふむ。
本当に思いつかぬな。
夏場であれば、水でもかけてやろうかと思ったが。
■蒼穹 > 「燈れ炎」で炎の魔術が使えるんだから便利なもんだよね。
科学と同じ様に、研究に研究を重ねられて便利でやりやすい術式が見せられるんだろうけど。
あと何だっけ。「汝に死を」とか、そんな詠唱もあったかなぁ。
…ギルって先生の方が向いてるんじゃないの?
(そうして説明する魔王様に冷静に一言。)
だろうなぁ。
古代文字か何かだよ。
どんな複雑な魔道詠唱だっての、これ。
(ぺしん、と紙を叩けばポケットにまた仕舞い込んで。)
神様っていうのは、良くも悪くも色んな概念の集合系だからね。
混沌としてるんだよ。一方ではこう言い伝えられてて、他方ではああ言い伝えられてて。
だから、神様っていうのは真ん中に芯になるものを持っているけど、二面性がある奴が多いのさ。
私もその一人だしね。多分。
(あくまで、多分なのだが。)
真面目な邪神、ねぇ。そういう奴は小物なんだよね。
計画を立てるって事は、つまり計画を立てないと世界を崩壊させることも出来ない、
そんな臆病で実力のない奴のやることだよ。
(ちょっと見下し気味な慢心口調だった。
因みに彼女は計画とかはしないタイプである。言うまでもなかろうが。)
…ああ、そういえば。
常世島の崩壊を目論む変な奴らが居たね。最近やってきたみたいだけど、物騒になったもんだよ。
(一つ日常の話を挟んで。)
ま、それは分かる。制御するには恒常的に魔力が消費されそうだしね。
…最悪脳味噌焼き切れて死んじゃいそうだよ。
(不穏な一言。生き物である限り、そう言った事だけは避けられないのだろうが。)
あー、私はさ。
確かに、星も紅葉も綺麗だと思う。
でも、それだけ。…それだけなんだよね、結局。
…おいおい。この私に水をかけようなんざ随分いい度胸じゃない。
流石に秋だし夜だし…寒いからアレだろうけど。
(にっこり挑戦的に笑うが、最低限の良識はある模様。
ただ、もう少し揺らいだら水の魔法でも使おうかと思った。
すぐそばに海があるのに。)
■ギルゲイオス > その言葉を口にしたら誰しも、という訳でもないがな。
呪文は外界へと発し聞こえるモノでしかない様にも見えるが、それを基礎骨格として術者本人が術式を肉付けし、構成に対して魔力を通し、具現化せる――とい手順を発声と共に無意識に行う事で、言葉だけで火がともるように見える訳であるが。
いやま、世界色々で、魔術の理論も幾分違うのだろうがな。
……即死系は、余程高等な術式を、余程格下の相手に、でもない限り早々成功しないと思うのである。
(何かそれっぽい詠唱だなと思った模様)
一応まぁ、卒業後、或いは十分にこの世界について学んだ後。
それでも帰る事が出来なかったら、教師でもやるかとは思っているのである。
(ちょいと肩を竦めて。
そんな魔王様の将来設計)
逆説的と言うか、何というか。
生物と神とでは、大きなことを行う場合の準備、についても認識が違うのかも知れぬな。
王様が大きな政治改革やるらしいけど、無計画で適当にいくぜうぇーい、なんて言ったらフルボッコであるしな。
まぁ状況が違うのであるがな、我のやっていた仕事は、多少臆病な方が丁度いいというか、何というか。
(他所の神様……いや、真面目な邪神なんているのか知らないが。
見下したような言い方に、くくっと、喉を鳴らした)
あー……我も詳しくは知らぬが。
最近、落第街ではなく『こっち側』で妙に事件が多いと話を聞くな。
なんか、この前はファミレスで事件があったらしいし。
(勘弁してくれよ、という感情を隠しもしない半眼で、ため息が盛大に漏れた)
視覚情報のみであり、そこから発展性が無い、という事かな?
