2018/03/24 のログ
ご案内:「常世神社」に岡崎燐太郎さんが現れました。
岡崎燐太郎 > 昼間の常世神社。春を間近に茂りはじめた木々の木漏れ日が降り注ぐ境内の片隅。
時々参拝などで訪れる者がいる中、少年は箒を手に境内の清掃に勤しんでいた。
境内のさらに隅を見れば葉や枝で小さな山が築かれているのがわかる。

「んんっ……うん、大分綺麗になったな」

最後に一度掃いて山を整え、その場でぐっと伸びをする。それで体が解れたのか頬を一筋の汗が伝う。
カッターシャツを羽織っただけの軽装でも、今日のような春日和に体を動かしていれば汗は流れるようだ。

「……少し休むか」

休憩でも挟もうかと思ったその時、社殿の方から丁度休憩を告げる声が届く。
ということは時刻も十二時を回る頃なのだろう。

地面を掃いていた箒を担いで社殿に向かい、境内を見渡せる適当な場所に腰を下ろした。