2016/08/25 のログ
ご案内:「浜辺」に迦具楽さんが現れました。
迦具楽 >  
 八月の浜辺。
 海開きもされて浜辺でのレジャーを楽しむ住民で賑わう中。

「あぁー……」

 黒と赤のウェットスーツが、浜辺に打ち上げられていた。
 もちろん、スーツには中身も入っている。
 それがうつ伏せできをつけの姿勢で打ち上げられていた。
 長い髪は団子にされて纏められているが、それが見てよくわかるように、顔面が砂浜に半ば埋まっている。
 明らかに不審者……一歩間違えれば不審物が打ち上げられているようにしか見えなかった。
 

迦具楽 >  
 砂浜に顔面から倒れ伏していて、寄せてくる波が時折その姿を隠す。
 普通なら窒息でもするんじゃないかっていう状態だし、むしろ生きていれば飛び起きるんじゃないかという様子。

「ぁー……」

 しかし、なぜかうめき声が聞こえてくる。
 砂浜に頬骨の辺りまで埋まってるためにくぐもってしか聞こえないが、見るからに不気味だった。

「あ――」

 時折発せられていたうめき声が波に飲まれてゴボゴボという音に変わった。
 波が引いていけば、またそれまでと変わらない不審物が転がっている。
 海水浴を楽しみに来たのだろう住民達も、関わり合いを避けるためか、遠巻きに眺めては避けていく。
 そしてまた不審物は波に呑まれていた。
 

迦具楽 >  
「んー……」

 のっそりと、不審物いや不審者が顔を上げる。
 それから手を突いて起き上がると、顔についた砂を払って背伸びをした。

「……お腹すいた」

 そうけだるそうに呟くと、その場を離れて海の家へと向かっていく。
 それから、海の家に預けてある今日の収穫を受け取って、ふらふらと異邦人街の方へと帰って行った。
 

ご案内:「浜辺」から迦具楽さんが去りました。
ご案内:「浜辺」にアリスさんが現れました。
アリス > 諸君、私は水着が好きだ
諸君、私は水着の女の子が好きだ
諸君、私は水着の女の子が大好きだ

脳内ナレーション以下略。
浜辺で仁王立ちしているスク水少女一名。

夏の熱気に当てられているのか顔が赤いです。

「ふーはーはーはー!
夏が終わりそう?気にせず私は泳ぐぞー!」

もとい、夏の聖戦が終わって酷くハイテンションでした。
そして浜辺から海に向かってダッシュ。

アリス > 「ほっぷ、すてっぷ、かーる…じゃなくてだーいぶ!」

ダッシュした後波打ち際を越えて海にダイブ。

顔から飛び込んで、少し大きな水しぶき。
そのままテンションに任せて思いっきりバタ足と腕を動かして泳ぐ!



後ろに。
去年もやったけど何故か後ろに進む泳ぎは健在でした。
沖に泳ごうとして波打ち際に帰っていきます。

ご案内:「浜辺」に暁 名無さんが現れました。
暁 名無 > おーおー、こんな夏の終わりに滅法元気なのも居たもんだ。
積みに積まれた仕事に一応の終止符を打ち、ビーサン突っかけてやって来たのは海水浴場。
疲れた心を水着美人で癒してやろうかという目論見で来たのだが、
そんな中に暴走──いや、泳いでるんだから暴泳か?─している姿を見つけて思わず感嘆する俺だった。

「よく居るよなあ、ああいう夏本番を過ぎてから妙にテンション上がるやつ。」

線香花火みたいだよな、と俺は近々浜に打ち上げられるだろう少女を見て呟く。
しかしまあ、どうやったらあんなに勢いよく後ろに進むんだ?

ご案内:「浜辺」から暁 名無さんが去りました。
ご案内:「浜辺」に暁 名無さんが現れました。
アリス > 足がじたばたと砂浜に。
勢いよくぶつけると痛かったのは覚えてるので足がついたら足の動きを弱く。

顔をあげて手をついて転がって砂浜に戻ってみれば。
見られてる気がしました。

「んー。見覚えー。」

あったかどうか思いだせずにとりあえず再度立ち上がって波打ち際へダッシュ。
学習したのか浜に向かって顔を向けて、深呼吸。

暁 名無 > それにしても日差しがキツい。
昔はもう少し夏の日差しにも耐えられた気がしたんだが最近はさっぱりである。
学校から来る途中買って来た麦わら帽子が無ければ即死も免れなかったと思う。割とマジで。

「よう、元気だなこの暑いのに。」

こちらに気付いたらしい少女へと軽く手を挙げて声を掛ける。
まだ僅かな期間しか教鞭をとっていないから、生徒からの認知度はかなり不安がある。
まあ、そんな事気にしててもしゃーないわけだが。
今は夏休み、ここは校門の外。多少は教師という肩書を外しても良いだろうと俺ぁ思う訳で。

