2015/07/08 のログ
ご案内:「常世神社」に自販機さんが現れました。
■自販機 > (曰く、鬼と女とは人に見えぬぞよき――と。
神社に自販機があった。何故か角っぽいパーツを上面にくっつけている。巫女服チックな白と赤の塗装をまとって境内の隅っこで待っている)
■自販機 > (カラスが鳴いている。羽根がはらりと落ちたとき、既に影は無かった。)
ご案内:「常世神社」から自販機さんが去りました。
ご案内:「常世神社」に霜月 零さんが現れました。
■霜月 零 > 「…………」
腕組みして人を待つ。今回の待ち人は恋人の氷架ではないのだが……それ以上に、処理すべき案件があるのだ。
ご案内:「常世神社」に雪城 涼子さんが現れました。
■雪城 涼子 > 「っと、いたいた。お待たせー」
娘の恋人の呼び出される母、というのもなんだか不思議な状況である。
ただ、相手の真面目な声からすれば何か特殊な事情なんだろうな、とは思ったので特に問いたださずに待ち合わせ場所まで来た。
それにしてもなんだろう……娘さんをください、とか……ううん、違うわよね。
■霜月 零 > 「呼び出してすんません」
ぺこ、と頭を下げる。今回呼び出したのは氷架の事ではない。いや、関係はあるのだが……最初に確認したいことがある。
「で、いきなりで悪いんですが……ヒュクルールクルケイアって名前、聞き覚えありますか?」
真剣な目で問い掛ける。本来だったら零が知る筈のなかった名前だ。