2015/08/27 のログ
ご案内:「常世神社」に平岡ユキヱさんが現れました。
平岡ユキヱ > 「…シッ!!」
まだまだ日の高い夕暮れ時、ひぐらしの鳴く音が響く鎮守の森の広場にて、
木刀を手に素振りを続ける金髪…というか毛先が仄かに青白く輝く少女。

派手な髪形、で済ますものもいるだろうが、
魔術や異能に機微のあるものが見ればすぐにわかるだろう。
あれは命は燃やしている不穏な光だ、と。

「98…99…ひゃーくっ!」
ぴんと背を伸ばし、適度に脱力して正眼に構える。しずかに呼吸を整え、クールダウン。

ご案内:「常世神社」に唐沢響さんが現れました。
唐沢響 > 「ふう…」


夏の暑さもようやく落ち着いて活動しやすくなった気候
とはいえまだ8月で残暑も油断できない


涼しげな格好をした女性、響は少女を見つける
派手な格好とは裏腹に研ぎ澄まされた太刀筋。只者ではないと見る


しかし熱心に素振りをしていて、休憩している相手を涼しげな格好涼しげな視線で本人にはそのつもりはないがまるで相手をあざ笑うかのようで

平岡ユキヱ > 「…?」
ふと、視線を感じ唐沢の方を振り返る。
すらりと柳のような佇まい、とでも形容するべきか。

とらえどころのない第一印象を抱いたが、軽く頭を垂れて。

「あー、えーっと…すいませぇん。うるさかったですか?」
アハハ、と少しバツが悪そうに頭をかきながらそう口を開いた。
掛け声がうるさいと、注意をしに来たのかなと考えたのだ。

ご案内:「常世神社」に嶋野陽子さんが現れました。
嶋野陽子 > 風紀委員会からお呼びがかからない
ので、迦具楽さんの様子でも見に行くかと常世神社に
行くと、もっと意外な人物が二人も境内にいた。先日
の収容施設襲撃事件で重傷を負った平岡さんと、ここ
2週間ほど姿を見なかった唐沢さんだ。
鳥居をくぐって境内に入る制服姿の巨体は、二人から
すぐに識別されるであろう。

唐沢響 > 「別に。鍛錬をして文句など言わんよ私は」



派手な格好とは裏腹にあの太刀筋とこの発言
人は見かけによらないものだ…と言える様な人物である


鍛錬の声がうるさいなどは感じず、むしろ気合が入っていて心地よいもので


「ところで、あの太刀筋からみるに相当の使い手と見る」


この少女の技は自分より上だと見える
先ほどの素振りだけでもその相手の技量の高さが分かり

平岡ユキヱ > 「おー嶋野か! 相変わらずデカいな、わはは!」
こっち来なよー、と元気に手を振るユキヱさん。大体いつものペースである。


「未だ極めつくさぬ身の上なれど」
使い手か、と柳のような相手に問われれば、未熟ななり。即答した。

「一年、風紀…は謹慎中だけど、平岡ユキヱです。よろしくどうぞ!
 …あなたは?」
そう、唐沢に問うた。

唐沢響 > 「ふむ、君は…久しいな」


陽子とは数週間ぶりの再開である
その相変わらずというべきかその巨体ですぐに彼女と分かる。
ユキエに続いて挨拶をし


「私からしたらたいしたものだよ。私は唐沢響、一応2年だ」

簡単に挨拶する。
その特性上様々な武器を扱うがどれも100%までは使いこなすに至らない響にしてみれば究極の技に見える

嶋野陽子 > 元気そうに声をかけてきた
平岡先輩には、側に寄ってから、
「お怪我はもう大丈夫なんですか?何だか髪が青く
光ってますよ」と声をかける陽子。

続いて、唐沢先輩の方に向き直り、
「いつぞやの時計塔以来ですね」と一礼する。

平岡ユキヱ > 「これか…。いや、伊達や酔狂で光らせてるわけじゃないんだけど…」
発光が止められないんだよねー。と、嶋野に対して困ったように腕を組んで唸り、少しコホコホと咳き込んだ。
失敬、と喉を鳴らしながら。
「白い仮面の奴はまだ健在だ。どこぞに潜んでいるかはわからんが…。
 探し出して、ふんじばってやらないとねぇー!」


「どうもどうも。…唐沢センパイも、剣をやるんですか?」
こちらの動きがわかるということは、そういうことだ。
興味深そうに、微かにだが剣呑にニヤリと笑う。同類だとするならば、腕試しが礼儀なり。

唐沢響 > 「しばらくぶりだが、怪我?あぁ、白い仮面…奴の仕業か…」

陽子の挨拶に答える
ユキエと陽子との会話に白い仮面の男という単語が出てきて反応する
それは誰もが見ても知ってるような態度であからさまに嫌悪感を顔に出して



「…私の得物はこれだ」

ユキエはどうやら自分の太刀筋もしくは手合わせをしたいのではないかと推測する

異能<万物得手>を使い武器を取り出す

そして取り出したのは極限とはいえないが自分が持ちうる中でも最も極限、究極に近いものである

それは身の丈ほどある大剣<朔姫>であった

嶋野陽子 > 発光が止められないという平岡さん
には、「あまり無理し過ぎないで下さいね。何か有っ
たら女子寮の19号室に来れば手当て位出来ますから」
と告げる陽子。

白い仮面については、陽子にも考えがある。明日の
演習が上手く行けば良いが……

唐沢さんが傭兵上がりで、そこそこ使える人だと言
うのは先日会った時に聞いているが、それを陽子が
口にするのは野暮だろう。

平岡さん、まさか手合わせ所望ですか?これはサヤ
さんとアスティアさんの手合わせに続いて…と微か
に期待する陽子。

平岡ユキヱ > 「…万が一の時はお願いね」
嶋野に対し、そうスカッと明るい顔で、短く、しっかりと告げる。
それはこれからというよりは、もっと先の、本当に深刻な何かまでを頼む、と言っているような。


「なるほど…あいつを知っているなら、話が早い」
唐沢の反応に、片目を閉じて笑った。

「デカイな…そして、不思議を使うってわけですか…」
ユキヱの能力、『幻想変換炉』が起きた現象に反応し、稼働を再開する。
蝋燭のような勢いから、バーナーの火のような激しさに、青白い光が瞬き出す。

「唐沢センパイ…どうすか? よければいっちょ手合せ…」
朔姫に対し、木刀を向ける。銘はない。

唐沢響 > 「まさか陽子もここまで物騒な性格とは…」



巨体ながらもその穏やかな性格からは想像できないほどの発言で
戦いを煽る。とはいえ模擬戦でこちらも致命傷を負わせるつもりもないのだが意外な一面を見れた気がして


「ダメだ…といっても無理矢理かかってきそうなのだがね…。まぁ、いいさ。いくぞ!!」


ユキエの能力、その青白い炎はどうやら自分の特殊能力から読み取るに肉体強化のようであると分析できる
自分にしてみれば究極の剣を持っている上に肉体強化などかなり分が悪い


行くぞといった瞬間に先に此方から仕掛ける。
肉体強化などは施していないがその身体能力は数々の戦いを潜り抜けてきた賜物でかなりにスピードで間合いを詰め、大剣ながらも鋭く早く重い一撃を相手に振り下ろし