2016/01/29 のログ
ご案内:「常世神社」に佐伯貴子さんが現れました。
■佐伯貴子 > (初詣、である。
以前からこの神社にはよく散歩にきていたのだが、
年始から何故か雑事に追われ、正月休みはもらったものの、
神社に向かう気力がわかなかった。
2月にもなろうという今この時期に、よりにもよって初詣である)
流石にこの時期になると人がいないな。
まあいいか。
(ゆっくりと境内を歩いて行く。
何にせかされるわけでもなく、冬の空気を楽しむようでもある)
■佐伯貴子 > (大きな事件こそないものの、
細々とした事件は尽きないのがこの島であるので、
風紀委員の事務仕事の多くを引き受けている自分にとっては、
年末年始もなしに仕事漬けであった。
精々カフェで甘味を楽しむのが気分転換であった。
そうして、こうやって神社を歩いていると、
厳粛な空気に心が洗われるような気分になるのであった)
■佐伯貴子 > (財布をゴソゴソと探しながら足を止め、
五円玉を取り出すと、賽銭箱に放り投げる。
聞き慣れた音がすると、鈴を鳴らし、
静かに手を合わせる。
正式な作法ではないが、気持ちが大事だと思っているので、
細かな作法は省いた)
…無事に3年生に進級できますように。
(目をつぶって小声でそういった。
目下最大の問題は進級であった。
とはいえ単位は足りているので、
よほどのことがない限り、多くの同級生とともに、
進級することは可能なのだが)
ご案内:「常世神社」に四十万 静歌さんが現れました。
■四十万 静歌 > てくてくと、神社の方へと足を延ばし、
境内を歩いて賽銭箱の方へと歩を進めると、
先客が一人。
おや、と思ってよく目を凝らしてみると、
見知った人のようだ。
なので――
「――何をお願いしていたんですか?」
なんて、ちょっと離れた位置より、
背後から声をかけるだろう。
■佐伯貴子 > その声は四十万か…
(ゆっくりと目を開け、手を下ろすと、
声の方へ向き直った)
ちょっと遅くなったが初詣だ。
ちなみに、無事進級できますように、とお願いしたところだ。
(願い事は他人に言わないほうが叶うのだとも聞く。
しかしそれは願い事の種類によりけりであり、
相手があるいは協力者足りえるのであれば、
言ってしまったほうが叶いやすいというものだ。
なにせ、この相手には勉強を教えてもらったことがあるのだから)
■四十万 静歌 > 「ふふ。それは大切ですけど――
貴子さんならきっと無事に進級出来ますよ。
むしろ私の方が心配なんですけどね。」
なんて苦笑を浮かべるも、
すぐに、
「それでは、新年あけましておめでとうございます――
ともいった方がいいでしょうか。」
なんていたずらめいた笑みを浮かべ一礼する。
「――この時期に、なんて、
やっぱり新年早々から忙しかったんですね。」
■佐伯貴子 > ああ、自分でもそう思っている。
だからって、恋愛成就とか、世界平和とかを願うのもなんだかな…
四十万こそ何に進級する筆頭格じゃないのか?
(その生き様のように目立たずひっそりと進級し、
目立たずひっそりと卒業していきそうな相手にそう言って)
ああ、あけましておめでとうございます。
(今月は相手に会っていない。
かなり遅いが大きく間違ってはいないだろう。
ちなみにメールではめぼしい相手には挨拶済みである)
忙しいというか、気が向かなくてな。
信心深い方でもないし、たまたまタイミングが遅れたというだけさ。
(肩をすくめてみせる)
■四十万 静歌 > 「基本的に、自分が何をなしたいか、
神様に誓って、
頑張って、それでも足りない分をかなえてもらうものですしね。」
なんて笑って、筆頭格というと、
少し赤くなって頬をかいて――
「大丈夫だとは思うんですけど、
筆頭格は言いすぎですよ。
確かに問題ない成績かもしれませんけれど、
異能がない分の加点その他がないですから――」
そこにウェイトが来るとやっぱりきついんですよね。
とから笑いである。
そして――
「確かに、そんなものかもしれませんね。」
と、信心深くないし、タイミングが遅れたというと、
妙に納得した顔になるも、
「でも、おしい事しましたね?」
と首をかしげるだろう。
■佐伯貴子 > そうなのか…
『苦しい時の神頼み』ともいうし、そうなのかもな…
(腕組みをして少し考えこむ。
日本の神道に関する講義は選択していない)
なるほど、それは厳しいな。
あの学校は実習の点数配分が大きいからな…
(相手の異能は表向き秘密である。
自分も本気を出したことなどないが、
それでも見せるカードが有るだけ有利なのかもしれない)
おしいこと?
