2015/06/29 のログ
ご案内:「常世神社」に綿潟からめさんが現れました。
■綿潟からめ > 日曜日の昼下がり。15、6歳の少女が境内のベンチにいる。
身長は150cmくらいだろうが、やせっぽちなせいで尚更小柄に見える。
血色は悪く、くすんだ茶髪を雑に伸ばし、顔の両脇でリボンでくくっている。
無愛想な表情でざっくりとハーフパンツとパーカーを着た姿はどこかふてぶてしい。
鳥居に止まった種類も知らない鳥を疎ましげに睨みつけるが、鳥にそんな視線が通じるわけもない。
「くぁあ……」
欠伸をして、不満げに呟く。
「すっぽかされた、ってわけね。
まぁいいけどさ……たまに社交的になろうとしてみりゃこうなんだから、ほんと人間ってダメ」
誰かと待ち合わせをしていたが、すっぽかされた、という状況である。
ならばさっさと帰ってしまった方がいいのだろうが、徒労感でベンチから立ち上がれず、しばらく座ってぼんやりしている。
■綿潟からめ > いい加減不貞腐れてるのも飽きたので立ち上がる。
「何が縁結びだバーーーーヤ!」
ここが縁結びの神社なのかは知ったこっちゃないが、そんな罵声を(社務所の人に聞こえないくらいの音量で)吐き捨てて、帰った。
ご案内:「常世神社」から綿潟からめさんが去りました。
ご案内:「常世神社」に東雲七生さんが現れました。
■東雲七生 > んーっ、今日の授業も終わっ……たぁー!
(放課後から更に数時間後。
だいぶ陽も傾いてきた頃、日課のランニングの折り返し地点である常世神社の石段を登り終えた東雲は大きく伸びをした。)
■東雲七生 > さーて、久々神社ルートに来てみたけど……。
んんー、特にこれと言って変わった様子無し、かー……。
(まあそれもそうだよな、と一人納得して汗を拭う。
そうそう不測の事態なんて、起こる訳がない。)
ご案内:「常世神社」に焔誼玖杜さんが現れました。
■東雲七生 > ま、いーや。休憩休憩ーっと。
(境内まで入ってくると適当なベンチを選んで腰を下ろす。
もしかしたら知り合いに会えるかもと思ってはみたものの、どうやら読みは外れたらしい。
戦闘時以外はことごとく外れるのが自分の勘だと、軽く苦笑を浮かべた)
■焔誼玖杜 > 【石段をゆっくりとあがっていく。
少し気になることがあったために、足を伸ばして見たものの。
思った以上に『それらしい』雰囲気に呑まれそうになる】
「……少し、似てるかも」
【故郷の神社に。とはいえ、これほど立派ではなかったけれど。
境内に上がると、その空気をゆっくりと吸い込んだ。
わずかに上がった呼吸を落ち着け、見回しながら歩いて見ると、偶然に見知った姿を見つけることができた】
「……こんにちは、東雲さん」
【姿を見つければ、近づいていって声を掛ける。
わずかに微笑を浮かべられただろうか。
以前に比べ、多少表情が出るようになっている】
■東雲七生 > んー?
あ、焔誼じゃん。よーっす、どうしたんだこんなとこまで?
……って、そっか、寮からだと結構近いんだっけ、ここ。
(ひらひらと手を振りながら、相変わらずの子供っぽい笑みを浮かべる。
案外自分の勘も捨てたもんじゃないな、と思いつつ。)
■焔誼玖杜 > 「いえ、そんな近くはないですよ。
ただ、一度も来た事がなかったので、少し見て見たくなったので」
【境内、そして社を眺めて、東雲の隣に腰を下ろした。
珍しく、少し汗をかいているのか、頬に髪が張り付いている】
「東雲さんは、どうして神社に?
寮じゃ、なかったですよね」
【その笑みにできる限り笑い返しながら、聞き返す】
■東雲七生 > あれ?そうだっけ?
