2015/06/28 のログ
光ヶ丘睦美 > (ポニーテールを揺らしてとてて、と少女が去る)
(鳥居の下でくるりと振り向くと、親指を上げて)
(そのまま残りの半回転。石段を跳ねるようにして、階下へと消えていった)

ご案内:「常世神社」から光ヶ丘睦美さんが去りました。
烏丸 九郎 > んー……

(少年は大きくのびをする。少女からもらった気は全身を満たし
心は晴れやかだ。
気晴らしのための散歩だったか、こうも気が晴れるとは思わなかった。
あの少女、光ヶ丘睦美のおかげだ。
久しぶりに歌った歌は、少女の心に届いただろうか?
届いたのなら嬉しい。少年は、鼻歌を歌いながら、拝殿へと歩み寄り
財布から5円を取り出し、賽銭箱へと放り投げる。
良い縁に感謝を込めて。)

烏丸 九郎 > (少年はそのまま賽銭箱に背を向けると、鳥居を抜け、神社を後にする。
そのまま少女が消えていった階下へと踏み出した。
その足取りは、ここに来た時とは違い軽やかなものであった。)

ご案内:「常世神社」から烏丸 九郎さんが去りました。
ご案内:「常世神社」に自販機さんが現れました。
自販機 > (1缶じゃ足りないし2缶じゃ少なすぎる。
 だーかーらースリーボトルだヒャッホー!
 なる落書きを身にまとった自販機が神社の片隅に設置されていた。時刻は既に深夜過ぎ。時間帯で言えばSM人形をもった痴女がムチを打ちにあらわれるころだろう)

「ブーン」

(ムチだったかクギだったか)

自販機 > 「にゃーん」
自販機 > (「ま た 貴 様 か」。いい加減に市ね。
 自販機の足元に擦り寄ってくる猫が居た。どこかで見たような猫だったが気にしないよ自販機だし。
 自販機はひたすら待っている。夜の神社だろうが関係ないのだ)

「ブーン」

(売れればいいのだ)

自販機 > (売れないわけだが。
 自販機は美しき月の下立ち尽くし――月にかかっていた雲がなくなったときすでに消えていた)

ご案内:「常世神社」から自販機さんが去りました。