まぁ、壊す神であり、作る神ではないから、想像性は苦手、というのは分からなくもないが……
(顎に指を当てると、ちょいと考える仕草の後)
な、何やら笑みが怖いのである。
男女が海で、水を掛け合ってキャッキャウフフは普通の事だと聞いたのである。
流石に水が冷たいのでやらぬがっ
(じりっと、一歩後ろへ。
変な知識を変な所から仕入れてくる魔王様)
■蒼穹 > おお、良く知ってるね。
でも高速詠唱とかいうのもあって、その辺りがよく分からない…。
ギルの世界の魔術が、そうやってできてるってのは分かるよ。
で、私の魔術も術式が基本になってるから、それに似てるとは思うなぁ。…ただ、使う魔力がちょっと異質だけど。
そうだね、超常現象の、魔術の在り方なんて、世界それぞれだよ。
あ…どうでも良い事思いだしたけど。
(ふと、眉を上げて。)
今の詠唱。どこぞの世界の魔王様の直属の配下の使ってた魔法の詠唱だった。
因みに即死に近いけど即死じゃない、どっちかって言うと光属性だったかな。
…そうだよね。よっぽどじゃないと即死魔法はそれとして成立しない。
魂にまでリーチを掛けるとか、準備段階が必要になって来て難しいって、確かに思うよ。
(だからどうしたと言われそうな昔の思い出を一つ。断片的すぎる記憶だが、年寄りであるが故である。)
お、そうなんだ。
そりゃあ面白そうだね。
私は当面卒業できそうもないけど。
(先生になった魔王様。一つの小説が書けそうだ。ロマンチックである。
因みに己は残念ながら、サボり過ぎでそれが災いしたらしい。)
ああいや、大きな計画を立てる奴は居るよ。
色んな奴と手を結んで、出来る限り人脈を広げて、神話戦争?っていうのかな。ああいう奴。
でもね、そうやって悪だくみしたり、大きな徒党を組むと負ける。
別の世界を蹂躙だー!とかやったらいつの間にか情報が洩れてたりね。…ま、具体例は忘れたけど。
そうだね…政治家はつらいだろうね。特に国王なんかになると。
マスコミとか民衆から叩かれっぱなしになりそう。
生真面目な邪神、ね。それこそ勉学の神様とかじゃないかな。会った事はないけど。
何でも、合格祈願に、とか祈るんだとさ。私はそんな神様信じないけどね。
(ここにそれがいたら、宗教戦争でもおこりそうな、不穏な一言を。)
そうそう。電気猿に英霊だってさ。電気猿の方は片づけたけど。
ファミレスで暴れた奴は英霊だったってさ。
ま、どっちも大した名前だけど通り魔って思ってくれて問題ないよ。
いやはや、何時も言ってるけど、最近物騒だねー。
(おかげさまで扱使われる身となる風紀委員だが。お給料がおいしくなったので問題ない。
ただ、名前が知れると仕事が増えるから、やってられないのも事実。)
うん、そう。私は綺麗だ、と、そういうだけ。詩を読むことも、それ以上に形容する事も出来ない。
幾等綺麗だって、眺めていれば飽きちゃう。じっとして景色鑑賞は、柄には合わないかな。
(良く暴れる、一個の暴力装置の様な、災厄の様な存在だった。
それが故に、今も落ち着くと言う事が苦手らしい。明朗快活なのも、そういう理由。)
ふっふっふ。
いやぁ、そりゃああれだよ。水着シーズンだけだって。
あとね、私泳げないんだよね…残念ながら。
水をかけあってキャッキャウフフをしたいのならしてみるかい?
(人の話を聞かず、小さく一歩にじり寄る不穏な邪神の影。)
■ギルゲイオス > 良く知ってるも何も、我は生まれて魔術が使えた、という訳ではないのでな。
今に至るまでそりゃ100年近く勉強したし、今も勉強中であるよ。
高速詠唱は、うーん、解釈が色々あるな……大まかには、単純に唱えるのを高速化させるか(早送り)か、呪文をコンパクトに圧縮してしまうか(データー圧縮)、この辺か。
(片目を閉じれば、ちょいと考えながら顎を撫でて)
即死に近いけど即死じゃない?
で、光属性……なんだ、アンデッドを崩壊させるとかそういうのであるかな?