地図見た感じ、結構居住区から近いと思ったけど……まあ、道なりに来たら遠い感じしたりすんのかもな。
(一人納得して隣に座った少女を見る。
汗、拭いとけよと告げて首から下げたタオルとは別に、小さなハンドタオルを差し出した。)
俺はランニングの途中。
ちょうど幾つかルート決めたうちの一つがここで折り返しになってんのさ。
良い時間だし、休憩と日没見てまた研究区まで戻ろうかなって。
(そんな事を大して疲れてる様子も見せずに言う。
長距離を走る事に慣れているのだろう。)
■焔誼玖杜 > 「あ……ありがとうございます」
【礼を言いながら受け取り、髪を避けながら汗を拭う】
「ランニングって、研究区だと……ずいぶん遠いですけど。
いつも走ってるんですか?」
【少し驚いたように見返す。
長距離走……というにも少し、真逆の位置の研究区は遠すぎるような気がしたのだ】
■東雲七生 > おうっ、別に礼を言われる様な事じゃねーさ。
(あはは、と声を上げて笑いながら自分も額の汗を拭く。)
んー、まあ。雨の日とかは流石に遠くまでは来ないけどさ。
大体毎日かなー、あ、研究区からって結構遠そうに見えるけど案外そうでもないんだぜ。
大体2~3時間くらいで来れるんじゃねえかな。計った事ねえんだけどさっ。
(大きく体を伸ばしながら答える。
そう遠くは無い、と本人が言うのにはそれなりに理由があったが、
あんまりひけらかして言う事でもないだろう、と黙っていることにした。)
ご案内:「常世神社」に頸城 陸さんが現れました。
■焔誼玖杜 > 「……二、三時間」
【そもそもソレだけの時間を走るということが想像出来ない玖杜である。
つい苦笑いが浮かぶ】
「東雲さんは、体力があるんですね。
私だったら途中で倒れちゃいそうです」
【体力は……ないわけじゃないが、あまり自信があるわけでもない。
それだけ走れる東雲さんがすごいなあと】
■頸城 陸 > ゆらり、石段を登る。
なんとなく出歩いて、なんとなく神社に行きたくなって、なんとなく石段を登っている。
暇つぶしに辺りを歩くことは嫌いじゃない。
嫌いでは無いのだが、この石段を登るのは結構疲れる。
「……ふぅ」
石段を登り終えて、息を整える。
とりあえず、休憩しよう。
視界を動かし、見つけたベンチの方に向かって歩を進めてみると、人影が二つ。内一つは、どこかで見覚えがあったような気がした。
■東雲七生 > そ、2~3時間。
まあ体力くらいしか今んとこ取柄もねーしさ。
他の男子に腕っ節で劣ってる分、何か他のことで勝てとかないと。
(それでも同じような体力の持ち主はごろごろしてるけどな、と東雲は苦笑した。
と、そんな話をしていると、視界の隅に新たな人影を捉える。)
……あ、こないだの学校の。
(確か、幽霊相手に殴りかかった奴だ。とすぐさま思い出した。)
■焔誼玖杜 > 「……ごろごろいるんですか」
【驚愕である。
いや、すごい人が多いのは知っていたけれど、具体的な例を聞けば、やはり驚いてしまう】
「…………」
【新たな人影が現れると、軽く頭を下げた】
■頸城 陸 > 少年の言葉に、記憶が戻ってくる。
あぁ、そうだ。思い出した。
確か以前夜の学校で幽霊から逃げてた人だ。
ふらり、数歩近づいて口を開く。
「……あ、ちゃんと逃げれたんだね。……良かった」
言葉の後、安堵の息を吐く。
その後、少女の方にも頭を下げた。
「……あ、どうも」
■東雲七生 > ごろごろ居る。
まあ、それでも出来る限り体力付けられるとこまでつけたいと思ってんだけどさ。
……ほら、俺らまだ一年だし。
(これからこれから、と努めて明るく笑いながら告げる。
別に相手は体力を付けようとしている訳では無いという事も勿論わかっているし、