アリス > 子供は風の子。違った。
海水でぬれたすく水姿で首かしげー不思議そうな顔して。

「暑いから元気なんですよー?」

あんまり認知してないどころか多分担当授業受けてませんでした。
単位制だから仕方ない。

「泳がないんですかー?」

それと続いて問いかけて海面に身を任せて浮き。
砂浜に向けて泳ごうとクロールする腕とばた足。
また後ろに進んで沖へと向かって。

暁 名無 > 「おう、理屈は解らねえでもねえけど元気過ぎてぶっ倒れんなよ。」

どうやらあちらさんはこちらの顔を知らないらしい。
ついでに俺も知らない。授業での遭遇は無いって事になる。
興味が無い奴はとことん興味無い分野だから仕方ないし、無理もない。

「俺ぁ目の保養に来てんだよ。見ての通り海パンでもないしな。」

スラックスにビーサン、迷彩柄の白衣……って呼んでいいのか、これ。
ともかくそんな出で立ちで泳ぐわけ無いだろ、と器用に後退して泳いでいく少女へと手を振る。
しかしまあ、あどけない顔して案外凶暴なものをお持ちだこと。

アリス > 「はーい。大丈夫、体力の限界は余裕もってるですよー」

ただし、沖に進んでる勢いが泳ぐより強くて距離的な意味での限界点は近そうな雰囲気。
まず「常識」とか「異能学」とか「よいこのぜいきん」とかその辺に掛かりきりなのでそういう生物学とか授業は後回しになるのでした。

「あー。あー、……泳ぐ振りしてないと不審者ですよー?」

格好位はと言いながらどんどん遠ざかって波しぶきもあって凶暴な物もあまりみえなく。
現在50m突破。
視力次第で見えるかも。

暁 名無 > 「おう、ならよし。あそべあそべ。
 その為に夏休みってなぁ。あるんだからな。」

※ただし子供に限る。
夏季休暇なんて夢のまた夢、遠い思い出になってしまったおじさんは懐から煙草を取り出してふかし始めることにする。

「良いんだよ、多少はアレでもバカンス気分の可哀想な職員くらいには、みんな見てくれるだろ。」

すっかり遠くへ行ってしまった少女を咥え煙草で眺めつつ。ここからじゃ殆ど何も見えやしねえ。
ただ、こうしていれば保護者っぽいフリは出来るんじゃないかとか考えながら、俺は前を横切って行った他の生徒を目で追った。
うんうん、やっぱ夏は海で水着が一番だな、と心から思う。

アリス > 「その夏休みは殆ど趣味と実益の両用でついやしましたー!
泳げたの今日が初めてです。」

遠くから何か語尾が寂しい声。
年2回のうち夏の聖戦と言う修羅場と宅急便のお仕事で休暇なにそれだったような。

「スイカ位持ちましょうー」

エコーがかかり、泳ぎながら喋りすぎたせいで
ごぼっと海水が口に入ってじたばたじたばた。

現在砂浜から75m地点で泳ぐ勢いが止まってじたばたしてました。

暁 名無 > 「おいおい寂しい休暇送ってんなあ。
 ……いや、趣味に回せるだけ良い方か。」

実益ばっかりで休みらしい休みが取れなかった身からすれば羨ましいにも程がある。
ともあれあの子の趣味が何かは全く存じないところだが、言葉から後悔は感じられないからそれで良しとしよう。

「スイカなんか浜で持って佇んでりゃそっちの方があやしいわ……と?
 おーい、大丈夫かー。こっちから見た感じ、泳いでると言うより溺れてるように見えるんだが。」

もしかしたら新種のシンクロナイズドスイミングという線も考えて声を掛ける。
だいぶ距離があるのに声を張っている様子は無く、それでも相手にちゃんと届くのは魔術の応用だ。のどにやさしい。

アリス > 答えてる余裕がなくてじたばたばたばた。
海面に対して水平だったのが垂直になりつつあり。

「げほ、ごほっ。」

水を吐いて深呼吸中。
ヘルプミーとまではいえないけど会話を続行できない様子を見せる。
とりあえず後ろを向いて水平になろうとする努力をしてみた。

暁 名無 > 「ったく、しょうがねえな……って話し掛けた俺にも責任はあるな。
 ……あー、嫌だねえ。幼子相手に責任問題ですか?報道待ったなしじゃねえの。」

呑気過ぎる口振りと共に俺は波打ち際へと向かい、寄せては返す海水へと両手を浸す。
普段は空気中の水分を集めて霧吹き代わりにする程度の魔術しか扱えない俺でも、これだけ水と魔力が溢れてさえすりゃあ、

「今ぁ助けるからな、もうちょっとふんばれよ。」

海水を遠隔操作して溺れた女の子一人抱え上げるのくらい訳ないってもんである。
具体的には水の腕が下から持ち上げてくれるといった感じ。

アリス > 水に浮こうと努力するだけしてみて、最悪駄目そうなら取れる手段なんだっけーと思い浮かべてたら。
海水が変な動きをしているような、くすぐったいような。

「はれ?」

じたばた止めたら、海水に持ち上げられてました。
お腹中心に持ち上げられてぶらーん、と足と腕が垂れ下がる感じで。

「へるぷみー?」

疑問系。
状況に対応し切れてないきょとん顔。