(死んでる相手に即死というのもおかしな話だが、まぁ大雑把には近いと言えなくもない)
んなもんホイホイ成功するなら、攻撃魔術は全部即死系で済んでしまうのである。
生物として一番強い『生命』を崩さねばならぬのだから、一般人相手でもそうは成功せぬよ。
即死クラスのダメージ、なら話は別なのだがな。
(ふーむ、と息をはいて首を傾ける)
普通の人間に比べれば寿命も長い分、事魔術に関しては正直習う必要が無い程度には、知っておるからな。
今すぐと出来ない事もないのだが、我としても此方の世界についてもっと知りたいのでな。
卒業するにせよ、中退するにせよ、まだ暫く先であるな。
……安定のサボり魔であるか。
確かに、神にとって一年やら二年は大した事ないのだろうがな。
(なんとも言えないびみょーな表情。
とかなんとか言ってる間に、10年位学生やっってそうな予感がする)
此方の世界で、壁に耳あり障子に目あり、なんて言うがな。
何やら神様と我々では、戦争のノリが少々と違うらしいのである。
此方と我の世界では、民衆や情報の動きも違うので、一概にという訳ではないが。
マー……事有るごとに文句言うヤツは、何処にでもおるな。
(思い出して、肩が軽くと堕ちる)
で、電気猿?
(ピカー……あれは電気ネズミだ)
それは一先ず置いといて、英霊? 本当に世界を救った英雄たちに謝れ、と言わざるを得ない。
ファミレスで騒ぎ起こすとか、そりゃたただの邪霊か怨霊の類であるな。
(眉を寄せる険しい顔。非常に、気に入らない様だ)
故に、古典やら何やらも、暇つぶしで済んで飽きて終わってしまう、という事か。
性質的にも、ぱっぱっぱっぱと色々な事に手を付ける方が、向いているのだろうな。
(肩を竦める仕草をすれば、顔を緩くと横に振り)
だ、だから言うだけでやらなかったのであるが?
……泳げない邪神とか、それはそれでギャップ的な可愛さも見いだせるのであるが。
おい、何故にじり寄る……
(ずりずりと、波打ち際に追い詰められる魔王様)
■蒼穹 > 常日頃から勉強してるって事なんだねー。
早送りの方も、圧縮の方もね。言葉として意味を持たせている筈なのに、
早送りして聞き取れない言葉にしちゃったり、圧縮して別世界の言葉にしちゃったり。
精霊呼ぶ魔法とかを筆頭に、何かを媒介する様な魔術。召喚術には相性悪そうだよね。
…ま、ある意味私も精霊とかそういう類で、それ自体が魔法概念だから当たり前みたいに魔法使えるんだろうけど。
(つらつら、と疑問に思う事を言いつつ。)
んー…。結局あの魔法、禁術扱いだったし、別の術で破られちゃったからどうなるかは分からないんだよね。
ただ、自分の命を犠牲にぶっ放す魔術だったし、詠唱からすると多分即死だって思わない?
そういえば、アンデットって、逆に回復魔法とか光魔法でダメージ入るんだっけ。
(不死人を葬る方法は実に微妙。アンデットも頭を砕くか浄化するかとか、その辺りも世界によってまちまちなのでよく分からない。)
そうだよね。ゲーム的にも即死魔法は必中になりにくいし。
どんなに硬くても、実体がなくても一撃で葬れるんだからそれは強いってもんさ。
…ま、死神とかなら、出来るけどね。
即死クラスのダメージは、相手に依るよね。本当に。
(この辺りは、禁術とかがかかわってきそうだ。)
あー、誰だっけ。右大臣左大臣の人に習ったんだっけ。
この世界もまぁ大分広いよ。巨人が小さくなってアリの巣覗く。それくらいには大きい。
…今は決め兼ねてるって事なんだね。
あっはは、まーね。
サボリだし、暇だし。明日から本気出せば何とかなるさ。神様じゃなくて邪神だけどね。
(そこはこだわりの様で、ひょいっと修正を入れた。)
…あー。でもこれ私の考えだから、ギルの世界でどうか、他の連中がどうか、なんてわからないけどね。