半ば自分に言い聞かせているようなものだ。)
あ、お気遣いどーも。おかげさまで。
そっちも無事だったみたいで一安心だよ、いやマジで。
■焔誼玖杜 > 「うん、そうですね。
まだこれからです。
……東雲さんががんばれる様に、応援してます」
【お弁当も、たくさん用意しますね。
などと、わずかに笑みを浮かべて】
「……何かあったんですか?」
【無事を確認しあう二人の会話には、そうたずねる】
■頸城 陸 > 「まぁ、一歩間違えたら死ぬ所だったからね……」
苦笑交じりに言葉を返す。
まぁなんにせよ、お互いが生きていたのなら万々歳だろう。
「……えーと……少し前に、夜中の学校で幽霊に殺されそうになってね。……それで、この人とは別々に逃げたんだけど、ずっと無事を確認できてなくて、みたいなそんな感じ」
少女の問に、頭を掻きつつ答える。
説明は苦手だ。ちゃんと伝わるといいのだけれど。
「……むしろ僕的には、君たち二人の関係の方が気になるんだけど……」
少女と少年を交互に見て、呟く。
というかお弁当って何だ。カップルかなにかか。畜生。などと、心の中で言葉を吐きながら。
■東雲七生 > はは、サンキューサンキュー。
焔誼の弁当美味いから、ホント助かってるよ。
またヨロシクなっ!
(今まで食べた少女の手作り弁当を思い返しながら期待の笑みを。
続く問いには、少し考える様に頬を指で数度、掻いて。)
あ~……何て説明すりゃ良いんだか。
大体今アイツが言ったような感じ!いやー、逃げられて良かったわホント。
(大体の要約はして貰えたので、それに乗っかる様に頷いた。
と、今度は少年の懸念に苦笑して首を振る。)
残念だけど、思ってるよーなのじゃねーんだよなぁ。
ちょっと焔誼が調子悪かったところに通りかかってさ、色々手を貸したお礼にって事で、弁当作って貰ってんだ。
■焔誼玖杜 > 「幽霊ですか?
ほんとに何でもいるんですね。
……お二人とも、無事でよかったです」
【話を聞けば、少し緊張した様子を見せるが、すぐに安堵したように息を吐く。
二人と言う前に、ちら、と東雲さんを見たが】
「そうなんです、動けなくなってたところを助けてもらって……。
どうしてもお礼がしたかったので、時々作らせてもらってるんです」
【毎日走ってるなら、少し気合を入れないと。
なんて付け加えるように言った】
■頸城 陸 > 「……あ、そうなんだ」
二人の言葉に、小さく頷いて言葉を返す。
そう言えば、学校で見た時も少年は誰かを守っていた気がする。
……困ってる人を、放っておけないタイプなんだろうな、と納得した。
「そうそう。僕も幽霊なんて初めて見たよ……。深夜に学校に行くときは気をつけた方がいいね」
ため息を吐いて、少女に言う。
まぁ、そんな機会は無いだろうけど、と付け足して。
■東雲七生 > 俺はほとんど何もしてないし、むしろ頑張ってたのは向こうだしさ。
いや、でも、あれは怖かったなー……寿命縮むかと思った。
(出来ればあんな目にはあまり遭いたくねーな、と笑う。
別に何か面白いわけではなく、単に少女に余計な心配をさせまいと思っての事だった。)
まあ、俺は礼なんて良いって言ったんだけどさ。
焔誼はそれじゃ気が済まないらしいんで、まあ弁当作って貰うって事で手を打ったわけ。
(気が付いたらだいぶ食ってるよなあ、と思い返しつつ。
まあ美味いし、食費も浮くから良いんだけどと。)
■焔誼玖杜 > 「そうですね……たまに星を見に行ってたんですけど、気をつけることにします」
【出入りした覚えがあるので、首を縮めて苦笑を浮かべる】
「……あまり、危険なことに巻き込まれないようにしてくださいね?