何かイベントでもやっていたのか?
(食いつくように相手に近づく)
■四十万 静歌 > 「ふふ、まぁ、
私もまた聞きなので正確なのかはわかりませんけど、
少なくともそう思うようにしてますよ。
――そっちの方が素敵ですし。
ほら、頑張ってる感じがしません?」
なんてちょっと上目遣いになりながら、
かわいらしく首を傾げた。
「まぁ……なので割とぎりぎりですね。
成績が多分後数点下がっただけで、
落第になりそうで怖くて怖くて――」
どうしましょう?
なんて頭をかいた。
「まぁ、イベントというか、ですね。
毎度のごとく出店が出ていて、
おいしいものもいっぱいありましたので、
逃して残念でしたね?
みたいな感じでしょうか。」
出店でないと食べれない甘味とかあるんですよね。
なんて。つぶやきつつ
■佐伯貴子 > そうだな。
頑張らないで神様になんとかしようとしてもらうのは、
願い事というより宝くじに似ているな…
(相変わらずかわいいなこいつ!などと思いながら、微笑む)
どうしましょうも何も…
今から狙える講義を積極的に受けるしかないだろうな…
(その言葉通りなら、相手を過大評価していたかもしれない。
しかし、出席どころかレポートでも単位が取れる学園である。
小学生ほどの年齢の生徒も少なくない。
進級するだけならどうにでもなるだろう。
手段を問わなければ)
出店、出店ねえ…
お汁粉とかあったんだろうな…
(頷きながら思いを馳せ)
四十万はどうしてここへ?
(質問してみる)
■四十万 静歌 > 「宝くじなんて引いてもあたりませんからね。
異能の力でもない限り。
あっても対策されてるでしょうし。
まぁ、本物の神様に願えば、
願い事の大半はかなうでしょうけど……
努力して得たものの方がやっぱり、尊く感じますね。」
うん、と一つうなずいて、去年の事を思い返す。
もしかなえてもらうとしても、
即物的で自分の手の届くものの方がいい。
「まぁ、とりあえず、今を維持すれば、
卒業はできますから、
心配はいりませんよ。
ええ。
――私の場合卒はなくても、
突出したものといえば手品くらいしかなくて。」
単位については、ちょっと遠い目になった。
ともかく、気を取り直し――
「ええ。お汁粉甘くておいしかったですよ。
まぁ、残念賞をおすそわけしましょうか?」
なんていって、ハンカチを取り出し、
ふぁさっと翻すと、
四十万の手の中に缶ジュース形式のお汁粉が現れそれを差し出すだろう。
「ちなみに私が来たのはですね。」
そして、そのまま賽銭箱の前までいき――
作法通りの所作をする。
なお、賽銭は5円。
願い事をして――
「私もお参りです」
くるりと貴子さんへとむきなおり
なんて笑うだろう。
■佐伯貴子 > 無に等しい確率に賭けるか、意思疎通のできるかどうかもわからない存在に賭けるか。
どちらにしろ、自分のためにはならないだろうな。
少なくとも成長はしないだろう。
(この神社にも神はいる。
その謎の力に頼るのか、自分の意志を確かめるのか。
同じお参りでも大きく違う)
さっきみたいなこと言われると心配になるからやめてくれないか…
そうだな、最悪卒業できなくても四十万はマジシャンで食っていけるからな。
(心配そうな顔をした後、
冗談なのかよくわからない口調で言った)
お汁粉ー…
おっ!この寒い中それはありがたい…
(残念そうに呟き、途端に元気になる。
現金なものである)
お参りか…
(缶ジュースのお汁粉を開けながら、
特に内容を聞くということはしない)
■四十万 静歌 > 「まだまだ、私も貴子さんも、
今の自分で満足してはいけないから――
今の距離感は丁度いいのかも知れまんね?」
なんて首をかしげながらにっこり笑って。
「ふふ、ごめんなさい。」
とやめてくれないかといわれたら、
頭を下げて――
「まぁ、いうほど優秀な生徒ではない、
というのを伝えたかったんですよ。
そ、卒業できないのはやっぱ嫌かなぁ。。。。
学生の本分ですし?」
マジシャンとやっていくにせよ、
ここにとどまるにせよ――
卒業した。