ってかそっちの世界でも戦争とか会ったんだ…。
あっはは、いるよね…取り敢えず叩いとけ、みたいなの。何処にでも。
…お疲れ様。
(苦労していた様だ。何とも言えぬがそれだけ一声。)
うん、電気猿。上から下まで全部金色で電気纏った―――。
…ん、そうだね。邪霊で間違いない。やってることは、ね。
一人、相当やばいの見つけたよ。神霊っていうのかな。
一瞬で氷の体に変わって転移する大魔術。
忍者で変わり身の術って言ったところなんだろうけど、
私に指向けられて、冷静に対処しやがったんだから大したもんじゃないかな。
…珍しく気分悪そうだね。
(彼は考え事をする素振りを多く見せるが、こう露骨に嫌悪を示したのはついぞ見たことがなかった。
相当気に食わないのが、その大きなガタイと王様然とした態度からより浮き彫りに見える。)
そうそう、よく分かってるじゃん。
だから常に楽しい事を探して回ってる。同じことを繰り返すのは苦手だから、さ。
(それなりに、満喫はしているのだが。この世界には何だってあるのだから。)
お、可愛い?あっはは、嬉しいな。
…いや。何。私が目に付く範囲は全て、既に私の射程距離《レンジ》内だよ。
このままギルを背面の水際に突き飛ばしたらどうなるかな。
(何とも悪魔的思考だった。水を掛けるのではなく、水があるところに着き落とそうと考えるあたり、
どうしようもない悪戯っ子である。因みに本気でする気は今のところないが。)
■ギルゲイオス > そりゃま、魔術士ってのは、学者的な一面もあるのでな。
使うだけなら、魔術使い、とかそんな感じであるかな。
まぁ、誰かに聞かせる訳でもなく、基本として自分が理解出来れば問題ないからの。
召喚術系は――そうかもしれぬな。我は門外であるので詳しくはないが。
もっとも、魔力的なラインを繋げて、それ経由でブッ込めば問題ないのかもしれぬがな。
(あくまで勉強中の身。
よくわかんね、とばかりにカタを竦めた)
術者の趣味でアレンジが入る場合もあるし、実際見るか情報を得るかしないと、分からぬがな。
もっとも、魔王の従者がお主より格上とは思えぬし、ダメージは兎も角、命にはかかわらんとは思うのだがな。
ん~……その辺は世界やら術やら種類次第であるかなー?
我が世界でアンデットに分類される存在は……我が世界の魔術だと、回復は効果が無いだけ、光系は効果的、って感じであるなぁ。
(死肉の回復速度を高めても意味がない、それだけのお話である)
魔術は左大臣担当である、武術は右ね。
(左が学者風の女性で、右が鎧のデカいの)
まーの、我も120年アチラの世界で過ごしたが、知らない事も多いのでな。
此方も、そうと変わりはないのであろうさ。
とりあえず、即決する事でもないのでな。
(喉元で小さく笑うと、ちょいと顔を振って)
我の代ではなく、昔の話だがな。
とはいえ、統治者がもし戦争が起こった場合どうすべきか、と考えておくのは普通の事であるよ。
電気猿ねぇ、普通の生物ではなかろうし、召喚された獣の類か。
……なんかもう話聞くだけですこぶる面倒な予感しかせぬな。
風紀委員にはより一層頑張って頂きたいが、街で暴れられるとなー、無視する訳にもいかぬしなー
(ちょっと唸ると、悩ましげに空を見て)
それ、多分本人が英雄、と名乗ったであろう?
そもそも英雄ってのは自称より他称するモノだが、まぁそれは置いといて。
例えば、単純な例で言えば「私は風紀です」って風紀委員が言いながら街中で暴れてたらどうよ。
そりゃま、邪悪な側にとっての英雄、ならそれでいいのかも知れないが。
なら、魔英雄とか、邪英雄とか名乗れよと。
(一通り言うと、ふすーっと息が抜けた)
我の目で見る限り――ってそういう話ではなくっ。
いやいやいや、魔族や魔王でも風邪ひくのであるよ?
というか、先代は病死したのであるよ?