し……怪我しちゃったら、大変ですから」
【その笑顔の効果はどうやらあまり無かったらしい。
わずかに眉を下げて、心配そうな顔を向けた】
■頸城 陸 > 「……なるほどね」
二人の様子を見るに、どうやら本当にカップルでは無いらしい。
考えすぎだったかな、と心の中で呟いて。
まぁ、二人が本当にカップルだったら何かしたのか、というわけではないのだが。
まぁでも、少しは精神的に楽だよね。なんとなく。
「……だってさ、無理できないね」
と、少年に向かって苦笑交じりに言葉を放った。
「まぁでも、物理攻撃は効くみたいだから最悪殴って逃げたらなんとかなると思うよ」
などと、無責任な事を言ってみる。
■東雲七生 > だいじょーぶだいじょーぶ、逃げ足には自信あるからさー。
焔誼も、何かあった時はちゃんと周りに頼れよ?
別に俺じゃなくて良い、俺じゃなくて良いけど、ちゃんとな。
(一応念を押しておく。
あまり自慢できるような事でもないが、大して自分は何も出来ないだろうという自信があった。
少し心配をかけてしまったようだけど、これでお互い様という事に出来るだろう。)
ああ、まあ元々無理する気はねーけどさ。
それでも用心するに越した事はないかー……うん、物理の効果あったよなあの幽霊。
■焔誼玖杜 > 「……うん。
いっつも、いろんな人に助けてもらってます、から」
【いざ自分が心配されると、どことなく照れるもので。
少し俯きながら、そう答えた】
「……普通幽霊って、物理が効かない!
って感じだと思ってましたけど」
【と、不思議そうに首をかしげる】
■頸城 陸 > 「……うん。僕も実物殴るまでそう思ってたよ。でも、実際殴れちゃったからね。……びっくりしたよ」
言って、小さく笑う。
あれ、もし殴っても効かないタイプの幽霊だったらそのまま死んでたかもなぁ、などと考えながら。
……随分危ない橋だった気がする。
思わず、身震いを一つ。
■東雲七生 > だよなー、俺も物理効くのか不安だったから様子見というか隠れてたんだけど。
なんか、あいつ殴ってたしさ。あ、物理有効なんだーって思ったの覚えてるわ。
(うんうん、と繰り返し頷きながら当時を思い出す。
横目でちらっと頸城を見て、え、一か八かだったのかよ、と呆れ顔になりつつも。)
まあでも、瞬間移動みたいな事もしてたし、
また同じ手が通じるとも限らねえな。ま、何にせよまた遭遇しない様に気を付けねえとな。
■焔誼玖杜 > 「私も解決するまでは近寄らないようにしないと……」
【と、そこで神社のほうを見て】
「……お守りとか持ってたら、効果ないでしょうか」
【なんて思い付きを呟いてみた】
■頸城 陸 > 「……だってほら、普通に逃げて追いつかれたら困るし。後ろからだと何が起こっても気づくの遅れちゃうから……だからもう、一か八か正面突破の方がいいかな、って」
呆れ顔を浮かべる少年に、頭を掻きながら言う。
自分だって一応考えているんだぞ。ギャンブルだけど。
「あれは気をつけたほうがいいね。危うく溺れるところだったし」
少年の言葉に廊下で激流に流された事を思い出し、ため息を吐く。
「あー……なんだっけ。和菓子あげたら見逃してくれるんだっけ……?」
うろ覚えの記憶で、言葉を出す。
もっとも、最後の様子を見るに自分と少年は流石に許されないだろうが。
などと考えた後。
「……効くのかな。お守り。効くとしたら、どれが効くのかな……?」
少女の言葉に、首を傾げて考えこんだ。
■東雲七生 > おまもり?
……あー、ここ神社だしな。確かにそういうのも売ってるか。
けど幽霊におまもりかぁ……効果あるんかな?
(半信半疑で首を傾げる。
いまいち信仰だなんだというのは信用していないのだ。)
飛び道具とか、無かったんか!?