その事実くらいは必要だろう。
「喜んでもらえてよかった。
ええ、お参りです。
ちょっと占いの方で臨時収入があったのと、
うれしい事があったので、
神様に幸せのおすそ分けですよ?」
なんてほんとかウソかわからない冗談めいた様子で、
ウィンクしながらいってみたり。
■佐伯貴子 > そうだな…っていうか、
学生の身分で自分に満足していたら、
社会に出ていけなくなりそうだな。
(苦笑する)
謝られる程ではない。
優秀ではない、というのはこの学校だからだろう。
実質異能魔術無しで卒業するのは優秀だと思うぞ。
(そういう生徒もいないではない。
手段を選んで通常の課程をパスするとなれば、
それは優秀な方だと思っている)
ふぅん、それはよかった。おめでとう。
神様へのおすそ分け…そういうのもあるのか…
(つくづく自分は器の小さい人間だなと思う。
同時に、こういう友人を持てて幸せだとも思うのである)
■四十万 静歌 > 「私も貴子さんもまだまだこれから。
もっと上を目指せるわけですから、
感謝しないといけませんね。」
なんて、笑って――
「確かに、私と同じように異能使えない人は
優秀な人多いですよね。。。
私はいたって平凡にごく普通の成績ですから、
ああいう人と比べられると恥ずかしいですけど。。。」
丁度中間。
可もなく不可もなく、
というのは非常に珍しい部類かもしれない。
「――貴子さんも願いがかなったらね
願いがかないましたって、
報告にくると神様喜ぶかもしれませんよ?」
そういいながら顔を近づけて上目遣いにどうでしょうと、
見つめるだろう。
■佐伯貴子 > 上、と言うと実感はわかないが、
成長できる余地は十分あるから、
その点は感謝かな。
(そう微笑んで)
多いというわけで全員というわけではない。
自分なりに頑張って、無事卒業できればそれでいいじゃないか?
(中には1年たたずに卒業する人間もいる。
比べればきりがない)
ああ、それなら…多分する。
去年も同じ願い事をして、進級したら報告に来た。
(そう言って、首だけで振り返った。
この神社にはしょっちゅう通っていたので、
そういうことも自然としていたのだ)
■四十万 静歌 > 「ええ。まぁ、上というとあれですけど。
今の自分は前の自分より成長している実感、
でしょうか?」
と、首を傾げ――
そっと貴子さんの手を両手で包むようにとろうとしつつ――
「まぁ、お互い精一杯卒業できるよう頑張って、
一緒に卒業しましょうね!」
なんて、頬を染めて満面の笑顔でいうだろう。
そして、
「ふふ。貴子さんも信心深くないといって、
やる事はやってたんですね。
さすがは貴子さんです。」
と尊敬のまなざしで見るのである。
■佐伯貴子 > そんなところだな。
私は死ぬ直前まで成長していきたいと思っているけどな。
(手を両手で包み込まれれば、
相手のぬくもりと冷たさが伝わってくる。
一人で寒ければ二人で温め合えば良いのだ)
かわいい四十万と一緒に卒業できるよう、
かわいい四十万と一緒に頑張るぞー!
(大事なことなので二回言い、拳を突き上げた)
信心深さと神に対する礼儀は違うんじゃないかな。
その辺の違いは私にもわからないけれども。
私はそろそろ寮に戻るが、どうする?
(一緒に帰るなら、手は繋がれたままだろう――)
■四十万 静歌 > 「少なくともお互い、
去年より成長したとは思いますよ?」
違います?なんて笑いかけて――
次の台詞に湯気が出そうになるほど真っ赤になって――
「か、カワイクナイデスヨー」
と抗議の声をあげるのである。
効果があったためしはない。
「も、もう。
まぁ、信心深くても礼儀出来ない人もいますし、
礼儀ができる分他人を、神を敬ってると思いますよ。」
そして、顔をあからめちょっと横を向きながら、
ぎゅっと手を握り締め――
「――私も帰りますから、一緒にかえりましょう?」
なんて恥ずかしそうにいうだろう。
ご案内:「常世神社」から佐伯貴子さんが去りました。
ご案内:「常世神社」から四十万 静歌さんが去りました。