平たく言えば、止めて欲しいのである。
(じりじりじりと間合いを計りつつ、逃亡の活路を探す)
■蒼穹 > じゃあ基本は魔法使い的な職業になるのかしらねー…。
実際原理を研究して魔法使ってる人って少なそうだし。
召喚術って、結構特異的だよね。それあったら他は使えない感じがする。
ああ、それはあるかも。物量と力技で捻じ伏せる、的な感じだね。
基本的に魔力量があったら大体の事は出来るよね。流石に氷属性で炎を撃ったりは出来ないけど。
(片付けられればそれに手引き上げておいて。)
ん、そうだね。
禁書庫にでもありそうだし。今度暇なら見てみるのも良いかも。
それに、その魔王って言うのも正式に王位があるかもわからない奴だったけどね。
ただ、世界を支配するって言ってたどうしようもないツンデレだった。…結構覚えてるなぁ、昔の事なのに。
そうだねー…世界が違うと、色々性質も違うよね。
一概に魔王って言っても、イメージは似てるけどまちまちだし。アンデットも、
回復魔法や光魔法も、微妙にそれぞれ違ってくる。
この回復魔法や光魔法って言うのが神性を伴うから浄化作用が効果的、とかそう言うのもありそうだけど…。
(結局その辺は、世界ごとに違う、でピリオドを打つしかあるまい。)
…ああ、あの顔を顰めてた人でしょ?左大臣さん。
ゆっくりきめれば、良いんだろうね。
(うん、と一言。頷いて。)
ああー。それはそうだね。
内乱や国内分裂がないわけでもなさそうだし、ね。
…うん。電気猿。いや、ゴリラの方が正しいだろうけどね。
魔獣…にしては、人間の言葉を喋るだけの知識も、独自の格闘術も持ってたし。
歓楽街に出てた。ま、この件は片付いたから良いけど。
そんなに思うならギルも私の御仕事手伝ってほしいなぁ。
(最近一人(この場合人としてカウントしていいかは微妙だが)助手を雇ったこともあり。
羽振りはそこそこいいのである。ただ面倒事が増えてきた。因みに風紀委員への勧誘ではなく、己の助手への勧誘である。)
ん、そうだね。七英霊の一人って。
さぁ、嘗ては英霊だったんだろうさ。それが、誰かの邪気に当てられて黒く染まるなんてよくある話。
…でも、迷惑なのは変わんないし、英雄を騙って暴れるのはなぁ。
私だったら破壊神って嘘偽りなく言って暴れそうだけど。
…相当みたいだね。連中、通り魔で人殺しにしか興味ないみたい。
おまけに逮捕できない能力まで持ってるから殺害するしかないんだって。
嫌な時代になったね。邪霊狩り。…ま、私もそれさせられてるんだけどさ。
(同じく、溜息を一つ。)
あははは!風邪ひいたら看病くらいはしてあげるさ。
これでも一応回復魔法が使えなくもないんでね。
さぁ、どうしたものかなーっ!
(悪戯っ子の特有な、やんちゃな笑顔。
果たして、事の顛末は何処へ向かっていくのだろうか。
止めて欲しいとの言葉は、聞き入れたのだろうか―――。)
■ギルゲイオス > 習って使ってるだけなら、そーなるのかもしれぬなー。
原理、とまでいかなくとも、改善やアレンジ等をやっておれば研究者、と言えなくもないがの。
召喚は、呼び出す存在ありき故、ちょいと魔術とはまた毛色がな。
(腰に手を当てて、頭を横に。
勉強中ではあるが、やはり中々飲みこみが難しいようだ)
まー、我が本を読んだ限り……小説の類だがな、色々な魔王もおるようで。
我みたいなのは代々と王位を継いでおるが、力でねじ伏せて我が王だ!みたいな奴もおるからな。
つ、ツンデレであるか……もしや、前に話しておった転移荒野の魔王であろうかな……
(なんとなくそんな予感がする)
我の世界で光とか闇は、神とか悪魔ではなく、文字通り光か、闇であるな。
勿論、術作成者の趣味でそれっぽい味付けがされておる場合は、あるのだが。
神性、或いは神聖云々は関係ないのである――あくまで学問であるが故。
(といっても、その世界事云々、という話に落ち着くのだけれども)
万が一に備えるのも、為政者の大事な仕事、であるよ。
電気ゴリラ……なんだかすごく強そうな響きである。
お手伝い―?
ん~む、まぁ風紀や公安に属する心算は、今のところないが。
依頼やら、個人的な協力であればやぶさかではない。
そもそも、事件が最近多過ぎて、安心もしてられんからな。
とりあえず、我にまわしても問題の無い情報の類を、メールか何かで教えてもらえるとありがたいな。
特に、「自称」英雄共について。
(乗り気、ともまた少し違うのだが。
必要とあれば、といった所か)
英雄を名乗る誇りがあるなら、自害するなり、自分で消滅しろと。
その程度で染まるなら、そもそも英雄の器ではなかった、という事であろうさ。
(へふっと、息を吐いてカタを竦める。
擁護する気は一切ないらしい)
通り魔で人殺しで、逮捕出来ないか……我の異能で閉じ込めて、泣いて謝っても消滅させ続けてくれようか……
(若干と、言葉尻に唸るような声が混ざる)
いやいや、破壊神さまのお手を煩わせる訳にはいかぬしな。
なのでここはひとつ穏便に――ぎにゃーーー!!
(魔王様の悲鳴が、静かな海岸に響き渡る。
その後酷い事になったかどうかは、うん。
邪神様の気まぐれ次第だろう)
ご案内:「浜辺」からギルゲイオスさんが去りました。
ご案内:「浜辺」から蒼穹さんが去りました。