あんな風に変身が出来て、飛び道具とか!!……んまあ良いけどさ。お陰で無傷だし。
……ああ、和菓子な。確かにそんなこと言ってたけな。
(何か持ってけば良いんだろうか、と思いつつ。
それほど自分の知っている和菓子の種類が多くない事に気付いたのだった。)
■焔誼玖杜 > 「和菓子……和菓子ならやっぱりお饅頭……いえ、練り切りとか……?」
【思いつく和菓子と言えば、緑茶に合うそんな和菓子。
水饅頭とか、羊羹とかetc】
「お守りがだめでも、破魔矢とかは効果ありそうですよね。
物理が効果あるなら、こうかはばつぐん……なんて」
【二倍ダメージ。きゅうしょに当たればさらに倍。
冗談めかして、言って見るが……案外効きそうだな、とも思ってみる】
■頸城 陸 > 「無いよ。あったら便利なんだけどね……。あと、必殺技とかも無いし」
小さく息を吐いて、続ける。
「だからあれ意外に不便なんだよね……。本当に殴る蹴るしかできないから」
言い終えて、もう一度息を吐く。
いっそ投げナイフとか持ち歩こうかな、などと考えつつ。
「……ねりきり……って、何?」
少女の口から出てきた未知の単語に疑問の言葉を上げる。
後、自分は和菓子といえばお団子派、だったりする。
「……破魔矢、あー、効きそうだね。でも僕弓射てないから関係無いかなぁ」
直接突き刺して効果があるなら別だが。
■東雲七生 > 饅頭とか大福で良いならまあ、安上がりで済むけどな。
羊羹もそれほど高いわけじゃねえし、案外どうにでもなるのか……?
破魔矢……ああ、確かに効果はありそうだよな。
……でも、幽霊の急所ってどこだ?ええと、女の、幽霊だったから……。
(女子の急所ってどこだろう、と首を傾げる。
男子と同じなのだろうか。それとも別にどこかあるのだろうか。)
そっか、無いのか……。
でもまあ、格好良かったぜ!あの、変身すんの!
俺もあんな異能だったらよかったんだけどなー……。
■焔誼玖杜 > 「ねりきりは……あれです、花の形の和菓子とかありますよね?
ああいうのを、練り切りって言うんです」
【そんな風に説明してみる。
地元ではおいしい和菓子屋があったので、色々と食べていたのだ】
「……急所に男女の変わりはそうないと思いますけど。
人体急所といえば、正中……体の中心に多いですね」
【東雲さんにじとっとした視線を向けつつ、以前読んだ『東洋医学』の本を思い出し】
「そういえば、東雲さんの異能はどんなものなんですか?」
【東雲さんの口から異能と漏れれば、興味を示す】
■頸城 陸 > 「心臓とか首とかなら男女関係なく急所だと思うんだけど……」
……女性特有の急所とか、よく解らない。
「へー、そうなんだ」
あのよく店頭に飾ってるやつか。少し賢くなった気がする。
カッコイイ、と言われて悪い気はしない。
自分の異能の事はあまり好きでは無いが、少しうれしくなった。
「……あ、僕も気になるかも。えーと、東雲くん?の異能」
少女の言葉に、自分も便乗してみる。
■東雲七生 > だよな、男も女も変わんねえよなー。
俺男だし、自分の急所はそこそこ把握してるつもりだけど……
ていうか、焔誼?なんでそんな冷やかに俺を見るんだ……?
(何か悪いこと言ったか俺、と冷や汗が頬を伝う。
本人は別段、変な事を言ったつもりは無かったのだが。)
あー、俺の異能は……今ここじゃ見せらんないし、
んまあ大したものでも無いから、またの機会に、な。
(苦笑しつつ軽く頭を掻く。
口頭での説明は面倒だし、かと言って実際に見せるのも気が引けた。)
■焔誼玖杜 > 「よかったら、今度食べて見ませんか?
興味があるならですけど、美味しいお店知ってますし……」
【と、頸城さんに提案して見る】
「……いえ、なんでもないです」
【つい深読みしてしまった。
と、恥ずかしくなり、ほんのりと頬が赤くなるだろう】
「そうですか……じゃあ、はい。またの機会に」
【残念に思う気持ちはあるが、追求するのもよくないだろう。
同級生だし、いずれ実習で一緒になるかもしれない。
そういう機会を待てばいいだけなのだから】